ヨセの本
GO!さんの今日のブログの新刊棋書情報で、「ひと目のヨセ」が取り上げられていましたが、奇遇ですねえ(でもないか)、私もこの本のことを書こうかと思っていたのでした。丸の内オアゾの丸善丸の内本店に行ったら、「ひと目のヨセ」が大量に並んでいました。内容についてはGO!さんが詳しく書いておられるのでそちらを見ていただくとして。ぱらぱらと見た印象ですが、初めてヨセの勉強をしようという初級の方には良いのでは。中身は良いと思いますよ。見やすいし。よくあるこの手何目、といったヨセに関する説明はありません。こむずかしい知識から入るより、実際に問題にあたった方が良いということでしょうね。初級の方も力まず取り組めるでしょう。で、私が買うかというと、1,050円とはいえ躊躇しました。当然身につけているべき内容(実は間違えた問題もありましたが)だというのがひとつ。好みの問題ですが、極力余計なものはそぎ落とした感じが何だか落ち着かない。前書きなり、序章なり、があった方が私は良いのに、と思いました。既に他にヨセの本を持っている人は、購入する必要があるかどうか。「新ポケットヨセ200」丸善丸の内本店の書棚で、「ひと目のヨセ」の横に並んでいたのがこの本。これまたユニークな本だと思いました。「ヨセにおける戦闘力、テクニックを鍛える問題集」とのことです。「この手、何目?」という計算問題はありません。ヨセの部分の手筋の問題が集められています。今の私にとっては、「ひと目のヨセ」よりこちらの方が良さそうだと思いました。945円というのも嬉しい。そうそう、最近でた本で「李昌鎬のヨセ」というのもありますね。こちらもヨセの手筋の問題集のようですが、、、上下2冊、1,890円×2で3,780円というのは、ちょっと高すぎやしませんか。プロ棋士を自宅に呼んで稽古をつけてもらえるような方ならともかく、私には手が出ない。ということで、私は、スルー。