『私たちは繁殖している』14巻
古本屋で14巻を見つけて買って帰ったら、うちに12巻までしか無かった件。前にもあったなこんなこと。でも新刊発売日調べてってまでじゃないんだよなぁ。二番目ちゃんが高卒後の進路にいろいろ悩む話がメインです。女子美大合格したらしい。すごいな。子供とほとんどモメ無い、叱らない親の春菊がこと進学に関しては「大学大学」言い過ぎて娘と険悪になります。春菊の唯一のコンプレックスなんだろうな、学歴。勉強は出来たようだから“行ける学力はあるのにもろもろの事情で行けなかった”ってのが心残りなんでしょうね。申し込めば誰でも受講出来る慶応義塾大学の通信講座を受けて「最終学歴慶応義塾」と自称していたのは忘れられない。無駄に高学歴でニートでいるくらいなら手に職系の専門学校の方がはるかに良いと学者くずれは思ってしまいますがまぁこればっかりはね。彼氏に不満を募らせて何度か別れ話を持ち出しますが、子供たちの相手もしてくれる良い彼氏じゃないか。自分が女として扱われる事が至上にあるんですね。なんかもうホラーだわ。怖いわ。私たちは繁殖している(14) [ 内田春菊 ]価格:1,080円(税込、送料込)