須我神社奥宮(夫婦岩)
須我神社・本宮から約2km。八雲山の中腹にある須我神社・奥宮は、大小3つの巨石が並ぶ磐坐です。2008年の初参拝のときは、ここの存在を知りませんでした。須我神社に参拝後、参拝記録のブログを書く際に神社のことをいろいろ調べていて知ったというわけです。「順序が逆やろ」とよく言われます。しかし私の場合よくあること・・・と言うか今でも変わらない「悪癖」なのです。そして2016年の出雲の旅では、時間の関係で参拝を断念。13年ぶりに、念願かなっての参拝となりました。。。。写真で見たイメージでは、子供の背丈ほどかと思っていた夫婦岩。。しかし実際は想像の数倍はある巨大な磐坐でした。この3つの磐は須我神社・本宮の御祭神と同様にそれぞれ須佐之男命、稲田比売命、清之湯山主三名狭漏彦八島野命として祀られています。本宮からは車で5分ほど。狭い山道を上りますが、それほど神経を使う道ではありません。。。。奥宮を紹介している写真やサイトを見て、勝手に想像していたことがもう一つあります。奥宮の磐坐のすぐ前まで車で行けると、勝手に思い込んでいました。しかし実際は奥宮の駐車場から磐坐までは、400mという表示が。そしてその入り口にある「杖」を見て、嫌な予感がしました。奥宮へは400mほどの山道を登らなければいけません。覚悟を決めて登ったわけですが、これはリサーチ不足が「吉」と出た結果です。駐車場から400mもあることと、この先の山道を事前に知っていたら今回も何らかの理由をつけて須我神社を目的地から外していたかも知れません。。。。中間地点にある禊場。ここには「神泉坂根水」というお清めの湧き水があります。「中間地点」との表示がありましたが、実際はこの先の方が長く険しい道だと思いました。この辺りですれ違ったご夫婦も「この先の方が長くてキツイ」と、おっしゃっていましたし。しかしさすがの私でも、ここまで来て引き返すわけにはいきません。。「神泉坂根水」は不老長寿の御利益があるのだとか。このお水をいただけば、山道なんぞ何のそのなのです。。。。険しい山道と言うよりは、神聖で心が清められるような参道だと感じました。最近ひしひしと体力の衰えを感じていますが、1歩ずつ足を前に出していれば「いつかは必ずたどり着く」と自分に言い聞かせ上を見ないようにして登りました。。。。本宮の授与所で祈念札をいただき、奥宮に収めるというのがここの参拝方法のようです。相も変わらずリサーチ不足のわたくしは、「手ぶら」で奥宮に参拝してしまいました。反省しています。。。。。。