若者のワーキングプアを救え
若者のワーキングプァを救え!私の故郷である熊本でNHKのワーキングプァのキャスターを招いてワーキングプアを放置できない、救うんだとシンポジュウムが開かれた。弁護士、大学教授らで実行委員会が作られ開催した。討論はNHKのキャスターが番組作製をどういう立場で製作したのか,その気持ちが問題提起された。「貧困の生の実態を突きつけたかった」と番組の意図を紹介。大企業と政府は国際競争力を作るために若者をハゲタカのように長時間労働と無権利状態で1時間400~500円の低賃金で働かせ、生活保護以下の貧困者を生み出しているが、資本のためにこういう残酷な雇用形態を存在させたままでいいのか、規制緩和で地方の経済の落ち込みは大きい、大企業の理論を熊本の中小企業がまねては地獄に転落する。労働者を物と考えず、人間、人材と考えるべきだ。貧困の打開方向として連合熊本ユニオンは、非正規労働者の組織と政策を強化したいーなどと語った。又、フリーター歴をキャリヤと評価して県内の全企業が採用するとした。手を差し伸べ大企業に出来ない人間としての雇用を進め打開しようと誓い合った。こうした交流は全国で行われている。大阪でも85人が集まり、非正規労働者の参加が目立ったり、大企業と交渉し非正規労働者が正規に採用させる取り組みが盛り上がっている。若者を物として扱い、金のために血を吸い、肉を噛み、むしゃぶりつく大企業は、資本主義の最低のルールさえ守っておらず、その冷酷非道の金権腐敗体質を問い詰めようとの運動が盛り上がっている。