エタノール燃料に思う
エタノール燃料に思う京都議定書で世界各国ー特に先進国は地球上に排出するCO2二酸化炭素を削減することを決め目標を立てた。そうしなければ地球は二酸化炭素でオゾンが破壊され地球の生命維持装置がおかしくなり今の温暖化が悪化するからだ。 二酸化炭素の温床である石油と自動車、工場などの規制は始まっている。特に原油が高騰することもあってトウモロコシやサトウキビからのエタノール燃料生産は格段の観がある。 全世界でエタノールは現在４０８億リットル生産されている。第１位はブラジルで１５１億リットル、２位はｱﾒﾘｶの１３４億リットル、第３位が中国の３７億リットルである。２０１０年には６００億リットルになると推計されている。 今の車でもエタノール燃料を１０％混ぜても走ることができる。原油高騰の今、エタノールは生活、産業防衛の面からも貢献する。ｱﾒﾘｶ、ブラジルはエタノールで走るフレックス車の生産を開 始し既に実用化させているが日本は立ち遅れている。日本の車でこのフレックス車はブラジルの日本工場が開始したような有様だ。エタノールをすべて輸入に頼る日本はブラジルからの輸入のために工場や輸送施設などを現場で合意し伊藤忠が進めているそうだ。なにせブラジルのエタノールは世界一生産コストが安い。 ブラジルは１９セント、ｱﾒﾘｶ３３セント、EC５５セントとのことである。ブラジルはエタノールで既に世界１だが、サトウキビやトウモロコシを利用して高い石油から脱出し国内の産業を雇用や外貨赤字を克服し 国家の倒産を克服したうえに地球温暖化防止を国の基本に据えてエタノール車を走らせガソリンに２５％のエタノール混合をすすめ、ガソリンの６５％以下の燃費で動いているのだ。 インド、中国、ブラジルのエタノール世界戦略は国家再建と結んで今や世界経済の機軸に座ろうとしている。勿論、世界は日本がエタノール燃料を国策として進めるならばその消費は一挙に６０億リットルの市場が現出すると位置つけているのだ。 京都は日本だが地球温暖化防止の先頭に日本が立っているというのは過言だろう。しかし日本がトヨタの排気ガス公害でやっと踏み出したが日本企業が地球温暖化の先頭に立てば其の役割りは大きい。地球防衛のためであり人類愛のためである。世界の尊敬を受けるのは間違いがない。
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