長雨で黒点病大発生
やっと雨が一休止したので、ミニバラの様子を見に行きました。想像通り、黒点病が大発生していました。 これまで病葉が出ていなかった葉の大きいミニバラも、下葉にはっきりと黒点が出ていて葉が黄色くなっています。緑の葉にも黒点がでていますので、いずれこの葉も黄色くなって落ちるでしょう。 葉が地面に落ちる前に、せっせと摘み取りながら、その様子を観察しました。黒点が出ているすべての葉が、葉の表面に黒点が出ていて、裏面にはでていません。また黒点が出る葉は、古い葉で生育盛りの葉には現れていません。その違いは表面のワックス分の差のようです。 生育盛りの葉にはワックス分が表面にあるため、雨に濡れにくいのです。そのため黒点病の菌が発芽できないのでしょう。 約80品種保有しているミニバラの6割に黒点病が出ています。4割はまだ発病していないのです。これは先日来散布しているヨーグルトイースト菌の効果なのでしょか。それとも置き場所の関係なのでしょうか。まだ観察が必要です。 昨日上野に出かけましたが、通りを歩いた際に植えられているバラの様子を見てみました。昨年同じ場所を通ったとき黒点病が大発生していたのですが、今回はどこの家のバラも黒点病が出ていませんでした。今年の秋は黒点病の発生が少ないのでしょうか。皆さんの家ではいかがですか。