バラの葉とカナブン(コガネムシ)
雨続きの朝、昨日までなんでもなかったバラの葉に、大きな穴が開いていました。ハキリバチの仕業にしては穴が大きすぎます。右上の葉も大きくかじられています。 今年春に購入してやっと元気に育ってきた、ピエールドロンサールの葉なのに。何ものの仕業だろう。近寄ってみると裏側に何かがとまっていました。どうやらカナブンのようです。 とりあえずとまっている様子を撮影してから、葉をゆっくりと裏返してみました。 飛んで逃げるかと思いましたが、落ちないようにしっかりと葉につかまっています。そのあまりに真剣な様子に何枚も写真を撮りました。背中には水滴もつけています。 カナブンは、樹液を舐める昆虫だと思っていました。葉を食べるの? バラでは花を食害する、と書いてありましたが、葉を食べるとは書いてありません。同類のドウガネブイブイの成虫は庭木の葉を食べると言うので、やはりこれはカナブンの仕業? バラの栽培を始めてから、いろいろな虫が飛んでくるようになりました。 害虫であっても、こういう虫なら少しはいいなと思っています。でも、根に幼虫が取り付くと、バラを枯らすことがあるというので、退治しなければいけないのかな・・・。 (ピーさんから教えていただいたので、コガネムシとカナブンの違いを調べてみました。成虫が葉を食べるのはコガネムシだそうです。それに夜行性。色がコガネムシっぽくないのですが、コガネムシということに訂正いたします。 コガネムシの幼虫は、腐食や植物の根を好んで食べるので、バラを枯らします。培養土に腐葉土を入れると寄ってくる可能性が大ですね。 可愛いと、喜んでいる場合ではないかも・・・) 追伸 コガネムシの幼虫対策は、カルホス粒剤を土に撒いて水をかけるか、ディプテレックスの乳剤を所定の倍率に薄めて根元にたっぷりかけることだそうです。予防としては、オルトランdx粒剤などを土に混ぜて植え込むと良いようです。まだ被害が出ていないので、確かめられませんが。