檜山放送局探険隊です(^―^)。No.29(奥尻町:島ドライブその3)
こんにちは。 檜山振興局地域政策課の丸出ダメ夫です。 今回の放送は、「ハワイ?石垣?やっぱ奥尻でしょ。島ドライブへGo(その3)」です。 (奥尻は見どころが満載のため、隔週連載でお送り致しておりますm(_ _)m)■奥尻島ワンポイント~「奥尻島津波語りべ隊」~ 今から20年前の平成5年7月。奥尻島は「北海道南西沖地震」による地震・津波により未曾有の被害を受けましたが、全国の皆様の多大なご支援により、5年後の平成10年に完全復興宣言を行いました。 「東日本大震災」以降、奥尻島の地震・津波の経験や復旧・復興の取組が全国から注目を集め、東北地方の被災地をはじめ全国から多くの方が視察に見えられています。 そこで、奥尻島では、全国の方からのご支援に対する感謝と震災の教訓を後世に残すため、町と檜山振興局が連携して「奥尻島津波語りべ隊」を結成。 町民の方が「語りべ隊員」となって、島内外に飛び出し、震災の教訓や復興ノウハウの伝承に取り組んでいます。 奥尻島津波語りべ隊URL http://www.hiyama.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/kataribe.htm ということで奥尻島の魅力をお伝えする連載3回目です!(出典)国土地理院「電子国土」(以下地図は断りのない限り同じ出典)赤色部分は、今回ご紹介するルートです。 ちなみに、奥尻島での観光情報は、とても便利な奥尻島観光協会のホームページから入手できます。 URL:奥尻島観光協会-奥尻島まるごとマップ http://unimaru.com/?p=5502※ページの下部にある「施設情報はここからダウンロード」「地図はここからダウンロード」をクリックすると、地図や施設の情報・連絡先などを見ることができます。※以下の写真は、車両を駐車スペース等安全な場所に停止させ撮影しております。皆様も記念撮影の際は、安全に十分お気を付けくださいませm(_ _)m。■いざ青苗へ! 前回、青苗直前の「富里」までやってきたダメ夫。 ついに車は青苗橋を渡って青苗市街地に。(地図)富里から道沿いに南下すると、街が開けて来ました。赤丸と青丸は、写真の撮影箇所です(以下同じ)。 交差点に到着。 ここから最南端の青苗岬に進もうと思ったのですが、ふと見ると、東側に巨大な橋らしきもの発見! 観光マップを広げてみると「望海橋」との文字が。 道道39号線を左折し、「望海橋」へ向かったのでありました(^-^)。 (写真左)奥尻島の南端、青苗岬方面を撮影。ここを左折して「望海橋」へ向かいます。(写真右)同じ場所から富里方面。(写真)交差点を左折するとすぐに「望海橋」が。駐車スペースもありますよ。■津波から逃げるための巨大な人工地盤 現在は、復興を遂げた青苗地区も、巨大な津波に襲われ甚大な被害を受けました。 このような津波被害の教訓から、青苗地区には、高台に最短距離で逃げるための様々な対策がとられています。 「望海橋」もその1つで、青苗漁港に設置された2階建ての津波避難施設。 そこに避難するだけでなく、津波が発生した時に2階に駆け上がり、そのまま、橋を渡って、最短距離で高台へ向かうことができます。 さっそく、車を降りて、付近を探索。 1階に続く階段があったので、下に降りてみました。 (写真左)「望海橋」。巨大なコンクリートの構造物。(写真右)漁船が小さく見えるほどの大きさ。(写真)このような2階に上がる階段が、複数箇所設置されています。■青苗岬へ 望海橋の探索を終えたダメ夫。 再び車に乗り込み、奥尻島最南端の青苗岬へ。(地図)青苗岬は奥尻島最南端。青丸はダメ夫が一夜をお借りしたお宿。 青苗岬につくと、やはり巨大な構造物発見! 北海道南西沖地震の慰霊碑「時空翔」(じくうしょう)です。 (写真左)時空翔。(写真右)震災発生日の7月12日には、時空翔の上にある、石のくぼみに夕日が落ちていきます。 時空翔の横には、「奥尻島津波館」があり、地震の災害記録を収蔵しています。(写真)津波館。この日も観光客の方が訪れていました。■海産物豊かな青苗の宿 徐々に空が夕日に照らされてきたので、ダメ夫は本日のお宿、菊地旅館さんに向かうこととしました。 (写真左)菊地旅館さん。青苗地区には多くの旅館があり、どこも素敵なお宿です。いろんな宿をお試しするのも旅の楽しみ(^^)。(写真右)旅館の横に季節忘れなハマナスが咲いていました。奥尻町の町花にもなっているハマナス。島の春はハマナスが咲き誇ります。 奥尻島の旅行の目的の1つは、おいしいご飯! ということで、奮発してしまいました(^^;)。 女将さんに「取材ですか?」と聞かれるほど、写メを撮りまくったダメ夫。ご飯を上手に撮影するのって難しいですなあ~(=_=;) 奥尻で驚いたのは、ウニ鍋。ウニを鍋に入れるんですね~。野菜や魚介と一緒にゆでてあっさり塩味でいただきます(^-^)。 とても一人では食べきれない!と思いましたが、無事完食! ごちそうさまでした(-人-) (写真左)「特選奥尻海の幸づくし」コース。1泊2食付きで13,600円也。アワビの刺身、焼きアワビ、生ウニ、タコの刺身などなど。(写真右)ウニ鍋。■日本海に沈む夕日は、美しい。 食事前、時間があったので、青苗岬方面に戻りました。 空は、すっかり夕焼け。(写真)青苗沖に沈む夕日を眺めながら、明日の運転の無事を祈る、ペーパードライバーなダメ夫でありました(-人-)。 さて、今回は、青苗地区の様子をお届けしました。 でも、青苗地区からお伝えしたいことがまだまだたくさんあります。それはまた、新連載で(たぶん(=_=;) 次回は、奥尻空港へ向かいます!※いつもご覧いただきありがとうございます。 全国の皆さまへ、北海道でも古い歴史と文化、美しい自然を有する「檜山」(ひやま)7町の魅力をご紹介します! お気に召した投稿がありましたら、みなさまの心温まる「いいね」や「シェア」で、全国の方々へ檜山の魅力発信にご協力をお願いいたしますm(_ _)m ■過去の放送 ■第28回放送「ハワイ?石垣?やっぱ奥尻でしょ。島ドライブへGo(その2)」 http://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/diary/201301110007/