春のことぶれ。
某小学校の校長先生から電話があり、キノコを観てほしいとのこと。職場の近くでしたので明日立ち寄りますと返事をして、つめたい小雨の昼すぎにのぞいてきた。30CMほどの直径のクスの切り株にのびのび羽をのばした春の使者のヒラタケがびっしり。大寒以降おもいだしたかのように冬将軍が働きはじめた近畿地方だが、すでに着実に春は近づいてきているようだ。 ヒラタケにつづいてアミガサタケ、シメジモドキと春を決定づけるキノコたちが顔をみせはじめるころには列島はアジア本来の相互扶助の精神が復活するのだろうか。なにか殺伐とした風景のみが目につく今日この頃である。そんな日々の中でひさしぶりにホッと一息つけるひとときをたまわった。校長先生お電話ありがとう。