夢みるきのこ

[ギャラリーきのこ] カテゴリの記事

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• 初仕事。

  　この年末年始、仕事の合間をぬって一日の大半は封入作業に没頭していました。1000通近くをほぼひとりでエンヤトット・コラサーと放り込んでは封をしてハンコとシールをペッタンコの繰り返し。今日は初仕事でしたが、大半の会社がまだ正月休みでしたので、内勤でギャラリーの新春以降のスケジュールにまた250通ほど封入の手伝い。今夜は副編集長と主だった執筆者たちに雑誌のレイアウト見本のコピーを作製して送ります。

  2006年01月04日

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• ギャラリーきのこのおおみそか

  　熟田津に舟のりせむと月待てば潮もかなひぬいざ漕ぎいでな　額田王　私は31日午後7時まで仕事ですが、ちょっと抜け出してギャラリーきのこへ年賀のポスターを貼りに行ってきました。菌我信念。今は亡き畏友・内田正宏氏の言葉を添えて新春からのしずかな門出をひそかに祈ってきました。ポスターはなじみのレコードショップでもらったELTをちょっと変えて使用させていただきました。さてしずかに大つごもりの夕べは時をきざんでいきます。また来年お会いしましょう。

  2005年12月31日

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• クリスマス忘年会。

  　本年最後のギャラリーの日曜日。私はJ-FASのニュープランの印刷にかかりっきりで手伝えませんでしたが、忘年会前にかけつけてくれた会員数名で溝から床のワックスがけまですべておおそうじをすませていただきました。午後6時からのパーティーでしたが、持ち寄りの品々を並べてお酒も大黒正宗の袋しぼり、月の桂のしぼりたて、銘柄は墨痕あざやかに「きのこ」と大書されているのを眺めていると「一回目の乾杯をすませようぜ」とどこからか声があがり、どっと酒池肉林のスタートが。出席の連絡があったのは4名でしたので多くて10名とおもっていましたが、それぞれ食べ物をどっさり持参で25名にふくれあがりずっと席の心配をしていましたが、みんないれかわりたちかわりローテーションしてうまく回していました。ほとんどすべてが手作りのもので食彩人ぞろいのキノコ協会ならではのパーティーとなりました。8時には終えたいと思っていましたが、なんのなんの。終わったのは11時半。深夜帰宅して、J-FAS会員への重要書類を封入し、30名には依頼状や但し書きを添えてとにかく私のクリスマス開戦のスタートを切ってバタンQとふとんにもぐりこんだ次第です。

  2005年12月26日

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• 忘年会風景。もうひとつおまけ。

  　お酒がまわるほどにみんな社交的になってあっちの席で話題蒼然、こっちの席で深刻な映画の話。誰かがギターを弾き始めると、襟裳岬なんて歌いだす人もいてそれはそれはすごかった。私はそんな人たちをうれしくみつめながら洗い物ばかり3時間。皿洗いのバイトくらいはいつでもいれるまでになったようです。

  2005年12月26日

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• 僕の永遠のともだち。

  　これが「僕の永遠のともだち」の表紙です。原作者のアレクサンドル・ヴァイツェホフスキーさんのプロフィール。1964年モスクワ生まれ。現在はサンクト・ぺテルブルグ在住。10年間緊急救助士として勤務、中央アジアへの救助活動で遠征。1984年、個展デビュー。編訳者の樫本真奈美さんのプロフィール。神戸外国語大学大学院。ロシアの女流詩人マリーナ・ツヴェターエヴァの研究家。

  2005年12月16日

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• 不思議なお茶の会の忘年会。

  　不思議なお茶の会。歳晩のハナキンの夕べとあってレギュラーメンバーが忘年会や家事、のっぴきならぬ会合とかでドタキャンが続出、午後6時前にはリーザ、真奈美、亮子、サーシャだけだったらしくお世話係の忘年会に切り替えたとのこと。ところが6時すぎにヴァレリー、中川、田平(ニューフェイス)、7時前に信三郎、高芝、私。7時すぎに千恵さんも来廊、結構にぎやかな会になった。あわてて亮子ちゃんが料理を追加。リーザさんはグルジアの逸品ワイン「ピロスマニ」を開けるなどうれしい悲鳴を上げていた。　今宵はサンクト・ぺテルブルグの画家で樫本真奈美さんとリーザさんの共通の友人のアレクサンドル・ヴァイツェホフスキーさんの絵本が今日の話題社から出版された記念すべき日でもあり、大いに湧きました。タイトルは『僕の永遠のともだち』。ユーリー・ノルシュテインも認めただけあって不思議な雰囲気がただよったおしゃれな絵本に仕上がっていました。編訳者の真奈美さんのこの作家との出会いからその交友録までが収録され地球の両端を結ぶあえかな、しかし、とても得がたい虹の橋がわたされた感があります。税込み価格2100円。まもなく都市圏の書店の店頭に並びますので是非手にとっていただき、お買い求めください。写真は3周年パーティーの際に本書の最終チェックのため来神した出版社のTさんをともないギャラリーへ駆けつけてくれた真奈美さん。

  2005年12月16日

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• 第三回会員作品展。

  　パーティーのときから少しずつ紹介してきましたが、J-FASキノコ・キッズはじめ、アマチュアからプロの作品までが、差別なく並んでいるところがキノコ協会のもっとも優れたところです。「キノコの前の絶対平等」これが、発足以来の唯一の精神で決してピラミッド社会をつくらないことをモットーとして14年走り続けてきました。この精神をもっと過激に貫くためにどうすればよいか。風格による相互信頼の「場」の確保。これが私に与えられた使命であると思ってきました。

  2005年12月14日

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• ギャラリーきのこの片隅で。

  　ベニテングタケのカラーペンシル画が届きました。おりしも会員の作品展の最中でしたので、ギャラリーの片隅に飾りました。ごらんください。

  2005年12月09日

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• ギャラリーきのこ会員作品展に思う。

  　ギャラリーきのこ3周年パーティーのあと、本年一杯、会員作品展が開かれています。キノコに執着しないキノコ好きたちがちらほら私たちの周りに集まって来るまでになり、キノコ趣味の世界はようやく成熟を遂げはじめています。　キノコの世界大きく変わろうとしていますが、ここに来てようやく時代が私たちに追いついたという感じがしています。　私はこの15年余りの歳月、キノコのことを一番知らないのはキノコ好きの人たちではないのかということを感じてきました。キノコは自分の手馴れた知覚や感覚で捉えようとするとするりと逃げられてしまうからです。「キノコは人を欺く」。私はキノコの世界に飛び込んでくる人たちに絶えずこう言い続けてきましたが、それは人の感覚というものがキノコとはなにもかも逆であることに起因しています。昨晩の"UPSIDE DOWN MUSHROOM"がいみじくも表現していたように私たちとはあらゆる意味でさかしまの世界に息づいているのがキノコなのです。私がキノコを心底面白いと思った理由もここにありました。キノコはその意味でまったく現代的な生き物なのです。私たち人類の錯誤をかるく笑い飛ばす生き物だとも思ってきました。それをこれからすこしずつ解きほぐしていくことが私に残された使命だと感じています。

  2005年12月01日

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• 先週の収穫を提供。

  　ギャラリーの日曜の昼。会員のKさんが山の帰りにギャラリーのなまくら包丁を研ぎにきてくれたので、かねてから彼の腕を見込んでいる私はさまざまな冬虫夏草を展示用標本にリメイクしてほしいと依頼。　彼を送りがてら、三田と神戸と車でかけめぐり、午後遅く事務局へもどりブログで知り合ったお嬢さんに約束のプレゼント送付とJ-FASを強力に支援してくれてきた後援者のS氏にニュープロジェクトの手紙をしたためました。またざっと師走の予定を再検討し漏れのないようにメモしました。　午後5時からのギャラリーのキノコ料理のメニューは先週の岩根山での採集キノコ、ヌメリイグチ・チチアワタケ・アミタケ・クロラッパタケ、戸隠のハナイグチ、クリタケ、有馬瑞宝寺のナラタケなどをきのこ鍋にしてふるまいました。私はもう一件仕事を片付けてから遅れて参加。かくして霜月はせわしく暮れつつあります。

  2005年11月27日

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• ギャラリーきのこ3周年記念パーティー・サックス演奏

  リビングアーツの杉尾さんのアルトサックス演奏。「朝日のようにさわやかに」そしてリクエストで「スター・ダスト」。日ごろの練習の成果を披露しました。

  2005年11月24日

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• ギャラリーきのこ3周年記念パーティー・鼓と謡

  　松田陽子さんの鼓と小嶋勉師匠の謡。ギャラリーの空気がキリリとしまりました。

  2005年11月24日

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• ギャラリーきのこ3周年記念パーティー

  　勤労感謝の日の23日午後2時より、ギャラリーきのこ3周年の記念パーティーが開かれました。サックス演奏、鼓と謡、クラリネットによるクレズマー音楽、お点前、ギターと歌、サルサを踊ろうなど盛りたくさんのプログラムで参加者44名大いに呑みかつ喰らい、そして楽しみ、踊り、談笑して9時すぎにお開きに。会員作品展も同時開催でしたが、おそらく鑑賞する暇はなかったことと思います。明日以降12月23日まで開催していますのでぜひ日をあらためてお出ましください。会半ばお酒に焼けた喉をうるおすお茶会の情景。

  2005年11月23日

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• 康一グルメ亭「鯛づくし」の巻。

  　昨19日夕刻五時からはギャラリーきのこで康一グルメ亭「鯛づくし」が始まりました。盛りつけの器もすべて持参のこりよう。まず富山のカブラ寿司の前菜(カブラに寒ブリを巻き込んだ北国独特の冬の味覚)ではじまり、脂の乗り切った大鯛2尾と鯛めし用小振りの鯛1尾、それに子持ちカワハギを次々にさばいて盛り付けていきます。その手際のよさに私は感動。鯛のおつくりは薄づくり、鯛の皮湯引きの刺身、鯛のあら煮、お酒はまずビールにはじまり、康一さんご指名の「勝駒」、井野さん持参の山形の樽酒「大虎」、琉球古酒の泡盛、ボルドー・ワイン。できあがったところで鯛めしがふるまわれ希望者には鯛皮の塩焼き、みんなとても満足。午後8時をややまわって宴もクライマックスというところで子持ちカワハギをさばくのを忘れていたのに気づき肝とうすづくりを。いぎたなく残っていたのん兵衛たちは残り福にあずかりました。写真は息の合った魚介のグルメ亭・北村康一夫妻。

  2005年11月20日

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• 自然薯パーティー

  　自然薯掘りの名人・田村二十史師匠による自然薯パーティーがギャラリーきのこで開かれました。師匠に一目お会いして直弟子になりたいという新人・きょうのう氏はもちろん、多忙をきわめる生駒のキノコレストラン・創士庵の西野ご夫妻もかけつけてくれひめやかに、やがてハチャメチャに山芋をたらふく食う会ははじまりました。数本の立派な山の芋がみんなのお腹におさまりましたが、田村師匠手ずからおろしたメインディッシュのやまのいもがこれです。ほかに鼓の師匠小嶋氏による明石の新鮮魚介のおつくり、川崎さんのだし、師匠専用の釜持参でのむかごめし。酒はきょうのうさん持参のビールにはじまり、ヘビ捕り名人の横田どん持参の久保田の紅寿、西野さんの立春、小山さんのアイリッシュ・ジェイムソンの12年ものとこれまた豪勢で相手に不足はありません。竹名人の木村さんもやってきていよいよそれぞれの薀蓄を傾けた大風呂敷はひろがりっぱなし。静かに夜は更けていきました。この日すでに次の山芋掘りの予定は決定したようでまずは小山さんが「うん十の手習い」で弟子入り。きょうのうさんとも近々近郊の野山へ出かけることになったようです。

  2005年11月14日

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• 釣秋桜展にて。

  　釣秋桜展での作品。このほか良寛の書をものした作品に彼女独自の解釈がほどこされ力作が多くみられました。きらら絵の手法は書の伴奏としてはじめて真価を発揮しますが、饒舌が過ぎると書の魅力を損なってしまいます。今回の書画展ではとでも言うべき女流の書の魅力が前面に出ており大成功だとしみじみ感じました。いよいよ充実のときを迎えられうれしいかぎりです。

  2005年11月12日

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• 不思議なお茶の会。

  　写真は今夜の話題提供者の清水俊行さん。軽食の前にいつも乾杯をするのですが、今夜はロシア正教流儀で清水さんのお祈りののち「アミン」なんていっちゃって十字を切っている人もいての乾杯でした。外は暖かい春のような雨。不思議なお茶の会はかくして佳境に・・・。

  2005年11月11日

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• 不思議なお茶の会。日本とロシアの正教。

  　今回の不思議なお茶の会は神戸市外国語大学のドストエフスキー研究者でロシア正教徒の清水俊行さん。ローマ西方教会と東方教会の分裂にはじまり東方正教会とロシア正教会の栄枯盛衰について約100分余り滔々と語っていただきました。そしてタイム・リミットで我が国の正教会にまで話は及ばなかったのですが、今夜の話で東方正教会といっても、そしてロシア正教会といってもヨーロッパ全域に蜘蛛の巣状に広がっており、かいつまんで話すことができないほど多様性に満ちた発展を遂げたこと。しかし東方正教会の本領は修道制と霊性の問題を重視するものであり、我が国に導入された正教会はその当初からこの部分を欠いたまま今日にいたっていることなどをしっかりと教えていただきました。そのあとはワインで乾杯、樫本真奈美さんの手になる金曜日は肉を摂らないという正教者のためのおいしい料理とリーザさん、亮子さんのロシアンシチュー(ボルシチ)とサラダ(こちらも肉ぬき)で歓談すること2時間、それぞれ一向に帰る様子がないので心配になったくらいです。

  2005年11月11日

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• 戸隠の秋。ナラタケ

  　キノコ界のジゴロ。そのダンディーないでたちは一度見初めたら忘れられないキノコのひとつだ。Armillariella mellea、すなわち蜜のような小さな腕輪をもつキノコといった意味の学名をもち、特徴的なツバと新鮮な個体はビードロの中に蜜を流し込んだような透明感にあふれる姿で私たちを魅了する。この日オニナラタケも見つかったが、格別に区別することはしなかった。生食は禁物で柄の繊維がこわく、多量に採れるので、一度に多量に食すると消化不良をおこす可能性大で、そんな場合は柄を捨てて傘だけを利用すると良い。

  2005年10月11日

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• きのこ料理とお酒と映画

  　25日のギャラリーきのこはキノコ料理とお酒をたしなみながら映画の話に興ずる夕べ。本日の話題は「中国映画について」。料理はこの前ここで紹介したキノコの中でも★★★★★にランクされるムラサキヤマドリタケをメインのフレンチのコース。お酒はグルジアワインの「ピロスマニ」(白)と「アラザーニ」(赤)、そしてどなたかが持参のドメスティック・ワインでは唯一うまい十勝ワイン(ロゼ)。定員8名はすぐに満杯。当夜の顔ぶれは神戸在住のルシースト(ロシア通)の岡島・細谷・桝本、神戸映画サークルの塩見・中川、近隣のギャラリー支援者の森本、灘地域に根ざした文化を志向するリビング・アート主宰の杉尾、古典芸能実践者のギャラリー仲間松田(陽)、と多彩な顔ぶれ。私は毎日深夜帰宅の千恵さんが前日まで睡眠時間を削って仕込む料理の大変さを見ていますので、恐れ多くてとても口に出きず、料理も話も一段落ついた頃に仕事を切り上げて皿洗い要員としてのぞくことにしていますので会場の写真はありません。当夜はサンクト・ぺテルブルグの日本文化センター長の奥方で私たちの大学時代からの友人の多恵さんが家族の法事で帰国、千葉からのぞみで駆けつけ、ギャラリーで落ち合い拙宅で一夜を過ごすことになっていましたので、また話題沸騰。延々4時間余りみなさんはしゃべりつづけていたことになります。これで会費は2000円ぽっきり。まったくのゼロから文化を創造するということは、土中からあらゆる力を総合してキノコが発生するのと同様、実に体力のいる仕事だとつくづく思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　当夜の献立1. ナメコとフクロタケ。マッシュルームとブラウンマッシュ。のマリネ2品2. エノキタケとブナシメジのサラダ。3. ビーツ(赤かぶ)とハタケシメジのシチュー4. 鶏肉のカレー味煮込みとムラサキヤマドリタケのロースト。　しかし、シェフの千恵さんは集まった人たちの笑顔を見ていると疲れなど吹っ飛んでしまうと言いますから不思議です。写真は当夜よりすぐって食卓にのぼったムラサキヤマドリタケ(Boletus violaceofuscus)の採れたての映像です。街中のマンションに隣接する公園に発生したものと聞いてみんなあらためてびっくりしていました。

  2005年09月26日

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• 「ギャラきのこ」の物販コーナー。

  　これまで展示品と物販品の境がなく、来廊者でこれ欲しいと思ってたずねるとこれはコレクションですからお分けできませんといわれてがっくりした方も多いと思われますので、今回物販のコーナーを大きくとってじっくり選べるように配慮いたしました。これで喫茶の人に気兼ねせずにグッズをセレクトできると思います。　いよいよ執念のギャラリーきのこ4ラウンドがはじまります。畿内のギャラリー相互の交流や地元の有志も少しずつ育っていますので、経済的には崖ッぷちのおしくら饅頭状態は変わりませんが、ますますリラックスしてきのこ情報を発信していきましょう。いよいよ明日は旧知のマイケル・クレイパンが神戸入りします。10年前に世界放浪に出かけて以来の再会です。10年という時の作用がそれぞれをどう変化させたかは鏡としての旧友に会うと一目瞭然ですので今からたのしみです。

  2005年09月19日

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• ギャラリーも3周年に向けて模様替え

  　野山のきのこ同様、存在感の希薄な「ギャラリーきのこ」も人知れず3周年、いや3執念といったほうが真実に近いかな。今日は11時から8時まで、千恵さんの指示のもと、リーザとめぐみちゃんに手伝ってもらいすっかり模様替えしました。物販コーナーを大きくとり、グッズに興味のある人と喫茶の人がお互いに気を遣わずにそれぞれがたのしめるように茶話空間を奥へもっていき、ゆっくり読書もできるようにしました。　まだ位置を決めて移動しただけですがこれだけでも一日かかります。途中、京都は西京でギャラリー・柿ハウスを運営しているマキさんが展示用きのこコレクションを拝借したいと手作りケーキ持参で立ち寄ってくれたのでティータイム休憩をとることができました。

  2005年09月19日

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• ヴァレリーさんのトーク「ロシア現代若者事情」

  　ギャラリーきのこのリーザ・上田亮子・樫本真奈美さんたちで企画する「不思議なお茶の会」も回を重ねるたびに深まりをみせ、ロシアの文化大好き人間が集うサロンの様相を呈してきました。昨日9.16日の金曜日は神戸外国語大学交換教授のヴァレリーさんのトークで現代ロシアの若者事情をさまざまな角度からほりさげて聞かせてくれました。そして茶話会にうつるとリーザ・亮子さんがこれから金曜日に出す手づくりのピロシキをはじめロシアン・サラダ、スパゲッティなど盛りだくさんの料理が出てみんな大満足。千恵さんもこの日の午後3時に、ウラジオストック映画祭からとても手ごたえのある成果をあげ帰国、旅支度のままギャラリーへかけつけ、おみやげにロシアの黒パンとチョコレートを持ち帰りみんなにふるまってくれました。「ギャラリーきのこ」も、もうすぐ3周年、さまざまな来廊者のささやかな善意に支えられようやく文化発信基地の役割を自覚しはじめてきたようです。

  2005年09月17日

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• ゴンチチのチチ松村さんがおしのびで。

  　この日曜日、ギャラリーきのこにゴンチチのチチ松村氏がキュートな女性を伴いおしのびで大阪から来訪。車の便があり、菊池貝類研究所とギャラリーきのこをはしごしてきたとのこと。大のキノコ好きの彼とは10数年来の友人だが、公の席以外ではなかなか会う機会がなかった。ギャラリーから電話があり、職場を離れられなくて残念がる私の事務所の方へも覗いてくれた。USAのきのこづくしTシャツを所望なので、それとブラックライトで光るクラゲのTシャツもカタログを見せるともううっとりしちゃって、のどから手が出そうな様子なので次回の発注時にキノコと一緒に取り寄せて贈ることにした。お互い多忙の身、ここをせんどにゆっくりと話したかったが、お連れのあることなので、日を変えて今度は当方が松村氏のコレクションを拝見しがてら自宅訪問することを約束して別れた。今日はギャラリーにとって新しい展開をもたらす大切な人が次から次と訪問したらしく、当番の千恵さんは昼を摂る暇もなく6時間あまりしゃべりづめで声をからしていた。

  2005年09月04日

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• 奥澤康正さんのトーク&交流会。

  スライドをまじえながら日本全国の地蔵のいわれや歴史的な様式を解説する奥澤さん。それぞれのお地蔵さんの映像の解説の後ではかならず、クイズがあり、キノコにたとえると何でしょうとの質問にどきりとさせられる場面がありとてもウイットにとんだものでした。

  2005年08月07日

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• 京のお地蔵さまとごりやくさま。

  　本日は桂の名物眼科医・奥澤康正さんによる表題のきのこ地蔵企画展『多様なるしるし』のトーク&交流会。医真菌学の立場から民間医療信仰の世界をほりさげて来られた師の話は軽妙ながらさすがに一語一語重みがあり、とても参考になりました。今日はとりわけ氏の自家薬籠中のおもしろい石仏、地蔵の数々をキノコとの類推を交えながらお嬢さんの制作のスライドでとても面白く解説していただきました。ビールと軽食を囲みながらの質疑応答の後半も話は盛り上がる一方で、時間の冷酷に過ぎていくのがとてもいまいましく感じたことです。

  2005年08月07日

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• 「きのこ地蔵」展開中のギャラリーきのこ前景。

  　ギャラリーきのこではこの夏J-FAS企画展としてきのこ地蔵展「多様なるしるし」を開催しています。人の心がつくりあげたしるし=地蔵と自然がつくりあげたしるし=きのこのふたつはともに大地の花です。その大地のしるしの意味をそれぞれの個性的なアプローチで表現展開していく企画展もいよいよ第二弾。面白くなってきました。この夏、日本からはなれずにいる人は是非おでましください。

  2005年07月27日

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• きのこ地蔵展2005年夏の巻その2

  ロシアの森の精(レーシィ)になぞらえたきのこの木彫品ほか、マダラーノフお気に入りのグッズはウインドウに。

  2005年07月27日

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• きのこ地蔵展2005年夏の巻

  　きのこグッズに並んでおじぞうさんグッズも増えてきてますがとのあえずきのこグッズから。

  2005年07月27日

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• きのこのピン・バッジできました。

  　会員の桝井・美崎チームによるベニテングタケのピン・バッジができました。ソーマに比定されるキノコで人類の精神史に甚大な影響を与え続けてきたキノコです。このキノコの妖しい魅力を昇華させ、可愛くも美しいイメージに造形してくれました。鉄道沿線のギャラリーきのこの看板にも採用されていますのでご存知の方もあるかと思います。お地蔵さんグッズやきのこグッズの数々と並んでギャラリーきのこで販売していますのでぜひどうぞ。ベニテングタケのピン・バッジ　サイズ縦35mm横25mm。1個、315円(税込み)。

  2005年07月24日

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• キノコ料理とお酒と映画。

  　キノコ料理とお酒で舌を満足させながら映画の話題で満喫しようというギャラリーの新しい試み。私はほとんど終りの頃にかけつけたが、映画から話はどんどんふくらんで盛り上がっている最中だったので水を差すようで申し訳ない気がした。しかしそんな心配は杞憂に終り、お茶の時間になって話は益々盛り上がりとどまるところを知らない状態になっていった。そして本日は楯岡さんがユーゴ・ザーパド劇場初の日本人女優・野崎さんを伴い登場していたので、居合わせた隠れファンの女性たちも燃え上がりロシア演劇の話などに飛び火してとっても楽しいひとときとなった。私も目からウロコの話を沢山聞かせてもらいとてもしあわせであった。ロシア演劇をこよなく愛する楯岡さんも、独特な雰囲気を漂わせる野崎さんもどちらも真剣そのものだが、コケティッシュな面ものぞかせるセンシブルで親しみぶかい女性たちで、つねに周りに刺激を与えるタイプのようだ。居合わせた全員しあわせ一杯になって名残惜しそうな表情で帰っていった。野崎さんはこの8月13日、横浜で1日きりの公演を準備するために帰国しているらしい。今からデートブックをマークしておくこと。結局また深夜の帰宅となってしまったが、渾身のキノコ料理もさることながら小気味よいおしゃべりで第一回のキノコグルメの会は大成功だった。　

  2005年05月29日

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• たのしかった「はじまりのきのこ地蔵」展も無事終了。

  　今日フィナーレを迎えた「はじまりのきのこ地蔵」展。有馬富士公園までの今週金曜日まで延長して展示をつづけますが、本展ではこれまでとやや趣きの違う人たちが訪れてくれました。奥澤さんの『毒きのこ今昔』の挿し絵を担当した切り絵作家。お地蔵さまを2年に亘り撮り続けてつい先ほど個展を開かれた造形美術大学写真科のお嬢さん。昨日の有馬富士夢プログラムの報告会では、三田市小柿地区の大師道を整備された方とも面識を得ました。きのこグッズ大好きなさまざまな層の人たちが滋賀、姫路、奈良、京都、加古川、高砂など遠路をいとわず訪ねてこられました。今シーズンよりキノコ観察会にも参加したいと入会を申し込みにこられた人たちもちらほらとまじっています。きのこと地蔵の接点からどんな花が咲くか今からたのしみです。私にとっての次なる仕事は今回集い来たった人たちの熱意と努力がすべて報われるような企画をこれから組み立て実行に移すことですのでいよいよ忙しくなります。

  2005年03月06日

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• 今日もたのしいお客様がきたそうです。

  今日のギャラリーには幼稚園児の中山朋亮(ともあき)くんという天才きのこ博士が訪ねてくれました。すでにご自身でデジカメでキノコの写真を撮り図鑑をつくっているそうです。また、京都は西京の柿ハウスのママさんが新聞を見て訪ねてこられました。喫茶店ですが、文化発信基地としての機能を強化したいと考えての訪問でした。今後親密な交流ができそうです。そのほか、さまざまなきのこと地蔵ファンの老若男女が訪ねてこられたようです。帰宅してから3・4月のギャラリー案内とJ-FASの本年度の活動プランを封入しましたので明日発送いたします。会員各位はおたのしみに。

  2005年02月27日

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• 写真家W、来訪。骨髄癌に真向うKと再会。

  　今週は、朝日カルチャー時代に菌類との付き合い方の基本を伝授した植物愛好家グループのK氏、宝塚のタウン紙のキノコの取材でお世話になったKさん、そして今日は花の写真を撮り続けてきたW氏が来訪。時代はずいぶん底意地悪い方向に転じてきたが、やはり不易の部分でつきあってきた友人たちとのきずなには暖かいものを感じる。プロの写真家であるW氏にも地蔵の写真をお願いしておいた。私の話に、いささか心が動いたようであった。また、一月前から約束をしながら会えずにいた骨髄癌で闘っているKくんから電話があったので午後遅く飛んでいった。海ぎわのマンションに自分自身の療養所兼サロンをつくったというので招待されていたのだ。ふっきれたものがあったようでとても元気になっていてうれしい再会となった。海苔工場の路地をぬけた浜に向って建つ小さなマンションで、ひねもす目の前の海を眺めて過ごしているだけでも心身に良いと思った。入院してモルモットになるよりも自身の治癒能力回復に賭けている決意のほどがひしひしと感じられた。いささかでも彼の心の支えになれるような具体的な方法もようやく見出すことができた。雪のち晴れの夕暮れ近くになって彼と別れを告げ、有料駐車場の脇の地蔵祠(じぞうほこら)で、震災で倒壊した家の地下から出てきたという数体の地蔵たちをカメラに収め、夕焼けに染まる街を家路についた。

  2005年02月26日

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• きのことお地蔵さんの話。

  　今夜「きのことお地蔵さんの話」をギャラリーきのこでしました。仏教の流れの中から生まれて仏教の流れの外で根強い庶民の信仰心をはぐくんできたお地蔵さんをとりあげました。けれどもお地蔵さんはむずかしい理屈なしにつきあうことが肝腎です。ただひたすらお地蔵さんを求める旅をつづけることでそれぞれの人生がひきずってきた光と影のどこかの部分にコミットし、ときにスパークするのです。これこそがきのこ地蔵専修会の設置の目的です。ただひたすら地蔵を巡る旅を続ける。お遍路さんのような霊場めぐりの巡礼の達成感を伴わない旅こそが地蔵専修の旅にふさわしいものです。地蔵を巡る旅のデザインプランも実践していけばおのずと形を成しはじめることでしょう。「案ずるよりうむがやすし」とにかくはじめましょう。小雨降りしきるこの夕べ、これまで親しくつきあってきた人が思いがけない地蔵との縁を語り始めたり、ふつふつと自身の地蔵とともにある旅に思いをはせているような人も散見でき、たのしいひとときでした。これからの私の役割は、それぞれの地蔵とともにある歳月を形にする手伝いをすることに徹していくことになりそうです。

  2005年02月24日

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• 不思議なお茶の会。

  　いよいよ面白くなってきた「不思議なお茶の会」。今夜は、ロシアの現代作家の作風と言葉の問題について扇エリザベータさんが日本語で楽しく語ってくれました。文学とロシア好きの人たち15名が集いました。文学に関心が深く、キノコだけではないとても幅広いふところを持つ彼女にあらためて惚れ直しました。また、この夜、うれしいことが二つありました。ひとつは樫本さんがツベターエヴァの卒論を書き終えてふっきれた表情でお手伝いに来てくれたこと。そして、一年近く奔走してきたロシアの友達の詩画集の出版もいよいよ大詰めになったとのこと。それから私たちにとって新鮮な驚きは、二年前、一切のしがらみを断つという固い決意で突然イギリスへ旅立たれた藤田さんが研鑽を積み期待以上の成果を身につけて帰国され、リーザさんの文学の夕べにかけつけてくれたことでした。当地でアートセラピーのカウンセラーの研修に専念されていたことも今夜はじめて知りました。一皮も二皮も剥けた彼女の生き生きした表情に、この二年間に彼女を包んで流れた時間の密度を感じました。若い人たちはそれぞれに懸命に自身の明日をつかもうと努力しています。私たちも負けてはいられないなと随分励まされました。

  2005年02月18日

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• あたらしいキノコファンがほうぼうから来廊した模様。

  本日、小生は一日仕事にかかりっきりでしたが、事務所の方へ上坂夫妻がギャラリーきのこの帰りに立ち寄ってくれました。15年来のキノコの仲間です。その後、数名のキノコファンがギャラリーのあとで事務局へ立ち寄ってくれました。その中になんと堺から来たキノコ好きの女性もいたようで、もっとお話すればよかったのですが、帰ってからギャラリーからの電話で知りましたのでとても残念です。二日前は加古川の稲美町からこちらもきのこグッズ大好き女性が来られましたので、キノコファンの新世代がいよいよ育っていることを実感しています。

  2005年02月13日

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• きのこ地蔵展はまずまずの滑り出し。

  　2月はじめての日曜日の今日は朝日新聞にきのこ地蔵の記事が載ったこともあって朝から電話がなりっぱなしだったとのこと。うれしいことに大竹茂夫さんが多忙にもかかわらず時間を割いて覗いてくれ、私の職場にも回っていただき積もる話をしました。彼のイメージの源泉である冬虫夏草の世界は独学でとても深くほりさげており知識も格段にふえていて驚きました。昨年暮れよりリサーチをはじめた結果を展示していますが「きのこ地蔵プロジェクト」の手ごたえは確かで、10数年前にキノコと出会ってひらめいたときと同じような感触を得ています。とても面白い展開になってきそうでワクワクします。きのことお地蔵さんのえも言えぬ取り合わせで私の年来の想いが一挙に形を結びはじめました。時が満ちたということでしょう。この如月いっぱいあたらしい交友関係を広げそれらの異能の人たちと協力しあって着実に地歩を固めてすみやかに新天地をめざします。「春となり」を実感する一日でした。

  2005年02月06日

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• ようやくきのこ地蔵の準備に。

  　貧乏ひまなしの言葉通りあくせく動きまわっているうちに1月も後数日で終わってしまうことに気づきあたふたときのこ地蔵の準備に着手。盛りだくさんの企画展示をどうこなすかを考えていて圧倒的に時間が足りないことに気づきました。新しいトレンドの最初の一歩ですからそう手抜きはできませんし、それを考えると萎縮してしまいます。きのこの手でも借りたい想いです。DMカードも昨日原稿を殴り書きし、本日校了でぎりぎり会期までに間に合うことになりました。手配りでとりいそぎ関係各位に、J-FAS会員は会期初日くらいに発送ということになりそうです。ということで今夜はこのへんで準備の細々した作業に入ります。

  2005年01月29日

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• 春めいた夜の持ち寄りパーティー。

  　今夜は新春の持ち寄りパーティー。陶芸家の豊田くんが焼酎ぶらさげてぶらりたちより、鼓の師匠、小嶋さんが丹波の小鼓と子持ちボタン海老、白海老を城崎から持ち帰ってくれまたまたいのちの洗濯ができました。三田からはキノコアドバイザーの坂田さん、日ポサロンの高島和子さん、枚方の小瀬さん、明石の吉本さん、川崎さん。狂言の松田陽子さん。いずれもそれぞれの今を語り大いに気炎を吐きました。いよいよ「きのこ地蔵展」のスタート真近か。小生には準備の貴重な一晩を犠牲にすることになりましたが、サロンは最優先事項ですので参加し、それぞれの話しに茶々を入れて顰蹙(ひんしゅく)を買いっばなしでした。でも今夜立待の陰暦十七夜の月を望み春宵のごとき大気に包まれたすばらしいひとときでした。

  2005年01月27日

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• きのこグッズコレクション展

  　ギャラリーきのこでのきのこグッズコレクション展が朝日新聞1月26日付夕刊「うわさのコレクター」に掲載されました。いよいよ2月からJ-FAS新企画「はじまりのきのこ地蔵」展がスタートします。きのこグッズコレクションに加えて、お地蔵さまの作品、コレクションも加わり、更にきのこ12宮の手はじめとしてMycena=クヌギタケ・グループのきのこの映像、世界のきのこ切手に見るMycenaなど、ギャラリーきのこの空間いっぱいに野生のきのこの映像・地蔵・きのこグッズがあふれかえります。すこしずつ準備しはじめていますが、今回の企画展を皮切りにきのことお地蔵さんの爽やかな出会いをすこしずつふくらませ、を神戸発の新しい文化創造として全国へと展開させるべく同好者を募っていきます。ご注目のほど。この企画は次々に回を重ねていきますが、一過性のイベントではなく移動展の形ですこしずつ賛同者を巻き込みながら変化生成し3月から5月までは三田市の有馬富士公園でも展開する予定ですのでよろしく。

  2005年01月26日

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• グルメ亭「富山湾の海の幸」

  昨日の日曜日「ギャラリーきのこ」の好評定番グルメ亭・北村康一さんによる昨年の白えびに引き続き富山湾の海の幸・第二弾「ぶりしゃぶ」の会が催されました。富山の氷見港より8.5kgのブリを届けていただき、ブリの解体をすばらしい手さばきで実演ののち、石川の酒「手取り川」と兵庫は印南野の酒でこだわりきったグルメの会が実現しました。まずは大根おろしをたっぷりからめていただくブリシャブ。ついで新鮮イカのつくり3品。ブリのお造り。イカ味噌。イカのぬた。ブリのアラ煮(かぶととかま)。そして野菜をたっぷり摂ったあと、ブリの肝と胃袋の串焼きののち、ブリ雑炊でしめました。夕方5時30分よりスタートして延々4時間。沖縄からかけつけてくれた松田美佐子さんの「長老」泡盛の15年ものと焼酎も加わっていのちの洗濯と舌の洗練を果たしました。結局15名で天然ブリの巨体を余すところなく食い尽くして酒代を含め会費は4000円ポッキリ。満足度200%の夕べでした。おそまつ!!。

  2005年01月24日

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• 毎日文化センター講座「摘み菜を伝える会」と一緒に。

  　摘み菜を伝える会の毎日カルチャーの人たちと野草を摘み、おいしく食べる会をギャラリーでやりました。とても元気な会で参加者20名でしたがその倍はいるようなにぎわいでした。J-FAS会員でもある小嶋シェフの六香カレー(六つの香りとギャラリーのある六甲山麓とかけたおしゃれなメニｭｰ)は大好評。これならぼくにもできそうだと思いましたので近々挑戦してみます。　　明日は阪神大震災追悼の前日。この十年の無念の日々を支えてくれた亡き娘の親友たちを招待し、最初で最後の追悼の集いを我が家で持ちます。みんな立派になって社会のさまざまな方面で活躍していますが、明日は全員かけつけてくれますので奥方は料理や迎える準備におおわらわです。

  2005年01月15日

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• あっと驚くキノコ・グッズ展明日よりはじまります。

  　小生が事務局長をつとめるJ-FAS日本キノコ協会所蔵のキノコ・グッズの展示がはじまります。今回は世界のキノコ切手とキノコのイコノグラフィー絵画をのぞく「目からうろこ」のファンシー雑貨、衣料品、ぬいぐるみ、文具、生活用品、アンティーク、ガラス製品などがギャラリーいっぱいに勢ぞろいいたします。期間中はさまざまなJ-FASトーク&交流会(http://www.j-fas.com/のスケジュールをご参照ください)も開かれますのでキノコが好きな方はもちろん、キノコに関心のなかった人もぜひおでましください。会場は阪急神戸線王子公園駅東口下車。線路の山側に沿って大阪方向へ徒歩7分、二つ目の踏切りにあるセブン・イレブンの角を山側に回って三軒目です。きのこの看板が目印です。毎週月・火曜日休廊。午前11時から午後6時まで。金曜日は正午すぎからオープンですのでお間違えのないように。喫茶のサービスもありますので軽食持参での観覧もOKです。

  2005年01月11日

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• ギャラリーきのこのお掃除と展示

  　今日は一日仕事をするつもりで出勤しましたが、一時間ほどするとギャラリーから電話で昔のマンションの隣人で親戚同様のつきあいをしていた米田ファミリーが来たとのことで、飛んでいきました。賢治くんは僕の二倍ほどの背丈になって顔だけは昔のままの童顔で、あろうことか、きれいな綺麗なベトナム人の奥さんを連れてのご登場でした。ご両親もとても元気なご様子で昔とちっとも変わっていないので時間が止まっているような錯覚に。しかし、非情にも10年以上も時は流れているのですね。一時間ほど話に花が咲いたところで映画ファンの中川君がふらりと来訪。賢ちゃん夫妻にはベトナム文化紹介の集いをギャラリーで開いてとお願いして別れました。うれしくもなつかしいひとときでした。それから僕も開廊に向けて掃除を手伝う羽目に。高いところに手が届く中川君もここで出会ったが運のつきとばかり手伝ってくれたので大助かり。シャッターや天井のダクトの手の届かぬ部分までもすす払いができました。松田陽子さん、中川君を六甲まで送ってからいよいよキノコグッズ展の準備をはじめ、終わったら9時を過ぎていました。あわてて帰って突然入った訃報の緊急連絡をすませ、ようやく自分の時間ができましたので日付変更線を越えて今日の出来事をメモっています。毎日がこんな風にわけのわからないままにワァーッと過ぎていくので大変ですが、いよいよせわしかったお正月も明日をもって終わりそうです。もうひとつせわしい日々のはじまりでもありますが・・・。

  2005年01月09日

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• 満月の夜はきのこ鍋で。

  ギャラリーきのこの持ち寄りパーティーは、参加者がとても少なく5名ぽっきり。Kさんが届けてくれたキノコ(クリフウセンタケ、アミタケ、トキイロラッパタケ、アブラシメジ、シロカノシタ、オオキツネタケ、あと数種は遅れていった僕の口にはいりませんでしたので不明)を賞味しながらとても小気味の良い対話をたのしみ時の経つのを忘れてすごしました。Kさんの味付けはいつも抜群ですが、遅参したおかげできのこ汁がやや煮詰まり気味でこれがむしろ効を奏して最後の雑炊がこれまで体験したことのないほどうまいものになり、鍋は最後の一滴まで食べつくされてからっぽに。「明日は冷えるぞ」と満面の笑みをたたえて精一杯語りかけてくるお月さまを見て見ぬふりをして帰りました。月には敏感な私ですのでしっかりと今月今夜の月は心に焼きついていますが、今夜の月はとてもきれいが、なぜか無視したくなるような雰囲気があり、終始知らんふりで押し通しました。極上の焼酎の古酒「瑞泉」がそうさせたのかも知れません。しかし、そんな月の誘惑をものともしないですませられるような何かが沸々と腹の底から沸いてくる夜でした。

  2004年10月28日

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• 乙女文楽座ワークショップ

  この日曜日、日本で文楽の修業をしていたクセー二ア・ゴローヴィナさんが帰国するというので、急遽「ギャラリーきのこ」でワークショップを開いていただきました。大阪に本拠をおく乙女文楽座は歴史も古く女の人だけで舞う人形浄瑠璃で、彼女の師匠に当たる人たちも来ていただき、女三番叟(おんなさんばそう)や艶容女舞衣「酒屋の段」(あですがたおんなまい・さかやのだん)、クセー二アさんは彼女の手ずから作ったお染人形を用いて新版歌祭文「野崎村の段」さわりなどを演じていただきました。彼女の体験談も含め4時間たっぷりくぐつの舞を堪能しました。お試しコーナーもあり、参加者が人形を身につけてしぐさをするのですが、ことのほか難しくちょっとした動作をするにも大変な集中力が要ることがわかりあらためて人形浄瑠璃の奥のふかさに参加者一同感心していました。昨晩は深夜すぎに中天に14番目の月が薄雲を通しておおきなあわい光の円をえがきかかっていました。芸術の秋、きのこたちが美を競い合う秋はあっという間に過ぎていきます。この行きて帰らぬ秋の日々を大切にしたいと思っています。乙女文楽座のことはhttp://www.j-fas.com/modules/myalbum/にonしています。興味のある方はごらんになってください。

  2004年09月28日

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• ヘソクラトップの図像はドクツルタケです

  いよいよ九月。ヘソクラウエブのギャラリーは9月1飛りドクツルタケに模様替え。killer angel。美しい白衣の天使にはご用心。今回はネイチャー・キノコ写真家の桝井亮氏の映像です。野山で出会うとつい見ほれてしまいます。

  2004年08月27日

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• 秋のベニテングツァーの打ち合わせを兼ねてキノコサロン

  8月もいよいよ終わりに近い26日の木曜日、納涼夕涼みと秋の信州行きのプランについて話し合います。ギャラリーきのこに7時頃集まってね。信州行きは10月9日朝現地集合、ベニテングちゃんを求めて高原の秋を満喫します。10日現地解散の予定です。参加希望の向きはメールください。9月はじめ頃資料お送りいたします。hetero8@j-fas.com/

  2004年08月16日

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• ギャラリーきのこはこの11月で満2年。

  この11月、ギャラリーきのこは満2歳の誕生日を迎えます。いよいよこれまでのテストパターンとノウハウを活かし、きのこをかくし味にしたアート運動をもっと過激に、もっと刺激的に展開するためのサロン活動を充実していこうということになりました。この9月にあたらしいプランをもちより再度集まりグルメはもちろん、へテロソフィア・ルネッサンス(デジ・アナ世界のバランス回復のアート運動)に向けて始動をはじめます。これからますます目が離せなくなるギャラリーきのこをみんなで応援してください。

  2004年08月12日

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