お正月2022年
冬ざれの大戦殉難北方異民族慰霊碑 今年は昭和の日の慰霊祭ここでやりたいものです。 コロナで人影もまばらな神戸市護国神社の初詣風景。今年は宮司さんも不在で権禰宜にあたる奥様とご挨拶。お神酒の献杯もなく、なんともさびしい神社の初詣風景でした。 「No More 英霊」を旗印に慰霊の事業を続ける私どもにとっては、皇国思想による長州藩の招魂社由来の護国神社の役割に神社本来の五穀豊穣を祈念する護穀社としての役割を取り戻すことで神道の本筋の流れに合流させるべきだと考えています。 護国神社こそが、21世紀のこの国の平和思想を深化させる礎となるべきなのです。そんな意味でも今年の昭和の日はぜひ慰霊祭を斎行させたいものと思っています。 新春恒例の墓参。閉苑して久しい追谷墓地が新規募集をはじめたことで整備が始まり方々で改修工事が行われています。市章山の直下の墓苑で、庶民にとって身近な土地柄ですから無縁墓が増えたとしても継続が望ましいと思ってきましたのでうれしい兆しです。私の子供のころからのお地蔵様も風雨に耐えてご挨拶。 今回はコロナ禍で会えなかった筑波在住の甥っ子の剛士くん一家とも2年ぶりに再会。新しい家族も加わってちょっとだけにぎやかなお正月となりました。 社会実験に終始した我が国の無為無策のコロナもまもなく去りますが、ポストコロナの世界はかなり淘汰圧が進み物心両面の貧富の差が増大し、比較的軽度のまま推移した列島事情も変貌することは必定です。国際情勢もますます緊迫の度合いを深めそうなので日々覚めて周到に諸般に取り組む必要がありそうです。この10年われわれがなすべきことは「月のしずく」新春号にふれております。かくして2022年の新年は静かに幕をあけました。本年もどうぞよろしく。