いよいよキノコ列島人の活動を世界に。
シベリア・キノコ探検は過去2回、極東のシホテ・アリン山麓の保護区と、バイカル湖の保護区で実施してきましたが、いよいよアジア列島人のアイデンティティー確立という新しい流れの中でユーラシア大陸や列島弧の問題をとらえなおし、キノコに代表される人と自然の探求を通してアジア人相互の真の友好を深めたいと思っています。そのキー・マンがウラジーミル・スヴィリードフです。彼は黒沢の「デルスウザーラ」映画制作を現地で手伝った人物で、シベリアタイガーとキノコの専門家です。この9月、わが魔女がウラジオストック映画祭に審査員に招待されて行ったときに毎日会場まで会いに来て日露合同の自然とキノコを介した文化交流を実施してほしいと熱望された方で、この人をキー・マンとしてキノコ趣味人の国際化に向けて動きはじめたいと思っています。そのときもらった新聞の切り抜きがこのアイコンです。