「月のしずく」52号 Mycophile Artの胎動
茶留たかふみくんの表紙でおなじみの「月のしずく」52号、ようやく全国の会員のもとに届いたようです。最近は構造不況に陥って久しい郵政事業が料金値上げの準備もあって極度に不安定になっていますので、1週間は見ておかねばならないようですが、21世紀はスローダウンしなければすべてがパンクしてしまうこと必定ですのでのんびりいけばよろしい。それができるかどうかこそが人類のサバイバルゲームの喫緊の課題となりましょう。 来年から始まるきのこ暦第Ⅴ期8年は序奏段階に入り、「月のしずく」もそれに合わせて50号の2024年3-4月号よりはぐんと内容が深化してきています。特に今号は火が点いたようで格段の進展を遂げました。といっても前にすすむのではなく深掘りの一途ですが。 私に残された仕事はここに採り上げる独立独歩の個性的なアーティストたちが、かってのシュールリアリズム運動のようなトレンディーで硬軟自在なアートの可能性に目覚めること。そして流れを自覚して個性を輝かせながらしかもゆるやかにつながりその流れを太らせていくことを手助けすることです。