想像力という翼
イタリアのローマの遺跡は、現代の街のど真ん中にドン、と巨大な遺跡がある。(オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」という映画にたくさんでてきますね)時間の厚みを感じさせるものは、その間にいったい何があったのだろう、という想像する自由を与えてくれる。そういった想像力は、ローマの遺跡よりも遥かに身近な使い込まれた食堂のテーブルだったり、風雪にさらされたアスファルトにできた無数のシミからも自由奔放な物語をいくつもつくりだすことができて、一人で勝手にわくわくできてしまう。私が絵や作品に、深みやちょっとしたシミなどを無意識に求めるもとは、そんな想像力好きなところにあるようです。* *************イタリアの地震のニュースは衝撃でした。亡くなられた方々のご冥福と今後の復興を心よりお祈りします。