絵というフレーム(2)
絵を鏡という役目で想像してみたら?鏡、ということは、自分がうつしこまれている。自分自身と鏡で「出会う」ことで、「今日は元気」とか「うれしい」「悲しい」「自分は人間だ」とか気付きが生まれる。(自分では顔もみえないですものね!)絵と向き合って、感じたこと、気づいたこと、その気持ち、感情で自分と対話する。向き合うタイミングによって、気づきは違ってくるので、さまざまな対話が繰り返される・・・。一枚の絵の中に、無限の見方があって、自分の気持の広がりも無限にある・・・とっても自由で深い感じで静かなわくわく感があります。鏡、という概念は、1961年に、ロスコという画家を評したペーターという人が使っています。そして、絵を生き物と考える考え方もあります。これも、私は好きな考え方です。また紹介しますね。参考:Seiz, Peter. Mark Rothco. New York:Museum of Modern Art,1961.P.10.参考:マーク・ロスコ 企画・監修 川村記念美術館 *********************昨日は誕生日でした!ので、昨日はアルコール解禁(笑)!!