元祖・ネギの舞台裏

[DMカードについて語る] カテゴリの記事

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  『野生の野望』第一回戦に関するお知らせ

  参加者の皆様、急な開始日時変更を受け入れてくださってありがとうございます。皆様が参加可能な時間を元にトーナメント表を作りました。◆野生の野望トーナメント表◆ＹｅｓＭａｎさんの参加可能時間が夜９時までなので、それに合わせたトーナメント表にしてあります。一回戦第一試合は６月１８日夜８時頃開始予定のＹｅｓＭａｎさんＶＳジャック・クーロンＺＺさんの対戦です。一回戦第二試合は同日夜９時頃開始予定のＲａｅｒｕさんＶＳナカジさんの対戦です。この開始予定時刻はそれぞれの参加可能時間を元に考えたものです。ここのコメント欄や掲示板を使うなどして、それぞれ時間の調整をしてもらえるとより良いかと思います。◆ルール◆・参加の条件ＤＭ　ｖａｕｌｔ様内の極楽システムが使用可能なネッターのデュエリストの方のみ。・デッキのルール『ワイルド・キングダム』をベースに１０枚まで変更可能。変更するカードは殿堂入りルールに乗っ取るものとする。戦国編のカードは全て使用可能とする。・大会形式有志６人による（シード権の選手２名を含んだ）トーナメント形式。・対戦形式３本勝負２本先取。勝利した選手が『ネギの舞台裏』内のコメント欄か掲示板にログを残す事とする。ログの提示がなかった場合、無効試合となる可能性がある。・賞品２７弾５神ホイルセット『ワイルド・キングダム』ヨワゴシ画伯サイン入りカブトワン・罰ゲーム参加者の方々が１つずつ罰ゲームを考えて、その中から優勝者が選択するものとする。罰ゲーム発表のタイミングは、１回戦（シード選手は２回戦）の最初の対戦でログに残るように発言するものとする。罰ゲームの対象は１回戦敗退者全員。シード選手は最初に参戦した試合で敗北した場合、罰ゲームを行うものとする。ネカマはオプションで。・初戦開始予定日６月１８日・デッキ調整の時間『野生の野望』最初の試合開始（６月１８日夜８時）以降、大会途中でのデッキの調整は不可能とする。◆賞品受け渡しについて◆大会終了後に私のメールアドレスを公開しますので、そちらに賞品の発送先を送って下さい。ヨワゴシ画伯サイン入りカブトワンはkorouさんがお持ちなので、お手数ですがＤＭドリームメーカー様にご連絡お願いいたします。いきなり、開始日時を早めてしまいましたが、皆様の承認を得られてほっとしております。皆様、ご参加ありがとうございます！何か質問があれば、コメント欄にお願いいたします。追記：失敗したバージョンのトーナメント表を見てしまった皆様、華麗にスルーでお願いいたします。

  Jun 17, 2008

• 今回、初めてデッキバトンに参加される方へ

  突如始まった新たなデッキバトン『バトンでデッキトリプルＳＲ編』。前回のデッキバトンがkorouさんが主催する最後のデッキバトンだっただけに、もうデッキバトンをやる勇者が現れないと思っていましたが、こうして伊坂ケロさんが始めてくださいました。とても喜ばしい事です。さて、今まで観ているだけでデッキバトンをするのが初めてだという人もいるかもしれません。これから書く事はそういった方々に「こうするとよいかもしれない」というアドバイスを思いつく限り書いたものです。よろしければ参考にして下さい。１：バトンをまわした後の連絡先カードを選んだら、主催者の伊坂ケロさんに報告するとよいでしょう。そうする事で現状が把握しやすくなります。バトンでカードを選んだら、選んだカードと回した相手、回した相手のＨＰ（持っていれば）とＵＲＬを書くと判り易いです。連絡先は伊坂ケロさんのＨＰ『旅館～白泉～』まで。もしくはそれぞれの主将に連絡するのもよいかもしれません。２：バトンを回す記事を書く時にバトンで回す項目の４番にあたる『次に廻す方は？』の部分では、名前の他にＨＰとそのＵＲＬを書いておくと判り易いと思います。少なくとも、実況はしやすくなります（笑）。３：主将の意見に耳を傾けて各主将は、全てのカードを俯瞰して色々試しているかもしれません。主将の意見も取り入れつつ、全体を見てカードを選ぶとよいでしょう。大抵、主将はひーひー言っていたりするものなのです。主将はそれぞれミステリウムさん、ジャック・クーロンＺＺさん、そしてネギＦＸ（小生）の三名です。４：そのカードが何枚入るか考える今回のバトンはお題のカードとバトンで選ばれる１５枚のカードをあわせて、全部で１６種類のカードを使ってデッキを作るバトンです。全て使わなければらないため、一枚一枚の選択は重要になってきます。四枚詰みで使う事が多いカードが多すぎた場合は、一枚入れるだけで機能するようなカードを（例えば、トリプル・ブレインなど）また、一枚入れるだけで充分なカードが多い時は四枚詰み推奨のカード（青銅の鎧など）を選ぶとよいでしょう。５：全体のコストや色のバランスを考える重いカードが多いと動きにくいですし、色が偏りすぎても使いにくくなります。そこまでチェックするのは難しいので、コストだけは気をつけるとよいかもしれません。ここまで五つの項目を書いてきましたが、バトンの暗黙のルールとして華麗にスルーしていただいてもかまいません。あくまでこれらは「こうしなければならない」ではなく、「こうするとうまく行くかもしれない」というヒントです。

  Apr 15, 2008

• 罰ゲームをカースペインデッキに指定した理由など

  ひどい文章を見てしまったため、怒りに指先が震えております。エイプリルフールの釣りでもなんでもありません。改めて語る必要もない事だとは思いますが、第四回バトンの罰ゲームに『カースペインデッキ制作』を指定したのはバトンに選ばれるプレイヤーの方々の素敵なお知恵を拝借して、何か使い方を見出せないかという思いがありました。カースペインが使い道のない完全下位互換であれば（言い方は悪いですが、シザーアイのようにどうやっても使う理由がないと判っているものであれば）この罰ゲームを選ぶ事はなかったでしょう。先日、使えないと言われているカードを使いこなそうとしている人達は非情に素敵なアイディアを用いて対象のカードを使いこなそうとしている、という記事を書きました。その努力や生まれてくるアイディアまでも否定してカードを屑と呼ぶ者がいるのであれば、使った事もない癖に偉そうな顔で否定をする者がいるのならば、カードゲームとはなんとつまらないものなのでしょうか。私は、カースペインを屑だの何だのと言わせるために罰ゲームに選んだのではありません。今回のケースで人のブログの記事に釣られてそういう事を書くのはやめていただきたいと思います。自己満足だと言いたいのは判りますが、使っている人がいるという事も忘れないで下さい。シザーアイを使っていた時のように、ノリでやっているのではなく、真剣にやっているのです。そういう人がいる事を決して忘れないで下さい。あれだけ醜悪な言葉でカースペインを罵られると判っていれば、もし、あの時に判っていれば罰ゲームにこれを選ぶ事だけはしなかった。もし、やり直せるのならば、あの罰ゲームではなく他の罰ゲームを選んでいたでしょう。後悔しています。

  Mar 31, 2008

• 『使えない』と思われているカードと『使えない』カードは違う

  タイトルにあるように、『使えない』カードと『使えない』と思われているカードの違いは大きいです。これは、カードの問題というよりは、それを評価するプレイヤーの問題でしょう。使えない、と思考を閉ざしてしまう事がそのプレイヤーにとって大きなマイナスになってしまうと思います。『使えない』ように見えるカードを使ってデッキを組む事は無駄な事でしょうか？今夜はそれについて考察してみたいと思います。◆『使えない』と敬遠する理由◆多くの人が特定のカードを『使えない』と敬遠する場合、弱すぎて使えないのか、もしくは何らかの条件をクリアすれば強力になるがその条件をクリアするのが大変で使いこなせないケースがあります。前者ならばともかく後者の場合、『使えない』ではなく『使いこなせない』と表記すべきです。たまに、『使いこなせない』のをカードのせいにして『使えない』と表記する人もいますね。『使いこなせない』カードを上手に使うのは簡単な事ではありません。知恵を捻り、アイディアを試し、デッキを形にしていかなければなりません。その特定のカードを使う事に特化したデッキ（俗に言う専用デッキとはこういうものを言うのでしょうか）になるでしょう。もしかしたら、アイディアが全てうまく行かずに形にならないかもしれません。ですが、その努力が本当に無駄になるのでしょうか？そんな事はありません。そこで得られた知識は、応用して別のデッキに活かす事が可能です。それに、新しい弾が出ればデッキが完成する可能性もあるでしょう。◆使いたいカードでデッキを作る事のススメ◆こういう意見を書くと、自己満足だと言われるかもしれません。確かに、自己満足ではあると思いますが、こういう楽しみ方をしたっていいという提案として書きたいと思います。デュエル・マスターズでデッキを作る場合、勝利する事にのみ比重を置いたガチデッキと、観衆を魅了する事を意識したネタデッキがあります。ガチデッキよりもネタデッキの方が自由度が高いように見えますが、現在のデュエル・マスターズで本当にネタデッキは自由度が高いと言えるでしょうか。「カードの能力を活かす」ではなく「絶対にカードの能力を活かさなければならない」という前提になっているように見えるのは気のせいでしょうか。そろそろ、ガチデッキでもネタデッキでもない、単純に使いたいカードを使うデッキを組む事を認める空気があってもいいと思うのです。こういった人の楽しみ方にまで口を挟む人はいないでしょうが、念のため。要するに、ガチでもネタでもない自由度の非情に高いデッキ制作をしたっていいじゃない、という事なのです。◆脱線を戻して、本題◆カードを使えないと言う事はものすごく簡単です。多くの人が使わないカードの研究をするよりも、環境にとって重要な誰でも使っているようなカードを研究した方が、一時的には勝ちに近づけるでしょう。ですが、『使えない』と言われたカードを使いこなそうとしている人達は、とんでもなく素敵なアイディアを駆使してそれを使いこなそうとしています。そのデッキを見ただけで感動してしまうような素晴らしいアイディアです。そういった部分を無視して研究すらしていない人達がカードを『使えない』という権利はないでしょう。少なくとも、損はしていると思いますね。これらのアイディアも愛のなせる業でしょう。『使えない』と言われたカード達に、再び、魂を送り込んでみるのもいいものです。

  Mar 28, 2008

• いい記事に触発されて、少し真剣にあの精神について考えてみる

  今回の記事をお読み頂く前に、garakuhaさんのメインのＨＰ『鴉のように舞、独楽のように廻、靱に刺』の３月１８日の記事を見ていただきたいと思います。今回は、俗に言う『加賀精神』とその精神状態を維持するにはどうすればいいのか、という事について考えていきたいと思います。◆『加賀精神』とは何なのか◆まず、今回の記事が私の勝手な解釈、憶測で書かれているという事を頭に入れておいて下さい。記憶違い、解釈違いなどの間違いがある可能性があるという事です。ここで取り上げられている『加賀精神』とは何か。非情にストレートにデュエル・マスターズに向き合う精神であると解釈しています。不満があっても文句を言う暇があったら試行錯誤を繰り返し、打開策を見出す。そんなストイックで純粋なカードの楽しみ方ではないでしょうか。多くのプレイヤーが投げ出すような課題に対して（例を挙げるとすれば、昨年のロマネスクの問題などが適切でしょう）さじを投げる事なく、自分のできる範囲で勝ち筋を見出すような楽しみ方。本当に厳しい『戦い』にも似た部分があるかもしれません。ですが、本気でやるならばこういった厳しさを覚える事も必要でしょう。環境が特定のカードに支配されたとしても、文句を言わずに対抗策を練るプレイヤーはどんな時でもいたと思います。白旗を揚げずに最後まで抵抗し、考えるプレイヤー。もちろん、環境を支配しすぎたカードの危険性を挙げる事は間違いではありません。ですが、危険性を挙げるよりも前に対抗策を練るプレイヤーの方が多くを得られると思うのです。そして、個人的な考え方を述べるのならば、危険に立ち向かうプレイヤーの方を真似したいと思います。◆『加賀精神』を裏打ちしているもの◆『加賀精神』を裏打ちしている物は何か。あの圧倒的な説得力を持った言葉はどこから生まれるのか。それは、簡単には真似できない量の努力とそれが実った無敵の実力にあるものだと思います。以前、対戦していただいた時に（記憶違いであったらごめんなさい。記憶違いでない事を願っております）目にも留まらぬ速さで負けてしまった事を覚えています。その時使われたのが速攻デッキだったわけではありません。ですが、考えられない速さで負けてしまった事が鮮明に記憶に残っております。早く倒すからいいというのではなく、戦い方に無駄がなく非情に洗練されているからこそ、ここで記しているのです。そう、無駄がない。圧倒的な実力の差を見せ付けられ、悔しいと思う前に驚き感動しました。あれだけの実力を手に入れ、無駄がなく綺麗な戦い方をするまでにはどれだけの努力をすればいいのでしょうか？少なくとも、ちょっとした強力カードの登場で諦めてしまうプレイヤーには到達できないレベルである事は間違いありません。私も自分の経験に裏打ちされた発言をしたいものです。一応、自分に合ったレベルの発言をしているとは思うのですが。◆楽しさを得るための厳しさ◆『加賀精神』は本当の楽しさを得るための厳しさの現われではないでしょうか。何一つ、逃げの部分がない完全な攻めの姿勢でのデュエル・マスターズ。それでしか到達できないおもしろさがそこにあり、『加賀精神』はその入り口なのだと思います。思った時がチャンスです。今回の殿堂を逃したとしても、次のチャンスはいくらでもあります。『加賀精神』を取り込んで、今までとは違ったデュエル・マスターズとの付き合い方を考えてみるのもいいかもしれませんね。

  Mar 28, 2008

• パーフェクト・アースに関する二つの疑問を聞いてみた

  星龍パーフェクト・アースに関する疑問が二つあったので、聞いてみました。Ｑ．パーフェクト・アースが自分の場にいる時にクロスギアが出た場合、クロスまでコストを支払わずにできますか？Ａ．パーフェクト・アースで追加されるシールドトリガーの効果はジェネレートまでとなります。クロスはまた別にコストを支払います。これから、クロスギアは増えてきそうなので、早めに確認できて安心しました。Ｑ．パーフェクト・アースが自分の場にいる時、『そのシールドトリガーは使えない』と書かれているシールドを手札に戻すカード（デビル・ドレーンなど）を使った時、シールドトリガーは使えますか？Ａ．その場合、『そのシールドトリガーは使えない』というテキストが優先されるため、シールドトリガーは使えません。エメラルで悪用できないかと考えていたのですが、悪い事はできないようです。こちらも念のため確認できて安心しました。

  Mar 24, 2008

• 完全極神情報from別コロ４月号

  別冊コロコロ４月号より、完全極神のカードに関する情報です。◆ゴッドについて◆・海神ブルー・ポセイドン　水文明　種族：ゴッド　アンコモン　コスト５　パワー４０００＋　このクリーチャーはブロックされない　自分のターンの最初にドローする時、このカードにリンクしているゴッド１枚につき、さらに１枚引いてもよい。　Ｇ・リンク《天神シャイン・バルキリー》の右横または《黒神ダーク・インドラ》の左横。・黒神ダーク・インドラ　闇文明　種族：ゴッド　レア　コスト６　パワー４０００＋　このクリーチャーが攻撃する時、このカードにリンクしているカード１枚につき、相手は自分自身のクリーチャーを１体破壊し、カードを１枚マナゾーンから墓地に置く。　このクリーチャーが破壊された時、他のゴッドを１体、自分の墓地から手札に戻してもよい。　Ｇ・リンク《海神ブルー・ポセイドン》の右横または《炎神フレイム・アゴン》の左横。◆多色進化クリーチャーについて◆・聖鎧亜クイーン・アルカディアス　光文明／闇文明　進化クリーチャー　種族：ロスト・クルセイダー／エンジェル・コマンド　ベリーレア　コスト６　パワー９０００　マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。　進化　自分の多色クリーチャー１体の上に置く。　相手は多色ではない呪文を唱えることができない。　Ｗブレイカー◆その他のクリーチャー◆・妖魔賢樹フライ・ラブ　闇文明／自然文明　種族：ツリーフォーク／ヘドリアン　アンコモン　コスト３　パワー２０００　マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。　自分の呪文を唱える時、支払うコストを１少なくしてもよい。ただし、コストは１より少なくならない。・巡霊者ミ・アモーレ　光文明　種族：コスモ・ウォーカー　コモン　コスト３　パワー２０００　ブロッカー　このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。　このクリーチャーが破壊された時、そのターン、他のクリーチャーは攻撃することができない。◆＋１ドリームのカード？それとも再録？◆＋１ドリームのザウム・ポセイダム（新イラスト）が記事に載っていました。レアリティはレア。＋１ドリームでの収録になるのか、それとも今回の弾で再録になるのか。プロモや＋１ドリームらしきマークも見当たらなかったので、再録なのではないかと考えております。ただ、『超神龍ザウム・ポセイダム』だったのが『蒼神龍ザウム・ポセイダム』になっているのはどういうわけなのか…。この部分は少しもめそうですね。同じカードとして扱う事になるはずですが。

  Feb 29, 2008

• 特定のカードの殿堂入りを求める議論の稚拙さについて

  以前から気になっていた事ですが、カードに関する論争、特に特定のカードの殿堂入りに関する論争ではあまりいい議論が行われていないように思えます。全体的に「自分の意見を相手に認めさせ、相手の意見を全面的に却下する」空気が蔓延しているように思えるのは私の気のせいでしょうか？例えば、Ａというカードの殿堂入りを求めるスレッドが立てられたとしましょう。その賛成意見、反対意見がすぐに出てくるはずです。満場一致で、賛成反対が決まったケースはまだ見た事がありません（私が知らないだけという事も考えられますが）。賛成派の方々は、反対派の方々の意見に攻撃をします。論争ならば、それが自然な事です。ですが、問題なのはそれがただの感情論になっていないかという事、そして、本当に相手と話し合う気があるのかという事です。世の中には人の数だけ考え方の違いがあるものです。自分と正反対の考え方をする人間に自分と同じ考え方を強制させる事は誰にもできません。相手と論争をするつもりならば、相手の意見の正しい部分と間違っている部分を見つけ出し、どうして間違っているのかを論理的に分析する必要があり、それを相手に教える必要があります。自分と違う考えであっても、感情は抜きにして語りましょう。論争をしている時に、客観的なデータではなく、自分の感想を言うのもあまりいい事ではないと思います。ただの感情ではなく、カードの問題点を判り易いデータで示せば相手も納得しやすいでしょう。論争をしているところに、ただの感想を少しだけ言って去る事は、個人的に好きになれません。ただ何かを言うだけならば、わざわざ論争用に用意された場所で言わなくてもいいと思うのです。私は、常々こういった論争の意義を考えていました。最近では、こういった論争が全て無駄に思えてきたのです。もちろん、中には非常に的確な意見を述べる事ができる方もいらっしゃいますが、大抵の方が相手の意見をねじ伏せる事しか考えられないように見えるのです。最後には、相手に対する憎しみしか残らないのではないかと心配になります。ユーザーの論争だけで、ターゲットにしているカードが殿堂入りになるでしょうか？本当に殿堂入りを望むのならば、論争以外にする事があるのではないでしょうか。例えば、論争に使う場を広げる事が挙げられます。一箇所で理論を戦わせるのではなく、複数のＨＰ、ブログで大々的に論争を行った方が、メーカー側の目にもつきやすいと思うのです。他には、メーカーに自分の意見を送る方法があります。多くの方の殿堂入りを希望する署名を集める、大会入賞者の多くがこのカードを使っていてデッキのパターンが固定化されているなどの情報を集めて多くの方が送る事には意味があるでしょう。この場合は、「このカードのせいでデュエルがつまらない」という感情的な言葉を書く事があってもいいかもしれません。相手の意見をねじ伏せるのではなく、殿堂入りさせる事が目的ならばこういった効率のいい方法がいくつもあると思います。本当の目的を見失わないで下さい。論争で相手を必要以上に攻撃する事よりも、楽しいデュエルをするためにどういった事ができるのかを考えるようにして下さい。

  Jan 5, 2008

• 殴られて理解する強い新カード

  今回の弾の人気は非常に高いようで、多くのところで売り切れになっていました。これは二つ前の２４弾発売直後と同じ現象だと感じました。レインボーが多いため、癖が非常に強いですが、強いカードが多いためでしょう。極楽システムでも新弾のカードを使ったデッキと対戦する機会がありました。使われて強いと思ったカードについて（まだ、一部ですが）考察してみます。◆聖鎧亜キング・アルカディアス◆返しのターンに何らかの方法で除去すればいいとは思うのですが、絶対に手札に除去呪文があるという保障はありませんし、スペル・デル・フィンを出されたらレインボークリーチャーが少ないデッキでは勝ち目がないと思います。充分過ぎるほどに強い切り札だと感じました。唯一の疑問は、単色クリーチャーを相手が召喚した場合、場に出た時の効果は使えるのかどうかという事です。もし、使えるのなら…コーライルで対策をしようかと思います。◆腐敗聖者ベガ・腐敗無頼トリプルマウス◆非常に無駄な部分のない５マナのクリーチャーだと思いました。手札破壊もシールドを増やす効果もマナブーストもほとんどどんな状況でもうまく機能します。クローン・バイスが殿堂入りした事で、序盤の手札破壊は減りましたが、この二枚の登場で中盤以降の手札破壊は増えていくかもしれませんね。◆ミラクルとミステリーの扉◆相手が選ぶというのがネックになりそうですが、大型クリーチャーを大量に入れたデッキだとかなりうまく動くと思います。この能力を最大限に活かすデッキを作る場合、専用デッキになってしまう可能性もありますが、この呪文のためにデッキを作る価値は充分あるでしょう。発売直後という事もあり、まだ一部のカードしか見かけませんが、時間が経てば経つほど多くの新弾のカードを使った戦法が出てくることでしょう。今回の弾は期待通りのセットだと思います。

  Dec 24, 2007

• 久しぶりに小説用以外のデッキを公開

  以前記事で書いたロメールのデッキです。今後も微調整を繰り返すと思います。『ロメールさんが通る』飛行男、風車男、汽車男の三枚は非常に強力です。これ以上に相性のいいヘドリアンを見つけるのは難しいと感じました。一枚だけ入っているコーライルですが、一枚だけでも充分使えます。いざという時に手札に持っておくだけで安心できるいいカードです。特に活躍するのが四枚入っている封魔ヴィネスです。ロメールに進化できるとは限らないため、ブロッカー破壊のカードは重要になってきます。現時点での弱点は、ノーブル・エンフォーサーを出されたらどうしようもない事かもしれません。エンフォーサーを出されても平気でいられるように何か対策を練る必要があります。個人的な感想ですが、ロメールはまだまだ現役です。アイディア次第で充分戦えるデッキが作れます。以上、ロメール好きのネギＦＸがお伝えしました。

  Dec 17, 2007

• 来年のデュエル・マスターズはどうなる？

  今年のデュエル・マスターズは非常に盛り上がったと思います。極神編とスーパーデッキゼロが起爆剤となったようですね。盛り上がった後、来年のデュエル・マスターズがどうなっていくのか、それは非常に興味深く、また不安でもあります。スーパーデッキゼロに匹敵するようなおもしろい商品は出るのか、来年のシリーズは新しい戦い方を生み出せるようないいカードは入っているのか、など…。今年の盛り上がりがあったので、予算は多く取れるのではないかと思います。そのため、大型イベントは期待できるでしょう。春や夏の大きな大会も複数の会場で行って欲しいと思います。今年に負けないようなイベントやカードが出てくる事を期待して待ちましょう。

  Dec 17, 2007

• 年末年始はロメールで

  年末年始になると、ロメールデッキを組みたくなります。毎年、いいところまで行くのですが、途中で投げ出してしまうのが問題です。ただ、毎年組んでいると自分なりの成長のようなものも見えておもしろいですね。しばらく放置しておく事で、新鮮なアイディアが浮かぶ事もあります。何故、この時期になるとロメールが使いたくなるのかを疑問に思いましたが、それは多分、ロメールデッキを初めて作ったのが丁度ロメールの発売直後だったからでしょう。その時の記憶が染み付いているのだと思います。当時、作った直後は勝てたのですが、今はそう簡単にはいきませんね。井の中の蛙だったようです。一つの切り札の使い方を研究していくのも非常におもしろいと思います。ロメールのブロックできない効果を追加する能力は使っていて爽快です。まあ…ヘドリアンと共に過ごす正月というのも悪くないのではないでしょうか。

  Dec 15, 2007

• チクショー！あと、半日早ければ！

  公式ホームページにて、怒髪の豪腕（レイジ・アーム）の効果とテキストが変わったジャガルザーの解釈について書かれていましたね。テキストが変わっても、ジャガルザーが場を離れたらスピードアタッカー追加能力は途切れる事が判って安心しました。わざわざコメントでテキスト変更後のジャガルザーに関するルールを教えてくださったお〇わさん、本当にありがとうございました。本日は、極楽システムでのトラブルを除けば非常にいい一日でした。仕事が休みなので、色々なところに寄ってお買い得なシングルカードを探していました。今回寄ったのは、以前、福袋デッキのパーツを買うために行ったリサイクルショップです。ここでかなりの掘り出し物を入手できました。戦利品は・光神龍ダイヤモンド・グロリアス（傷あり）…８０円：２枚・無敵巨兵スパルタンＪ（傷・折れあり）…２０円：１枚・無敵巨兵オメガブラックＺ（傷あり）…３５０円：２枚・機神装甲ヴァルボーグ（傷あり）…３５０円：２枚でした。傷ありとはいえ、ヴァルボーグやダイヤモンド・グロリアスがこの値段で手に入ったのはとても良い事でした。来るべき富山襲撃の準備は着々と進んでおります。ちょうどいい進化も入ったことだし、グレートメカオーデッキを組んでみようかな？

  Dec 14, 2007

• あと、一日早ければ…

  スーパーデッキゼロのジャガルザーのテキストに「このクリーチャーがバトルゾーンにある間」という部分がなくなっていたため、ダイヤモンド・グロリアスと同じようにジャガルザーが場を離れても効果が持続するのかどうかというのは、問題だと思います。実際、今日極楽システムで対戦していただいた時に、相手の方はグロリアスと同じように離れても効果は持続するというおっしゃっていました。ただ、私の解釈では単純にテキストが省略されたためだと考えたので、トラブルになってしまったわけです。互いに事務所へ問い合わせていなかったため（時間も六時を過ぎていましたし）明確な答えは出ず、すっきりしない終わり方をしてしまいました。せめてあと一日早ければ、翌日に事務所に確認が取れたのですが…。タイミングが悪いですね。ただ、どうしても納得できないのは、相手の方が自分で確認をせずに主張して挙句の果てに「調べて置いてくださいね」と調査を全てこちらに頼んで勝手に退室された事ですね。「あんたのカードだろ！」と言いたくなりましたが、退室された後では何もできません（結局、色々と調べているわけですが）。せめて、自分で使うカードで不安なところがある場合、調べてから対戦に臨んで欲しいと思います。

  Dec 14, 2007

• 次の＋１ドリームは本当のドリームだ

  ２６弾、そして、スーパーデッキゼロのザキラデッキ。強力なカードが多く、どちらも期待できる内容になりそうです。ヘヴィ・デス・メタルにガルザークが入っているのは「よくやってくれた！愛してるぞ、タカラトミー！」と声を大にして言いたいですね。今回は、まだまだ未確認の情報が多い２７弾に関する事柄を書いていきます。情報のソースはAki-Papaさんの『AkiとPapaのデュエル道！！』よりお借りしました。デュエルマスターズ/極神編 拡張パック第4弾「完全極神」（ﾊﾟｰﾌｪｸﾄﾍｳﾞﾝ） DM-273神合体を超えた「完全極神」登場！強化カード多数収録！「カティノ・チョイス」継承！2008/03/22発売デュエルマスターズ/極神編 完全極神+１DREAM（ﾊﾟｰﾌｪｸﾄﾍｳﾞﾝ・ﾌﾟﾗｽﾜﾝﾄﾞﾘｰﾑ） DM-27+１D6月新シリーズへ繋げる架け橋戦略商品！完全極神(ランダム5枚)+限定キラカード(3種)初回限定生産！！1BOX=12パック入り2008/04/26発売ＷＨＦでしか買えなかった＋１Ｄでしたが、今回は一般発売になるようですね。＋１Ｄについて調べてみたところ、価格は通常のパックの２倍の３１５円（税込み）になるという事でした。箱で買うとなると、通常の箱買いと同じ値段になるわけですね。ＷＨＦまで行かなくても買えるというのはとてもうれしい事です。ただ、初回限定になるので多くの方が入手を望まれるでしょう。一人でも多くの方の手に渡るよう、大量に生産して欲しいものです。

  Dec 12, 2007

• 母なる大地ＶＳナチュラル・トラップ

  母なる大地。自然文明の代表的なカードであり、自然文明＝このカードと言われるくらいの有名なカードです。ビクトリー・ソウルに四枚入っているため、非常に入手しやすくなったカードだと言えるでしょう（他の地域では判りませんが、私の地域ではまだビクトリー・ソウルは入手しやすい状況にあります）。そして、ナチュラル・トラップ。デーモン・ハンドと酷似している除去呪文です。相手クリーチャー一体をマナに置くという、シンプルながらも非常に使いやすく強力な能力だと思います。では、比較される事が多い母なる大地とナチュラル・トラップはどちらが強いのでしょうか？「母なる大地はナチュラル・トラップの上位互換である」という説を唱える方もいるぐらいですし、母なる大地の方が圧倒的に強いのでしょうか？私個人の考えでは「どちらでもない。デッキや状況による」というのが上記の問いに対する答えです。ならば、何故母なる大地の方が多く使われるのでしょうか？◆６マナＶＳ３マナ◆母なる大地の方が多く使われる理由の一つとして、コストの差というものがあると思います。ナチュラル・トラップは６マナですが、母なる大地は３マナです。３マナ溜まっている状況と６マナ溜まっている状況ではやれる事もやりたい事も大きく変わります。６マナ溜まっていて色々な事をしたい時に相手クリーチャーの除去だけしかできないのと、母なる大地を使って残りのマナで何かをするのでは大きな違いがあります。◆除去ＶＳ色々◆もう一つの違いに、カバーできる範囲の差があります。ナチュラル・トラップは相手の場にだけ影響を及ぼすカードですが、母なる大地は相手にも自分にも使う事ができるため、単純に考えてナチュラル・トラップよりも使える範囲が広いのです。◆結局、強いのはどっち？◆ですが、母なる大地がナチュラル・トラップの完全な上位互換ではないのは何故でしょうか？それは、母なる大地を使って相手クリーチャーを場から完全に消し去る事ができないためだと思われます。ピンチの時に使うならば、大抵、相手のクリーチャーを場から完全に消し去った方が安全でしょう。マナのクリーチャーと交換、では、それだけ危険性がともないます。結果的にカバーできる範囲が違うのです。似たような能力のカードを考察する時に、カバーできる範囲の違いを見る事でどちらのカードが使いやすいかを見抜く事は可能だと思います。その場合は、範囲の広い方を選ぶと良いのですが、状況によっては範囲の狭い方のカードが有利になる場合もあるのでよく考える事が必要ですね。

  Nov 28, 2007

• スーパーデッキも見た目が９割？

  スーパーデッキゼロが発売され、ゼロデュエルに出られる方も出られない方も含めてやる気が上昇している時期だと思われます。今回のテーマであるスーパーデッキゼロですが、販売する小売店側は（私の地域では）かなり慎重になっているように思えます。こちらでは、ビクトリー・ソウルだけ置いてある店というのがあって、見た目による売れ行きの予想がされているようです。キャッスル・オブ・デーモンがビクトリー・ソウルに比べて能力で劣っているとは限りませんが、第一印象で手を出しにくい部分があったのでしょう。特に以上の２点が大きなポイントになったと思われます。１．ビクトリー・ソウルはドラゴンのように判りやすい子供受けしそうなカードが入っている初回投入分は、すぐに売れるように子供受けしやすそうなビクトリー・ソウル優先で在庫を整えるという事は、ありえる話かもしれません。実際、キャッスル・オブ・デーモンにもバロムやネプチューン・シュトロームのような華のあるクリーチャーも入っているのですが、全体的な派手さでビクトリー・ソウルに軍配が上がったのでしょう。母なる大地も入っている事も第一印象で大きな差になったかもしれません。２．明確なデッキ戦略が見えにくい現在発売されたスーパーデッキゼロ４種の中で一番、明確な戦略が見えにくいのがキャッスル・オブ・デーモンかもしれません。連ドラ、ヘブンズ・ゲートで大型ブロッカー召喚、マナブーストとマナ破壊といったすぐに判る戦略が見えにくいので、見た目で大きく損をしている気がします。発売前にある程度の内容だけで売れるか売れないかを見極めなければならないので、判りやすさを重視するのは仕方のない事かもしれません。大量に入荷して売れずにデュエル・マスターズというカテゴリの評価が下がるよりは、少しの入荷でも売り切れた方が人気には繋がるかもしれませんね。ちなみに今回、アマゾンの予約とは別にビクトリー・ソウルを一個購入しました。一緒にいた友人Ｙ氏に「私が母なる大地四枚を手に入れた事で、本当の地獄が始まるぞ！」と宣言してみましたがどうなる事やら…。友人Ｙ氏はキャッスル・オブ・デーモンを買っていたので次に会う時が非常に楽しみです。

  Nov 24, 2007

• ＤＭの世界を旅しよう（ＰＳ２で）その４

  一月ほど間が空きましたが、このシリーズもネタが尽きるまでまだまだ続きます。前回は簡単に作れて簡単に使えるデッキでしたが、今回は色々な弾のカードを使ったゆっくりしたデッキです。以前、北条ペンギンさんのＰＳ２版に関する記事を拝見して、火と自然だけのシンプルな勝舞デッキを作ってみたいと思っていました。そして、実際に作ってみたら……相手のシールドをことごとく粉砕するこのデッキが完成してしまったのです。◆ボルメテウス・フォートレス◆・クリーチャー3 x 宣凶師ベリックス3 x 紅神龍ガルドス3 x 時空の守護者ジル・ワーカ4 x 青銅の鎧（ブロンズ・アーム・トライブ）3 x 新星の精霊アルシア4 x 無頼聖者スカイソード3 x ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン・呪文4 x フェアリー・ライフ3 x 母なる大地2 x クリムゾン・チャージャー2 x サウザンド・スピア2 x ホーリー・スパーク2 x 地獄万力2 x インビンシブル・フォートレスひたすたマナを溜めてボルメテウス・ホワイト・ドラゴンとインビンシブル・フォートレスで相手のシールドを全て墓地に送るデッキです。こういうデッキは速攻にもろいという弱点がありますが、光文明のカードを足した事で弱点を克服しています。序盤はフェアリー・ライフや青銅の鎧でマナを増やすように心がけます。序盤から出せる軽量ブロッカーのベリックスは後半での呪文回収に使うので、よほどの事がない限り序盤は使わないで手札に取っておくようにします。速攻デッキ相手の場合、ガルドスやクリムゾン・チャージャーを使ってクリーチャーを除去しながら場を整えます。ガルドスならば、ヴァルボーグとも相打ちできるので序盤は役に立ちます。シールドが減ってきたらスカイソードで増やします。シールドをブレイクさせて手札を増やすデッキなので、スカイソードの動きは重要です。母なる大地を使って再召喚を繰り返し、シールドとマナを増やしていきましょう。手当たり次第マナを増やしていくと使いたいと思っていたインビンシブル・フォートレスやボルメテウス・ホワイト・ドラゴンがマナに置かれてしまう事があるので、母なる大地やベリックスで回収します。墓地の呪文はアルシアを使って再利用します。終盤になると、マナも大量に溜まるのでボルメテウス・ホワイト・ドラゴンを２体同時召喚をする事も不可能ではありません。山札切れだけには注意してマナを増やしながら準備をし、必要最小限の攻撃で相手に勝利しましょう。

  Nov 20, 2007

• 殿堂入りカードに愛を込めて

  最近、多くのカードが殿堂入りかプレミアム殿堂になっているので、悪ノリして愛を込めてこんなものを書いてみました。社会派小説　ＤＭ企業戦士マスター・時任俊之助！！最終話　希望を胸に　すべてを終わらせる時…！　『ＤＵＥＬ　ＯＲ　ＤＩＥ』一巻は、発売未定です。時任「チクショオオオオ！くらえクローン・バイス！新必殺アーク・デラセルナ！」 クローン・バイス「さあ来い時任オオ！オレは実は殿堂入りになるぞオオ！」 （ザン） クローン・バイス「グアアアア！こ、このザ・ハンデスと呼ばれる四天王のクローン・バイスが…こんな人間に…バ…バカなアアアア」 （ドドドドド） クローン・バイス「グアアアア」 マリエル「クローン・バイスがやられたようだな…」 炎槍と水剣の裁「ククク…奴は凶悪カードの中でも最弱…」 アクア・パトロール「人間ごときに負けるとは凶悪カードの面汚しよ…」 時任「くらえええ！」 （ズサ） ３枚「グアアアアアアア」 時任「やった…ついに凶悪カードを倒したぞ…これでロマネスクのいるタカラトミー本社の扉が開かれる！！」 ロマネスク「よく来たなＤＭ企業戦士マスター・時任…待っていたぞ…」 （ギイイイイイイ） 時任「こ…ここがタカラトミー本社だったのか…！感じる…ロマネスクのマナを…」 ロマネスク「時任よ…戦う前に一つ言っておくことがある。お前は母なる大地か母なる紋章で私を使うと凶悪になると思っているようだが…この二種類は私と一緒に使う事ができない」 時任「な、何だって！？」 ロマネスク「そしてクローン・バイスが一枚だけだと可哀想なので埋葬しておいた。あとは私を倒すだけだなクックック…」 （ゴゴゴゴ） 時任「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある。青銅の鎧が殿堂入りするという噂が流れているような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ！」 ロマネスク「そうか」 時任「ウオオオいくぞオオオ！」 ロマネスク「さあ来い時任！」 時任の勇気が世界を救うと信じて…！　ご愛読ありがとうございました！

  Nov 18, 2007

• コンボ殿堂確定

  色々なところですでに書かれている事ですが、「ロマネスクと母なる大地、母なる紋章は同じデッキに入れてはならない」という新しい殿堂ルールが決まったようです。大地を殿堂入りできなかったのは、スーパーデッキゼロ第２弾に入っているからでしょう。しかし、これでロマネスクを使用したコンボが使えなくなるため、環境が安定することでしょう。ロマネスク自体は４枚までデッキに入れる事ができるので、これを活かしたおもしろいデッキが生まれる事を期待しています。正直な話、コンボ殿堂を制定したのならば、ラスト・パトロールもそのコンボ殿堂を適用してアクア・パトロールのプレミアム殿堂を解除しても良かったのではないかと思っております。アクア・パトロールがプレミアム殿堂になってから使いたくなってしょうがありません。今回の対応の早さはさすがだと思います。今年度のタカラトミーは全体的に対応が良いため、来年度になって燃え尽きないか心配になってきます。これから続くであろうランデス主体の環境にもいずれ何らかの措置を取ってくれることでしょう。非常に安心しました。

  Nov 10, 2007

• 噂はあくまで噂ですが

  新殿堂に関する情報の中で、「ロマネスクと母なる大地、もしくは母なる紋章を同じデッキに入れてはいけない」という殿堂が適用されるという噂が色々なところに広がっています。実際にそうなったら、ロマネスクを使用した色々なコンボが使えなくなるので、ロマネスクの価値は下がることでしょう。ある意味では理想的な殿堂かもしれません。これが実現したら、今までなかったタイプの殿堂となりますが、アクア・パトロールの件もありますし、今までなかったからといって今後も絶対にないとは限りません（ただ、この情報に関してはまだ半信半疑です）。新しいレギュレーションが作られていく事は今後も続くでしょう。今さらですが、ロマネスクのデザインは間違いなく失敗だったと思います。もし、「山札から置くカードは全てタップして置かれる」といったような、追加したマナがすぐ使えないようなテキストが書かれていれば、単純な強いブーストカードとして使われたことでしょう。本当に勿体無いカードです。ちょっとデザインに失敗しただけで、多くの人に叩かれ、混沌を生み出す事になってしまいました。デュエル・マスターズも誕生して五年ですが、「もう五年」と思える事もあれば「まだ五年」と思えるような事もしばしばあります。今回のロマネスクに関連する騒動は「まだ五年」だから、次に活かすための糧になればいいと思います。これからは、（いい意味で）もっと人々に受け入れられるブーストカードに生まれ変わりますように。

  Nov 8, 2007

• 60+10=70

  昨晩Aki-papaさんのブログ『AkiとPapaのデュエル道』を拝読していたら、気になる記事がありました。次の弾『超絶ＶＳ究極』のカード枚数が７０枚になるという情報があったというらしいのです。しかし、カードのレアリティ別に見てみると結局６０枚であるという事。非常に難解な問題です。もしかして、元の情報を書いた人が６０と入力するところを７０と打っただけなんじゃないかしらん、と気軽に考えていました。しかし、気になるので色々なところを調べてみたら別の場所でも７０種類らしいという情報を発見したのです。正確には『６０種＋１０種』と書かれていましたが。でも、レアリティ別に見て合計するとやっぱり６０種なのです。新手のとんちかなぁ？さて、問題となっている『超絶ＶＳ究極』ですが、『伝説のカードや人気のカードが「強化」して収録！（原文抜粋）』となるようです。それ、何て転生編過去の強力なカードが強化されて復活という点では、最新弾でも三枚のカードが強化されての再登場となったわけですが、今回もそれくらいの強化を期待していいのでしょうか？するな、と言われても期待してしまいます。また、『ボルシャック・大和・ドラゴン』という名のクリーチャーも存在する事から（ネット上では『ボルシャック・大和・ドラゴン』の関連グッズの予約を受け付けているところもあります）ボルシャック・ドラゴンの強化（転生？）クリーチャーは間違いなく登場するのでしょう。パワー馬鹿と呼ばれるだけのクリーチャーになるのか、それとも強力な能力を加えての再登場になるのか、非常に気になるクリーチャーです。

  Oct 24, 2007

• 『超絶ＶＳ究極』予約開始！

  アマゾンでの極神編第3弾『超絶ＶＳ究極（ドラゴニック・ウォーズ）』の予約が始まったようです。タイトルから判るように強力なドラゴンが出そうですが、それが進化ドラゴンなのか、進化前のドラゴンなのかが気になります。個人的には、５つの文明全てに進化ドラゴンが出るくらいの派手さがあってもいいと思っています。今までの極神編の弾ですでに他のカードのサポートによって恐ろしく強力になるドラゴンが出てきているので、今回もそういった目玉のドラゴンが出るのでしょう。ゴッドも年末セットにふさわしい強力なものが出て欲しいものです。ゴッドの場合、「使いやすく集めやすい」の両方が揃っていれば理想的ですが…。すでに情報が判っている『クリムゾン・メガ・ワイバーン』を見るだけでもなかなか期待できそうなセットです。ブロッカー対策が充実しているティラノ・ドレイクに強力な切り札が増え、環境に大きな影響を与えるでしょう。火・闇のティラノ・ドレイクが出たという事は、他の４種族も２色の、その種族らしい能力を持ったクリーチャーが出てくれると思います（例：光・自然のアーク・セラフィムでマナに関する能力など）。年末のセットは比較的はずれが少ないので、今回もかなり期待しています。今年の締めにふさわしいカードを迎えられるように、準備をしておきましょう。

  Oct 18, 2007

• ＤＭの世界を旅しよう（ＰＳ２で）その３

  久しぶりにＰＳ２のゲームで使用しているデッキでの記事です。今回は、あまり色々な弾のカードを使わなくても（ゲームでも、現実でも）簡単に作れるウエーブストライカーのデッキレシピです。◆高速型ＷＳ『波』のデッキ◆光文明予言者ラメール…４枚堅防の使徒アースラ…４枚予言者コロン…４枚雷鳴の守護者ミスト・リエス…３枚水文明アクア・トリックスター…４枚リバイバル・ソルジャー…４枚フォーチュン・ボール…３枚自然文明マッチョ・メロン…４枚アラーム・ラディッシュ…４枚ニンジャ・パンプキン…４枚シェル・チャーチ…２枚２～３マナのウエーブストライカーを中心に軽量なカードで攻撃するフルクリーチャーデッキです。非常に高い確率で４ターンにウエーブストライカー能力が発動できます。うまく行けば４ターン目にパワー７０００のウエーブストライカーが２体、他のウエーブストライカーが２体並べる事も可能です。このデッキに入っているカードの内、２９枚は１１弾のカードなので、ある程度ゲームのシナリオを進めてこの弾だけを購入し続けていればこのデッキを構成するほとんどのカードを手に入れる事ができます。１１弾のカードではありませんが、アラーム・ラディッシュはこのデッキで１、２を争う重要なカードなので絶対に入れて下さい。基本的に、４ターン目にウエーブストライカー能力を発動させるまでは、リスクを減らすために攻撃はしかけません。ウエーブストライカーが発動すれば、後は場のカードに合わせて上手く相手の攻撃を受け止め、シールドをどんどん攻撃していきましょう。非常に早いターンで勝つ事ができます。アラーム・ラディッシュは出来る限り手札に持っておきたいカードです。ですが、どうしてもマナに自然文明のカードを置かなければならない時は１枚だけ置いておきましょう。後で使う時は、別のアラーム・ラディッシュの効果を使って回収します。デッキのメインのドローはアラーム・ラディッシュとミスト・リエスですが、デュエルが少し長引いた時はフォーチュン・ボールも活躍します。このカードも１１弾のカードなので、ウエーブストライカーのカードと合わせて入手できます。２マナと３マナのウエーブストライカーのカード以外はあまり重要ではないので、この辺りのカードは好みで変えてみるのもいいかもしれません。例えば、ミスト・リエスを無頼聖者スカイソードに変えると、防御力が上がって相手の速攻に耐性がつきます。シンプルで、早く、そして強いと三拍子揃ったこのデッキは、使いこなすのにほんの少しの練習が必要ですが、一度使い方が判ればどんな相手にも（ＣＰＵには）負ける事はないでしょう。

  Oct 14, 2007

• ひょうたんから真実がポロリ

  昨日は殿堂入りの情報が釣りだと判って意気消沈していたところですが、新たな情報が。『炎槍と水剣の裁』がプレミアム殿堂に。そして、『予言者マリエル』と『クローン・バイス』が殿堂入りになるようです。コロコロ１１月号に載っている情報らしいので信憑性は高いと思います（今回のソースは、コロコロの記事に関する情報が早い某サイトです）。『予言者マリエル』の殿堂入りに関する私的な感想は先日述べたばかりですが、他の２枚のカードに関しても解説していきたいと思います。『クローン・バイス』。サムライリーグ大阪大会オープン優勝準優勝の除去ガーディアン、そして、レギュラー準優勝のデッキでも４枚入っていた凶悪なハンデス呪文です。殿堂入りしたら、存在価値が完全になくなってしまいそうな気がします。「イヤッホー！さらば、クロバイゲー！」というよりも「可哀想に…。君の活躍は忘れない…」という気分です。ボルバルザークがプレミアム殿堂になった時と同じくらいの衝撃を受けています。ただ、このカードが殿堂入りしたとしても、他にもハンデスの呪文は大量にあるので今回の殿堂がどれくらい意味があるのかはまだ判りません。少なくとも、クローン・バイスだけにハンデスを依存している環境よりはバリエーションが豊富になるでしょう。『炎槍と水剣の裁』ですが、これもプレミアム殿堂に驚いています。ただ、このカードは「相手に損をさせる事で得られるアドバンテージ」と「単純に自分が得をする事で得られるアドバンテージ」の二種類のアドバンテージを同時に得られる驚異的なカードなので、言われてみれば納得といった気分です。これで小型クリーチャーが並べやすくなりますね。「もうデュエル・マスターズに殿堂入りするカードはない」と書いた次の日にこの情報。読みの甘さが表に出る形になってしまいました。今回のレギュレーションの追加によって除去系統のデッキはダメージを受ける事は間違いないでしょう。しかし、それも致命傷にはならないレベルのダメージではないかと思います。３枚とも古いカードなので、一種の世代交代と考えるべきでしょう。聖拳編のシリーズは本当に強いカードが多かったですね。ここで殿堂を発表したとしても、来年の３月まで大きな大会はない（今までの例では）はずなのに何故このタイミングで？これは大きな大会が起こる伏線なのでしょうか？だとしたら、今の内にロマネデッキにも他のデッキにも対抗できるよう、しっかり腕を磨いておかなければなりません。

  Oct 11, 2007

• 『入れ食い』って奴だ！

  思いっきり釣られてしまったようです。あの３枚の殿堂が本当だとすれば少しは環境が良くなる可能性もあるだけに、少々残念な気もします。ジョークは程ほどに。特に今みたいにロマネスクでピリピリしている状況で今回のような発言をして後で「つりでした」と言った時に「何だー、思いっきり釣られちまったよ、ハハハー」と笑って許してくれる人と「ふざけるな！」と怒ってしまう人がいる可能性もあります。ジョークは状況と発する相手を考えないと、危険な代物になります。さて、殿堂レギュレーションですが、私はこれから先、殿堂になるカードは１枚も出ないのではないかと思っています。しかし、殿堂を飛び越していきなりプレミアム殿堂になるカードは出てくることでしょう。昨年３月のボルバルザークのプレミアム殿堂と同時に、『炎槍と水剣の裁』が殿堂入りしましたが、それ以降一年半が経つにも関わらず殿堂入りになるカードは１枚もありませんでした。環境を停滞させるようなカードはすぐにプレミアム殿堂にする、というのが現在のタカラトミーの方針なのかもしれません。これから制限に関する情報が出たとしたら、プレミアム殿堂に関するものとなるでしょう。

  Oct 10, 2007

• また勝ち逃げでヤンスか…

  『予言者マリエル』『魂と記憶の盾』『龍仙ロマネスク』の３枚が殿堂入りするという噂を見つけました。元々のソースが見つからなかったため、確定情報かは判りませんが…。マリエルとエンフォーサーのロックに手を焼いていた私としてはうれしい限りですが、何とか自分の中での攻略法を見つけたかったと思っています。殿堂入りならば、まだ出てくる可能性はありますので油断は禁物かもしれませんが…。この２枚でロックされたまま動けないというのは、動きがないのであまりおもしろいとは言えない状況なのは事実です。「対抗策がないと終わり」というのはこれだけではありませんが、「どんな状況からでも逆転ができる」と謳っているカードゲームにとっていいものではないのかもしれません。『魂と記憶の盾』の殿堂は賛成半分、反対半分といった気持ちです。このカードにおけるゲームをつまらなくさせている点はカードの回収が最も困難なシールドにカードを封じる点にあると思います。除去系統のデッキでは、この時点でシールドに封じられたカードは完全に消されたと言ってもいいでしょう。これも、プレイする上でストレスが溜まる原因の一つです。しかし、光と水を使ったデッキで小型クリーチャーに対抗する手段が減るのは問題かもしれません。デッキの多色化の影響で、「これがなくても他の色のカードで対抗できる」という判断が下されたのかもしれませんが。『龍仙ロマネスク』。もし、この殿堂入りの情報が本当なのだとしたら、このカードは何のために生み出されたのかと問いたいものです。最初から殿堂制限のつもりで作ったのであれば、発売と同時にそれを発表してもらえればここまで混乱はしなかったでしょう。このカードが殿堂入りすることで環境が変化する事よりも、色々な場で起こっている論争が沈静化する事を願っています。今のロマネスクに関する論争は正しいかどうかよりも、自分の反対意見を言う人物に対してのきつい調子の言葉ばかりが目立っているように見えるため、いい気分がしないというのが本音です。例え、ロマネスクが殿堂入りしたとしても、ランデスやハンデスを駆使して相手に何もさせないようなデッキは残るでしょう。一番どうにかしなくてはならないのは、そういった相手が何も出来なくなってしまうデッキなのですが、これも解決される日が来るでしょうか？確定情報ではないと言っておきながら、これならば戦いやすくなると思いました。噂が本当ならば、これはなかなかいい判断だと思います。

  Oct 9, 2007

• ３００件目：『デュエル道』としてのデュエル・マスターズ

  今回は、三百件目記念として三ヶ月ほど考えていたアイディアを使ってコラムを書いてみようと思います。今回のコラムは某所でのコメントを基に、内容を膨らませたものになっています。まず、『デュエル道』という勝手に作った言葉ですが、これは『剣道』や『柔道』などの本来戦うために作られた武道や『茶道』『華道』などの芸術的な行為など、様々な『～道』とつく精神鍛錬の文化にちなんでつけました。つまり、ただの遊びとしてのデュエル・マスターズではなく、真剣勝負によって自分を磨き上げる自己鍛錬としての意味をこめています。色々なレポートと少ないデータから見た憶測なのですが、親子で大会に参加しているプレイヤーは特に鍛錬としてのデュエルをなさっている方が多いように見えます。それが意識しての事なのか、それとも無意識なのかは判りません。子供と共に、勝った時にはどの部分が良かったのか、負けた時には敗因が何だったのか、一戦ずつプレイの甘かったところや良かったところを反省する、という光景を見かけた方も多いかと思います。同じようにフィールドに立った瞬間から、「親と子」であるというより一人一人のプレイヤーとして同等の位置に立つ事ができるのです。互いに自身を磨いていく。これはまさに、一種の『デュエル道』と言えると思います。これと似たような事は、スポーツでもよくある事だと思います。親子で同じ趣味を持ち、互いに切磋琢磨していくという光景はどちらでも共通しています。また、スポーツとデュエル・マスターズでの類似点はこれだけではなく、相手に対する敬意もこれに含まれると思います。当たり前ですが、デュエルで対戦前には（よく見知った友人でもない限り）礼をし、終了後も礼をします。日本でのスポーツも、試合の前には礼をするものが多いのではないでしょうか。少なくとも、日本で生まれたスポーツで礼がないものはありません。「礼に始まり、礼に終わる」事で礼儀正しさと、そこから相手を尊敬する事の素晴らしさが学び取れると思います。「ただの遊び」ではなく「精神鍛錬」を意識する事で、精神的に強くなり礼儀正しさも身についてくるでしょう。それには、周りの人間の協力も必要不可欠です。そして、最も重要なのは本人の意識です。プレイする本人が真剣にやる事が一番重要です。全てのデュエルが真剣勝負であると感じ、どの戦いもその時にできる最善を尽くす。一種の「一期一会」のような考え方でデュエルに臨む事が一番良いでしょう。もちろん、カジュアルに楽しむデュエルやおもしろいデッキでプレイヤーや観客を魅了するデュエルも必要なのです。全ての戦いが絶対に負けられない真剣勝負では息が詰まってしまいますからね。しかし、本当の真剣勝負は全力で、自分の持てる全てをぶつけて戦うのが良いでしょう。絶対に、自分に対して言い訳ができないくらい全力で。もし、負けたとしても、きっと何かを得る事ができると思います。

  Oct 3, 2007

• ロマネスクと殿堂とプレミアム殿堂と

  ロマネスクに関する議論が様々なところで激化しています。論争するのは悪い事ではないでしょう。論理の押し付けでなければ。ただ、自分のブログを持っていらっしゃる方は自分のところで自分の意見を言った方がよいのでは、と思います。余所様のところの掲示板を使って自説をぶつけるよりは。多くの素晴らしい方が素敵な文章で非常に良い事を書いていらっしゃるので、私が新しく書き足す事はあまりありません。同じ事を書いても意味がないですし。今回の論争で争点になっている「ロマネスクが制限にするべきかどうか」という問題は、私にとっては正直どうでもいい問題なのです。それよりも重要なのは、色々な人が様々な意見を言っていて自分と違う意見が存在しそれを受け入れられるかどうか、だと思います。こういう時の答えが必ずしも一つとは限らないと思います。自分の意見が絶対に正しいという保障はありません。自分と違っていても他の方の意見を取り入れられる柔軟さがあった方が良いでしょう。自分の意見だけに固執するよりは、ずっと。ロマネスク、あるいはロマネスクデッキに入るサポート用のカードが殿堂、もしくはプレミアム殿堂になるとしたら私は反対です。というより、今すぐそういう事態になるとは思えません。個人的な考えですが、プレミアム殿堂になったら「勝ち逃げされた」という気分になります。少なくとも、同じ土俵で戦える機会は失われたといってもいいでしょう。ボルバルザークは長い間猛威を振るった為、さすがに仕方がないとは思いましたが、サファイアと各種ライブラリーアウト用のカードはプレミアム殿堂する前に自分のデッキで勝つための対策を見つけ出したかったのです。こういう時にやめて欲しいと思うのは、企業に対して文句を言う行為です。金を出して買っているユーザーなのだからある程度の意見を言う権利はあるかもしれませんが、ただの文句を言うだけならばクレーマーです。見ていると、同じ方ばかりが文句を言っているようにも見えますが、気のせいでしょうか？意味のない企業叩きは周りで見ている方の気分を害する事もあります。自分の言っている事が「文句」なのか「意見」なのかじっくり考えて（周りの人の助言を聞くとより客観的でしょう）それから行動した方が良いでしょう。あまりにも企業に我慢ができなくなってしまったら、やめてしまうのもいいかもしれません。強いカードが出るたびにすぐに「殿堂」や「壊れ」の言葉が出るとしたら、一種のアレルギーかもしれません。強いカードが出てもじっくり観察し研究するくらいの落ち着いた姿勢ができた方がカードの本当の強さが見やすいでしょう。今回の騒動も、論争をするよりもじっくり観察する事をもっと重視してみてはどうかと思います。

  Oct 1, 2007

• デッキ診断について（実践編）

  さて、前回の『お願い編』に続き、今度は診断する側のための『実践編』です。デッキ診断をする側に立った人に、どうしても言いたい事があります。「デッキ診断は『してやる』ものじゃない。相手のデッキを理解するデッキの勉強をさせてもらういい機会だ」と。『お願い編』では「診断してもらう人は謙虚な気持ちで受け止めましょう」といったニュアンスの文章を書きましたが、これは診断する側にも同じ事が言えます。謙虚さを失えば、正論も暴言に変わる事だってあるでしょう。デッキ診断をする上で気をつける点ですが、最初にデッキのコンセプトをきちんと確認する事が必要です。当たり前の事ですが、コンセプトを理解してそのデッキらしさを伸ばすのがデッキ診断の一つの目的です。コンセプトを無視したら、その時点で診断ではなく独りよがりになります。コンセプトを理解したら、デッキ全体を見てどんなカードが入っているかをしっかり確認します。そして、製作者がどんな気持ちでカードを選択したのかを考えながらカードの効果を考えていきましょう。コンセプトに合わないカードがあったら、やんわりとその事を伝えると良いでしょう。逆に、コンセプトに合うカードやデッキの長所を伸ばしたり基礎的な能力を高めるカードがあればそれを教えるのもよろしいです。逆に、悪い例を挙げるならば「○○というデッキタイプだったらこれを入れないのはおかしい」と決め付ける書き方をする事くらいでしょう。その人には何らかの理由があって入れる必要がない、もしくは入れられないのかもしれませんし、決め付ける書き方をされたらさすがに嫌な気分になりますよね。自分では絶対入ると思っても、相手にとってはそうではないかもしれません。ですから絶対入ると思っても「このデッキタイプにはこういうカードを入れるといいですよ」くらい柔らかい言い方をする方が伝わりやすいです。ただ単に相手のデッキ、もしくはカードの選び方を否定するだけなのは一番いけないやり方です。ただの否定なんか、誰も要りません。デッキ診断をしたら、数日後、もう一度診断をしてみるのも良いかもしれません。自分の考えが正しかったのかを知る勉強になりますし、自分の意見を基に診断を受けた方がどのような反応をしたのか、自分の考えで伝わったところと伝わらなかったところはどこなのか、しっかり見極めましょう。一度診断したら終わり、ではなく診断を受けた方が納得するまで肩を貸すというのが本当のデッキ診断だと思うのです。診断はしてもらうのもするのも客観性を養うのに役立ちます。繰り返しになりますが、どちらにも謙虚さは必要です。「貴重な時間を割いて診断していただく」「自分のステップアップのために診断させてもらう」という謙虚な気持ちが重要です。何の脈絡も無くこんな記事を書いたのも（私という人間の性質もありますが）以前から診断する側、される側の態度に疑問を感じる事が多くありまして、たまたまとある出来事がトリガーになって書く気になったというだけの事です。私自身もデッキ診断で色々な失敗をした事があります。今回の二つのコラムは自分の経験から学び取った事、色々なブログで読んだ多くのデッキ診断に関するコラムなどを参考に書いています。できる限り多くの方に、デッキ診断とは何か、もう一度考えてみていただきたいです。

  Sep 26, 2007

• デッキ診断について（お願い編）

  デッキ診断は自分のデッキを見てもらって、客観的な意見を取り入れる方法の一つです。ふと思う事があって、デッキ診断に関するコラムを書いてみようと思いました。診断をしてもらう側の『お願い編』と診断をする側の『実践編』に分けて考えてみます。尚、ここでいう診断掲示板は『DM vault』様でのものを指します。まず、デッキ診断をしてもらう前に、自分でどれくらいデッキの事を理解しているのか整理しましょう。最低でもコンセプトと勝ち方は明記する必要がありますし、カードを選んだ理由もきちんと書きましょう。単純にデッキレシピを公開したいのならばともかく、診断してもらうのならばこれは必須です。よくあるデッキタイプ（例えば、赤単速攻など）は使い方を省略しがちですが、自分で使い方を整理するためにも使い方は書いておきましょう。特に赤単速攻などで「とにかく殴る」とだけ書いてあるようなデッキがありますが、それだけでは動きを理解しているのかどうかがまったく判りません。他の人の使い方はどうでもいいのです。自分でどう使うのかを書きましょう。使い方を書いたら、どういったタイプのデッキに弱いのかを書きましょう。できれば、どのように負ける事が多いのかまで書くと弱点が伝わりやすくなります。次に、実際に使うデッキなのかＣＧＩなどバーチャルな環境で使うデッキなのかを書きましょう。せっかく最適な診断をしてもらっても、後になって「○○は持っていません」では、診断が無駄になってしまう可能性もあります。実際に作ろうとしているデッキの場合、自分の近辺にどんな種類のパックが売っているか、周囲のシングルカードでどんな物が買えそうか、カードを買って増やす場合、どれくらい予算をかけられるか、などを書いておくと診断しやすくなると思います。最後に、診断をしてくれた人にお礼を忘れないようにして下さい。デッキ診断をしてもらう時に必要なのは、相手に自分のデッキを理解してもらうための判りやすさと、気持ちよく診断してもらうための気持ちです。対戦ＣＧＩなどで対戦してもらった（もしくはこれから対戦する）相手にいきなり「診断して下さい」と言うのはあまり良い事ではないと（個人的には）思います。デッキ診断は相手の時間を割いてもらう上に手間のかかる作業です。お願いであって強制ではない、と言ってもするべきではありません。あくまでデッキ診断はする側の意思によってされるべきものであるのです。診断してもらう側は「貴重な時間を割いてまで診断していただいた」という謙虚な気持ちで対応するようにしましょう。

  Sep 26, 2007

• 机上の空論でロマネスクに対抗する

  ２５弾の中で唯一にして最高のお騒がせカードと（私の中で）言われている『龍仙ロマネスク』。一度場に出すだけで進化でもないのに四枚のマナブーストは驚異的過ぎます。今回はロマネスクと母なる大地を使用した流行中のデッキに、既存のデッキタイプで対抗できないかと考えたコラムです。机上の空論、絵空事のレベルですが、対抗策を考えていらっしゃる方の参考資料にでもなれば幸いです。１．黒単ザマルで対抗するロマネスクを使用するデッキの場合、ロマネスクを出した直後に母なる大地（もしくは紋章）でマナの大型クリーチャーとロマネスクを交換する事が多いでしょう。そういったコンボを使われる前に、ひたすらハンデスで手札を奪えばコンボの精度を落とす事は可能です。それに、この色ならば軽量でありながらパワフルなクリーチャーも多く、攻撃の面でも心配はいりません。他のデッキタイプとも戦えると思います。ただし、相手のカードにザーディアがある場合、こちらのクリーチャーを複数除去されて形勢逆転の可能性が高くなります。２．赤単速攻で対抗するロマネスクデッキの場合、４ターン目にコンボが成立する事が多いので、それよりも早く勝利できればいいわけです。単純な速度ならば、赤単速攻に勝るデッキはないでしょう。ビューラーやタイラーのライターなど、軽量なスピードアタッカーもあるため、相手プレイヤーは常にピリピリとした緊張感にさらされます。プレッシャーを与えられるだけでも効果は大きいです。問題は、他のデッキタイプにどこまで対抗できるかという点です。今回、アクア・スーパーエメラルの登場でシールドトリガーの仕込みが容易になりました。赤単速攻は地獄スクラッパー一回で壊滅してしまう危険性があるため、こういった『脆さ』が大きなデメリットになるでしょう。３．ウエーブストライカーで対抗するこれも、低コストのクリーチャーを並べる事で戦えるため、ランデスをされても対抗しやすいかもしれません。特に、サピエントアークがいればほとんどのクリーチャーに対抗できます。弱点は、同じ弾に収録されているオルゼギアが入っていた場合、こちらのウエーブストライカーが減らされて押し切られる危険性があるという事です。何枚も入るクリーチャーではないかもしれませんが、危険な一枚です。２４弾のラスト・アヴァタールのように単体でなくコンボで恐ろしい効果を発揮するクリーチャーが出るというのが極神編の特徴の一つかもしれません。これは新しい『壊れ』の形といえるでしょう。勝てないから、「壊れカード」や「制限求む」と言ってもあまりよくは聞こえません。非常に悪い言い方をするならば、負け犬の遠吠えにも聞こえます。勝てないならば対抗策を必死に練ったり、何度も戦ってそのデッキの弱点を把握したりするなどの努力をするのが先決です。どれだけ研究してもどれだけ努力しても勝てないなら、その時始めて殿堂、もしくはプレミアム殿堂を求めるのがいいと思います。ロマネスクデッキとあまり交戦していないため、今回の私の説には説得力が全くありません。ですが、私は私なりのやり方でロマネスクの対抗策を考えていこうと思っています。

  Sep 25, 2007

• 希望の光かな？それとも、混沌かな？

  スーパーデッキゼロの『ビクトリー・ソウル』にバジュラズやボルベルグ（もしかしたら大地も）が入っているかもしれない、という噂が流れています。もし、本当ならこれでようやく大地四枚積みができるかもしれません（あと、バジュラズやボルベルグも）。やはり、ここでの『ソウル』は『バジュラズ・ソウル』のソウルだったようですね。アマゾンでの画像を見た限りではよく判りませんが。じっと見ていると『ふたつ牙』や『地獄スクラッパー』らしきカードも見えます。もし、本当にこれらの強力カードが入ったデッキが出るのならば、「カードが手に入らない」という理由でプレイヤーの実力に差が出る事は減っていくでしょう。売り切れても、再販さえしてくれれば問題ないはずです。こういうデッキの登場で実力が伸びるのはネットが使えないプレイヤーかもしれません。ネットで情報を収集できるか否かで、色々な面で差が出てくることでしょう。強いデッキを作ろうとしたら、ネットで探すのが一番手っ取り早いです。今度のスーパーデッキゼロでも強力カードという『武器』だけでなく、デッキレシピという『知識』も入手する事ができます。こういった情報が行き届くだけでも、このスーパーデッキゼロには充分価値があると思うのです。ロマネスクが恐ろしい効果を発揮する、と言われている新弾ももう間もなく発売されます。様々なカードの登場は希望となるのか、それとも環境に新たな混沌を産み落としていくのか、じっと見守っていきましょう。

  Sep 20, 2007

• 血迷ってみました。

  最近、変なデッキ制作病が発病しています。５色連ドラとか楽しそうだなぁ、と考えている自分がいます。というわけで、今回はそんな変なアイディアから生まれたデッキを公開してみます。◆ガーディアン・ストライクデッキ◆・光クリーチャー　渓谷の守護者クレスタ…３枚　光波の守護者テルス・ルース…４枚　神託の守護者ミント・シュバール…２枚　曙の守護者パラ・オーレシス…３枚　暁の守護者ファル・イーガ…２枚　守護聖天グレナ・ビューレ…３枚 ・水クリーチャー　パルピィ・ゴービー…２枚　アクアン…１枚・自然クリーチャー　緑神龍アーク・デラセルナ…２枚・レインボークリーチャー　アクア・リバイバー…２枚　無頼聖者サンフィスト…４枚　無頼聖者スカイソード…４枚・光呪文　レイン・アロー…２枚・水呪文　シークレット・クロックタワー…３枚　ネオ・ブレイン…２枚　サイバー・ブレイン…１枚一部、何を考えているか自分でも判らない構成になっています。『無頼聖者スカイソード』４枚は血迷っているとしか言いようがありません。やっぱりスカイソードは使いやすい素敵なクリーチャーだと思いますが、４枚入れるなんて何を考えているのでしょうか。救いようがありません。関西オープンでの除去ガーディアンを見ていて『神託の守護者ミント・シュバール』がうまく発動するのか疑問でしたが、『パルピィ・ゴービー』で山札を操作した後ならば、ヒットする確立も高いという仮説を立て、今回このデッキでも入れてみました。５枚の調節はかなり大きいです。『無頼聖者サンフィスト』と『緑神龍アークデラセルナ』は単純にハンデス対策です。サンフィストは初手でマナに置くなど、色調整にも使います。アークデラセルナは、相手にハンデスがあると判ったら手札に持っていて損はないでしょう。意味深に持っていると相手が捨ててくれて逆転も可能です。今回のデッキはシールドトリガーが少なめですが、「ブロッカーが多いから速攻対策はそれでいいや。ほとんどのデッキは全然シールド攻撃してこないからトリガー無理して入れなくていいや」と考えました。「必ず勝つ！」と意気込んだデッキではなく、適度に肩の力を抜いて作ったらこうなりました。現時点ではなかなかおもしろい動きをしますが、何度も戦ったら弱さばかりが見えてきて飽きてしまう事もあるでしょう。ただ、それならばそれで新しい『血迷った』デッキを作ればいいと思っています。色々なデッキを作っておけば、後でその情報が新しい強力デッキを作る時に生きてくるでしょうから。

  Sep 12, 2007

• てめえの闇を晒せ！

  というわけで今回は最近気に入って使っている準黒単ザマル『ブラックさんパート２』を公開します。毎日のように調整しているため、その状況によって細かいレシピは変わりますが、今はこうなっています。◆ブラックさんパート２（９月１１日現在）◆クリーチャー（闇文明）飛行男…４枚死奏伯爵エルレウス…４枚光線人形ストリウム…３枚機怪人形ガチャック…３枚暗黒秘宝ザマル…４枚封魔ヴィネス…３枚汽車男…３枚解体人形ジェニー…２枚クリーチャー（水文明）アクアン…１クリーチャー（闇／水）奇面王機ボーンキラー…４枚腐敗電脳メルニア…４枚呪文（闇文明）デーモン・ハンド…４枚呪文（水文明）サイバー・ブレイン…１枚ビートダウンや速攻の類は、基本的にいかに速く攻め落とすかと同時にいかにクリーチャーを出して残せるか、が重要だと感じました。ブロッカー対策に『クリティカル・ブレード』を入れていたのですが、それを『封魔ヴィネス』に変更。また相手のクリーチャーに対処するため『機械人形ガチャック』を入れました。『解体人形ジェニー』はやはり入れておいた方がいいカードでした。ここでは２枚入れてあります。レインボーカードの『腐敗電脳メルニア』と『奇面王機ボーンキラー』が最初のターンに手札に来ていたら迷わずにマナに置きます。ドローの手段が少ない上に手札が減りやすいので、『奇面王機ボーンキラー』の破壊された時の能力は基本的にドローのために使います。プレイは手札に来ているカードに合わせて臨機応変に動かします。２マナのクリーチャーが多い為、余程の事がない限り事故は起こりません。相手の動きを予測しながら、じっくり考えて一歩ずつ確実に攻めていくのが最適だと思います。８月の下旬からこのデッキばかりいじっておりました。連敗する事もありましたが、何度も研究と改良を積み重ねていく内にようやくまともな形になったようです。この調子で他にも色々なビートダウンの戦術を考えてみたいと思います。

  Sep 11, 2007

• スランプ脱出！？（＋デッキを真似る方法）

  ここ数日連敗続きだったのですが（例：５連敗して１勝など）何とか元のペースに戻れたようです。いや、本当のスランプの予告かもしれませんが。やはり、私にはビートダウンしかないようです。ビートダウンのスペシャリストだと格好いいのですが、私の場合、ただ単にこれだけしかまともに使えるデッキタイプがないというのが悲しいところです。以前から考えていた事ですが、特定のデッキを真似る時は独学によるイメージでのデッキと、誰かが作った完成したサンプルの二つを作って参考にするのが良いと思っています。例えば、独学で真似たコピーデッキにはオリジナルのおもしろいアイディアが入っていてそれを試すおもしろさがあります。その新しいアイディアが失敗だったとしても、そのデッキでは失敗だっただけで別のデッキで使う時には成功になるかもしれません（私もそういう経験がよくあります）。また、独学のコピーデッキの後に完成したサンプルデッキを使うと、何故そのカードでなくてはならないのかという理由や、独学のデッキでどこが悪かったのかという色々な研究結果が見えてきて、よりそのデッキタイプを理解する事ができます。個人的に、誰かのデッキをそのままコピーするのはあまり好きにはなれませんが、まだ味わった事がないデュエル・マスターズのおもしろさを堪能するという意味では非常にいい行為だと思います。以上、昨日某氏とお話した事を基にデッキのコピーについて語ってみました。

  Sep 5, 2007

• どうしても勝てないあいつらを倒せ！

  関西、関東の二大公式大会も終わって（秋の侘しさも手伝ってか）今は少し落ち着いているようです。関東と関西の頂上決戦があるというアナウンスもないので、このままで行くと来年の春まで大きな大会はないのでしょう。冬に次世代ワールドホビーフェアがあるかもしれませんが、そこで大会があるとは限りませんし。今回は、関西大会入賞デッキの掲載によって起こった環境への影響。そして、個人的におもしろいと思った強力デッキへの対処法について考えてみようと思います。除去ガーディアンと呼ばれるデッキは、今までのダークヒドラを入れて鉄壁を作り出すタイプのガーディアンデッキと違い、マリエルとエンフォーサーによるロックを主体としたデッキです。攻撃もブルー・メルキスでシールドトリガーを防ぎつつ相手のシールドを削って行くのではなく、スペル・デル・フィンで呪文を使えなくして自分のクリーチャーの数を可能な限り増やし、ダイヤモンド・グロリアスでロックを解除して一斉攻撃するという方法を取っています。シールドトリガーは呪文の方が多いため、ほぼシールドトリガーを封じていると言ってもいいでしょう。ロック解除直後の一斉攻撃を何とか防げれば、山札切れで勝てるかもしれませんが、それでもバベルギヌスを使用してダイヤモンド・グロリアスの効果を再起動するという戦法もできるため、対処法と呼ぶには問題があります。このデッキの対策をした上で、さらに他の強力なデッキにも勝つ方法を考えるのは至難の業です。私も明確な答えがまだ見つかっていません。ですが、それでもある程度有効かもしれないと思える方法はいくつか見つかりました。一つは、黒神龍バグラザード（もしくは荒廃の巨王ジェノサイド）。光文明のクリーチャーならば、タップされていなくても攻撃が可能です。しかも、９０００のパワーは簡単に打ち破れるものではなく（除去ガーディアンでこのパワーに打ち勝てる可能性があるのは、ある程度パワーが上がったスペル・デル・フィンくらいのものでしょう）、選ばれないペトローバですら一方的に倒す事ができます。さすがにマリエルを出されてはどうしようもありませんが、除去ガーディアンのデッキにとってかなりのプレッシャーになる事でしょう。また、普通のデッキと対戦する時でもクリーチャーの除去としてじわじわ効いてくるカードになると思います。次に、ハンデスに関するカード。これも、多くのデッキの対策になるカードの方がよいでしょう。最近は闇文明の入ったデッキには高確率でクローン・バイスが入っているのでこれを手札から落とせるカードは非常にいいと思います。闇呪文対策で真っ先に思いつくのは巡礼者キャバルトです。これならば、火の呪文も落とせるので、炎槍と水剣の裁を使われる前に対処する事も可能です。ですが、キャバルトよりも早くクローン・バイス（もしくは軽量のハンデス）を打たれて対策となるはずのキャバルトが先に落とされるという皮肉な結果になる事もあります。クローン・バイスよりさらに早く、という事ではレイン・アローがいいかもしれません。闇文明限定ですが、呪文を全て破壊できるのは非常に効果的です。また、相手に手札を見る事で情報を入手できる点も大きいでしょう。ちなみに今回レイン・アローに注目したのは、グレイトカクタスさんがご自身のブログでレインボー・アローについて書いたいらしたのを拝見したからです。いい着眼点だと思いました。中盤から後半で、重要な呪文一枚を確実に破壊するにはマインド・リセットが使えると思います。これも、２マナと軽く相手の手札を見る事もできるので情報入手にも使えるカードです。強いデッキが現れれば、それの対策として過去の多くのカードを見る必要があります。今まで注目していなかったカードに、勝利のヒントが隠されているかもしれません。

  Sep 4, 2007

• 操作ミス、プレイミス

  カードの操作やプレイを誤ったために、少し前の動作をやり直すという事はよく見られる光景だと思います。例えるならば、マナに置くカードの変更やタップするマナの変更など。また、Ａというカードを出そうとしてＢというカードを出すなど、カードを間違って場に出してしまうなども、やり直しをする場合がよくあると思います。暗黙の了解になっている部分もありますが、「いつでも直せる」と思うよりは「一度やった事は直せない」と思ってプレイに臨んだ方が緊張感が出ると思いますし、細かな判断ミスも減るでしょう。ゼロにする事は無理でも減らす事は充分、可能です。個人的にどうかと思うのは、かなり前の動作を戻す行為です。直前の動作のちょっとした変更ならば話は判るのですが、ターンを終了してからそのターンのミスをやり直す事や、ターン終了直前に攻撃前に行うべき動作をやり直す事など、どう考えてもそれはやりすぎだと思う事が多々ありました。尤も、カードのルール解釈ミスで直さなければならない点ならば、戻せる限り戻してプレイするべきですが。当たり前の事ですが、そういった判断やプレイのミスも実力の内です。ミスを受け止めて、改善する事が重要でしょう。

  Sep 2, 2007

• 仮説：ダサい名前の理由

  『スーパー・スパーク』に続き、発表された『アクア・スーパーエメラル』。「何でもスーパーつけりゃいいってもんじゃねーぞ！」「この名前はダサいっすよ！チョべリバっすよ！」という声が聞こえます（ても、「チョべリバ」はないな）。確かに、「スーパー」とつけただけのこれらの名前のセンスは好きになれません。ですが、意味があってこういった名前になったとしたら、どうでしょうか？昔の強いカードを知っている方ならば、『ホーリー・スパーク』と『エメラル』が強い事はすでにご存知でしょう。『バリアント・スパーク』があるから『ホーリー・スパーク』の意味がないという意見もありますが、「デッキにもよる」という事でどちらがいいかに関する議論はスルーします。しかし、最近始めた方で昔の強いカードを知っている人は少ないと思います。そこでかつての強いカードがさらに強くなった「スーパー」シリーズです。極神編第二弾では「スーパー」とつくカードは、以前強かったカードを改良したものだという事であり、つまり「スーパー」と名がつく事で、テキストを読んだだけでは強さが判らない初心者でも強さを理解できるかもしれません。これも一種の初心者、新規参入者に入りやすくするためのアイディアだと考えられるのではないでしょうか。第一弾では看板ドラゴンの登場、第二弾では過去の強力カードの改良、と極神編ではいい意味での原点回帰を行っているように思えます。デュエル・マスターズは今まで進化してきたと思いますが、進化した先が必ず良い物であるとは限りません。今回、一つの原点回帰を行った事でまた新しい進化への道が見つかるのではないか、と期待しております。

  Sep 1, 2007

• スーパー・スパーク問題勃発！？

  ９月下旬発売の２５弾のカードの中で、３色レインボー以上に話題の中心となっている『スーパー・スパーク』。１マナ軽い『ホーリー・スパーク』という初心者にも判り易い、完全な上位互換のカードとなっています。完全な上位互換の登場でこのカードの存在を否定したり毛嫌いしたりしている方もいらっしゃるようですが、完全な上位互換の登場など今に始まった事ではないでしょう。『ホーリー・スパーク』の強化型だというだけで、ここまで問題にする理由はないはずです。上位互換の例として挙げるならば、６弾の『エレガント・ランプ』と８弾の『グレープ・ジェリー』などが判り易いと思います。２マナで攻撃できる軽量なサイバー・ウイルスの『エレガント・ランプ』ですが、２弾後、つまり半年後には同じ種族、同じコスト、同じパワーで効果が追加された上位互換が出てしまいました。デュエル・マスターズはこういった上位互換のカードが出るゲームなのです。それを忘れて『スーパー・スパーク』を叩くというのはどうでしょう？『ホーリー・スパーク』が強いかどうかの議論はさておき、今、『ホーリー・スパーク』のような全体をタップできるシールドトリガーのカードを、初心者が簡単に入手できるでしょうか？今回、『ホーリー・スパーク』はバイオレンス・エンジェルに再録されましたが、それで入手できなければ、１弾を探すしかありません。１弾のように１２０枚の中から１枚を探すよりは、６０枚の中から１枚を探す方が遥かに簡単です。全体タップが使いやすく、手に入れやすくなる。私は『スーパー・スパーク』からそういった未来を感じました。

  Aug 22, 2007

• ダイヤモンド・グロリアスについて考える（復讐版）

  前回、『ダイヤモンド・グロリアスについて考える』と言っておきながら全く触れていなかったので、今回こそ真面目に考えてみようと思います。コロコロの付録限定カードでここまで使われるカードは久しぶりだと思います。７月号発売直後から一ヶ月ほどは、武神デッキが目立っていましたが、今はあまり見かけません。付録限定カードで強いカードが出るのは、稀な事だと考えていいでしょう。ダイヤモンド・グロリアスはマリエルやノーブル・エンフォーサーなどの行動をロックする効果を解除できるため、非常に強いカードです。一度出せば、ダイヤモンド・グロリアス自身が消えても効果が持続する点も見逃せません。光のカードが入った長期戦向きのデッキならば、高確率で入るカードだと言ってもいいでしょう。ただ、ダイヤモンド・グロリアスの唯一の問題は付録限定のカードです。ヴァルボーグが付録限定で非常に手に入れにくいのと同じように、ダイヤモンド・グロリアスも手に入れにくいカードとなっています。このカードが今後も使われるようならば、何らかの形で再録をして欲しい一枚だと思います。

  Aug 21, 2007

• ダイヤモンド・グロリアスについて（ちょこっと）考える

  昨日の日記に引き続き、限定構築についての話をしながら、今回のテーマである『光神龍ダイヤモンド・グロリアス』について考えてみようと思います。『親父の野望秋の陣』で使用がほぼ間違いなく可能だと思われるカードは以下の弾のカードです。ベストチャレンジャー（ＤＭ－１８）不死鳥篇第１弾～第５弾（ＤＭ－１９～ＤＭ－２３）極神編第１弾（ＤＭ－２４）アーク・セラフィムリバーサーハーフデッキの追加カードグランド・デビルフィニッシャーハーフデッキの追加カードティラノ・ドレイククラッシャーハーフデッキの追加カードグレートメカオーイレイザーハーフデッキの追加カードエッジ・オブ・ドラゴンデッキの追加カードマーズ・フラッシュデッキの追加カードヘヴン・オブ・ドラゴンデッキの追加カードバイオレンス・エンジェルデッキの追加カードコロコロドリームパック２の追加カードそれ以外に、コロコロの付録カードと＋１ドリームのカードを含むか含まないか、というのも難しい問題です。コロコロの付録では、ダイヤモンド・グロリアス。そして、＋１ドリームではダーク・ルピアのように、強いカードが入っています。以前、限定構築のルールの仮の案をkorouさんにお話した時には、コロコロの付録カードは入れても良いのではないか、と言いました。この辺りの線引きも色々な意見を取り入れて決めていくのが良いかもしれません。

  Aug 19, 2007

• 新たなハンデス対策（が、欲しいよぅ）

  デュエル・マスターズもすでに２４弾も出ています。これ以外に、期間限定の特殊なパックも出ているので、カードの枚数は膨大になっているのは周知の事実です。全てのカードの名前と能力を完全に暗記できている人は少ないのではないでしょうか？これだけカードが増えるとハンデスのカードもどんどん増えていきます。ハンデスはある程度のスパイスぐらいが丁度いいと思うのです。ハンデスが環境を支配するレベルになると、個人的には厄介だと思います（今の環境だとハンデスと同様にランデスも厄介ですが）。そろそろマッドネス以外にも有効なハンデス対策になるカードがあってもいいのではないかと思うのです。例えば、ビューラーのように「手札が一枚もない時」に特殊な能力が発動するクリーチャーなどはおもしろいかもしれません。不死鳥編にあった「提督」シリーズのように、ハンデスというピンチをチャンスにするような逆転の要素を秘めたカードが欲しいのです。逆転の要素を秘めたシンプルなカードが増えれば、その分展開が変わりやすくなっておもしろさが増すのではないでしょうか。尤も、それによって一方的に制圧できるデッキが完成する可能性も否定できませんが。今の環境では、３ターン目に高確率でクローン・バイスが飛んでくるようなハンデスが元気な状態です。クローン・バイスの殿堂入りはまずないと思いますが（１枚ではクローン・バイスを使う意味がないからです）もう少しハンデスの勢いを弱めるようなカードがあってもいいでしょう。

  Aug 14, 2007

• 王の眠りは深い

  王。人々の上に立つ最も高い位。『王』の名にふさわしい者だけがなる事を許される究極の称号。へっぽこ王。敗北を押し付けあう事で生まれる熱い称号。真にその名にふさわしい者を求め、彷徨う気まぐれは称号。前置きが長くなりました。本日Deadmanさんとの対戦により、私が第７代へっぽこ王の座を頂きました。イヤッホウ！一戦目http://dmvault.ath.cx/vs20344.html二戦目http://dmvault.ath.cx/vs20352.htmlさて、この「へっぽこ王」。『親父の野望夏の陣』の逆トーナメント『へっぽこ大将軍杯』で決まるへっぽこ大将軍との第１回統一へっぽこ王座を賭けて戦うようです。へっぽこ王の王座を連続５回防衛（つまり、連続５回負け）した場合、『永久名誉へっぽこ王』になれるそうです。詳しくは、Ｋ先生の『For Beginner高地』のへっぽこ王のカテゴリ（http://fbkochi.jugem.jp/?cid=12）にて。名実ともにへっぽこ王にふさわしいぜ！などと言っている場合ではありません。何が何でもへっぽこ王の座を他の方にお渡ししなくてはならないのです。「我こそが次のへっぽこ王に！」とか「現存するへっぽこ王をボコボコにして本当にへっぽこのなのは誰か教えてやるぜ！」という方はＣＧＩで「へっぽこ王を賭けてデュエル！」とおっしゃって下さい。デッキ調整中でなければ、お相手できます。さて…大変な事になってきたなぁ…。

  Aug 7, 2007

• 最強の矛ＶＳ最強の盾　第１ラウンド

  ゼロデュエルでの『ヘヴン・オブ・ドラゴン』の改良案ですが、『超竜バジュラ』を入れたデッキは非常に強くなると思います。実際に使ってではなく、使われて、の意見です。バジュラが入った時の最速パターンは３ターン目コッコ・ルピア４ターン目ドラゴンを召喚５ターン目バジュラに進化です。５ターン目にバジュラが出て攻撃が始まれば、シールド三枚にマナを二枚失い、反撃は難しいでしょう。ここで、シールドトリガーでバジュラを場から離したとしても、コッコ・ルピアが残っていれば、別のドラゴンがどんどん出てくる可能性があります。ゼロデュエルにおいては『超竜バジュラズテラ』を入れる事は少ないと思います。バジュラズテラも間違いなく強いカードなのですが、単純計算で５０％の確立で対戦相手のデッキがドラゴン中心となると判っているならば、普段の時ほどバジュラズテラの効果は期待できないでしょう。それに、バジュラの時のようなテンポの良い進化はできません。コスト、ランデスの確実性の二点からゼロデュエルではバジュラズテラよりもバジュラの方が向いていると考えられます。ドラゴン側での対抗策は思いつきませんでしたが、エンジェル側の対抗策でしたらシールドトリガーからの『ヘブンズ・ゲート』　↓シリウスなどシールド攻撃可能な大型ブロッカー二体召喚　↓そのまま攻撃し、勝利というパターンがあります。テルス・ルースやシュノーク・ラーを入れる方法もありますが、このパターンで勝つ事が多いのではないかと思います。

  Aug 7, 2007

• 暴力的な天使と龍達の天国

  人よりかなり遅れながらも、ゼロデッキに手をつけてみました。改造せずに使っても、どちらともかなり強く、改造するのが勿体無い作りになっています。今回は、ゼロデッキを使っていて「強い」と思ったカードについて、私的な指摘をさせていただきます。１．アルティメット・ドラゴン直訳すると、『究極の龍』と読めるアーマード・ドラゴン。さぞかし強い能力を持っているのだろうと思いきや、単純な能力で言うのであれば同じ弾に入っていたボルバルザークの方が『究極の龍』の名前に合っているでしょう。ドラゴンが増えれば、一体につきパワー５０００アップ＋シールドブレイク数追加というのは、上級者の方から見ればパワー馬鹿に見えておもしろくないかもしれません。ですが、ゼロデッキの限定戦では、シリウスのような大型ブロッカーを踏み越えられるサイズにまで大きくなるので、ドラゴン側の主役と言っても過言ではないと思います。実際に使ってみて、ドラゴンを大量に増やし、アルティメット・ドラゴンで相手のシールド５枚を全てブレイクし、他のクリーチャーで直接攻撃という戦い方もできました。このパワーとシールドブレイクの性能は、練ドラでのみ輝く能力かもしれませんが、非常に強いと言えるレベルだと思います。２．ヘブンズ・ゲート大型ブロッカーを難なく出すためのカード。シールドトリガーもついているため、手札にシリウスを入れておけば、逆転も可能です。実際に、相手のアタックトリガーでこちらのマナがない→シールドトリガーでヘブンズ・ゲート→シリウス二体（もしくは攻撃可能な大型ブロッカー二体）登場→自分のターン、相手のシールドを蹴散らして直接攻撃といった逆転劇を演出できるのが『バイオレンス・エンジェル』とこのカードのすごいところです。デッキの四枚入っていれば、一枚はシールドトリガーになることでしょう。使う前からその性能のおもしろさはある程度予測できましたが、実際に使ってみると想像以上のおもしろさでした。何度も使ってみて、いずれ自分に最もあった形に改良していきたいものです。

  Aug 5, 2007

• ＤＭの世界を旅しよう（ＰＳ２で）その２

  今日から、少しずつＰＳ２のゲームのデッキを公開してみようと思います。カードプールが限定されているにも関わらず、色々なデッキを作れるのはおもしろいですね。ただ、今回はカードプールにあまり関係ない『赤単速攻』デッキの紹介です。◆ＰＳ２用赤単速攻『超速バースト』◆クリーチャー凶戦士ブレイズ・クロー…４枚不死身男爵ボーグ…４枚小さな勇者ゲット…４枚喧嘩屋タイラー…２枚ピーカプのドライバー…４枚ブラッドのカッター…４枚解体屋ピーカプ…４枚襲撃者エグゼドライブ…４枚機神装甲ヴァルボーグ…４枚呪文火炎流星弾…４枚ボルカニック・アロー…２枚今、見るとまだまだ改良できる点が多く見えます。このデッキではＣＰＵにまだ一度も負けた事がありません。赤単速攻などの速攻に特化したデッキの場合、「何も考えず攻撃していけば勝ち」と言われる事が多いですが、安定した勝ち方を覚えるためには相手と自分の分析をする必要があります。まず、『火炎流星弾』。このデッキは、序盤で勝利するデッキなので、ブロッカー対策は重要です。だからこそ、簡単に使えるこのカードは最適な状況で使いたいものです。相手の動きを見て、ブロッカーが入っていなければすぐにマナに置く、相手のブロッカーが出るまで手札に持っておく、などこれで基本的な駆け引きを覚える事ができます。次に、『凶戦士ブレイズ・クロー』と『小さな勇者ゲット』。攻撃できる時は必ず攻撃しなければならないのが、この二枚の弱点です。この場合、最も困るのは相手のブロッカーでしょう。１マナのブロッカーであれば、ブレイズ・クローと相撃ち、もしくはブレイズ・クローだけ破壊という事もあります。普通のクリーチャーであれば、破壊されないために攻撃しないという選択肢もありますが、この２体にはそんな選択肢は初めから用意されていません。ですので、『火炎流星弾』や『ボルカニック・アロー』を手元に用意してで障害物をどける準備をしておきましょう。『ヴァルボーグ』は勝舞のルートで始めないと手に入らなかったかもしれませんが（この辺りの記憶は曖昧です）それ以外は地道にカードを集めれば手に入るでしょう。こういったデッキで速攻デッキの勝ち方をもう一度研究してみるのもなかなか楽しいです。

  Aug 3, 2007

• ＤＭの世界を旅しよう（ＰＳ２で）

  というわけで、今回から何回かに分けてＰＳ２で出ていたデュエル・マスターズのゲームについて考察してみようと思います。こういったゲームの最大の利点は、ネットにつないでいなくても対戦ができるという点だと思います。また、持っていないカードでデッキを作って、どんな強さを秘めているカードなのか調べられるというＣＧＩにもある利点を持っています。二年前に出たという事で収録されているカードが古いという弱点と（『チックチック』がないのが非常に辛い！）特定のカードでバグやルール解釈ミスが生じる（例：『アクアン』で山札をめくる効果が強制、『ゼノメノン』で相手クリーチャーを攻撃してブロックされなくてもマナを破壊可能、など）事もありますが、練習相手としてはなかなか素晴らしい物だと思います。ＰＳ２ゲームでの環境では、どんなデッキが強いのでしょうか？現時点で殿堂入り、プレミアム殿堂のルールをこちらだけ取り入れて、色々なデッキを作ってみたいと思います。

  Aug 2, 2007

• バイオレンス・エンジェル＋バルホルス考察

  スーパーデッキゼロを使用した大会はかなり盛り上がっていると色々なブログでコラムが書かれています。やはり、「１０枚だけ入れ替えられる」という特別な縛りと、改造せずともそれなりに戦える構築済みデッキの存在が大きいのでしょう。これほど盛り上がりを生んだ構築済みデッキは今までになかったのではないかと思います。さて、今回はバイオレンス・エンジェルに『バルホルス』を入れたデッキの考察です。といっても、何枚『バルホルス』を入れると安定するとか、『バルホルス』以外の入れ替えるカードは何がいいか、と言ったコラムではありません。『バルホルス』で相手のクリーチャーを全滅させられるのにさせない、もしくはさせられる状況に気付いていない人がいるので、ちょっとしたプレイの提案です。ある時、バイオレンス・エンジェルを改良したと思われるデッキと対戦しました。相手の方は、『ヘブンズ・ゲート』を使用し、『バルホルス』と『シリウス』を出してきました。こちらの場には、相手プレイヤーを攻撃できない光文明のブロッカーが２体と普通に相手プレイヤーを攻撃できる小型クリーチャーがいました。私のブロッカーは特別な能力がある訳でもなく、軽いだけの小型ブロッカーです。どのクリーチャーもパワーで相手クリーチャーには勝てません。鋭い方であれば、この時点で（私のターンで『バルホルス』を場から移動させない限り）私のクリーチャーを全滅させる方法を思いつくことでしょう。私のターンで、プレイヤーを攻撃可能なクリーチャーが攻撃し、当然ブロックされます。ここでブロックに『バルホルス』を使用し、効果でアンタップされます。この時点で私の攻撃が可能なクリーチャーはゼロになりました。ですが、最初のブロックに『バルホルス』を使用せず、『シリウス』でブロックしていたらどうなっているでしょうか？私の相手プレイヤーを攻撃できないブロッカーは『シリウス』に攻撃をしなければなりません。結果的に、私のクリーチャーは全滅です。こういった勿体無いプレイミスを（もしかしたら、何かの作戦だったかもしれませんが）する前に場を観察する冷静さと、場に合った動きをする柔軟性が必要だと思います。『バルホルス』を出した時点で「『バルホルス』で相手の攻撃できるクリーチャーを全滅。ブロッカーは攻撃できないから、ブロッカー以外は全滅」という固定観念に囚われているのかもしれません。強いデッキを作っても、使い方が悪ければ本当の力は発揮できません。じっくりと確実にカードを動かしていく事が大事です。

  Aug 2, 2007

• 最高の挑戦者

  限られたカードプールで、人はどれだけのデッキを作れるのでしょうか？という事を考えたわけではないのですが、最近、意味もなくベストチャレンジャー限定構築を一人で始めています。基本的なカードが多く集まっているにも関わらず「弱い」と切り捨てられる事が多かったベストチャレンジャー。しかし、１４０＋１枚のカードが持つ潜在能力は簡単に「弱い」の一言で切って捨てられるようなものではないと思っています。発売直後にういった研究をされた方もたくさんいらした事でしょう。そして、色々試された結果「弱い」という結論に辿り着いた方がいらしたと思います。私がやっている事は、ただ単に同じルートをなぞっているだけで終わってしまうかもしれません。ですが、「同じルートをなぞっただけ」という結論でもいいのです。それならば、どこが弱いのか判るので決して無駄にはなりません。研究を始めて、すでにそれなりに戦えるデッキは（「ヒューマン・ベスト」のみですが）できています。ベストチャレンジャーのみのカードで、色々なカードを使ったデッキに勝つ事も可能なのです。１４０枚のカードでも秘めた力は素晴らしいものがあるという事を色々な方に理解していただきたいです。

  Jul 31, 2007

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