京都近代美術館 倉俣史郎のミス・ブランチに会いに行く(奥さんのお供をした)
倉俣史郎ってデザイナーみたいな人を知っていますか?ウィキによると・・・倉俣 史朗は、日本のインテリアデザイナーである。空間デザイン、家具デザインの分野で60年代初めから90年代にかけて世界的に傑出した仕事をしたデザイナー。欧米の追随に陥らず日本的な形態に頼るでもなく日本国固有の文化や美意識を感じる独自のデザインによってフランス文化省芸術文化勲章を受章するなど国際的に評価をうけていた。金網で出来た椅子。コレも、その人のデザイン。勿論、おじさんは知らんよ。ただ、「あ~、コレ、この人の作品だったの!」と知っていたのは、アクリルで出来た椅子で、そのアクリルの中にバラの花が入っている作品。とっても可愛いんですよ。ピンクハウスのショップに在っても似合いそう。フォトボンド100というガラスを接着させる素材が出来たから完成した椅子だそうです。実際に座るのはおそがい。ミス・ブランチという作品名の椅子なんです。欲望という名の電車の主人公の名前からとったそうです。アクリルの中に、バラが浮かんでいます。背もたれは透明です。これは、座ってみたい。お洒落でしょ?勿論造花です。造花でも、高温で溶けたアクリルの中に、酸化せず色が変色せず、花弁や葉がつぶれずに封入していく技術だけでも凄いことだと思います。どうやってやったんだろう。イメージを膨らませることは出来ても、実際に制作する技術者も凄いと思う。1988年の当時の製作費が一脚200万円!!最近、オークションで5000万円!!一脚欲しくなったけど、ちょっと無理みたい(笑)愛読書にこれがありました。ますます読まなきゃ!ミス・ブランチには座れないけど、こちらはOKなので座ってみました。ケツが痛かった。ミス・ハニーも。さっ、ごはんごはん!!京都イセタンでは、みうらじゅんをやってます。ノー天気に笑えますよ。