カワセミを、玉川上水の同じ場所で時々見かけます。ウォーキングの途中に同じ場所で1カ月に3回見かけたということは、ここが餌場なのでしょうか。ブログ開設3年。
☆ウォーキングコース(玉川上水)を歩いていると、玉川上水にかかる橋の鉄柵にカワセミがいるのを見かけました。1月末に2回、同じ場所で見かけました。続けて同じ場所にいたということは、ここが餌場なのでしょうか。近くに巣があるのでしょうか。カワセミは、土の崖の斜面に穴を掘って巣を作り、繁殖するそうです。☆これは、1月末に見かけたカワセミです。(2015年1月27日撮影)。☆カワセミは、カワセミ科カワセミ属の野鳥です。北海道では夏鳥ですが、他の地域では留鳥として1年中見ることができるそうです。くちばし全体が黒いので、これはオスのようです。☆カワセミは、頭、頬、背中は青く、頭には鱗のような模様があります。喉と耳のあたりは白く、胸と腹と目の前後は橙色です。足は赤いのがわかります。☆横を向くと、喉の白さ、眼の前の橙色が目立ちます。☆カワセミの羽の鮮やかな色は、羽の色素によるものではなく、羽毛にある微細な構造によって光の加減で青く見えるものだそうです。これは構造色の一つで、微細な溝・突起などによる光の干渉で見えるものです。☆カワセミ(翡翠、川蝉)の名は、川に棲む「セミ」に由来するそうです。「セミ」は、古名の「ソニ(青土)」が「ソビ」に変化し、それが「セミ」になったそうです。「翡翠」は、鮮やかな水色や緑色に見える体色から「ヒスイ」「青い宝石」と呼ばれたことに由来しますが、「川蝉」は「蝉」とは関係なく「カワセミ」の音を当てた漢字だそうです。☆カワセミは、水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、魚や水生昆虫をくちばしで捕え、エビやカエルなども捕食するそうです。☆カワセミは、石垣から何度も水中に飛び込み、石垣に戻ってきていました。☆とても撮影はできませんが、カワセミが水面近くを飛んでいくのも見かけます。水面近くを速く直線的に飛び、「チー」という鳴き声を聞いたことがあります。◎ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」開設3周年。☆2012年2月28日、定年退職を契機に始めたウォーキングコース(玉川上水)を中心とした自然観察、それらを題材にしたブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を開設して3周年になりました。1,096日間、何とか毎日継続することができました。☆最近ではアクセス件数が、毎日600件を超えています。累計アクセス件数も、14万5,000件を超えました。☆立川市図書館から借りて読んだ『身近な草花「雑草」のヒミツ』(保谷彰彦、誠文堂新光社、2014年)の「おわりに」から。「思いもよらないような、草花の生きざまが、まだまだあるに違いありません。関心さえあれば、小さな発見がたくさんあると思います。もっともっと関心をもてば、大きな発見があるかもしれません。」☆この言葉は、ブログを3年間続けてきた実感です。この「おわりに」の言葉のように、いつも新鮮な問題意識をもって、自然観察と自然観察日記を続けていきたいと思います。