庭にシジュウカラがやってきました。土の中を突いて、餌になるものを探しているようです。下面の黒い縦線が細いのがメス、太いのがオスです。
☆庭先に、シジュウカラがやってきました。シジュウカラは、上面は青みがかった灰色、下面は淡褐色の羽毛で覆われるとありましたが、下面は白い羽毛に見えます。頭頂は黒い羽毛で覆われ、頬や後頸には白い斑紋があります。翼は灰黒色で、1本の白い筋模様が見えます。☆シジュウカラは、シジュウカラ科シジュウカラ属の留鳥で、1年中見かける野鳥です。シジュウカラは喉から尾羽基部まで黒い縦線があり、これは下面の黒い縦線が細いので、メスのようです。☆土の中を突いて、餌になるものを探しているようです。シジュウカラ(四十雀)の名は、古くは「シジウカラ」と呼ばれ、地鳴きが「チ・チジュクジュク」なので「シジウ」は鳴き声を表し、「カラ」はヤマガラなどと同じように鳥類を表すそうです。また、たくさん群れるからという説や、スズメ40羽に対してこの鳥1羽という交換条件から名づけられたという説もあるそうです。☆白いものをくわえています。貝殻の破片でしょうか。☆こちらでも、土の中を突いて、餌になるものを探しているようです。☆白いものをくわえています。まわりの土には、霜柱ができています。☆シジュウカラは、ドイツの研究者によると、1年間に12万5,000匹の虫を食べており、植物を食べる虫の数を一定のレベルに保ち、虫害をコントールして農作物の虫害防止に役立っているそうです。(『生物多様性とは何か』井田徹治著、岩波新書)。