プランナーの日常　PLANNER NO NICHIJOU

ツイッター

ヤフオクの商品が、クリック一発でツイッターでつぶやけるようになっていた。なるほどね。。彫刻２点となまはげ１点つぶやいた。

いったいなにをやっているんだ

フランスがこけしなど日本の伝統工芸をアレンジするとこうなるのですね。http://www.bodeco.fr/produit_n1.php?cat=180&famId=49&smenu=3

アルミマスク

１４日の午後３時４０分、電話があった。「できました」自作テラコッタの型どりを頼んでいた合金屋さんから。うーん、お盆までにはやりますといっていたが、まさにお盆前！もうお盆明けだろうなと思っていたのに、すごいな。午後５時までに取りに行きますと小樽まで。ほいほいとお邪魔するとアルミのマスクが２個できていた。うーむ。シルバーに鈍くキラキラと輝くそれを見ていると・・・。「結構、良いのじゃない！？」と「まあ、試作品だから・・・」が交互する。なんか、だからなんだという気もしなくもないが、とりあえず、大阪の大将さんに休み明けに送ってみよう。。。ラリックのガラス彫刻みたいにならんかや。後ろから光あてるだけで、だいぶ違うしね。。。。

まだだった

先日、自作テラコッタのアルミマスク化を頼んだ金属屋さんに、そろそろできているかな～と思って電話してみた。２週間くらいでやってくれると言っていて、もうそろそろ１ヶ月になるからだ。社長さんが出て、ああ、すみません。まだなんです・・・・お盆前までには・・・。いいんですよ～！とボク。やはりオンリー・ワンは強いと思った（笑）。そういえば、ボクも仕事溜めている。。。。。

レリーフ

忙しくてちっとも構ってくれなかった建築家Ｋに最近またチョロチョロと相手してもらっている。この間、Ｋがなにやら企画を思いつき、そのためにメダル的なものの原型が必要だという話を聞いた。「・・・しようと思うんですよ。で、どこかに良い彫刻家いませんかね？」「あ、それなら、ほらシルバーアクセの人いたじゃない！」「いや、彫刻家ですよ？」「ああ？ボク～？」ということで、この２～３日、レリーフをつくっています。レリーフって、自分でつくるのにあまり魅力を感じたことなかったので、今回が初挑戦。高級？紙粘土を使ってやっているので、なんかまだ粘土のクセになれないけれど、結構面白い。

昨日、久しぶりに

モエレ沼公園に行って来た。夏休みの平日とあって、適度な人手で本当に気持ちよかった。なにかメッセージ性ありつつイメージっぽい写真が撮れないかな～と行ったのだけれど、大草原の小さな家や少年ケニアみたいな写真が撮れてビックリ。ずっと、「若いってことは～あぁ～、いいな、いいなぁ～」と鼻歌を歌っていました。イサム・ノグチにも見て欲しかったです。ps）トップの写真を二宮金次郎から自作に変更。ゴールデンウィークに某雑誌の某女優写真の表情にやられつくったものが焼き上がってきた。表情に精魂使い果たし、髪の毛をいい加減につけてったのがまずかった（頭部爆発）。むー。

額縁店

仮眠を取り、深夜～早朝に仕事をすませ、朝一で印刷会社へデータ＆校正紙を届けた（妻は徹夜）。久しぶりに時間を守れたような気がして、とても充実感。けれども、頭も体もグターっとしているので、外出逃亡することにした。お目当ては、小樽（手前）に新しくオープンした彫刻家のアトリエ＆ギャラリー訪問。ギャラリーオープンまで時間があるので、途中手稲山に車で上ってみた。ボクは在札２０年以上だけれど、手稲山に上るのは３回目くらいじゃないだろうか。常々気になっていたのでハリキッテいたのだけれど、思ったより麓から距離がある。実は上る前から分かっていたことだけれど、ガス欠警報ランプがピカピカ。。。鉄塔まで行きたかったのだけれど、スキー場くらいでＵターンした。。。。時間がまだ余っているので、ギャラリーを通りすぎて小樽まで行ってしまうことにした。普段行かないところを回ってみようと、南小樽でいつも気になっていた山の上の陣屋風の施設がなんなのか見に行った。・・・銀鱗荘という割烹＆旅館だった。とても眺めが良さそう。まだ時間が余っているので、今度はさらに小樽に接近。花園の商店街をブラブラする。午前１０時すぎだったので店前をみんなが掃除している姿が気持ちよい。途中額縁店があったので、覗いてみる。最近思うのは、額縁店の額入絵をばかにしちゃいけないということ（過去、ボクは多分バカにしていたと思う）。印刷やら複製画だろうと思いきや、地元の作家さんやらなにやら、結構面白いものがある。そこの店には、小樽ゆかりの河野薫さんの版画があった。展示は無造作においてあり、作家名とかも書いておらず、いつの作品かも分からない感じだったけれど、これは最近ボクがはまっている物故作家さんのものに間違いない。戦中・戦後の作家で、アメリカでも人気とか？河野さんの作品は人物がこけしのようにカワイイけれど、どこか寂しい＆スピリチュアルなところの世界観は同じシベリア帰りの香月泰男さんと似ている。店主いわく「先代が作家と交流があり、銘なしでたくさんプリントさせてもらったものの一つ」らしい。・・・ので、額込みで３０００円ちょっとだった。やはり、額縁店おそるべし。その後訪れたアトリエ＆ギャラリーもとても良かったですが、それはまた今度。河野薫http://www.kaorukawano.jp/

鑑定団

オークションサイトを「彫刻パトロール」とチェックし続けて早１年くらいになるだろうか。最近は、定番の物故や現代作家のだいたいの落札金額が分かってきた。また、初見の作家でも、作品の方向とサイズで大体予想がつくようになってきた。この前も、お、これは良いなという1000円スタートものが２つあり、一つは27000円、もう一つは40700円と予想した。ボクは夜が早いので、次の朝結果を確認すると、一つは30000円ちょっと、もう一つは39000円弱だった。おー近い！と思う反面、ボクの好きなタイプはどうも安いなあと思う。。。頑張れば買えるかもというのは嬉しいが、それを目指す身としてはどうも。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。昨年はみなさまにとてもお世話になりました。本当にどうもありがとうございます。昨年はなんとなく全てが中途半端になってしまい反省しています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。※スピリチュアルな顔をつくろうと思っていたのだけれど・・・・なんだか可愛くなってしまったの巻。　一般的にはこっちの方がありか？

夢

昨日、久しぶりに彫塑教室へ出かけた。忙しかったり、疲れたり、ちょっとうつ～としていてさぼったり・・・。１ヶ月振りくらいかな？？？とりあえず、リハビリのつもりで遅刻しつつ参加すると、もうみんなは粘土フィニッシュの時間だった。ボクはとりあえずスケッチを４枚。来週はまた参加できないので、次は月末からスタートの新しいモデルさんからになりました。まあ、またあの雰囲気に参加しただけでも今回は良かったと考えました。教室を終え、ちょうど前に焼きに出していた自作の裸婦像ができあがっていたのでリュックに詰めて街へ。途中、ギャラリーで粘土で花をつくっている人の展覧会があった。じーっと見ていたけど、本当に上手い。「お仕事でやられているのですか？」ちょうど作家さんがいたので聞いてみた。「いえ～、半々くらいでしょうか。。なかなか。。。」「でも、いつか一度で良いから内装ディスプレーの仕事とかやってみたいんです。夢は大きくね！」ボクはリュックの中の作品とこの人の作品を頭の中で比べ、こりゃあ「ボクはロダン目指しています（今はとりあえず忠良）」なんて言えないなあ・・・と。あの人なら、内装ディスプレーの仕事、もうできるハズ。。。。

テラコッタ教室・・・

今日もさぼってしまった。先週は喘息でダウン。今週は行けないと思って、仕事先に道具を持ってでなかったら、なんとなくテラコッタ教室の時間に間に合ってしまった。仕方がないので、教室には顔を出し、先生に挨拶をする。ちょうど今日は１クールの終わりの日、粘土の芯抜きの日だった。来週からまた新しいモデルでデッサン～作品づくりの１クール。今度こそ、まともに全部参加したい～。そうそう、午前中に俳句をつくった。「雪の空　君に重なる　孤高の朱」もうそろそろシーズンです。褒め殺し、またはイヤミの歌。。。アホだな～。

十二頭身

お盆中にうちで作品をつくってみた。モデル不在の妄想作品だ・・・。どうもバランス良いなと思ってみたら、十二頭身。う、西洋美意識に侵食されているな～と反省していたら、文楽人形も十二頭身だとか。そういえば、博多人形もそんな感じか？？？いずれにしても写実の人への道はキビチイ・・・・

以心伝心

昨日は、層雲峡の方へ日帰りでパンフに使う写真を撮ったり、現地を調べたりしに行きました。雨続きだったし、天気予報は曇りだったので朝靄の湖やら山を撮れるだろうと夜に出かけて・・・。日中は山の中、ゲートの開いていた林道に車でズンズン入っていって、夢中になって蝶の写真を撮って、ゲートに戻ったら鍵がかけられていたり・・・。昭和天皇もやってきたという高原温泉にいってみたり（風呂に入る時間はなかった・・）。なんだか夏休み気分、ボカーなにやってんだろうなと思いつつオーバースペックな現地踏査を楽しんで来ました。さすがにとっても疲れて、帰りは仮眠をとって運転したりしたら、戻ってきたのは夜の９時近く。おお、そういえば今日は“少年マガジン”の発売日、近所のコンビニに寄りました。さてさて、そのコンビニには気になる店員さんがいて、彫刻モデルを頼みたいなんて以前ブログに書いたとこ。疲れてフラフラで店内に入ると、その娘がいました。あじゃーと緊張のボク。店内にはお客さんはボク以外誰もいない。幸い？レジには他の子がいて、気になる店員さんは棚卸し中。ああ、今日はまた話しかけなかった・・というプレッシャーがなくて良かったな～と、レジに進む。そうしたら、なんと彼女がたたたとレジに駆けてくるじゃあないですか。？？？話しかけてきてくれました。「もう、ＣＤは送らないのですか？」（緊張微笑）「はい。でもまたジワジワＣＤ増えてきて」（緊張笑顔）「レンタルとかしないんですね」（真面目な顔）「ええ・・・レンタルにないのとかが多いんです」（緊張顔）「ああ、お洒落なやつとか聴いているんですか～？」（緊張笑顔）「い、いや、そんなでもないのですが・・・こ、こんどじゃあ何か持ってきますね・・・」（緊張笑顔）「んふふふふ」（だったかな？リアクション忘れた）さて、ＣＤを選ばないといけませんが、好みも何も聞いてこなかった・・・・。うーむ。・・・妻には「絶対に彼女、仲間になってもらうんだ！」と報告しましたです。

ああ、テラコッタ・・・。

彫塑教室にいってきました。先週いけなかったので、一週間ぶり。とびとびになっているので、この作品で表現したかったパッションを思い出すのに時間がかかる。うーむ。チビチビつくりだす。足がダメだったな。頭を大きくしたから、肩が小さすぎたんだな。顔も目を閉じているのは、嫌だな。。。だんだん、思い出してくるけれど、残り時間との関係でどれも中途半端。段々、先生が指導しに回ってくる・・・。あああ・・・・・。すみません、先生。至らぬところは、分かっているつもりではあるのですけれど、時間とパッションが・・・。なんてことを思っていた。ボクの手前の生徒さんのところまで先生が来た時に、とても自然に？タバコを吸いに逃亡（笑）。１本だけ吸ってもどってきたら、先生が作品に手を入れてくれている最中・・・。神妙に指導を受ける。。。またまた課題満載になってしまったけれど、とりあえず顔は自分でやってみた。モデルさんは、割と日本人顔なので、凹凸を忠実につくってみると、どうも仏像・能面系になる。他の人の作品は、くっきり顔で格好良い。うーん。たぶん忠実だと思うのだけれど、どうなんだ・・・。いつもいつも、つくる作品が女神や仏像系になるので、今度は変えようかとも思ったけれど、モデルの顔の凹凸はやっぱりこの比率のハズ・・・・と、写真の通り。。。。うーむ。教室後は、恒例の建築家Ｋ事務所に寄って、「みんな格好良いのつくっているのがズルイ！悔しい！」なんて、ぐちぐちぐち。がんばりまっす。

君の瞳に

ここ１年くらい、近所のコンビニの店員さんに恋しています。とても気になる！彫刻でつくりたい。キツイ顔なのに、性格が良い（と思われる）。とても親切なのに、表情がキツイ（硬い）。新山千春を硬くしたような感じ。。。。ボクが独身だったら、半径１キロ以内では一押しだ！実際に色々な人に話している（このブログでははじめてだと思う）。２０年以上通っているＣＤ屋でも、良く行く本屋でも、骨董屋でも、どんなに行きつけになっても決して目を合わせないこのボクが・・・この人とだけは目を合わせる。これはボクにとってはスゴイこと。店員さんとして見かけるのは、もう３～４年くらいになるだろうか？？？とても良い人なんだなと思ったのは楽天のフリマがきっかけで、メール便でＣＤをたびたび送っていたのだけれど、当時、規程ギリギリ２センチ（今知らん）をクリアーしているかどうかの梱包で、他のコンビニはみんな嫌そうな顔していたのに、近所のコンビニの店員さんはみんな親切だったけれど、特にこの人は最高にテキパキと親身に対応してくれた。「発送でトラブルないですか？」とか、「いつもいっぱい持ち込んですみません。」というと、「仕事ですから！ドンドン持ち込んでくださいね！」なんて、ちょっと赤くなって凛々しく話かけてくれたっけ、普段とても恐い人という印象だけに、そのギャップったら・・・。といっても、ただそれだけの会話で、世間話の一つもしていないけれど。その昔（今も）、良いサービスをしてくれた人にはチップの習慣を北海道に！なんて考えていたボクは、ある日、栄えあるチップ第一号をこの人に決めた。もうフリマを止めてだいぶ経った頃、「あの、以前フリマで・・・」「ああ、はい（笑）」「その節はとてもお世話になり、本当に妻ともども嬉しかったのです」「いえ、とんでもないです（赤）」「で、お礼を言わなきゃ言わなきゃと思いつつ今まで・・・」「いえ、とんでもないです（汗）」「ＣＤの貰えるポイントカードが貯まったのが２枚あるので、これをお礼に・・・」「え、そんな、受け取れませんよ。仕事ですから（真っ赤）」困っている店員さんに、無理矢理？押しつけて、「いやいや、いやいや・・・どーぞ、どーぞ」と言いながら、腰低くジリジリと後退するボク・・・。真っ赤になりつつ、遠くからお礼を言ってくれる彼女。なんだかとってもいい光景？しばらくして言った時、「ＣＤありがとうございます」と声を掛けられ、「いやいや、いやいや、それは良かったです・・・」と言いながら、腰低くジリジリと後退するボク・・・。２枚をその時いた２人で分けたそう。エライ！その後、何回か言っているけれど、それからボクも彼女も事務的会話以外はしていない。「●●円です。ありがとうございます」「・・・」（ぺこって、最大限のお礼をするボク）。このコンビニ自体ダイスキなのだけれど、彼女がいる時間帯に最近はあまり行っていない。今日、またまた久しぶりに行って、雑誌コーナーをブラッとみたあと、手ぶらでカウンターに向かうと、レジの店員さんの後ろに彼女がいる。あら、そして。レジにつく前に、ボクのタバコの銘柄に手を伸ばしている。うーん。すごい人だ。彼女、絶対オススメです。彫刻モデル、本当に頼もうかな・・・。さてさて・・・。

テラコッタ・2題・・・頑張っています！

その１）6月2日に陶芸の専門店の釜に、ボク制作の胸像２体と妻制作のリレーフなどを出したところ、ボクの胸像2体の頭が爆発したことはブログに書いたような気がします。そもそも陶芸店に“本格的！”彫塑を焼きに出す人は珍しく、出すときに感心され、お店の人も張り切って焼いてくれていたようなので、爆発した時の感慨もひとしおだったらしく、3日に引取にいったら、「爆発したんです」と伝えてくれた店員さんの本当に残念そうな顔はとても印象に残っている。ボクの作品の爆発のおかげで、焼きが中断してしまっていて、妻のテラコッタはその時に焼き上がりませんでした。さてさて、今日はその妻の作品が焼き上がっているので、引き取ってきました。ものを見ると、・・・・爆発していない（悔しい）。・・・・なかなかいい味（むかつく）。先日とは別の店員さんが、「本焼きの予約はしていかないですか？」というので、「これは妻の作品なので確認しますね。ボクのは先日、爆発しちゃって・・・」と答えると。「あ、、、、あれですか～（とっても残念そうに）・・・・」と絶句するその店員さん。ああ、みんな知っているんだな・・・みんなをがっかり？させたんだな・・・と、ボク。「次はもう少し真面目につくってきます」と答えると、「やってみますか～！」とニヤッとする店員さん。いい感じ。その２）金曜日午後のテラコッタ教室の時間になかなかタイミングやテンションを持っていけないのが続いていました。6月15日（金）は、夜から徹夜で撮影の日。建築家Kに、「いや、夜仕事だしね・・・教室休むのも仕方ないよね。もう2回くらいいけていないし、みんなはもう作品つくっている頃だしね。」と、言い訳がましく休むことに同意を求めると、「なにいってんですか、どんなにテンションが低くっても、できてなくても、関わりを持つ、行くことが大事なんですよ」と、怒られる。うーむ。しょうがないので、行くことにする。前回ボクはデッサンまでは一応やっていたので、それを元に6月14日と15日、自宅で12時間くらいかけて作品をつくる（普通は教室でつくるのです）。ふー。なんかできた。後は芯を抜いて乾燥だけという状態まで追いついた？これで、先生をビックリさせてやろうと、作品を段ボールにつめ、意気込んで教室へ！・・・・その日は予め決められていた休みの日でした。う、アホですな。まあ、がんばってはいます。

霊園など

土曜日に焼きに出したテラコッタを夕方受け取りにいくことになっていたので、昼前から滝野霊園に墓石やらを見に行くことにした。自然石でできた既設モニュメントのモニュメント性を高めるデザインを考えるための参考に。墓石よりも園内にあった自然石の置き方が良かったです。その帰り、芸術の森美術館の前を通ったら、アート・マーケットをやっているみたいなので、チラッと寄る。プロやら素人やらが作品を持ち寄って売っているのだけれど、ボクは３年振りくらいに訪れた。相変わらず来客が少なく、ちょっと可愛そうだった。企画展がない時期に、あの場所に人を呼ぶためには、主催者の力量が問われるな～と思う。企画展に合わせれば良いのにとも思う。。。その後、街中で森と草っぱらの再生をやっているところで草むしりを小一時間。道具も何も持っていなかったので、ひたすらバリバリと素手で葉っぱをつかんで抜いている変な人に。。。夕方にはテラコッタの焼き上がりを引き取りに。ごーん！ボクのつくった顔像２個は、１５０度の時点で爆発していました。どのくらいの厚さでつくったら割れるのか、割れないのかのテストのつもりだったので、作品が壊れたこと自体は良いのですが、次焼こうと思っていた作品も爆発するな～ということが判明。うーむ。家に帰って、半ば乾燥中の作品の中側を少し削りとって、厚みをヘラしていたら、首に細かい筋でヒビが。。うーむ。うーむ。うーむう。

粘土６作目、乾燥へ・・・

ゴールデン・ウィークあけから、ちびちびと家でつくっていた顔像を２８日で止めることにした。ボクの頭の中にある妄想スピリチュアル顔をつくっていたのだけれど、「だから何？」と自分で思いはじめてしまった・・・。これは次の創作意欲の現れなんだろうなと思い、びびっと仕上げをして、乾燥にまわすことにしました。顔でいうと５作目。気をつけなければならない箇所がだいぶんわかってきた気がする。

彫塑、修行中！

テラコッタ教室に通ってはいるものの、限られた時間でなかなかじっくりつくることができません。そこで、五月の連休に２つつくってみました。六月に窯を予約したこともあり、一つは大まかにざざっと５時間で・・・味はあるものの、作品としての強度はイマイチかな・・。一つは伊東美咲のそっくり目指して５時間・・・全然似ませんでした（笑）。そしていま１つ顔像を作成中です。窯の予約には間に合いそうもないけれど、じっくりつくろうかと思っています。。。

ベランダで彫塑

札幌はとても天気が良い。うーむ。。。朝４時くらいから起きていたボクは、７時半にもう我慢できずベランダへ。オリジナル塑像をつくりはじめる。太陽が照りつけるので、うかうかしていると粘土が乾いてくるし、回転板がないので、全体を見るのもちょっと大変。まあ、でもそんなもの。無茶苦茶集中していたらしく、窓から妻が見ていたのも全然気がつかなかった。。。妻いわく、ばんばかばんばか忙しくつくっていたらしい。連休とはいえまた今度できるかどうか不安で、一気に仕上げてしまおうかとも思ったけれど、疲れたし、寝かせることも大切と２時間半で、こんな感じ。後々ブロンズ化することを考え（笑）、ちょっと上向きにしてみました（２面取できるように）。ガンバりますー。

テラコッタ

スピリチュアルお土産目指し、昨年つくったテラコッタが焼き上がってきました。粗が見えないように逆光でシャメ（笑）。自分としてはモデルの日本人らしくなるようにつくっているつもりなのですが、形のせいか洋っぽいと言われます。。。まだまだ全然だ。「おだやかね～」と言ってくれる人がいるのが良かった。そして、現在作成中の頭像２作目。。。男性モデルだけに、中原悌二郎をライバルに取り組んだのだったが。。。。。現在、日本人の掘りの深さって、実際どのくらい？と悩み中。あと２回、計４時間でどこまで表現できるものやら。

受験生みたいな

今日は金曜日！彫塑の日！！・・・・・。この教室は３ヵ月で１つつくるペース。週一でちょうど良いかと思っていたけれど、よくよく考えたら、一回失敗すると、次は３ヵ月後に再チャレンジだ・・・。途中で作り直しもできるんだろうけれど、一発で済ませたいボクとしては毎回毎回が失敗できない。勉強を全然しないのに、どんどん試験日が近づいてきた共通一次を思い出す。色々な作品を見たり、触れてみたりするものの、デッサンとかは全然せずに・・・。ひたすらイメージトレーニングをくり返す。全く覚えないのに、何度も出る単ノートを新しくつくっていたようなものか。これが毎日です。結構、疲れますが、本番に強いというジンクスを胸に秘め・・・。今日も頑張ろうっと（仕事も）。

作品について

作品は発表された瞬間に作家の手を離れる・・・といったことばが美術界でささやかれる。そうしたときは大概、だから自分の思ったままに感じれば良いんだよと続く。名作だからといって、無理に分かろうとする必要はないということか。しかし、これはある程度、文脈を理解している人の間で交わすことのできることばであって、まったく作家の文脈を理解せずに、なんでも好き・嫌いで切り捨てることは、個人レベルで留めるべきで、少なくとも教育の現場や美術館などが広めることではないと思う。さて、先日、ガラスのＴさんが作品を送ってきてくれた。個展にお祝い電報を打っただけなのに、とても身に余る。。。。いつか一緒にラリックを！ボクは原型をつくる！などと言ってはいるものの、ボクの彫刻は遅々としているから。それでも、Ｔさんのがんばりは励みになる。やっているな～とワクワクして作品を開けてみると、彫刻で繊細さを追求中のボクの第一印象は「？」だった。作品は厚みのある板ガラスの皿。サイズは２人～３人用の刺身盛皿くらい。表面は微妙にカーブし窪んでいて、裏面には放射線上の切れ込みが走っている。その上にクルクルとオレンジ色でだ円と濃紺の塊や飛沫みたいなものが描かれていた。子どものイタズラ描きのようにも見えるあっさりとしたタッチ。全体としてはドーンとした作品である。Ｔさん、こ、これは・・・ラリック風じゃあないですよね。フーム。ポップ・アートのような感じがイメージされていたなら、量感のある板ガラスを選ばないだろうし、絵のタッチから繊細さを表現しようとしたわけでは無いはずだ。何を伝えようとしているのか？？じーっと見て、Ｔさんがつくっている時の気持ちを勝手に考える。まだ、直接話したことも、会ったこともないのだけれど・・・。知っていることから文脈を想像する・・・。おお、そうか！きっとコレだ！しばらくして思いつく。ラリック、禅、枯山水・・・・そして、南の海。北国でまだ寒いので、即座にピンとこなかったけれど、きっとそうに違いない。これは、南の魯山人だ（と、ちょっとヨイショ）。それならば、この皿は良く分かる。今後もどんな世界が展開されるのか・・・ボクも頑張らなくちゃ！※Ｔさん、御礼状の前に感想をブログに書いてごめんなさい。遅刻中です・・・。追記）先日開始したテラコッタ教室、今回のモデルは男性でした。なんだかとても新鮮・・・こちらは自分にご期待中。

分割ブロンズ

とある古美術屋さんで、大きなブロンズを「カード無し・ある時分納積み立て」でお取り置きした話は以前ブログに書きました。昨日ちびっとおさめて来ました。これで高さ７．５センチ分（台座から足首？）くらいゲットです（笑）。年輩の女性スタッフ？さんに「すくなくてすみません・・・」というと、「いいんですよ。あまり早いとおつき合いが短くなるじゃないですか」なんて、泣ける言葉が返ってきます。よいな～・・・。今週の火曜日にテレビ番組のお宝出張鑑定団で、札幌の隣の市が出ていたので、その話をしました。ボク「あまりドカーンというのは無かったですけれど、一つだけ絵画がすごい値がついていました」「なんでも、由来のある画家さんの作品にお店で出会って、　とっても手が出る値段じゃなかったので、買えないけれど、　店主さんとその画家さんの思い出話夜まで大いに語り合っているウチに、　そんなに思いがあるんなら、あんたが持ってろって勉強してくれたそうです」女性　「ああ、それうちなんですよ～。社長もその画家さんに思いがあったみたいで」　「放送日は聞いていたけれど、見逃しちゃったんですよ～」なんて、おっとりと嬉しそうに語ってきます。。。。ちなみに、鑑定額はン百万、依頼者の予想は遙かに越えていました。女性　「この間、お礼の手紙も来たんですよ」やっぱりほんわりした感じで話してくれる。　ああ、この人達は分かっていて、その人に託したんだな～。「若い人や多くの人に作品をつないでいきたいんだ」「ウチも厳しいけどね」と言っていた社長（この日は不在）の顔が目に浮かぶ。なんだか、やっぱり、この店、良いです。。。

潜伏

年度末ということもあり、ひきこもっていました。「繋がるとはなんぞ」ということを考えつつ、本を読んだり、遅刻したり・・・。さて、４月から週一でテラコッタ彫刻教室に行くことにしました。家では、なかなかできないから。

まだこんなせかいもあるんだな

店主「いらっしゃい。どんなのが好きなの？」ボク「いや、ちょ彫刻とか・・・」＞＞３回目の会話。店主「そんなのどう？」ボク「はああ」＞＞木彫像・・・１００。ボク「最近、自分でもつくっているんですよ」店主「どんな？」＞＞シャメの自作テラコッタ像を見せる。ボク「まだ焼いていないんですけれど」店主「いいね。こういうの好きなんだ？あるよ」＞＞奥へ。店主「ほら」ボク「おお」＞＞でかいブロンズ。店主「彫刻好きなんだって、いろいろ見せてやって」女性「あら、こんにちは」＞＞店主退場。ボク「昨年末にあの・・」女性「ああ、ブロンズのね。その節はどうも」＞＞ブロンズ発見。１００。優しくも、寂しくも、美しくも、厳しくもあるやつ。ボク「あ、これ！オークションで出ていませんでした？」女性「あら、そうかもしれないですね」ボク「オークションで６５スタートだったんですよ。みんなで見ていて、くそー、こんなの買える人になりてえーって（笑）」女性「ほほほ。買ってくださいな」ボク「この人のレリーフを以前０．４で買ったことがあるんです」女性「あら、それはお安いですね。分かっていなかったのでしょうね」ボク「最初、８くらいするのかなと思っていたのです。良い作品なのに人気がないって、ため息ついてました」女性「ああ、その人はね・・・」＞＞色々な話をしてくれるボク「ああ、そうなんですか？」女性「芸術家はそういうこともありますよね」ボク「そう思います。ボクはそれ以来、その人の作品を色々見ていたのですけれど、もともと好きだったのがその人の作品だったというのが多くて」女性「あら、店主が聞いたら喜びますよ」ボク「あ、そうですか（笑）。うん、この作品は素敵ですよね」女性「いくらになるか店主に聞いてみましょうか」ボク「いや、でも、お金ないし」女性「そんなの皆さんそうですよ」ボク「カードもないし」女性「そういう方も結構いらっしゃいますよ。ある時に少しずつ持ってきていただければ」ボク「はあ、でも、オークションでも６５スタートでしたからね。３年くらいかかっちゃうかも」女性「店主に聞いてみましょう」＞＞店先に女性「店主！奥のブロンズ、うーんとお安くして欲しいんですって！いくらになります？」店主「いくらなら買いたいんだ？」＞＞どーんと目を見て。ボク「いや、あの、オ、オークションで６５だったし、その、お金もないし、それでも売っていただけるというのであれば・・・いくらとかこちらから言えるわけもなく」店主「・・・。××、それでどうだ？」＞＞この方は以前、若い人に作品を受け継いでいきたいんだと語っていた。ボク「××？本当にそれで良いのですか？」店主「普通あり得ないと思うよ」ボク「確かに。・・・でも、カードもないですよ」女性「ある時に、１でも、ある金額だけ持ってきてくださいな」店主「うん」＞＞・・・お取り置きになりました。小さなホテルのロビーとかにあっても良い感じの。。。。その後、その作家とお店の交友など貴重なお話を聞き帰る。昭和史ですね。今後、無駄遣いを控え、毎月お金を払いにいく傍ら、こうした話を聞いていきたいと思います。何年掛かるんだろう？？女性「みなさん、案外、早く済むものですよ（笑）」

彫塑・・・テラコッタ

おはようございます。一昨日、昨日とテラコッタ教室に行って来ました。イサム・ノグチの評伝に感動し、ラリックのガラスに感動し、暮らしの中にスピリチュアルを！北海道の地場産業にスピリチュアルを！！リアドロにできて、なぜできん？？・・・誰もやらんなら、ボクがやる！なんて言い始めてて３年目？？？その間、自己流でやったのは、石の彫刻（高さ１０センチ以内）：１５個くらい？木彫りの彫刻：２個粘土の小さな作品：３個デッサンの練習：５枚失敗ばかりだったし、全然つくれていませんけれど、技術より世界観が大事とずっと思っていました。巨匠の失敗を後追いすることにも意味がある！なんて？？？そして、去年の１０月、テラコッタ第１回目・・・。出来については、このブログを読んでいただいている方はご存知かと（笑）。しかし、しかし、その時になんとなくイメージが掴めた気がしました。「こりゃ、いける！つくれるわ」なんて、なんだか一人で分かった気になって、妻や建築家Ｋに語ってきたものです。。。つくれば良いのに、その後、粘土も買ってきていたのですが、一度もつくらず。。。。木も石の彫刻も冬で寒いので、ベランダが使えずに、むむむむむ。そんな中、それでもなんとなく、粘土でやったら結構いけるんじゃないの？という根拠のない自信がつきまとい・・・。なにもつくっていないにも関わらず、「できる！」と妻には豪語？していました。もちろん、手を動かしていないのがあまり良いことではないと思っていたので、ロダンの彫刻やら峯孝氏の彫刻やら、色んな彫刻を睨み続けてきました。想いに、技術は自ずと付いてくる！！「白い巨塔」の財前先生みたいに、頭の中でイメージトレーニングしていました。さてさて、そんな真価が問われるテラコッタ教室第２回。粘土でまともにつくるのが２回目、顔をつくるのが初めてです。なんとなくできると思っていたけれど、やっぱり自信がなくって、初日が終わった後は、建築家Ｋの事務所で愚痴ったり。デッサンを見せながら、ボク：今日はね、首と頭の形に大まかに粘土をつけるところまでだったんだけれどね。そこまではほぼ完璧なんだけれどね。ここからが勝負なんだよね。ボクは表現したいもの、できるだろうか。ボクとしては昭和の中期の日本の彫刻家の表現でいきたいのだけれど、超写実を目指した方が良いかな？超写実の方が、誰がみても上手い！と思うハズだけれど、ボクが今やりたいことではないし、その技術もないし・・・。Ｋ：やりたい世界観を大事にしたら良いんじゃないですか？大丈夫ですよ。・・・余計な色気は出さずに、世界観に挑戦しようと決めて帰りました。頭の中にあるものを出せばいいやって。さてさて、二日目の昨日はひたすら集中。教室の中でなんだかボクだけ作風が違うのですけれど、先生は温かく見守ってくれる。「ぶりゅーなりさんは、日本の彫刻家が好きなのですか？」「はい」「ああ、なるほどね」おお、さすが先生は分かってくださっている！さてさて、なんとかかんとか作品完成！なかなか良いのでは？と自己満足。ほとんど実際にはつくっていないのに、前に比べると格段の進歩です。人間って、面白い。「想いに技術はついてくる！」と相変わらず叫び続けることに決めました。ガンバロー。

健康体

彫刻でいうと、ロダン、ブルーデル、マイヨールが三大巨匠とか。裸婦でいうと、このうちのマイヨールの彫刻のみが妊娠する女と誰かがいったとか。何が巨匠なのかは、全然まだピンとしていないけれど、トロッ、ボテッとしていて、リアルとか細かさとかそういったものを超越した表現である。さてさて、昨日、早朝に小樽へ雪かきにいき、その足で前から目を付けていた本棚を買いにリサイクルショップへいった。ずっと廊下に本が溢れて困っていたのです。１０時すぎにお店についたけれども、まだやっていない。仕方がない！ので、すぐそばにあった２４時間ブックス＆ＤＶＤショップに入る。どかーんとデカイ黄色と赤のハデな店。ドアには１８歳未満入店禁止の張り紙が・・・。ほほー。ずんずん入る。やや？結構？マニアックな店だった。。。その中で、お金がなかったので買ってこなかったけれど、「１９７０年代ヌード写真」という写真集が気になっています。こんど買ってこよう。。エッチとアート？の中間くらいの色々な写真が満載の本でした。パラパラみても知っている人は全然いなかったけれど、３０年くらい前の女性美とはこうだったのかと。彫刻でいえばマイヨール。子供の頃に近所の霊園で探したエロ本には、そういえば、こんなモデルさんが載っていたっけ。マドンナが女性の体を記号化する？なんていう時代の前の自然な裸？それだって、写真集の人はヌード・モデルをやるくらいだから、当時バランスのとれた裸の人だったんだろうな。食生活が変わった、洋風の生活になったのが原因とか言うけれど、よくよく考えると、それだけで同じ日本人がこんなに体格が変化するって、すさまじいものです。スタイルが良くなったというと、まるで進化のようにも聞こえるけれど、どうなのか。ボクの彫刻は少しぽっちゃりしたものをつくりたいものです。

テラコッタ再び

「朝倉文夫の青春」を読んでいたら、文夫氏がデッサンの練習をある時からやめたと書いてありました。空間で把握するものを平面で理解する訓練のように感じたからだそうです。基礎が違うよと言われつつ、ボクもそれに同感！日頃から何もしなくても、彫刻的にものをみるようには意識しています。「ああ、あの人で彫刻つくってみたい！！！」この間はスーパーのレジの女の子の真剣な表情に思わずみとれてしまったり。。。ほとんど危ない人ですな。２月にもう一度テラコッタ教室に行くことにしました。とても集中力がいる教室ですが、ズンズン進むのだ！

むむ・・・

フィギア好きの方は、いずれブロンズ彫刻にいくのではないかと思っていたら、こんな作家さんがいました。ブライス人形系が好きな方にはたまらないかもしれない。和と洋の折衷で、具象なんだけれど現代的。そしてスピリチュアル。ほ、欲しい。。ここです・・・ボクも頑張ろう。

テラコッタ完成

本日はだいぶん前？に通ったテラコッタ彫刻教室の作品引取りの日でした。いよいよ焼き上がったのです。。。先生の講評付き。たったの二日間でしたが、密度の濃いとても有意義＆生徒の方も温かな教室だったので、是非にも参加しなくちゃ！と張り切って行ってきました。久しぶりに見た自分の作品は、うーむ！！！？写真は相当頑張って、あらが見えないように撮ったつもりです（笑）。粘土をつくり終えた時、モデルの子に「私が神様（仏？）になっている～」と言われたのですが、その通りおだやかな感じになっていると思います・・・が、時間もなく・・・。表現したいものはハッキリしているのですけれど、技術がネ。。。。。それでも先生や生徒の皆さんに勇気をいただいて、次回は胸像または顔像に挑戦しなければ！！と思いを新たにして帰ってきましたです。

彫刻ウイルス

本日は頭が痛く仕事になりませんでした。しょうがないので、ずーっと削っていた石の彫刻を石膏にしてみたり・・・。石膏というのは残酷なもので白と影だけになるので、作品の粗がよく見える・・・。バランス悪いな～と思っていたところが、それ以上にバランス悪く浮かび上がってくるのだから、とってもへこむ。体調が悪いときにこれは結構効きました・・・・。その後、昭和の彫刻家の胸像写真をずーっと見ていて、うーむ・・・と。将来的に出来ないとは今でも思っていないのですが、要求される集中力が今のボクにとってものすごいものだと思う。この間、テラコッタ教室にいった時のデッサンの時間を思い出した。１５分で１ポーズ×８・・・ものすごい疲れた。夕方にはヤフオクで５００円ちょっとで落札できた！！　レリーフが届きました。その良い感じの出来にまたへこみ・・・。これ、ボクにつくることができるんだろうか？まあ、体調が悪いときはこんなもの。ボクが彫刻、彫刻と騒いで１年以上になりました。近頃は建築家Ｋや妻にも段々ウイルスが感染しているよう。「いや、彫刻もいいよね」「彫刻いいね」、そんな言葉が飛び交っています。「テラコッタみんなもつくろう！」と言っています。Ｋにはさらにウイルス注入のため、ヴィーゲランの展覧会図録（ブック・オフでダブり購入）を進呈しました（笑）。こんな感じ

New デジカメ＆失敗石膏

新しいデジカメが届いた。トップページにもつけておいたけれど。５００万画素で１３８００円くらいは安い。しかもグッドデザイン賞。。。川に一緒に落ちるなど苦楽をともにしたオリンパスのデジカメが、数ヶ月前にご臨終となってから、妻のデジカメを借りていたのだけれど、そうすると一緒に行った妻のカメラの練習ができなくて困っていたのです。ボクはとりあえずメモかわりに撮れれば良いからと、安くてそこそこを探していたのですけれど、なにせ安いのはとりあえずにしても画素数が足りなすぎた。これはISO800も対応しているのも良い。早速、この間石膏どりに失敗してしまった彫刻を撮ってみました。

価格高騰中・・・ハエがくしゃみすると台風が起きる？

おみやげに彫刻を！　などと言い始めて１年ちょっと経ちました。ガラス、陶器、石、木彫り、鋳物、ブロンズと色々なものを見たり、参考資料と称して買い集めたりしてきましたが、最近ちょっと異変がある。とある記念メダルがとても良い出来で、ボクは同じものを何枚も集めていました。このプロジェクト？に一緒に関わってくれている人やこれから現れる人に、イメージを共有する資料として送ろうと思っていて。現在合計７枚（１枚はまだ届いてない）。Ｋに１枚、妻に１枚、ボクが１枚を経年変化を見るためにむきだしで飾り、予備が手元に３枚ある。今度、大阪のガラス屋さんにも送ろうと思っている（Ｔさん、待ってね・・・）。計７枚のウチ、５枚をオークションで入手。ボクが集めたものは２５０～２０００円で買ったものだけれど、このメダルが最近熱いです！先日、同じものが１５０００円くらいで落札されていてビックリした。ついこの間は、別の人が７５００円で落としていた。。。昨年の岡本太郎ブームの時の彼のメダルと同じかそれ以上の高値です。んん？「やはり今、世の中はひそかに彫刻が熱いのだ！」と鼻こうを膨らませて力説するボクに、Ｋいわく「誰かさんが熱くさせたんじゃないですか？」ん？ボクがちょこちょこ買い集めたせい？まさかね。。。でも、なんだか気になる動きです。

テラコッタ教室完了

モデルはもっと細かったけれど、ボクが粘土でつくりたいのはこんな感じ。「肩のラインがキレイね～。ぶりゅーなりさん、足はどうかしら？」「ぶふふふぅー（笑）」「笑うということは、分かっていらっしゃるのね？」「上手くごまかしたハズなのですが・・・」「ごまかせてませんよ」・・・右足のバランスは先生が。さすが現役彫刻家だけあって、へらを入れる毎にどんどん良くなっていく。尊敬した。焼き上がりは１ヶ月後くらいか。どのくらい細かく焼けるものか、顔はとても細かくあっさりとつくっておいた（時間がないというのもあり）。粘土ってよいなと思いました。

テラコッタ初日

昨日、テラコッタ教室にいってきました。募集１６名、キャンセル２名の計１４名。男はボクだけ。モデルは若い女の子。。うーむ。全くの粘土初心者は２名くらいかな？初心者は顔像から入ると良いと言われたけれど、顔は散々？やっているので、全身像をつくることにする。最初にモデルが４５度ずつ動いていき、８方向からのデッサン！デッサン！１枚１２分で描き、３分の休憩・・・をくり返す。記憶の中の、今まで見たデッサンなどを必死で思い出し対応するけれど、デッサンの基礎ができていないボクは、縮率が毎回違う。８枚目はタバコが吸いたくなり集中力が切れて、ついにモデルの足がクロッキーに入り切りませんでした。。。デッサンのあと、お昼を挟んで粘土。新聞紙で芯をつくり粘土をつけていく。現代的なモデルで、ボクのデッサンも細身なのだけれど、粘土をつける段階になると、萩原守衛のイメージがどうしてもつくってみたくなり、ガッチリ、ドーンとした女の人に。。粘土を足していく時は、親指で真ん中をグッと押すように少しずつ付けていくと教わる。ここにもちょこちょこ、そこにもちょこちょこと付けていくと、つぎはぎだらけの塑像が。。どうやってこれを削って？いくのだろうかと思いつつ、初日は終了。とてもガッチリしたジャコメッティみたいな感じ？作業をしていると、なんとなく他の生徒さんとも連帯感が。男一人もちょっと安心。本日、第二回目の最終回。はたしてどうなることやら。

２冊の本、１０年の時間

「日本の彫刻設置事業」竹田直樹　著　を読み終えました。１９５０年代から１９９０年代にかけて、公共事業の中で彫刻がどう発展してきたか、良い面、悪い面を全国各地の事例を取り上げながら、彫刻の発展に一定の役割を果たしてきたと評価していました。そして今後は？という問いかけで終わった本が出されたのが１９９７年。「地方自治ジャーナル」という本に書かれていたものらしいです。パトロンなきあと、自治体予算こそが芸術を支えられるというニュアンスがある本。肩こりや頭痛がするので、そのあとに「芸術起業論」村上隆・幻灯舎を読み始めました。まさに、前出の本が書かれてから１０年後・・・。日本は弱肉強食＆金持ちスノッブのりに支えられる欧米の芸術ルールに則っていない。ルールを読み解き、マネジメントする能力を身に付けよといったニュアンスか？アートを市民に身近に感じさせるワークショップと、美術関係者にマネジメント能力を身に付けさせる学校の頻発がとても気になる今日この頃。文化施策はどちらの言う方で進んでいるのだろう。村上隆を食わず嫌いしていないかどうかが心配だ。

こんどこそ止めようと思います？？

walter bosse

鋳物を色々探していたら、偶然見かけたウォルターボッセ作のロバ。ウォルター・ボッセという人はオーストリアの工芸家で、５０年代に一大ブームを巻き起こしたそう。ハリネズミの灰皿が有名だそうで、その他の作品も動物モチーフが多いとか。http://www.biotope.biz/56/list2/真鍮の上に黒い何かを塗布していて、はげてくるのを楽しめるそう。その他の作品を色々見てみたら、こちらはイマイチ癒し系。今の空気にはあっていると思うけれど・・・・。癒し系も良いけれど、ボクの北海道の工芸イメージはこのロバだ。こういうのが欲しい。追記）襖屋Ｎさん、最新号のコンフォート「引き戸特集」見ましたか？

そろそろ、石膏をとってみようと思っています。

彫刻最新作　と　恵みの雨

お盆明けに提案しますと言っていた４０頁ほどの小冊子の原稿・デザイン制作を、色々と考えているうちに、金曜日か来週月曜日に見せて欲しいと督促が来たので、「月曜朝一には必ずやご期待に沿うものを提案します」と返信し、まだ、作業に着手しないでいる。。。。単なるグータラなのか、中から沸き上がるものを待っているからなのか、詳細は不明。とにかく明日の朝一にはあげようと、気持ちを持っていっているのは確か。気分転換に、松山の襖屋Ｎさんに電話をした。Ｎさんは頑張っているかな～？と思い。色々と話をしていて、彫刻最新作の話も出した。この２日くらいで彫ったもの。「メールで写真を送りますけれど、先生と呼ばないでくださいヨ」といって電話を切る。さて、今日は早朝から地方に出張。昼に札幌近くに戻ってくると、周囲の空は晴れているのに、何故か札幌市街地にドーンとグレーの雲が柱のように立っている。竜巻？　とか思い、ラジオを聞いてみると、街中だけ急に雨が降りだしているそう。「おお、昨日のミミズくんへの恵みの雨だ！」天気予報では晴れだったし、市街地以外は晴れだったし、本当に小さな雨雲が移動していっただけのよう。帰りにちょっとミミズくんの様子を見にいったのはいうまでもありません。・・元気でした。

申込

さて、昨日、彫刻体験教室に申し込みました。いわゆるカルチャースクールみたいなところの主催ではないやつ。。ボク　「あの、教室に申込たいのですけれど」事務局「ええ？　あの初めての方ですか？？」ボク　「はい」事務局「あ、あれは・・・一般参加の申し込みは確かまだ・・・」ボク　「昨日電話したら、もうそろそろっていってましたが・・・」事務局「あ、そうですか・・・あの教室は継続されている方が多くて、上級コースに進んでいるんですよね～。」ボク　「じゃあ、初めての人は申し込んでも参加できないこともあるんですか？（悲しそう）」事務局「ちょ、ちょっとお待ちください。」＊＊＊＊＊なにやら確認中＊＊＊＊＊＊＊＊事務局「わかりました。お受けします」具象彫刻家による授業内容は上級コースに移行しつつある？平日の日中二日間連続コースに継続して参加している方々とは、どんな人たちなのでしょう？彫刻科の学生？芸術家の卵？ああ、なんだか、すごいことになってきました。彫るじゃなくて、足す。。。塑像つくりの自習を真剣にしなければ・・・・。気分はフランダースの犬みたいな感じです。

デッサン

昨日、一昨日と地方にアンケートをとる仕事へ出かけていました。帰ってますます仕事をしよう（しなければ）と思ったのだけれど、３０分だけデッサンの練習をしてみました。今度、彫刻家が先生につく体験教室に参加してみようと思ったからです（まだ申し込んでいない）。どんな内容なのですか？と問い合わせたら、「デッサンができるのを前提に、胸像または全身像をつくります」とのこと。うーむ。デッサンは、中学校の美術の時間に、ガクガクした面になっている男性石膏像一回やったきりです。その時は、正確にキチッと描くのが面白くなく、こんな感じ～？？？と、いびつな像になった記憶が・・・。その教室には、参加したいけれど、デッサンが。。。きっとモデルが最初だけいて、その後はデッサンをもとに彫刻をつくっていくんじゃないか？？個人情報云々で、写真はとれないのではないか？？するとやはり、デッサンが必要なのか？？？そんなことで、渋々？デッサンの練習を。舟越保部さんのように、白い紙にすっすと線のひいてある格好良いデッサンを目指しました。ところが、我流でやるとどうもうまくいきません。鉛筆を目の前に持ってきて、バランスとるなんて、メンドクサイ。。。見たままの映像を右手に伝えるぞーと自己暗示をかけるものの、どんどん絵は真っ黒に。。。自分の設計図にはなるけれど、、、、体験教室で、これ、デッサンですといって良いのだろうか？？むっふっふ、教室はそれでも１０月だから、エーイっと申し込んでしまうつもり。それまでに腕を上げておこう。

日時計

お昼近くにヤフオクで落札した日時計の文鎮が届きました。日本製じゃないような気がしています。今の時期、ウチはお昼くらいになると、もう部屋の中まで陽が入ってきません。うっすら陰が見えるか見えないかの中で、時間あわせをしました。明日の朝、午前中から、日時計なるものがどのくらい機能するものか、しばらく観察してみる予定。

彫刻の完成

この４日くらい、サルのように篆刻石を彫っています。芸術の森美術館発行の「２０世紀の日本彫刻物語」なんて本も読んでいるのですが、読んだり、図版を見るとどうも燃えてきて。。。先日紹介した途中の彫刻は、こんな感じ。ライティングによっては、とても繊細な表情をしているのだけれど、自然光のもとでは、どうもミスター・ビーンにしか見えない。。。おかしいな？？これはもういじらないことに決めました。もっと、荒々しく彫ってみた方が良いのか？そう思って、彫ってみたのが、こんな感じ。これは、これでありではないか？お盆前なので、進行中の仕事の打ち合わせがポツーポツーと入っていたここ１週間。こんなことばかりやっていた訳ですね・・・。体験学習Ｔの撮影も結局行けたのは初日のみ。。すまん。今日は建築家Ｋと名刺について話し合うのと、紙の情報提供です。彫刻に関しては、今度は粘土に移行する予定。西洋の彫刻手法と東洋の彫刻手法を行ったり来たりするわけです。

途中の彫刻・・・石

さて、先日、川のイベントでゴリゴリ削った石ですが、昨日、家で再びやってみました。相変わらずの顔彫りですけれど、１日でここまでいくなんて、一年前から比べると格段の進歩！？感無量。さてさて。今日は札幌は快晴です。パンフレットの校正バックが夕方に。会議録をやらないと。なんとなく、世間はお盆ムードになってきているような。

彫刻家デビュー？？

そういえば、先日の川のイベントでのこと。「●○●すればオモチャをゲッチュー」というブースを毎年やっているけれど、ここ数年、会場のプログラムには載せてくれていないとブログに書いた、あれです。今年もやっぱりプログラムには載っていない。当然、ボクたちのモチベーションも下がり、オモチャは色々持っていったものの、ブース看板は出さないことに決めました。「いーよ、いーよ、もう。知らない！！」いじけたボクは、勝手に会場の片隅で石の彫刻をしていることにしました。そうすると、子どもが寄ってきます。「なにやってるの？」（女の子Ａ）「顔を彫っているんだよ～」「なにそれ？ハゲじゃない？」（女の子Ａ）「いや、これからだから・・・」「耳がない！」（男の子Ａ）「いや、これからだから・・・」「（ばーか）べー」（男の子Ａ）「ねえ、犬彫ってみて」（女の子Ｂ）「いや、人の顔彫ってるんだけれど・・・」「じゃあ、猫は？」（女の子Ｂ）「来年ね」なにかやっていると、子どもは気になるようでした。それでも、石を彫るっていうのは気になるようで、ボクがもう一つ持っていった石を鉄ヤスリでごりごり削り出す子もいて。「この人、彫刻家なんだよ」妻が面白がって、子どもに吹聴します。いや、確かにそうなんだけれど？？子どもにそう言っていいの？？？「じ、自称なんだけどさ・・・」「じゃあ、来年は彫刻家になっていてね」（女の子Ａ）・・・涙。。子どもたちと、ちょうど、近代美術館に来ている鑑真和尚の彫刻の話なんかもできて、ばーかと言っていた？男の子Ａも、その後、何回も覗きに来て、その度に文句をつけていなくなったり・・・。なんか楽しかったです。数時間しか彫れなかったので、アフリカ民芸ちっくな顔までしか彫れなかったけれど、欲しいという子がいたので、彫った石はあげてきました。また、プログラムに載っていなくていじけていた「●○●でオモチャをゲッチュー」も、毎年楽しみにしている子どもが今年も来てくれて、「ねえ？今年はやらないの？がっかり～」なんて聞いてきてくれました。よろこんで、オモチャを見せて、ごみひろいをしてもらったのは、言うまでもありません。来年までに、またオモチャを集めるとともに、彫刻の腕を上げておこうと思いました。ちなみに今、セラミック粘土でつくった顔像を乾燥中。はやく焼いてみたいのですが、また爆発すると困るので、じっくり乾かすことにしています。。うーむ、ロダンにはいつなれるやら。

おやじとせがれ―彫刻家 父 本郷新の思い出

ネットの古本屋さんで入手した次男・淳さんの本を読みました。俳優さんなのですね。出たがり、目立ちたがり？せっかち、云々・・・人間愛溢れる作品の影の新さん人間的エピソードがとても面白かったです。さて、本郷新さんといえば、先日これまたネットでブロンズ像をゲット。自分で彫刻をしている時に、体の筋肉の表現方法を知りたくて、オークションなど見ていたら出品されていたものです。どうみてもロダンの接吻をモチーフにしたもので、何故かゴルフボールのようなものの上に載っている。オークションの説明でも「未鑑定」となっていたので、新・作かとても疑わしい。。。サインも有名なものとは全然違うし。。本当？と思いつつ、でも価格を見るとブロンズ原型と製作費にも満たない。表情などは画像でよく見えなかったけれど、少なくとも今のボクには参考にもなるし、落札できるわけないだろうと思って入札しておいたら・・・落ちた。届いてみると、本郷新と書かれた桐箱入りで、台のところにマジックで書いた「本郷新」のシールが。なんだかとても怪しくて、逆の意味で嬉しくなりました。。。。もし、本人作だとしたら、とっても学生時代のような気がするし（ロダンに影響受けているしね）、贋作？だとすると、誰が一体つくったのやら。誰かが一生懸命つくったものを、後で別の人間が新・作にしたのかもしれない。ちなみにタイトルは「愛」。

場の持つ力と途中の彫刻

（１）ウチの近所にやや歴史的建造物の元銭湯レンガ建築がある。最初に貸し出されていた頃から５年くらい経っていると思うけれど、その間お店が６件くらい変わっているハズ。雰囲気のある建物だけに、何かできると思って入居する人が多いのだろう。この間空いたと思ったらまた今日花輪が出されていた。駐車場がなく、駅からも遠いこの立地。今度こそ？上手くいくんだろうか？という心配を吹き飛ばしてくれる店が現れるのか。。。（２）同じく、近所の軟石倉庫。情報発信基地にと意気込んでオープンしたものが移転したらしい。場の持つ力とソフトの力の難しさ。。（３）場の持つ力の一助になるのでは？とはじめた彫刻・・・今はこんな感じ。仏像から始まり、いつの間にかヌードになっているのがご愛敬。。。。追記）午前中、校正だし。午後、フリマ発送等。夕方、松山の襖屋Ｎさんと場の持つ力について長電話。その後、建築家Ｋと明日の打ち合わせ。明日はＫとカメラマンと場の持つ色を発見しにプチ出張！

途中の彫刻

うー、早く完成させたい。。。