想像力を豊かにする経験
あんまり時間が合わなくて、見たいのに見れない番組。それが「オーラの泉」です。なぜその人がそう思い、感じているのだろうか、ということを、普通の人が見ることが出来ない所から見て、その事象を私たちに分かる言葉で説明してくれます。それは、科学で決して見ることの出来ない世界で、けれども人にその力がある、ということを示してくれる江原さんの存在は、とても心強くて、人の力の神秘に生きるエネルギーをもらっているようにも感じます。ところで、先日偶然とってあったビデオを見る機会が出来たので見ていると、そこで想像力についての話がされている部分がありました。そこで江原さんは「想像力のない人間になると、事件を起こしたり、ストーカーになったり、人のことを思いやれない行動をとることになる」とおっしゃっていました。先のことが見えないのだから、自分の思いがまるで全てのように錯覚してしまって、その思いに従って動くのは当然のことのようにも思えます。ところが、そこで想像力が働くと、これをしてしまうとどうなるのか?という様々な想像が働き、そのことによって行動を踏みとどめることが出来るというのです。では、想像力を働かせるには何が必要なのか?ということがでてきます。そこではっきり言えることは、体験、経験すること!なのです。その人が、そのことを想像できる体験や経験をどれだけしてきているか?ということにになるのです。そのことによって学習し整理されたものが、想像力を働かせることが出来る材料を多く持つことが出来るのです。テレビの中の疑似体験や、自分の中の勝手な想像とは全く違う、本物の体験です。勉強も経験の一つで、勉強をすればなんでもわかるのではなく、勉強という経験が、様々な他の経験と結びついて学習される中で、様々な物事を考える力がついてくるのです。家の中にずっといたら、そのことを得ることはできないのです。