1Q84 BOOK1
1Q84 BOOK1 (4月-6月)「1Q84」を図書館で予約して、はや1年・・・やっと、順番が、まわってきた村上春樹ファンなら、耐えられないだろうが、私は何冊か読んだことがあるくらいの読者。1年くらい、全く、苦にならない。久しぶりに読んだ村上ワールドは、思いのほか、面白かった今まで読んだ作品は、あまりしっくりこなかったので、私には合わないのかなと思っていたくらいだ。語り手は、2人。青豆と天吾。読み進むうちに、2人が小学校の3,4年に同じクラスだったとわかる。今は、接点もなく、それぞれの生活を営んでいるが、どちらも、普通とはいいがたい状況だ。空に浮かぶ2つの月。リトル・ピープル。カルト教団「さきがけ」。これらが、2人の日常に変化をもたらしていく・・・物語の行きつく先がどこなのか、とても気になる。読み返してみたくなる一冊だった