ミッドナイト・クリスタル [ ジェイン・キャッスル ]
【楽天ブックスならいつでも送料無料】ミッドナイト・クリスタル [ ジェイン・キャッスル ]ジェイン・キャッスルは、三つの名前を使い分けている。コンテンポラリーを書くときは、ジェイン・アン・クレンツ。ヒストリカルのときは、アマンダ・クイック。そして、未来の物語のときは、ジェイン・キャッスル。読者がわかりやすいようにという配慮らしい。とはいえ、翻訳された本については、統一優先で、ジェイン・キャッスルの名前を使わないものも・・・・・この本は、超能力組織アーケイン・ソサエティの物語であり、ドリームライト・トリロジーの最終巻でもある。遠い未来、惑星ハーモニーに人類が移住して、200年が経っていた。ハーモニー自体は宇宙の中孤立しており、エイリアンは絶滅しているものの、その遺跡が人々の生活に影響を残している。そんななか、17世紀から因縁のウィンターズ家とジョーンズ家の子孫がドリームライトに導かれて出会う・・・・・という物語。アーケイン関連は、ヒストリカルもコンテンポラリーも全部読んでいると思うのだが、忘れている部分もある。先入観なしでも楽しめるのだが、過去の事情がわかっていたほうが面白いと思う。アーケインの話は続くのかわからないが、なんとなく一区切りのような気持ちになった。