令和そぞろ歩き
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【送料無料】光と闇のはざまで [ クレスリー・コール ]結局、このシリーズは、1,2作を読んで、この6作目までとばしてしまった。2作目でパターンが決まっているのにあきてしまい、このRITA賞受賞作ならと期待したせいもある。でも、読み終えて思ったのは、1作目の「満月の夜に」のほうが面白かったということ。もしかすると、魔道士やデーモンより、ライキーやヴァルキリーのほうが好きなのかもしれない。そういうわけで、読み続けるかは、微妙なところだな。
2012.09.29
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【中古】文庫 満月の夜に【マラソンsep12_東海北陸甲信越】【画】【中古】afb 【ブックス0726】ジャンルとしてはパラノーマルで、RITA賞受賞作。読みたいと思い、探してみたが、なかなか・・・・・・結局、丸善で店頭在庫を見つけて、博多から取り寄せてもらった次第。まあ、探したかいはあった。時は現代。不死の人々は、ローアという社会を作り、人間に紛れて暮らしていた。ライキー(人狼)の王ラクレインは、100年以上もヴァンパイアの手によって、炎に焼かれるなどの拷問を受けていた。脱出不可能と思われたが、待ちに待った伴侶の匂いを感じ、足を犠牲にして脱出。やっと見つけた伴侶は、ヴァンパイアとヴァルキリーのハーフであるエマだった・・・・・・不死の人々の知識が皆無に近い私でも、問題なく一気読み。現代の話なので、ずっと監禁されていたラクレインが、さほど違和感もなく生活に馴染んでいく様子が楽しかった。ライキーとヴァンパイアとヴァルキリー。それぞれ個性的で、面白い。シリーズは続いているようなので、読むことにしよう。
2012.09.04
【送料無料】誘惑の晩餐 [ シェリー・トマス ]キレイな表紙だ。シェリー・トマスの著作を探して読んでいる今日この頃。これは、シンデレラ物語と比較して書いている部分があるが、あまり必要はなかったような・・・・・・主人公のヴェラは、料理人。雇い主と愛人関係だったこともあるが、今はただの主従関係。雇い主の急死で、その弟スチュワートが相続人となり、領地にやってくる。10年前、ヴェラとスチュワートは出会い恋に落ちたが、名前も教えずにヴェラは彼のもとを去った。ヴェラは、顔を見られないように気をつけながら、スチュワートのために料理を作り続けることにするが・・・・・・いつまで顔を知られずにいられるのか、ちょっと見当がつかなかった。顔を見せない使用人に対し、スチュワートは寛大で灯りも消してくれるほど!ヴェラをフランス人だと思って、フランス語で会話しているからか、声では彼女とわからない。なんとももどかしい話だが、後半まで気付くことはなかった。さて、平行してスチュワートの婚約者リジーの恋愛が描かれる。お相手はスチュワートの秘書だが、リジーの魅力が最後まで私にはわからなかった。軽率で打算的なのに、気位が高く、自己中心的。秘書のマースデンが謎めいて素敵な男性だ。いったい彼女のどこが良かったのだろう?後半以降は、話が急展開する。ヴェラの素性が明かされ、一気に大団円となる。公爵未亡人をはじめとして、脇役の心情が全くといっていいほど理解できなかったのが、残念だ。おもしろい筋立てなので、もう少し二人の心情に踏み込んでくれていたらと思わずにはいられない。
2012.08.01
【送料無料】もう一度恋をしたくて [ シェリー・トマス ]「灼けつく愛のめざめ」があまりにも良かったので、同じ作者の本を探してみた。こちらは、デビュー作のようだが、この作者の個性的な作風はすでに現れている。楽しい読書と言うよりは、人間の傷をえぐって再生させるという物語が展開していくので、好みは分かれると思う。資産家の娘ジジは、婚約者の公爵を亡くしたばかり。母親の希望を叶えるための結婚相手だったが、失った影響はとても大きかった。婚約者のいとこであるキャムデンは、血筋はいいが資産には恵まれずに生きてきた。いとこが亡くなったことで、父親が公爵、自分が侯爵となった。ジジとキャムデンは、領地で出会い、お互いに好意を持つようになる。ジジは結婚に幻想は抱いていない現実主義者。キャムデンに婚約したも同然の女性がいると知り、ある計画を思いつく。ジジは、ロマンスのヒロインらしからぬ女性。打算的で、率直で、プライドが高い。けれど、自分の過ちを十分に認めていて、そこから逃げない強さが潔かった。どちらかというと、騙されたことにこだわり続けたキャムデンのほうが問題なのではないかと思わずにはいられなかったのだが。二人は再会するのに、10年かかった。これは、ジジのために必要だったというより、キャムデンのために必要だったような気がする。まあ、納得のハッピーエンドなので、読後感はとても良かった。
2012.07.30