江-姫たちの戦国
「江-姫たちの戦国」の下巻を読み終わった。上巻を読んでから時間が経っているが、あまり影響はなかった。なにしろ主人公は、申し分ないくらい、歴史上の人物とかかわりがあるので、時代背景や事件については、私でもよく知っている。今まで、ドラマの主人公にならなかったのが、不思議なくらいだ。戦国時代については、さまざまな人を主人公に据えたものを読んできたが、女性の視点は決して多くはない。ましてや、悲劇のヒロインばかりなのに、江は勝者の部類に入る珍しい女性だ。織田信長の姪であり、三度の結婚を余儀なくされ、息子の家光は春日局にとられてはしまうが・・・江の役は、上野樹理に決まったと聞いた。本を読んだ限りでは、適役だと思う。江は来年の大河なので、今は龍馬伝をがんばって見続けるとしよう