映画「ブルーピリオド」観てきました
原作コミックは読んでいない。映画を観て、読みたいと思うところまでいかなかった。映画『ブルーピリオド』公式PhotoBook [ 講談社 ]高校2年から、東京芸術大学を目指す男子の話。200倍の競争率だというから偉業なのは間違いない。きっと原作では、芸大合格までのエピソードがたくさんあって、2時間におさめるために削られているのだと思う。私はまず主人公の経済状況になんとなくひっかかりを覚えた。父親が事業に失敗して夜間の清掃の仕事をしているのに、主人公は渋谷で友人とオールで遊んでいたり、受験のために美術専門の塾に通ったりしている。友人のゆかちゃんの事情も気になったし。もっと勢いのある映画かと思いきや、静かな映画だったし。期待しすぎたせいかなと。先生役の薬師丸ひろ子や江口のり子がいい味を出していた。心に響くセリフもあった。それなのに、満足とまではいかなかったのが残念だ。さて、台風が近付いている。影響が少なからずありそうだ。河川の決壊など、ひどくならないことを祈るばかりだ。