Aircraft carrier survival。少し元気になってゲームをしてみたの件。
空母を運用する2Dゲームです。アメリカ海軍として大日本帝国海軍と太平洋で戦います。Steamで配信されていますが、あまり評価は高くありません。しかし私は航空母艦の内部構造が細かく描かれているのを見て興味を覚え購入しました。セールで1,000円を切っていたと思います。 英語はある程度読めますが、それでも日本語がないというのは辛いです。おまけに字が小さい。思わずリアルの虫眼鏡で画面を読んだりしていましたが、拡大鏡というツールを使うようにしました。大体のところはわかりますが、10分の1程度の理解でゲームを進めています。 チュートリアルからして難解でした。3回くらい初めからやり直してなんとか操作できるようになりました。ゲームの目的は空母をうまく運用して敵艦隊や航空部隊、陸上基地を叩き与えられたミッションをやり遂げることです。あの帝国海軍が相手です。まともにやりあえば瞬殺されます。だからとにかく本隊から離れた艦船と闘うところから始まります。相手にする空母も軽空母です。 索敵で大まかな敵の位置を掴み、識別というステップを踏んで二重の偵察で正確な情報を収集、攻撃隊を編成して発進させます。その間にも敵の偵察機や潜水艦がやってくるのでその迎撃もしなければなりません。 今までのストラテジーゲームでは空母からの発進はワンクリック、ツークリックでした。部隊を選んで発進させたらいいだけでした。戦闘後の着艦や修理、補給も自動というか考える必要がありませんでした。が、このゲームはそこをしっかりやらないといけません。リアルです。 ミッドウェー海戦で発艦が5分遅れてやられたというのを実感できます。あの時は突然現れた敵の空母を叩くかミッドウェー島の陸上基地を叩くかで迷った挙句にその隙を突かれたのです。 限られたスペースの航空甲板で飛行機のやりくりが大変です。格納庫から取り出し甲板に並べます。発進の準備中でも途中で帰ってきた飛行機を着艦させるために飛行機を甲板前部に移動させるのです。今までのゲームではないステップです。実戦ではそういうことをしていたのかと感心しました。 また艦橋では提督はじめ士官たちが役割分担をしながら航空機の管理以外にも空母の防衛、天気予報、航空母艦への給油などを行います。作戦行動中でも燃料がなくなれば航空機を飛ばすことができないのです。そして兵員の配置です。限られた兵員たちを効果的に部署に配置します。攻撃隊を編成しようとしたら甲板要員が足りなくて直ぐにできなかったなんてこともありました。ダメージコントロールの方に多く配置していたためでした。 このゲームは戦闘というよりもお役所の管理業務のような内容です。戦闘そのものは自動で結果が出ます。自分の艦隊は最初はほとんど停止していますがそのまま放置すると敵からの波状攻撃を受けます。艦隊の位置がバレているからです。だから小まめに移動させないといけません。思い切って目標とする敵機動部隊に接近するのがいいようですが、あまりに移動しすぎると発進した味方の飛行隊が自分の艦隊を見失う事態も起きてしまいます。この場合は不時着ということで飛行機が失われます。 攻撃を焦ると偵察部隊を見殺しにしてしまうし、艦隊の上空掩護がお留守になります。反対に安全、完璧に着艦、回収してからにこだわると攻撃のタイミングを失います。これがあの魔の5分間という状況を生み出すのです。運用にもたもたしているうちに夜間に突入してしまい発艦ができないというコメントが出た時は本当にショックでした。 英語ばかりなのでまだよくわかりません。しかしキャンペーンの1番目を何度も繰り返しました。真珠湾の後のウェーク島攻略作戦です。アメリカ軍の場合はその防衛と救出作戦ということになります。で、ようやく万点クリアです。ちょっと先を見越して飛行機を甲板に並べる、とか偵察を飛ばしていきなり識別をしてみるとか、色々試してみました。私には面白いゲームでした。本当に空母を運用するというのは大変なことなのだということがよくわかりました。今どうするのか? 発進させるのか着艦させるのかは難しい判断です。それを楽しむゲームなのです。勝つためには敵よりも早く行動するというのが重要です。で、そのためには地味な作業の積み重ねが大切なのだということをよく理解できます。 誰にでも、特に日本人のゲーマーにおすすめかというと難しいです。このゲームのテーマは人を選ぶでしょう。でもかなり空母とかのテーマが好きな人たちがデザインしたゲームです。飛行機の間をチョロチョロする兵士たちの動きが妙にいいです。発艦、着艦のたびに人力で甲板の端から端まで飛行機を押して移動させるのがなんとも言えません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)