倖和（サチナゴム）の妄想小説・・・

[戦争ゲーム] カテゴリの記事

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  エースコンバット７になぜハマったのかの件。

  キャンペーン・シナリオはありきたりです。突然の均衡状態が破られ奇襲攻撃を受けます。立ち直って反撃を開始するもミスから護衛対象を撃破、軍法会議で有罪となり懲罰部隊に放り込まれるも抜群の戦績で復帰、勝利を重ね、ついには難敵の大型無人機母船を撃破、軌道エレベーターを制圧して勝利です。この流れは揺るぎません。必ずイベントは起こりターゲットを撃破し尽くしてプレイヤーは勝ちます。　クリアしてからは何度も気に入ったミッションを繰り返してポイントを稼ぎ自分の機体を強化してある程度強力な性能を獲得できたら反対にあえて性能の低い機体を駆ってどれだけやれるかの挑戦もします。　そこがまあハマった理由かもしれません。戦争のようで戦争ではないのです。　不満はあります。コックピットの描写です。不十分です。レーダーは生きていませんしパイロットの手も映りません。操縦している感じが出ていないと思います。HUD表示を切っても操縦パネルを見ながら操縦できるようにはしてほしかったですね。こういうところ日本のメーカーは遊び心が足りないように思います。　それとあれば楽しいのはシナリオ・メーカーでしょうか。今私がやってみたいのは結局自国の敗北で終わってしまうようなシナリオです。定められたポイント数を獲得できなかったらシナリオ終了後に戦死してしまうというのはどうでしょうか。あるいはチームメイトが死んでしまうとか。破滅の美学を味わえます。今どきだと思うのですけどね。　当たり前ですがキャンペーンでは結局プレイヤーがターゲットをすべて撃破しないとクリアできません。味方機は飾りです。派手にミサイルを撃ったりバルカン砲を浴びせますがターゲットを撃ち落とすことはないのです。これも何とかしてほしい。　望むのは自分がターゲットを攻撃している間、しっかりバックを守ってくれる、例えば自分の背後に迫る敵を追っ払ってくれたり、向かってくるミサイルを引き付けてくれたり、それを後でリプレイで僚機の活躍を鑑賞できたらいいですね。映画が作れそうです。　もちろんターゲット破壊に手間取れば味方機が損害を受け離脱、あるいは墜落してしまうにしてもいいかもしれません。それだけ獲得ポイントが減るわけです。一方で味方機の犠牲が重なるほどターゲットを攻撃しやすくなり、これでミッションはポイントが低いながらもとりあえずクリアとなります。もちろん何度も挑戦していけば自分も味方も大戦果を引っ提げて生還、凱旋です。　そんなことを妄想しながらポイント獲得のためにハマってしまった今日この頃です。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！

  2024年09月26日

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  エースコンバット７。やっぱりミサイルは長距離射程に限るよねの件。

  セールだったのでトップガン・マーヴェリックのDLCとともに購入しました。PS4版を以前購入していたのですがあまりハマらずに売っていました。VRやジョイスティックまで用意したのにミッションがつまらなかったからです。しかし、今回はなぜかハマりました。VRもジョイスティックもなしです。ゲームパッドのみで戦い抜きました。　で、特に何回も挑戦しているのがミッション11の敵主力艦隊殲滅です。最初は苦労しました。なかなかポイントを稼げず時間切れになりクリアできなかったのです。今は違います。HardモードでSランクまで行きました。　決め手は大型の空対地巡航ミサイルLACMです。それまでは強力爆弾や小型ミサイルで地上の目標や艦船を攻撃していましたが、攻撃後その上空を通過した際にミサイルやら対空砲火やら反撃をたらふく食らって大変だったのです。しかしこのLACMは違います。射程距離が恐ろしく長いのです。かなりの遠距離から正確に目標に向かって突進してくれます。そして撃った後は急旋回して敵の目標に背を向け距離をとる。だから敵の反撃を受けないで済むといういわゆるアウトレンジ戦法です。こうしてヒット・アンド・アウエイを繰り返したらみるみるスコアが上がっていきました。　そのほかのミサイルでもやはり長射程のものは大変その攻撃効果が高いのです。つまり遠くから撃って命中させることができます。　昔スパルタで剣の短いことに不満を漏らした息子に母が「一歩踏み込んで戦え」と諭した、そういうエピソードを思い出しました。確かに相手が人間だったらその効果を期待できますが、そうではなくてプログラムされただけの感情のない機械ならどうでしょう。単なる計算のやり取りだけで何の心理効果も与えることはできません。突っ込んできたからと言ってビビることはないのです。なら長距離で撃とうが近距離で撃とうが要は命中精度のみが問題になります。　艦船に対してはその破壊力は大したもので多くは１発で轟沈です。大型艦でも２発で仕留めることができ、しかも命中精度が高いのです。安全な戦法をとればとるほどスコアが高くなるというのは実際の戦いの風景を想像するとヒーローの登場しないヒーロー漫画のような感じです。　北朝鮮が長距離弾道ミサイルの開発に精を出すのは私にはよくわかります。便利なのです。それで相手はもちろん自分たちもいかに危険な状態に追い込むことになるかは考えません。　私もゲームではそうです。無人機も多数落としましたがそれ以上に人の乗っている戦闘機や爆撃機、輸送機を落としまくりました。もちろん大型空母も何回も撃沈しています。多くは空中で四散、あるいは海上で大爆発したため生存者はほとんどいないでしょう。私は殺しまくったのです。累計で３０００人くらいでしょうか。それだけの命を奪ったですから現実世界なら当然報いを受けるでしょう。でもゲームなので殺したという感覚はゼロです。スコアをたたき出した、というだけのことです。　なかなか軍縮が進まないのはわかります。そしてウクライナでの戦争がなかなか終わらないのもよくわかります。特にロシアでは過酷な戦場で劣悪な装備、そして無謀な作戦で大勢の兵士が命を落としていると伝えられています。生きて帰ってこられた人々はわずかです。死んだ人間は何も語りません。そして生き残った人間にもそれを語る機会はほとんどありません。だからロシア国民に戦争の悲惨さは伝わらないのです。これが本当の戦争の残酷さだと思います。人の死がただのスコアにすぎないのです。だから長距離で高精度のミサイルが頼もしく思えてきます。　ゲームだからと割り切るのは簡単です。しかし私がもしこのゲームのようなシステムで本当に命を懸けた戦争に参加していたら、トリガーを押すのを躊躇するでしょうか。長距離ミサイルが欲しいと願っているでしょうか。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！

  2024年09月25日

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  イスラエル軍。４人救出して２１０人殺すの件。

  救出作戦中にハマス側と戦闘となり援護のための爆撃で大勢の住民が巻き込まれたと記事にありました。ゲームでもこの手の救出作戦は難易度が高いです。戦闘力のない弱っている人質を守りながら敵からの攻撃に対処しなければなりません。もちろん人質が死んだらアウト、作戦失敗です。味方ユニットが人質を守って犠牲になることはしょっちゅうです。例えば映画でもあのプライベートライアンではたった一人の兵士を生還させるために中隊長以下相当な犠牲を払いました。索敵して見つけた敵を捕捉し単純に攻撃、殲滅するほうがよほど気楽です。　だからイスラエル軍も盛大に爆撃したのでしょう。味方と人質を守るためです。ガザ地区の住人が何人死のうが傷つこうがそんなことを言っている場合ではない、ということでしょう。これが「悲しいけどこれ戦争なのよね」なのです。世界中からイスラエルに対して非難の声が上がっていますが、人質救出を成功させたらミッションコンプリートです。　ただゲームではそれでステージクリアでも現実は違います。混とんとします。さらなる報復にさらされます。そこがあらかじめシナリオが決められているゲームとは決定的にちがうのです。　だからとにかく戦闘行為だけは何としても止めないといけません。ミッションインポッシブルとかスプリンターセルのような秘密作戦ならいざ知らず、おおっぴらな戦闘行為は犠牲が大きすぎます。　相手が宇宙人ならおかまいなしに攻撃できますが人間相手なら徹底的に命は大事にしないといけません。味方のはもちろん敵の命も同様です。これを軽視するととんでもないしっぺ返しを敵からだけでなく“神”からも食らうことになるでしょう。確実にその先に生き地獄が待っています。まさに今のイスラエルがそういう状態に陥っています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）

  2024年06月10日

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  「アウディーイウカ」 ウクライナ軍撤退の件。

  戦略的撤退であり敗走ではない、とのことです。ウクライナは要衝を一つ失いました。ロシア軍が押しています。　　このままだとウクライナは負けてしまうのでしょうか。私はそれはないと見ています。ウクライナが防御戦闘に移行してロシアを引きずり込んでいるのです。　この頃ロシア有利、ウクライナ不利のニュースが多くなっています。まあそうなのでしょう。これは２つ目的があると私は見ています。一つは軍事援助の催促です。このままでは大変になるから早く援助してくれというもの。そしてもう一つは核兵器の暴発を防ぐというもの。　実はウクライナの攻勢は十分な態勢では始められませんでした。F-16などの空軍力が十分援助されていなかったのです。これでもしウクライナが劇的な勝利をつかんでしまったらロシア軍の弱体化は決定的だという話になります。あまりの醜態にプーチンは混乱して核のボタンを押しかねません。一方でウクライナの攻勢の間はロシア軍も防御に徹するので前進はできません。現状は維持されます。しかしそのままでは援助の動きはにぶります。だから次の段階で司令官を更迭し防御態勢を固めつつ援助を要請しているのです。その防御戦闘でロシア軍にわざと前進させ核攻撃を防ぎつつ戦力を消耗させるつもりなのでしょう。軍が前進しているなら核を使う必要はありません。　ウクライナはロシアの自滅的な撤退を促す作戦をとっているのです。ナポレオンしかりナチスドイツしかりです。核攻撃を防ぎながらロシア国家全体の弱体化をしぶとく待つ作戦なわけです。プーチンに停戦交渉の主導権を渡すつもりはないということです。前進している軍隊を押しとどめてまでの停戦交渉などメンツを重んじる今のプーチンにはできません。大統領選挙が控えています。再選されるであろうプーチンごとロシアをぐしゃっとしたいわけです。　やがてプーチンも寿命が尽きます。プーチンこそがウクライナの本命なのです。豊臣秀吉が死んだ途端に朝鮮半島から撤退したあの文禄・慶長の役と同じです。もともとウクライナとロシアは戦争する必要はなかったわけですから。プーチンが死ねばずいぶん平和は近くなるでしょう。　私はそのように見立てています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）

  2024年02月20日

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  ハーツ・オブ・アイアン。ナチスの進撃をつい維新に被せてしまうの件。

  第二次世界大戦を扱った戦争ゲームでナチスは人気です。どのステージでも楽しめますが、緒戦のポーランド侵攻、ロンメルの砂漠の狐、ソ連侵攻のバロバッサ作戦、そしてノルマンジー上陸などが定番です。魅力的なテーマです。また海ではUボートなども人気です。現実には華々しい戦いの影でどれだけの命が奪われ幸せが破壊されたかプレイ中は全く考えません。どうやったらナチスが勝てたかそんな不謹慎な歴史のifのテーマでゲームをしています。　　ハーツ・オブ・アイアンも難解なゲームです。だからこそ私はポーランド侵攻で遊び方を研究しています。一応初心者向きです。だから勝って当たり前なのですが、勝ち方に差があります。モタモタしていたらフランスやイギリスからの軍隊がドイツ本土に攻め込んでくることもあるので油断ができません。　　映画「帰ってきたヒトラー」ではヒトラーが結局ドイツが戦争は負けてポーランドがまだ存在していることに驚いているシーンがあります。そうか、あそこは全部ドイツ領だと思っていたのかと気が付かされました。日本にいるとそんな感覚は分かりません。韓国も中国も元は日本だったなんて感覚はありません。今は共産党中国が韓国も日本も中国の領土だという仮想の地図がネットなどで出回っていますが、元々西洋思想である共産主義に中国が染まってからの話で、歴史上、日本は中国から本気の侵略を受けたことはないのです。唯一の元寇は外交の失敗が根本原因でした。　　危なかったのは日露戦争です。もし敗戦していたら東京にロシア帝国の巨大な宮殿が建っていたでしょう。ヨーロッパではとにかく領土があっちこっちに移ります。国境線が常に安定しません。戦争ばっかりしていました。もうないかと思っていたらまたウクライナで戦争です。　　さてゲームでナチスを使って戦争を繰り広げるのですが、その歴史が大阪の維新と被るなあとこの頃よく感じます。弱小カルト集団かと思っていたら民衆の心を鷲掴みにしてあれよあれよと勢力拡大、ついには独裁政権を打ち立てます。その後も快進撃です。国内のインフラを充実させ福祉を発展させ富国強兵に成功します。今のプーチン・ロシアとは違い、本当に強くなりました。相手の油断をついて領土を戦争をせずに拡大、ここまではプーチンもクリミアで成功しましたが、そのあとは違います。ナチスは本格的に戦端を開けばあっという間にポーランドを圧倒、フランスを屈服させイギリスを追い込みました。アメリカの参戦がなければソ連も倒されヒトラーのヨーロッパになっていたと思われます。　　翻って現在の大阪。維新も大進撃です。敵失もありますが、確かに維新は地力に優っているのです。既存の政治勢力は現状ほぼ駆逐されました。戦意を失っています。心ある人は維新のおかしさに気がつき、警鐘を鳴らしますが、効果は嫌になる程ありません。それまでの大阪の行政の腐敗に市民の多くが嫌気がさしているのです。そこもナチスに似ています。ナチスもワイマール憲法下の政府の無能さを徹底的に糾弾しています。しかもそれは当たっていたのです。維新の批判も的を得ている部分が確かにあります。　　ナチスと維新との違いは科学力です。ナチスは軍事技術を革新的に進化させました。維新はそれが全くない。ゲームでも兵站と技術開発をしっかり整えることによって戦う力が劇的に強化されます。目の前の戦いに気を取られているとまず補給がダメになる。そしていつの間にやら登場した相手の新兵器に打ちのめされます。そこは将棋とは違います。盤外の戦いの方が重要なのです。維新は選挙に関する情報戦には強いですが政策を科学的に検証してしっかりとした数字に落とし込むことが下手です。多分ここに維新に対する勝機があると思います。　　もはや今の維新を倒すにはゲリラ戦しかありません。そして維新が内紛を起こし自己崩壊するまで待つしかないのです。それには科学に強くなることです。この状況ですぐに選挙に勝つのは無理です。幸い、スマホがありAIの進化が凄まじい。インターネットで常に世界と繋がっています。情報の海でデマが氾濫する一方、合理的な思考を組み立てるのもやりやすくなっているのです。一言で言うと勉強が楽になりました。その気になればスマホだけで生活費を稼ぐことだってできます。ゲリラ戦にはもってこいです。　　維新が躍進して行政がマヒするのは必定です。コロナ禍でそれははっきりしています。肝心な時に助けてくれません。自己責任です。だから行政に縋るのはまずいのです。縋るのではなく活用する、利用するという感覚が大切です。真の自己責任、自己コントロール、自律です。一言で言えば自由です。それには政治に頼らず政治を制する必要があります。そのための知識、知恵が科学なのです。道理を通すのです。世の中を制するには人の繋がりが必要ですが今はその道具が揃っています。あとはしっかりサバイバルすると言う意思がその可能性を広げます。科学に長けて、もし戦いの途中で何かの発明でもしたらそれだけで金持ちになり社会を変えることができます。スマホのように、です。　　色々あって既存の信仰心やイデオロギーは信頼をなくしました。だから今ある事実をしっかり見据える科学する心がゲリラ戦の拠り所になります。まあ、考えてみたら日本の名だたる偉人たちも少数派からゲリラ的に世の中に挑み世界を制したのです。　　一時は欧州を席巻したナチス・ドイツもヒトラーが独裁者特有の孤独感と傲慢さで味方を信用せず、独りよがりの思考で状況判断のミスを重ね自滅しました。アメリカの物量のせいではありません。ヒトラー自身が招いた破滅なのです。ただ巻き込まれた人々が凄まじい数になってしまいました。　　維新のリーダーたちの言葉を聞いていたら彼らも傲慢で独りよがりです。含蓄はゼロです。その単純さゆえに選挙に強いとも言える。だからナチスの二の舞なることは間違い無いと思います。ただ今の勢いはすぐには止まりません。科学を無視し人々の感情を動かしているからです。　　ゲームでは勝ったらそれで終わりですが、現実は違います。ゲームでナチスをとりあえず勝たせることはできますが、それで後がどうなるかは考えません。しかし、考えたらやっぱりナチスはどこかで負けただろうな、カタストロフィーが起きただろうな、と思います。と言うことは歴史を変えてナチスを勝たせても戦争は長引き結局もっと犠牲者が増えただけで終わったと言うことになります。そういえば、あのバイオハザードも人気シリーズになったためにエンドレスに事件が起き続け世界は壊滅しています。　　維新が滅んで大阪や日本が滅んではいけません。政治の再生の過程でたまたま維新が消えたと言うのがいい。色即是空のことわりです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）

  2023年04月12日

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  ARMA 3。キャンペーン「東からの風」クリアの件。

  週末にかけてやり込みました。購入してから約半年後のクリアです。しかし遊び始めたのはここ1ヶ月。難しくてなかなか大変でした。結局、左手キーパッドの購入が文字通りのゲームチェンジャーでした。命中率と生存率が一気に高まりキャンペーンの進み具合が一気に加速、最終ミッションまで漕ぎ着けました。　　最終ミッションは途中セーブができないので面倒でした。結局は平和維持の作戦は頓挫し島から自力で脱出する内容でした。あれだけ戦っても勝てなかったのです。勝利の栄光はなし、です。むなしいです。裏切りにもあったりで、途中で出会った何人かの仲間と共に私の場合はヘリで脱出しました。　　禁じ手も使いました。invincible（無敵）モードです。序盤であまりに何回も死ぬので無敵になるチートのMODを入れました。機関砲でめったうちにされても死ななくなりました。皮肉なもので入れたあと、何度もやられた経験が生かされたのと死なないという安心感から落ち着いてプレイできるようになったのとで結局そのチートのお世話にはならずにクリアできました。　　ウクライナ戦争をきっかけに遊ぼうと思って購入しましたが、リアルなシミュレーションでしたから、大変でした。しかし、勉強にもなりました。訓練をせず、作戦もなく、まともなリーダーシップも指揮もなかったら本当に1分程度で戦死です。それと数の優位です。このゲームでもアーケードゲームほどではありませんが、自分よりも多くの数の敵と戦います。シナリオの運びで各個撃破できたから、まあなんとかなりましたが、反対に、こちらが2、3倍の場合はかなり楽に戦えました。　　そして戦車です。最強です。ところがAIの調子が悪く、何台かの戦車は悪路や狭い路地に引っかかって立ち往生していました。どうしようもありません。故障したと観念してゲームを続けました。が、もし彼らが全力で助けてくれたら、かなり助かったでしょう。それと砲兵支援です。指示が的確に出せたらこれは文字通りの百人力です。ごっそり敵を殲滅できます。実際のウクライナ戦争で見られた戦闘の風景なのではないかと思います。　　ウクライナ戦争で伝えられる戦争の様子を結構再現しているな、と思いました。ただ違うのが民間人の数です。ゲームではほとんどいません。だから動いているものをただひたすら撃てましたし、建物に向かって制圧射撃や砲撃も迷いなくできました。　　ARMA 3の場合、家の中はグラフィック処理の関係からか本当に空き家で空っぽなのです。そこはディビジョンなんかとは違います。民間人もうろちょろしていません。臭いもありません。快適なエアコンの効いた部屋でプレイしています。だから戦争がわかったなどとはとても言えません。　　当然のごとく民間人を避難させるというミッションはARMA 3では全くと言っていいほどありませんでした。これが戦争の現実です。沖縄県はアメリカ軍の基地がいっぱいあります。台湾有事が発生したら確実に標的になります。周辺の島々も同様でしょう。そこに暮らす民間人は戦闘が発生した段階で捨て置かれます。だから早めの避難をどうするかがまず政治的課題となるはずです。　戦争において民間人とは本当に面倒でやっかいな存在なのです。本音を言えば戦争が近づけば民間人を軍に徴用するのが手っ取り早いです。仲間になれば守ってもらいやすくなる。軍令を受ける立場に変えてしまうということです。敵前逃亡など重罪なものは死刑です。降伏も許可なくしてはできません。裏切り行為が認定されればこれも死刑になります。すべては自分たち仲間の命が危険にさらされるからです。　ARMA 3で思うのは自分が死ぬのは自分のミスというより仲間の方がミスしたりしっかりしていないケースがほとんどです。言い換えれば仲間が死ぬのは自分がちゃんとしていないからです。同じミッションでも何度か繰り返し自分が戦いに慣れてくるにつれ仲間の犠牲が減ります。戦場では要は他人が原因で命を落とすのです。だから仲間意識をしっかり持って仲間を守るために命をはるわけです。それが戦いの現実です。仲間でないものは理屈ではわかっていても守る熱意が減ります。その筆頭が赤の他人の民間人です。「軍人は民間人を守れ」と主張しても根本的に無理なのです。むしろ自分たちで見捨てておきながら敵が民間人を虐殺したとプロパガンダを散々流す方が楽で効果的でしょう。仇をとる口実も得られます。　軍備を増強するな、というのは私から見れば戦争の本質を理解していません。戦争に真に反対するなら民間人をいかに戦場に捨て置かないかの方策、それのみを主張するべきです。そのために必要な措置を万端準備しているかが本当の国防となります。一番はもちろん戦争を起こさぬことです。ARMA 3で遊んでいて改めて国民と国土を守る難しさを思い知ります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）

  2023年03月06日

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  ゲームARMA3。プレイ動画よりも上手くできたと思い始めてきたの件。

  このゲームは難しいです。難易度が「新兵」でも苦戦続きです。敵を殺した人数と自分が死んだ回数が同じくらいなのです。不謹慎ですがウクライナ戦争が動機となって遊び始めました。ゲームのステージがニュースなどで見るウクライナの街並みとよく似ているのです。没入感があります。　　プリセットされているキャンペーンをコツコツと進めています。もちろんすんなり行かないので、そのミッション名の検索をかけてそのプレイ動画を見たりします。初めの頃はうまいもんだと感心して見ていましたが今回は少し違いました。燃料を調達するミッションでしたが参考にいくつかみた動画は力押しで強引に進めていました。最初から4名のチームは全滅してプレイヤーだけが生還していました。これは良くないな、私の方が上手くやれるのではないかと初めて感じました。　　実はマップを見ると先に展開している偵察チームがいます。2チームあります。彼らと合流して戦力を増強、数で優位に立とうと考えました。4名が最終的に自分も含めて8名の小隊になりました。合流した兵士の中には対戦車ミサイルを装備しているものがいました。最初はこれで装甲車を叩こうとしましたが、すぐに正確な反撃を喰らって上手くいきません。そもそも燃料を敵から奪い返すというのが任務ですから余計な戦いは避けるべきです。　　そこで射撃中止とステルスを指示しました。これで無用な射撃がなくなります。大きく迂回してパトロール中の装甲車をやり過ごして最初の目的地に到着、8名の火力で敵を確実に排除していきます。数の力は確かです。2名やられましたが残った6名で任務を続行しました。最後の戦闘も敵基地で鹵獲したピックアップトラックの機関砲で少しずつ敵を排除、目的の給油トラックを奪取することに成功しました。相変わらず何度も死にましたが今までのミッションの中では極めて少ない損害で完了させることができました。動画にとるゆとりがありませんでしたが、機会があれば再チャレンジしてプレイ動画を上げてみたいですね。　　このゲームのプレイ動画を見て感じるのはプレイヤーの多くが作戦の概要を良く把握していないでとりあえず今ある装備と人員で無理やり進めているということです。こういう評価ができるようになったのも、それだけ私も経験を積んできたからでしょうね。別に何の自慢にもなりませんがね。アーケードなどはシステムの方が人間に合わせて遊ばしてくれます。つまり勝たせてくれます。対して、このゲームは歩兵戦闘の原則をそれなりに理解しないと勝てないどころか10分も楽しむことができません。　　歩兵戦闘の大原則はまず活用できるものは最大限活用する、です。例えば味方の援助は遠慮せずに要請します。自分一人で敵を倒そうとしてはいけません。そこがその他のFPS・TPSゲームとは違います。そのためには情報です。使える情報をしっかり把握することです。これに尽きます。ミッションブリーフィングとそれに基づいたマップの情報をしっかり読み解くことです。初見ではまず不完全なので、詰んだらもう一度ブリーフィングを確かめると見落としに気がつきます。そうなるとプレイに楽しみを見つけることができるのです。敵からの鹵獲兵器も活用できないか考えます。そこはチェスのプレイと似ているかもしれません。　　それから無用な接触は避ける、戦闘は必要最小限に抑えること、です。すぐに発砲するのではなく、包囲できないか、挟み撃ちできないかトライしてみることです。少し前のゲームなのでAIがそれほど優れていませんから必要以上に指示が細かくなります。なかなか上手くはいきませんが、トライして見るだけでもそれなりに楽しめるゲームだと思います。チームの兵士にステルスと撃ち方やめの設定をしっかりしておかないと敵を見た途端に勝手に撃ってしまいます。　　さらに臆病と勇敢を同時に併せ持つ必要があります。これが大胆なプランを思いつく基礎になるのです。臆病ばかりでは敵から逃げ続けチャンスを活かせません。反対に勇敢にすぎると、このゲームでは自分の殺される回数をいたずらに増やすだけです。敵を殺し作戦を少し進めるたびに細かくセーブすればなんとかできますが飽きるのも早いです。もっともARMA3ではセーブの回数は制限されています。　　楽しむためには、まずあのカイ少尉の「臆病なのがちょうどいいのよね」となります。臆病な分、それだけ周りをよく見て情報をしっかり整理できるからです。その結果、攻め筋を見極め今度は自信を持って進撃できるのです。その姿は勇敢です。　　最後に、このゲームはミッションエディターがついています。少し触ってみましたが難解なシロモノです。でも可能性が広がります。包囲や挟み撃ちなど限定的な戦闘はエディターでセットできるかもしれません。これはこれで大変ですがやりがいはありそうです。　　ARMA3。たかがゲームですがちょっとした人生の勉強をしている感じがします。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）

  2023年02月27日

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  ジョージ・パットン将軍。ARMA3で彼の名言を噛み締めるの件。

  第二次世界大戦の英雄です。ドイツ軍を打ち破りました。映画遠すぎた橋でドイツの元帥が「パットンだと手強いな、モントゴメリーなら楽なんだが」どジョークを飛ばしていたのが印象的です。イケイケGoGoの名将軍です。名言をいくつか残しています。　　恐怖心は死よりも多くの人を殺してしまう。　　これは人生訓と言っていいでしょう。昨今の日本でリーダー層にがっかりさせられることが多いのは彼らが不安に立ち向かわず恐怖心に苛まれて行動するからです。その場合下々のものが相当迷惑します。コロナ禍の東京オリンピックでもそうでした。保身に汲々としたリーダーたちが世間の信頼を裏切り賄賂を渡し渡され中抜きをし補助金を掠め取り世間を唖然とさせました。　　ゲームARMA3ではまず負けます。特に困るのは敵からの命中弾の正確さです。リアルに設定されているからだと思われます。アーケードゲームとは違います。それで何度も死ぬので萎縮します。不安いっぱいに操作します。すると次はどうなるかというと、何も準備せず、索敵もせず突っ込んでしまうのです。もちろん滅多撃ちにされます。不安に負けて恐怖心でゲームをするからです。　　人々にやり方を教えるな、何をすべきかを教えよ。　　これも将軍の名言です。味わい深いものがあります。どうすればお金が手に入るかばかりを考えるこのご時世、そもそもお前のなすべきことは何か？　まずそれを忘れるなということです。とにかくお金さえあればなんとかなると思い込むと自分のことしか考えなくなる、仲間や周囲のことが見えなくなります。そういうリーダーが増えてきました。だから下も保身に走っておかしな行動をとります。果ては回転寿司で醤油さしをぺろぺろ舐める輩が出てくる。彼らは回転寿司に入るお金はあっても自分のなすべきことを忘れた連中です。　　ARMA3も難しいゲームなのでプレイの途中で、そもそも何をしているのかがわからなくなることがあります。目の前の敵をただ叩くだけではありません。それで大切になってくるのがプレイ前のブリーフィングなのです。ミッションの目的を確かめるということです。まずは敵というか脅威の無力化、次に味方の援護や救出などですが、必ず仮想ではあるものの味方にどのように貢献するのかが示されています。案外ゲームでそれを忘れているのです。アクションゲームではとにかくキー操作を必死にすれば敵が勝手にやってきて勝手にタマに当たってくれます。何のために戦っているのか考える必要はありません。しかしARMA3ではそれを考えないとゲームそのものが楽しめないのです。例えばブリーフィングをいい加減に読んで勢いだけで出撃しても行くルートを間違えればそもそも敵に出会うことすらなくなります。時間切れアウトになるのです。　　武装ヘリで味方救出する際に、ミッションの目的を忘れ敵と追っかけっこしているうちに手間取り、二人しか救出できませんでした。二人だけか、と思っていたら、何度か繰り返して取り組んでいるうちに7、8人ほど助けられました。そうか、それだけいたのかと驚いたほどです。敵を撃つことばかり考えて味方のいるところにもミサイルを撃ち込んでしまったこともあります。今だけ自分だけ金だけに近い思考です。敵さえ撃てばいいと単純に考えるのです。　　ARMA3もゲームではあっても自分が何をなすべきかをしっかり把握する必要があります。でないと器用貧乏になります。なんでもできるけど肝心な時には役立たずというわけです。そういう人結構多いでしょう？　自分も反省です。何をなすべきか皆がわかってくれば、　　そうすればあなたは彼らの才能に驚嘆するだろう。　　と、将軍は続けます。納得です。今の学校もなすべきことが何かわからなくなり、ITだとか教師の負担軽減だとか色々言ってぐちゃぐちゃになってしまいました。いじめも不登校も過去最多です。だから一部で目立ちたい一心で度がすぎたイタズラをしでかします。それで一生を棒に振る輩も出ています。教師も才能に驚嘆するどころか生徒そのものを信じられない、だから余計な仕事が増えます。生徒の自主性に任せきれない生活指導や部活も地獄です。悪循環なのです。　　やり方ばかり、ハウツーばかりでなすべきことのわからない、受験や就活でいい点を取る、そのことばかりでその先のない者が不安に負けて恐怖心に苛まれて自滅的な行動を取るのです。特に戦争では誰かのために自分の義務というか任務があります。ARMA3はゲームですがそれを意識するだけで楽しさがだいぶ違ってくるのが面白いです。　　ただパットン将軍のような人物は今の日本ではSNSで袋叩きに遭うでしょうね。戦争がなければただの口うるさい頑固な爺さんだからです。将軍も戦闘神経症の兵士を罵倒し処分されたことがありました。どうしても弱いものに対する理解に欠けるのです。ただ戦闘指揮能力は抜群に高く連戦連勝でした。部下の士気も概ね高かったのです。交通事故で呆気なく亡くなりますが、ARMA3で真っ先に思い浮かべる人物です。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）

  2023年02月15日

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  ゲームARMA3。やっと弾が当たってきたの件。

  　コントローラーでPCゲーム、それもFTPをするということが少し無理かもしれない、と感じました。それでコントローラーをやめてマウスとキーボードでやろうと思ったのですが、元々それが嫌だから1個で完結するコントローラーを使っていたのです。最もこのARMA3はキーボードを併用しないと完全には操作できません。　そこで大枚叩いて左手キーパッドのTARTARUS Proを購入しました。家族には内緒というかどうせバレるのですが涼しい顔して買ってきて当たり前のように遊んでいました。もちろん嫌味を言われてしまいましたけどね。　　で、マウスを主体に左手キーパッドを併用しながら遊んでみました。なんと、ぐっと楽になったではありませんか。見えにくかった敵も右クリックで拡大、随分と命中弾を叩き込むことができるようになりました。コントローラーのスティックよりもぐっと操作感覚が良くなりました。やっぱり道具は選ばないとダメなんだなと改めて教えられた感じです。　　ただ、敵の命中率が高い。撃ったらすぐ移動しないと簡単に当てられ、負傷あるいは即死というのがしょっちゅうです。戦争で実際に苦しんでいる人がいるというのに、当たるとよっしゃあとガッツするポーズする自分に苦笑しています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）

  2023年02月08日

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  ゲームARMA3。訓練三日で最前線に放り込まれるを実感するの件。

  　素人お断りの硬派なゲームです。前に購入していましたがあまりのめんどくささに放置していました。簡単に言えば兵士はすぐに死ぬし、車は脱輪するし　ヘリコプターは墜落するし、飛行機は離陸することさえ満足にできません。ちゃんと操作できるまで時間がかかるのです。20年ほど前に同種のゲームが発売された時からなんとかまともにプレイしてクリアしたいと思っていましたが、ほとんど体験版的な程度しか遊べませんでした。つまりクリアしたことがないのです。あまりにリアリティがキツすぎて私には手が負えませんでした。　　今回、ロシア兵がほとんど訓練も受けずに前線に投入され次々と傷つき戦死しているという記事を見て、このゲームを思い出しました。もう一度ブートキャンプからやり直しです。ジョイスティックの設定にやたら時間がかかり何度も繰り返す羽目になりました。軍用車両を運転するシーンではアクセルとハンドリングを左スティックでこなすのですが、設定が難しく、運転しやすくすると兵士の時の動きが鈍くなったりしてうまくいきません。あちらこちらにぶつけながらヘトヘトになって目的地に到着です。　　戦闘では敵がよく見えないので他のアクションゲームの調子でホイホイと前に進むと、あっという間に弾に当たってしまいます。HPの概念が全く違うので一発当たるだけですぐに戦闘不能状態です。アクションゲームならHPが減っても戦闘力は保ったままというのが多いですが、そりゃあ弾丸にちょっと当たればリアルではそうでしょうね。痛いでしょうし。　　もちろん負傷したままでは体力は回復しません。これもリアルではその通り。それで傷の手当てとなるのですが、これが大変です。肝心の救急セットは一つしかない。最初はすぐに手当てするのですが元々弾の当たった場所です。治療している間も関係なく弾が飛んでくる。完了した途端に弾に当たって戦死となるのです。治療しても完全に体力が戻るわけではありません。前にも述べた通りHPの概念が違います。逃げ出したくなります。それを恐れて前に行けずモタモタしていたら、その間に次々と味方がやられていくのです。ついにはリスタートしなければならなくなります。そこは流石にゲームです。もちろんリアルなら、死が待っています。　　さらには“雉も鳴かずば撃たれまい”の諺通り、当てずっぽうに下手に撃てば集中的に射撃を受けます。シミュレーションが正確なので跳弾でもやられてしまうのです。当然のように照準アシストはないし銃のリコイルも厳しいので狙った通りに弾が飛びません。　　私がもし今徴兵されて戦場に行ったらこんな感じだろうな、と思い知らされます。手榴弾もまともに投げられないでしょう。そもそも自分の体重近くあるというバックパックや武器を抱えて10キロとか歩けるかどうか、これは若かった時でも自信がありません。とにかく指揮官が「敵だ！」と叫んだ途端に銃弾を浴びる目に何回も遭いました。つまり久しぶりに3日間プレイしましたが、その間に死ぬこと数えきれないといった感じなのです。プレイ動画を見てやっと先に進めるといったあんばいです。もちろん実戦ではそんな参考プレイ動画などありません。　　休憩の時にはエアコンの効いた部屋で美味しいハンバーグなどを頬張りましたが、ロシア兵にはそれすらないそうです。日本ですら今は今年一番の寒気がやってきて外はすごく寒いですが、もちろんベランダで寒さを体感しながらプレイなどということはしません。　　それでもやられまくりです。どMのゲームです。攻略記事などを見たら多分もう少しは上手にできるでしょう。しかし一週間では無理だと思いました。時間があればいいというものではありません。戦場そのものがこちらに有利な状態でないと経験を積むゆとりがないのです。訓練で十分に勝利の味を味わうから自信がつきモラルが上がります。その訓練が不十分なままでは圧倒的な敵の前に恐怖心のみが増幅するでしょう。訓練を十分に受けなかったロシア兵の地獄が想像できます。ほとんど自殺的な攻撃で十人を犠牲にして一人のウクライナ兵を倒すという戦術をとっていると記事を見ました。上官に憤って脱走した兵が射殺されたという記事も見ました。そりゃあ嫌気がさすのが正常な感覚です。戦後ロシアはこれを映画にできるでしょうか。アメリカならやるでしょうけど。　　簡単に国防力増強と言いますが、あのプーチンでもロシア軍を完全に立て直すことはできませんでした。なおさら日本です。いくら戦闘機やミサイルがあっても最後は人です。数字ではありません。軍隊の場合は歩兵で制圧しないと戦争はケリがつかないということもはっきりしています。しかもあのイラクでは独裁者を倒し戦争には鮮やかに勝ったものの、その後がめちゃくちゃ大変だったのです。アメリカ兵も大掛かりな軍事作戦でよりも治安維持のための小さな戦闘でいっぱい死んでいます。民間人はもっとです。　　ロシアは強気な姿勢を崩していませんが、私は司令官が次々と交代し、総参謀長までが駆り出されている様子から相当大変な苦戦をしていると見ています。むしろ内部にいっぱい問題を抱え出したのです。10年くらい経てばきっと真相がわかるでしょう。　　リアルだと言われているARMA3。改めて取り組んでみると簡単に戦争などできるものではないなと感じます。他のゲームとは違い民間人と軍人の違いが明確です。民間人でプレイすると視界が狭いし弾薬の装填動作も遅い。また国際人道法に則り民間人を殺したらペナルティが課せられるそうです。私はまだそこまではいっていませんが。　　普通ゲームで味方を守るというミッションは本当に大変なのです。まして戦闘能力のない民間人です。足手纏いもいいとこです。ロシア軍がとにかく民間人を殺したがる理由がわかります。邪魔なのです。何にもないところで軍隊だけで戦うのはどれだけ楽なことが。将棋を想像してみればわかります。関係のない碁石とかが散りばめられ、しかもそれを避けろとか言われたら勝負どころではないですからね。飛車などの移動能力が高い大駒が使えません。　　それでも私はゲームで戦争を遊んでいます。それなりの楽しみ方も身につけました。そんな感じで政治家たちがリアルな戦争に妄想を膨らませ勝手に始めないように願ってやみません。　　戦争は自衛隊だけのもの、と我関せずの人も多いですが、もしかしたら新しい形の徴兵制度というか軍事義務みたいなのがこの平和ボケ日本には必要なのかもしれません。いかに軍事というものが特に最前線の兵士にとって大変かが全ての国民に実感として伝わるからです。昔はそれが昭和イズムの工場労働とかでしたが今は労働環境が著しく変質しています。戦時中よりも遥かに恵まれていますが、かえって人の命の尊さが日常の中で実感しにくい世の中になりました。　　戦争は本当にゲームの中だけにしてもらいたい。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）

  2023年01月23日

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  アレキサンダー大王。アル中で歴史が変わったの件。

  32歳の若さで亡くなったとされています。今自分はアラカン、還暦を超えた61歳ですが、32歳の頃の自分を思い起こしてみてもあの偉業の半ばでの急逝には驚かされます。もし長生きしていれば世界の歴史は大きく変わっていたと思われます。特にローマ帝国は彼に滅ぼされていたかも知れません。　彼の寿命を縮めた最大の要因はワインのがぶ飲みだったようです。軍隊もワインの一気飲みが流行っていたようで一晩で何十人も急性アルコール中毒で死んだと言う記録が残っているそうです。　彼は天才的な軍人でした。数で劣っていても６メートルの長槍で武装したファランクス、騎兵戦術、地形を生かした大胆な計略で敵を圧倒しました。まさに連戦連勝だったわけです。となると長生きしていれば当然歴史は大きく変わったはずです。マケドニアの兵隊は屈強でした。そこは日本の戦国時代で最後に天下をとった徳川の三河の武士に通じるところがあります。　ところが不思議なことに軍事的な天才は天寿を全うできません。日本では今川義元を討ち取った桶狭間の奇襲、鉄砲の三段構えの長篠の戦いで武田軍を壊滅させた織田信長が軍事的天才として有名です。一番信頼していた家来に殺されています。ヨーロッパではナポレオンが有名です。非常に勝率の高い軍人でしたが天下を失っています。悲劇の人と言っていいでしょう。　アレキサンダー大王、それにしても32歳の死は若すぎます。それまでの実績は凄すぎます。彼は決して暴君ではありませんでした。広大な自分の帝国を統治するために滅ぼしたペルシャ帝国の人々を重用しました。未開の地には探検隊を派遣しました。生きていれば後のモンゴル帝国ぐらいになったでしょうか。ただしペルシャのペルセポリスという都市を無血占領した4ヶ月後、大虐殺を繰り広げ街を焼き払っています。その理由は定かではありません。一説では自身と軍隊がワインを飲みすぎて酔った勢いでやらかしたという説があります。ワインのアルコール度数がもう少し低ければ歴史は変わり凄まじい大帝国が誕生していたかも知れません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）

  2021年10月04日

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  小説「2034」サイバー攻撃でアメリカ海軍壊滅の件。

  評判になった小説です。アメリカ海軍の元提督が書き下ろしました。私は中国が近代戦を戦う経験も能力もないと思っていますが、この作品での中国は最強です。サイバー攻撃で電子戦を制しアメリカ空軍の最新鋭戦闘機を奪取、40隻以上のアメリカ海軍艦艇を撃沈、どうやら自衛隊の護衛艦も全滅したようです。台湾はあっさり占領されました。　反撃するアメリカは電子戦の装備を外し目視による戦闘を試みます。これはあのミノフスキー粒子によってレーダーが使えなくなったガンダムの世界観に通じます。最後は特攻で上海に突っ込んだ戦闘機の核攻撃によって事実上のケリがつきます。　インドがさらに上をいく最強パワーでした。中国軍をサイバー攻撃で壊滅、アメリカの戦闘機も次々に撃墜し、戦後の世界の主導権を握るようです。国連本部もインドのムンバイに移されました。　やはり現代の戦争に勝者はいないのです。米中は共に沈みました。日本やヨーロッパも没落です。インドも覇権を握ったとなっていますが、かつてのアメリカのように世界を御することは難しいでしょう。ツッコミどころ満載だと言われていますが、こういう小説を生み出すアメリカという国がすごいと私は思いました。　ところでこの作者は東洋に強い憧れがあるようです。孫子の兵法を評価してくれている。実は私は孫子の兵法は素晴らしいと思いますが防御戦略を極めたものだと捉えています。勝てないのです。実際の孫子も夢半ばで歴史から消えました。彼が仕えた呉の王朝も結局滅んでいます。　この架空の戦争の主因は中国の傲慢さです。己の力を過信してしまったのです。まさかアメリカが核で反撃してくるとは思わなかったのです。広島・長崎であの損害です。この小説では上海の3000万をはじめ百万単位で死者が出ました。この傷は深い。復旧は至難の業でしょう。アメリカがいきなり核で反撃するかというツッコミが多いですが、負けそうになったらわかりません。少なくともこの作者のように軍人の頭ならやろうと考えるのでしょう。戦争終結を早める効果が確かにありました。インドが必死に止めに入ったからです。人類はやはり常にその時代の最強兵器を突き合いながら対峙するのです。核が廃絶されたその時には代わりのもっとすごい兵器が登場しているはずです。　軍人はともかく政治指導者や産軍複合体の権益者は大国同士の戦争など絶対にするつもりはありません。政治経済の流れの中で軍人の影響力を徐々に削いでいこうとします。この小説のようになったらえらいことだからです。孫子は戦わずして勝つことを最上としました。裏を返せば戦わなければ勝つことはできないのです。つまり孫子は防御を徹底し敵が自滅する戦法をよしとしています。実は今国際政治でやっていることです。　中国が困ったのは何も覇権主義だと自らは考えていないところにあります。台湾も香港ももともと中国だったのに列強に奪われました。それを回復したいだけなのです。チベット、ウイグル、内モンゴルとか、確かに中国の行政区域でした。もし独立して他国の影響を受け出したらもっと国防は困難になります。日本で言うなら北海道とか九州とかを回復するような感覚かも知れません。今、領土問題で揉めている北方領土や竹島、尖閣諸島には日本人は住んでいません。沖縄の場合は日本の防衛を肩代わりするアメリカによる占領だったので少し事情は違います。　現在、米中ともに内政にいっぱい問題を抱えているのでこの小説にもそれなりのリアリティがあります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）

  2021年09月29日

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  トラ・トラ・トラ。元祖敵基地攻撃能力発揮の件。

  太平洋艦隊の本拠地ハワイの真珠湾を攻撃し主力艦隊を撃滅しました。空母を討ちもらしたとはいえ大勝利です。宣戦布告が遅れたために「リメンバー・パールハーバー」とアメリカを激怒させてしまいました。しかし、その後半年間はミッドウェイ海戦までは日本軍は圧倒的だったのです。　ストラテジーゲームを遊ぶ際に、もしあの戦争が負けずに講和となったらどうだったか考えたりします。映画などでは山本五十六が真珠湾攻撃を主張した際に反対意見が根強くありました。南方作戦の間に太平洋艦隊が日本に空襲を仕掛けたらどうなると言って反対意見を抑えました。しかしあえて反論するとこうなります。「この際、本土を直接盾にすることも考えるべきです。アメリカ軍は戦闘経験も練度も我が軍よりも完全に遅れをとっています。空母が２、３隻では攻撃力も知れているでしょう。大型爆撃機では航続距離が足りず、艦載機の空襲だけでは決定的な損害は出ません。またいきなり本土に上陸することは制海権の確保がない中では自殺行為です。ハワイを我が潜水艦部隊で包囲、監視、敵が出て来れば本土に近いところで迎え撃つ。その方がこちらの機動部隊を迅速に用兵できます。また陸上戦闘機や爆撃機も活用できます。局地的には有利なのです。その間に南方資源地帯を確保、拠点防衛に徹すればいくら生産力の高いアメリカとて本土から何千キロも離れていてはいつまでも戦闘力を維持できません。こちらは射程距離に入った敵だけを叩けば良いのです。長期戦になれば疲れてくるのはアメリカの方です」「陛下を危険に晒すのか？」「空襲などないとタカを括るのではなくあらゆる事態に備えるのです」　今日本の政治家の中で敵基地攻撃能力を持つべきとの議論がありますが、歴史上それで敵を屈服させたことはありません。むしろ相手の敵意と恐怖心を募らせ強力な反撃を喰らう危険性の方が高くなります。それよりも下手に手を出さずどんだけ叩いても相手が屈服しないという方が戦意が挫けます。それがベトナムでありアフガニスタンであったのです。アメリカは戦意を失ってしまったのです。　山本五十六は真珠湾を攻撃しミッドウェイを攻めなんとか空母を撃滅しようと無理を重ねた挙句に主導権を失います。敵の戦意の挫き方に軍人らしく積極的な攻撃戦略を用いたのです。南方資源地帯からの補給線を確実にするという思想に徹すれなまた別の展開もあったかも知れません。少なくとも機上戦死という事態は招かなかったでしょう。　そういえば機動戦士ガンダムではオデッサ作戦でジオン軍が地球から撤退する際、マ・クベ司令官が「まだ10年は戦える」と言っていました。十分な鉱物資源をすでにジオン本国に送り届けていたのです。それでいいのです。日本も時間を稼ぎながら戦力を温存し資源を日本本土に送れば良かった。そして本土を要塞化し首都を東京から満州国に移せば良かったわけです。蒋介石や毛沢東の真似をするわけです。勝てないかも知れませんが負けにくくなります。　ドイツやイタリアが降伏した後は負けにくい日本はアメリカとソ連との戦いに巻き込まれていったとは思いますがね。　これはあくまでもストラテジーゲームでの話です。ピタッとくるゲームがないのでなんとも言えませんが、負けない日本にはなるでしょう。ただ防御戦略では絶対に勝てません。日本はアメリカに負けない後はどうなっていたかはわかりません。やはり原子爆弾で酷いことになっていた可能性はあります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーションにほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）

  2021年09月27日

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  トランプ大統領。軍事費増大のワクワク感。

  　私は正直軍事が好きです。軍艦、戦闘機、潜水艦、爆撃機…ワクワクします。 かっこいいです。そして戦記ものは何度も読みました。大勢の人が理不尽に命を落としている無念さなどには全く心を痛めることなくちょうどチェスや将棋の棋譜を観戦するように眺めています。 　 　そして日本の軍事力が質実ともに充実していくのを見ているのも楽しいだろうなと思っています。だから私が遊ぶPS4のゲームも兵器や武器を扱うものが圧倒的に多いのです。 　 　トランプ大統領も同じなのでしょう。強い軍事力は男の子の最高の“おもちゃ”なのです。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2017年02月28日

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  け、腱鞘炎？　ゲームのやりすぎか？

  　2,3日前から右手が痛いのです。いろいろなところがかわりばんこに痛くなります。どうやら腱を傷めたらしい。表面ではなく奥深くから何とも言えない痛みがジンジン襲ってきます。ときには肩甲骨あたりが痛むこともあります。考えられるのはゲームパッドの操作で疲労したことです。それと肩を冷やしたこと。急に寒くなりましたから。 　 　ゲームによっては無駄に力を入れている場面がある。大抵敵に囲まれたりして絶体絶命のときです。無駄にトリガーを押さえ込んだりボタンを連打したりしています。そうなったときはまずやられてしまうのですがどうしても悪あがきしてしまうのです。 　 　これはインベーダーゲームのときからそうでした。勝っているときほど力は入りません。むしろゆっくり操作しています。ゆっくりだからスムース、スムースだから結局速くなる、で敵をバタバタと倒し、するりと相手の脇をすり抜け、思った位置に移動できるのです。 　 　できればゲーム機には無理押しを避けるシステムを搭載してほしい。力の入った操作をしたら警告が出てスローモーションになるのです。そしたら指の力を抜くことができるので無駄な疲労をしなくても済みます。披露するのは目だけではないのです。指もそうです。指の操作は実は複雑です。筋肉、腱が複雑に絡んでいます。だから指先の動きで全身の疲労の度合いがわかるかもしれません。指先に情報が集約しているのではないでしょうか？ 　 　で、危険度が増せばパッドがシェイクして自動運転に切り替わるのです。難易度が低ければプレイヤーの代わりに敵を倒し高ければよろめいて敵に撃たれて倒れる、そんな演出にしたらいいでしょう。 　 　でもちょっと痛みが和らぐと喉元すぎればなんとやらでゲームパッドを握っている自分が滑稽です。そのうちゲームパッドという入力装置そのものがなくなっていくのかもしれませんが… 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年11月07日

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  ゲーム「ディビジョン」　勝手にミッション“伝令”顛末。

  　マンハッタンでは郵便局にある作戦基地の各棟の端末を起動させないとストーリーミッションが出現しません。その状態で１５箇所あるセーフハウスの解除を行うのです。で、早速ブルックリン・ブートキャンプを“卒業”した新キャラで挑戦しました。 　 　いきなりの１５ポイント狙いで一番遠い病棟を目指しました。助けを求める人が次々とやってきてすぐに手持ちの治療キットがなくなりました。途中のセーフハウスを解除して補給しようと試みましたが周囲には敵がうじゃうじゃ。しかも相手のレベルはドクロマーク。歯が立ちません。試しに遠くから粘着爆弾を撃ち込んでみましたがビクともしない。だからスプリンターセルのようにステルスを決め込むしかありません。治療キットはあってもなくてもどうでも良くなりました。だって撃たれたらまじで即死ですから。キットを使うヒマなんてありません。 　 　これはこれでスリルがあります。敵の歩く方向を見極めて移動経路を考えます。物音に感づかれることもあるのでカバー状態のままじっとします。相手があさっての方向を向いたりこちらから離れていったらチャンスです。カバー移動をします。本当なら派手な音や風圧のような気配がすると思うのですがこのゲームのお約束で気づかれる可能性はほとんどありません。とは言え突然別の方向から撃たれて即死することもありました。 　 　何度かリスポーン状態を味わった末にやっと病棟に到着、勝手に１５ポイントゲットです。スクリーンショットを組み合わせて4コマ漫画にしてみました。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年10月27日

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  ゲーム「ディビジョン」アップデートVer1.4　勝手に回復するぞ…

  　前から言われていたアップデートが昨夜ありました。４G以上のファイルをダウンロード、インストールしてアップグレードしました。 　 　レベル３０からでもどんどん経験値を積んでレベルアップできるみたいです。それで私の体験版的楽しみで一番影響を受けたのは戦闘が終わると体力が自動的にフルに回復することです。ちょっとぐらい無理しても生き残れば次の戦いまでにジリジリと体力が元に戻っていきます。まあ便利になりました。 　 　敵のAIが賢くなったそうです。ブルックリン・ブートキャンプではこんなことがありました。警察署の正面玄関向かい側にある銀行には３人の暴徒がわきます。垣根のようなものがあって中は見えないのですが車の屋根に登って狙撃すると葉っぱの隙間から二人まで捉えることができます。残った一人はなかなか出てこなかったのですが、今回すぐに私を捉えて撃ち返してきました。軽く被弾しました。確かに賢くなっています。警察署包囲攻撃では屋上からの射撃で私が少しカバーがずれていたらそこを正確に狙ってきて集中被弾、初めてダウンしてしまいました。何かアルゴリズムが変わっていることは確かなようです。 　 　戦闘が終わると体力がフルチャージされるので少し楽になりました。ただしハードでは敵をやり過ごして先先いく速攻はほとんど不可能になりました。粘着爆弾やグレネードで突破口を開かないとダメなのです。一度射線に捉えられてしまうとほぼやられます。まあこちらの方がリアルというか常識なんでしょうけどね。 　 　粘着爆弾は強力になりました。くっつけた相手ならほぼ即死させることができます。これもこの方が常識なんでしょうが… 　 　盾もごきげんです。前よりも使いやすくなったような気がします。しっかりシールドしています。 　 　随分ゲームのシステムが変わりました。結局ユーザーがカネを払いながらUBIのためにボランティアで壮大なテストプレイを続けている、そんな感じです。それでもトライローターとか車とか乗り物はダメなんですね。私の希望としてはNPCの相棒がほしいです。犬でもいいです。完全にフォーメーションを組んでコンバットできたらいいなと思います。 　 　とりあえずこのVer1.4で体験版的ミッションの勝手に“伝令”にチャレンジしてセーフハウスを巡りドラマを作ってみます。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年10月26日

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  ゲーム「ディビジョン」勝手にミッション“伝令”

  　バグだらけのゲームですが面白いです。理由は実際のニューヨークを再現したステージと銃火器の表現がリアルであるということ。バグの原因はメモリーエラーがほとんどですが常時オンラインの無理が来ていると思います。簡単にデータ落ちが発生しキャラの動きが飛びます。新しいゲームのビジネスモデルを模索していると思われますが難しいのでしょう。 　 　このゲーム、路上にたくさんの車が乗り捨てられています。ラストオブアスの文明崩壊から20年後の世界とは違い車もまだ新しいです。何しろヘリコプターが飛行可能なのですから。車はヘッドライトやハザード、パトカーなどは回転灯が点いているのもあります。つまりバッテリーが生きているのです。当然エンジンがかかりそうです。装甲車両も乗り捨ててありました。こいつが使えたら便利そうですけどね。 　 　が、人の足でしか移動できません。私は視点を上目にして空を見上げながら移動しています。晴れた日など結構気分がいいです。夜空の星もきれいです。月が結構な速さで動いているのも面白い。天体観測の知識があればある程度日付が特定できそうです。季節が冬であることは間違いなのですから。 　 　ま、そこで勝手な“体験版”ミッションとして“伝令”をやっています。つまりマンハッタンのセーフハウスを解除していくのです。ハドソンキャンプに到着したヘリを降りた直後から始めます。ミッションはほぼ無視です。体力も装備も武器も最弱（レベル３か４）から始めます。※ダークゾーンの隠れ家や検問所はカウントしません。 　 　１，全て（１５箇所）のセーフハウスを解除。※作戦基地の郵便局やハドソンキャンプも含む。 　２，一番遠いセーフハウス・病棟を解除。（ウォーレンゲート発電所のあるスタイベサントエリア　約２キロ） 　３，一番レベルの高いセーフハウス・クリプトを解除。（レベル２８〜３０のミッドタウン東部エリア） 　 　途中で遭遇するエンカウントなどのミッションはあえてスルーし、とにかく生き残ることを最優先とします。弱いですから敵との接触も極力避けます。また解除したセーフハウスのJTFオフィサーからの状況報告や状況ボードの確認は行いません。特に最初のハドソンキャンプのオフィサーもボードもスルーします。ディビジョンエージェントというよりは一般人の生き残りのボランティア的な感じで参加するわけです。 　 　セーフハウス１つ解除する度に１ポイント、全て解除すると１５ポイント。ただし一番遠い病棟と一番レベルの高いクリプトはそれぞれ１５ポイントとします。だから全てのセーフハウスを解除したら１５＋１５＋１５で４５ポイントとなります。 　 　それだけです（笑） 　 　ただし１０ポイント取ったらゴールというルールもいいでしょう。地味にコツコツ作戦基地の周りから一つずつ攻めるもよし、いきなり最高レベルのクリプトか一番遠い病棟を目指して一気に１５ポイント取るも良しです。 　 　あえてこのディビジョンというゲームで“戦わない”というプレイスタイルを基本とするわけです。リアリティがありドラマティックですらある。もちろん相当スリルがあります。レベルが低いので無理に戦えばまず確実に死にます。特に4,5人相手だと絶望的。だから“伝令”は一般市民に近い感覚、つまり危険を避け息を潜めてじっとチャンスを待つリアルな危機感覚を味わうことができるわけです。ただし死体を物色している連中はカモのケースが多い。二人だけだし、物陰から不意を襲えばかなり有利に戦えます。経験値を稼げるし、いろいろ落とし物をしてくれます。 　 　実際にやってみると大変です。クリプトや病棟は本当に“遠い”です。レベル４でサブウエポンが２丁に、レベル５でガジェットが２つ、私はパルスとシールドを装備しています。粘着爆弾は戦闘に巻き込まれた場合にパルスと入れ替えます。まあそんな余裕のないことのほうが多いですが。 　 　私はミッション「作戦基地の確保」を完了した後の「作戦基地の修復」ではフェイラウとの会話イベントを発生させないために医療棟、技術棟、防衛棟の起動は行いません。だから施設はずっと荒れたままです。これもリアリティがあります。この“伝令”ミッションは、フェイラウの基地到着前、すなわち本編の前日談的な感じになるでしょう。医療棟を起動しないのでガジェットのファーストエイドが使えないのです。これはかなり痛いです。敵に襲われれば逃げますがそれでも後ろから撃たれます。やられたら、すかさず治療キットを使わないとお終いです。その治療キットがなくなれば無理は禁物、私は最寄りのセーフハウスに取りに戻ることにしています。ファストトラベルなしの縛りだとかなりの緊張感を味わうことができます。 　 　レベルの基礎になる経験値は戦闘を避けていてもエリア発見や助けを求める人などに施す、あるいはアイテム発見などで自然に増えていきますからそれに伴ってレベルもじりじりと上がっていきます。 　 　武器は拾えるものだけを使います。簡単なのは施しを受けた人からもらうケース。こちらのレベルの低いときは本当に助かります。実はこのゲームレベル３０を超えてしまうと施しはほとんど無意味なのです。なのにやってくるから少し鬱陶しくなります。あと敵と戦闘して万一勝った場合は敵のドロップしたものも拾います。 　 　かなりサバイバルな感じのプレイになるのでそのままドラマが書けそうなくらいです。フェイラウの妹のように勝手に自分の恋人や家族を探す、というストーリーを妄想してもいいかも。シュワちゃんのコラステラルダメージなんかのノリでしょうか。もっともあの場合は妻子は殺されてその敵討ちでしたが… 　 　この“伝令”ミッション、大抵は嫌になります。どうしても突破できないところが出てくるからです。むつかしすぎます。でも運良く達成したら何も出ませんがかなりうれしいです。突破できないときはそこで何かのストーリーを妄想してもいいでしょう。 　 　こいつは想像力が豊かで本当にディビジョンの雰囲気が好きな、そしてサバイバルにリアリティを求めている人にのみおすすめです。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年10月25日

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  ゲーム「ディビジョン」DELTA　20001082エラーの謎

  　このゲームは発売当初からバグの嵐でした。未だにまともにゲームができません。最近のUBIのタイトルにはこういった初期不良が目立つものが多くなっています。特にこのディビジョンは一瞬でもインターネットがオフラインになったら直ちにゲームが止まってしまいます。絶対に常にオンラインでないとダメなのです。 　 　ただ、私は1980年代からパソコンと付き合ってきたのでそこはうまくやっています。エラーが起きてもそんなに腹は立ちません。フリーズはしょっちゅうあることだらかです。パソコンとフリーズは切っても切れない関係です。 　 　先日はブルックリン・ブートキャンプでレベル11になったキャラがオンステージになった途端に突然「DELTA　20001082」のエラーコードが出てアウト状態。動かなくなりました。PS4を再起動したり色々今までの経験でできることを試してみましたがダメでした。時間が経てばサーバーが回復してうまく行くかもしれませんが思い切って削除し新しいキャラで始めてみました。プロファイルのデータが壊れて動かないということはパソコンゲームでは時々体験していたからです。ところが新しいゲームで始めてみてもダメでした。オープニングの途中で同じエラーでハネられます。ネットで調べてみても英語のページしか出てきません。結局、困っているという情報しか得られませんでした。 　 　次の日、試してみると何事もなかったかのように動きました。UBIのサーバーに原因があったようです。ブートキャンプ用レベル11のキャラは残念でしたが、実は長年の経験から全く新しいゲームにしてやり直すと、とても新鮮な気分で遊べることを知っているので今はご機嫌でブルックリン・ブートキャンプを楽しんでいます。経験を積んでいるのでサクサク進み、あっさりレベル６に達しました。それなりの武器も獲得しました。 　 　一体「DELTA　20001082」エラーは何だったのでしょうか？　まあ、復旧すればどうでもいいことです。こういった理不尽なエラーにしょっちゅう悩まされてもなお飽きずに遊んでいるのだからマツコ・デラックス風に言えば「ばかですねぇ〜」ということになりますかね。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年10月20日

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  ゲーム「ディビジョン」ブルックリンブートキャンプ　速攻編。

  　 　実はブルックリンでの最後のミッションである警察署包囲攻撃には速攻の攻略スタイルがあります。走りに走りまくってどんどん先へと進むのです。ノーマルだとほとんど無傷で５分程度でクリアできます。 　 　裏の駐車場では敵を完無視。屋上のグレネード兵も置いてきぼりです。そして裏庭を一気に駆け抜けます。突っ立ったままの暴徒たちを尻目に地下駐車場に到達するとチェックポイントの表示が出ます。つまり敵の殲滅は関係ないということです。入り口から敵が出てきますがこれも肩透かし、敵を背後に残したまま駐車場に進入します。地下の敵はこちらに気がついていません。冷静に粘着爆弾でグレネード兵か棍棒野郎に照準を合わせ瞬殺、置いてきぼりにされた敵は棍棒野郎を先頭に後ろから来ますが一番奥の小部屋に入ってしまうとこちらを見失うのかすぐに来ません。駐車場で湧く６名の敵を殲滅すれば目標達成の表示が出ます。ならすぐに残敵は放っておいて人質のいる留置場にダッシュ。ここも一気にキーボードのところまで駆け抜けインタラクトで捕虜を解放、気づかれるのですぐにカバー状態、二人の敵を撃ち殺します。もちろん助けたJTFが攻撃を手伝ってくれるので大したダメージも受けずに簡単に無力化できます。 　 　２階のフロアは難所ですがここも屋上の扉まで階段を駆け上がり一気に駆け抜けます。すぐケツを追っかけてくる棍棒野郎はジャンプ回避で間合いを取った後振り向きながらシールドを構えピストルの集中射撃か体術でやっつけます。これを凌げば後は楽です。階段を降りて狭い通路の出口に陣取り、入ってくる敵を各個撃破します。JTFとの挟み撃ち状態になるのでもし敵がやってこなければこちらから出ていって背後から襲ってもいいです。ここもかなりあっさり通過できます。 　 　最後だけは完全にクリアしないと先に進めないので通常通り戦います。私は最初に粘着爆弾かフラグでグレネード兵をオイル缶ごと燃やして片付け、後はカバー移動を繰り返しつつ残敵を始末、屋上を制圧します。 　 　ハードだと簡単ではありません。ただ走っているだけでは後ろから正確なショットを浴びます。だからジャンプ回避が必要ですがどうしても移動速度は遅くなるので運が悪いとやられます。それに例の棍棒野郎です。ハードになった分だけ強力です。 　 　その棍棒野郎は一対一の格闘戦で倒すのも一興です。Xボタンのジャンプ回避を使って真横にかわすのです。あえて敵に攻撃させるのです。棍棒には“連射”がないので一度かわせば次の打撃を受けにくくなります。そしてぐるっと向きを変え相手の無防備な側面に一撃、実は棒を振り回した後は結構スキが生まれるのです。ハードでもほぼノーダメージで体術だけで倒すことができます。コツはジャンプ動作に移ればXボタンを離し直ちに向きを変え始めること。回転が終わる頃には敵を視界に捉えています。ここにすかさず銃弾をぶち込んでやればそれだけでやっつけられる。楽しむなら打突を食らわせてやればいい。かわすタイミングさえつかめば棍棒野郎は大した敵ではありません。ただし別の敵がいれば注意です。かわしている間に撃たれてピンチになることがある。回避動作中なら少しくらい当たっても元通り回復することが多いので適当に逃げて邪魔な敵を排除すればいいです。 　 　クリア後、屋上から下を覗くとハリーたちがのんきに裏庭を歩いています。どうやら置いてきた敵はやっつけてくれたことになっているようです。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年10月17日

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  ゲーム「ディビジョン」ブルックリンブートキャンプ　現在レベル１０。

  　私の“勝手にディビジョン体験版”の楽しみ方の一つにブルックリンから出ないというのがあります。ずっとチュートリアルのステージを繰り返すのです。ミッションは「警察署包囲攻撃」しかありません。これをハードでトライしそれ相応のレベルの敵と戦ってドロップした武器や装備で強化していきます。ちまちまやって今はレベル１０まで来ました。それなりの強力な武器も手に入れました。 　 　名付けて「ブルックリン・ブートキャンプ」 　 　ハードならこちらのレベルが上がるに従って敵も固くなるので油断しているとやられます。私はレーダーを切って挑戦しています。それだけ周囲に気を配らないといけないのですがそれが練習になります。 　 　最初の裏の駐車場では入ってすぐ左手の建物の屋上から攻撃します。本舎のテラスみたいなところからグレネードを投げつけるやつに気をつけて眼下に展開する戦闘をアシストするのです。ここではいかに体力を温存して戦うかがテーマです。 　 　次のチェックポイントで注意したいのがまず“棍棒野郎”です。突進してきます。全弾ぶち込めば倒せますが、何かで慌てると今でも結構外します。直接の肉弾戦になると厳しい。棍棒ひと振りで体力をごっそり持って行かれます。私がザコキャラで一番やられているのがこの“棍棒野郎”なのです。ヤツの「やぁ〜」と気合を入れて突っ込んでくる有様はトラウマになったほどです。 　 　前進するとポイントごとに増援が出現します。地下駐車場入口から出てくる増援は近くのドラム缶を撃って燃やしてから叩きます。ここまでで、ともに戦ったJTFの生き残り人数をポイントにします。最大3ポイントになります。その前の戦闘でこちらが鮮やかに戦うほどJTFの体力は温存できるので、一つ一つの戦いが重要です。「ハリーがやられたぞ」をよく聞きます。やられるやつはいつもハリーが最初らしいです。 　 　次が地下駐車場です。JTFの連中は一緒に来てはくれません。だから一人で戦います。基本は曲がり角すぐのところに止まっているパトカーにカバー状態で戦いますが、敵は正面からの突撃と同時に側面から回り込んでくるので結構被弾します。それに催涙グレネードに棍棒野郎とちょっとした難所になっています。あまり負けることはないのですが体力は失いやすい。実戦どおりまずはグレネード兵付近にフラグを投げつけてやるのがいいかもしれません。私は奇襲の仕方を研究するステージだと考えています。左奥の部屋に忍び込んでから攻撃したりして色々試しています。 　 　ここでは残った体力と治療キットをかけ合わせた数をポイントとします。最大は体力３と治療キット２の６ポイントです。治療キットが０ならポイントは０になってしまうので注意です。私は平均２✕１の２ポイントですね。結構やられています。 　 　人質を救出する際も２名の敵を排除します。ここはポイントなし。人質が入れられていた牢の奥の部屋に治療キットが回収できるバッグがあります。私はよくここで回収しました。ハードなら無傷で来られることは少ないですからね。 　 　次のフロアは敵の波状攻撃と戦うステージです。ここも戦いにくいです。一箇所にとどまっていたら背後やら側面やらから不意打ちを食らって命を落とすことも少なくありません。最後のステージよりも視界がきかない分、厄介です。ここも体力✕治療キット最大６ポイントと生き残ったJTF最大２名の２ポイントの合計を獲得ポイントとします。８ポイントが最大となりますがハードならめったに取れることはありません。私の場合は平均５ポイントです。 　 　最後は屋上です。下のフロアよりは広いので案外戦いやすいです。まずはグレネード兵をフラグで叩き次は左手の少し高台になったところでまたフラグ。なければ近くのドラム缶で焼きます。ハードは敵も硬いので回り込まれそうになったらすぐに降りて近くの遮蔽物でカバー。ジリジリと敵の体力を落とします。JTFが生き残っていれば挟み撃ちに近い状態になります。粘着爆弾を利用するのもいいでしょう。ラスボスとの困難な戦いもありますが、クリアすればここでは地味に生き残ったJTFの数をポイントにします。２ポイント取れることが多いです。パーフェクトなら１９ポイントだったかな？　私はハードでは取れたことはありません。１２ポイント位かな… 　 　ロープを滑って降りればミッション終了です。ここでストーリではフェイラウと落ち合ってマンハッタンに行くことになりますが踵（きびす）を返してセーフハウスに戻るのです。もちろん、このままぐるりと８４分署を回ってもう一度警察包囲攻撃にトライしてもいい。前のときにアイテムを取っていれば今度はアイテムがほとんどないです。難易度は上がります。 　 　まあ訓練にもってこいですね。色々勉強になります。こちらのレベルが５以上になればノーマルなら雑魚は２発殴ればノックアウトできます。これでほとんど倒すことができるのです。この体術縛りはどれだけ体力を温存できるかがポイントになります。シールドと拳銃縛りというのもあります。ガジェットのシールドをどこまで持たせられるか？　最後まで１枚のシールドで戦い切ることができるかにチャレンジするのです。マンハッタンに行ったらそれどころではなく、まずはやらないでしょうから、ブルックリンブートキャンプの余興として面白いです。 　 　後、このブートキャンプでは射撃の腕が上がります。ガジェットに治療キットがないので体力回復に回数制限があるからその分リアルなのです。敵が撃ってくる間は辛抱してカバー。敵が射撃をやめたときに撃ち返しますが敵もカバー状態なのでまず当たりません。そこで敵の位置を確かめながら移動するのです。カバー状態なら敵に気づかれず射線をずらせます。そこで敵が頭を出して撃ってきたら撃ち返すのです。敵はあさっての方に撃っているから被弾しません。このカバー移動という一手間をかけることで戦闘の主導権を奪うことができ楽しく戦えます。同じ場所で撃たざるを得ない場合は構えずにカバー状態のまま腰だめ射撃が有効です。被弾しにくいからです。でも弾の消費が激しいし当たりにくいし被弾もします。やはりこちらが移動できないか考えるべきです。このあたりはチェスとか将棋とかの駒を動かす感じです。いい位置取りができたら敵を圧倒できます。爽快です。トリガーはレティクルが赤になればチョンと引きます。軽めのロックがかかります。全弾打ち込もうとするより、L２をチョンチョンして構え直しながらレティクル赤でR2をチョンチョンして撃つ、を繰り返すほうがなぜか敵の体力を奪えます。 　 　まあゲーム会社には悪いですがオンラインも必要ないしDLCもなくてもいいです。ほとんど体験版のような感じでディビジョンを楽しんでします。書くと長くなりましたが実際は３０分程度でキリがつきますから暇つぶしにもってこい、戦術研究にも使えます。 　 　「ブルックリン・ブートキャンプ」おすすめです。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年10月13日

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  ゲーム「ディビジョン」“フェイラウの報告書”　“ケイティ”のKIA（戦死）について。

  　１月１０日 　 　エージェント“ケイティ”がタイムズスクエアの継電器復活を達成した後、警察学校付近で第一派エージェントのトランスポンダーから信号が入ったためその調査に引き続きオンステージしていたが途中フラットアイアンエリアにおいて連絡が途絶えた。エリア内にある地下の給水設備で遺体を確認。ISAC（Intelligent System Analytic Computer、アイザック)のレコーダーを解析しケイティのKIAを認定。 　 　最後の戦闘の模様： 　 　ケイティは付近のセーフハウスの要請を受けクリーナーズによる消火用水遮断の阻止を試みた。タレットを活用し敵を排除していったがセンサーから治療キットに切り替えていなかったためマグネティックフィールドの起動が間に合わずアサルトライフルの被弾により死亡。操作しようとしたバルブのすぐそばで敵と遭遇し慌てたのが原因だと考えられる。それまで順調に戦闘を重ねてきたために慢心や甘い状況判断があったと言わざるを得ない。貴重な人材を失った。しかし明らかなケイティの判断ミスである。敵の勢力エリアのため遺体の回収は断念。おそらくはクリーナーズによって焼却処分されるだろう。ISACシステムの自爆を確認、機密保持は確保された。 　 　 　 　… 　 　つ、ついにリボーン状態になりました。あっけない最期でした。ケイティのレベルは１４でしたが当該エリアの相手はレベル１５。それでもタレットを使いサクサクと敵を排除していきました。そして時間制限のかかるバルブ操作。ちょっと焦っていたかもしれません。そのバルブの近くに来た途端、周囲に敵が湧いてきました。囲まれあわてて逃げたのが行けなかった。背中からアサルトライフルの銃弾を浴びKIA。しかも治療用のガジェットをセットし忘れたためあっと言う間にやられました。 　 　生き残りをテーマにしていたのだから別にバルブ操作が間に合わなくてエンカウントミッションに失敗しても良かったのです。いつのまにか欲が出ていました。クリアしたらポイントをゲットできますからね。戦闘に慣れケイティでの成功体験も積み上がって慢心していたのでしょう。このあたりの心情もリアルです。 　 　ここで死ぬとは思わなかった。実際の戦争もきっとこんな感じです。死ぬときは本当にあっけなく死ぬのでしょうね。妙なリアル感を味わいました。もちろんレベル１４の彼女のデータは即座に削除して戦死を確定。日記はここまでです。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年10月11日

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  ゲーム「ディビジョン」“ケイティ”の日記７日目。火炎弾生産現場。

  　ベニデス隊長はジョーフェローを排除することを望んでいた。彼は誇大妄想で古代神話の中の神でいるつもりだった。焼き尽くすことで世の中を浄化し救うのだと。迷惑な妄想だ。彼が率いるクリーナーズは数え切れない人を絶望の炎に包んだ。何もかもが強力なウイルスがもたらす恐怖のせいなのだ。感染力が凄まじく致死率が９０％ならこういう狂った連中が登場してもやむを得ないだろう。戦うしかない。前進あるのみ。今や全世界が文明崩壊の危機に瀕している。 　 　ローズの継電器の方が戦略的には重要だ。電気の供給コントロールを失えばディビジョンの殆どのデバイスは役立たずになる。だがこの瞬間にも人々を焼き殺し続けるジョーフェローの蛮行はなんとしても止めたい。 　 　私はベニデス隊長の要請を受けることにした。テンダーロインの火炎弾生産現場に行く。生きて帰ってきたら続きを書く。 　 　 　神に感謝する。 　脱水症状を防ぐための錠剤を飲んでいたからまだ楽だった。ディビジョンのマグネフィールド防御システムがなければ死んでいただろう。彼らの炎の生産拠点は完全に制圧した。ジョーフェローも仕留めた。だがクリーナーズは終わらない。新たなリーダーを担いでワクチンが仕上がるまでずっと街を人を焼き尽くすつもりだ。アフリカや中東でアメリカが散々苦労させられた非正規戦の風景だ。正直疲れる。 　 　フェイラウからの要請もあって今夜にも継電器復活のためにタイムズスクエアに向かう。ジェシカがホットドッグを用意してくれた。 　 　お母さん　愛してる。 　 　… 　 　いくらゲームとは言え建物頑丈すぎです。大爆発や火災に耐えています。あの頃の未来になると建材の耐火性は恐ろしく進歩したのでしょうか？　クリーナーズがあの調子で焼き尽くせば本来なら一週間で街は大火に飲み込まれます。そこで一応勝手に強力な磁力の力でバリアを張っていることにしました。マグネティックフィールドです。昔の映画「宇宙戦争」で火星人の宇宙船が地球側の砲弾を防いでいたシールドのことです。昔の映像なのにうまく表現されていました。 　 　ゲームも慣れてくると武器の扱いが楽しくなります。最初は遠距離のスナイパーライフルを愛用していましたが乱戦になると厳しいです。意外に拳銃が便利。弾が無制限（無料）だしリロードも速い。パンパンと反動も少なく軽やかに撃てて結構当たります。反対にショットガン。リロードもかかり反動もすごい。でも強力。特にレベルが低いときでも相手をひるませる効果のお陰で随分助かりました。しかも1,2発で相手を仕留められます。小銃火器の戦闘操作はこのゲームの一番楽しめるところです。 　 　さて、小池百合子知事が元気です。豊洲にオリンピック。徹底的にやるつもりです。おそらく彼女にも予想の付かない事態に陥り東京は危機に瀕するでしょう。大抵頑張りすぎると政治の世界では悲惨なことがおきます。 　 　小池百合子知事の勝利戦略は大丈夫でしょうか？ 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年10月07日

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  ゲーム「ディビジョン」“ケイティ”の日記６日目。

  　１月８日 　 　まだレベルが足りないがフェイラウからもせっつかれてアマーストのアパートに潜入することにした。先発としてエージェントのモニカが出た。私はそれをモニタしてバックアップした。 　 　彼女は手際よく入口付近のクリーナーズたちを排除していったが、地下の機械室から出たところで連絡が途絶えた。銃声の後倒れた音がしたからやられたに違いない。私が出ることにした。 　 　最初から二人いっしょに出るというのも正しい戦術だが今の我々には生き残るほうが優先だ。そもそも最初から人数が多い連中を相手にした場合、各個撃破できなければ手榴弾や火炎放射器で2,3人いっぺんに失うことになる。初期の頃JTFはペアで回っていたがよく裏路地で包囲され二人一緒に殲滅されていった。だからあえて少人数の我々は単独で攻めるのだ。先行したエージェントの偵察と情報が頼りだ。 　 　モニカのお陰で敵は減っている。混乱もしていた。中庭に出たところでタレットやグレネードを使う連中と遭遇、激闘の末排除した。しかし、モニカは階段のふもとで死体となって転がっていた。最後の武器はライフルだった。突進してきた敵にやられたのだろう。私はショットガンで戦ったので突っ込んでくるやつはふっ飛ばしてやった。 　 　アマーストの部屋はそのままだった。証拠の端末などを発見、残りの敵を排除してヘリコプターに回収させた。作戦は成功した。帰ってくるなり技術棟のポールが継電器がどうのこうのと言ってきた。モニカが死んだことを告げても「そうか」と一言言っただけ。彼も必死で仕事をしているのだから仕方ないが、ケツに蹴りを入れたくなる。 　 　休む間もなく出撃か。あ、ベニデスから連絡が入った。クリーナーズの火炎弾の生産拠点で動きがあったらしい。 　 　… 　 　実はレベル１１、途中ですぐにレベル１２に到達したのですがアマーストのアパートはレベル１４。突進してくるグレネード兵にやられました。ミッション中なのですぐ復活、そのまま続けクリア。一回死んだだけでのクリアは大したものだと思います。一応リボーン縛りをしているのでリボーンのボタン表示が出ない限り続けますが、今回のようにミッション中にキルされた場合は日記のように別のエージェントが犠牲になったことにします。今回はモニカです。 　 　「大兵は傷つくことなし」 　 　敵よりも数の多いことが戦いに勝つための必要な条件です。でも少なければ局地的に優勢になればいい。この手のゲームではプレイヤーは常に少数の側です。バイオハザード４なんかはレオンたった一人で何百という敵を相手に戦い抜きました。 　 　スピード、高さ、命中率、この３つの要素を活かして戦います。ディビジョンでエージェントの移動速度、特にカバー移動は圧倒的です。また総じて高いところは有利です。視界がいいので狙撃に手榴弾、タレットなど有効範囲も広がって有利に戦いを進められます。また盾をもったやつも高いところからだと回り込まれにくい。それに壁をよじ登らないといけないので頭上など死角から銃弾を浴びせてやれます。不意打ちを食らうことも減る。特に後ろのコンテナ部分を盾にできるトラックはおすすめです。 　 　命中率は敵よりもいいです。レティクルが赤になったときにトリガーを引けば当たります。カバー状態のときに出る腰だめ用の白丸のレティクルが敵に合っていれば構えた瞬間、軽いロックがかかるのもいいですね。 　 　カバー状態での防御は強力です。たとえトタン板のようなところでも爆発や銃撃の衝撃を吸収してくれます。ミサイルの爆発すら防いでくれるのには驚きましたが、これがこの手のシューティングのお約束なのです。だから射撃途中の弾切れでリロードしたときに気をつけないと思いっきり被弾します。身を乗り出しているからです。私は最初の頃はそれで何度も殺されました。いまでも射撃途中のリロードでの被弾に苦しめられます。 　 　ディビジョン。バグの嵐で悪評高いゲームでしたが３月はじめに手に入れてから今年一番よく遊んでいます。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年10月06日

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  ゲーム「ディビジョン」“ケイティ”の日記５日目。台風でGPSダウン…

  　１月７日 　 　さっきガーメントにある地下死体安置所から帰ってきた。今日も生き延びた。感謝。ポール・ローズを救出、技術棟が復活した。これで郵便局のすべてのセクションが起動した。技術棟では役に立つ戦闘用のデバイスを開発してくれるそうだ。 　 　ポール・ローズと話した。フェイラウの言ったとおり木で鼻を括ったようなものの言い方。オタクとはそういったものか。妻の死を醒めた目で語っていた。そうでないとやってられないのかもしれない。この街には死が溢れすぎている。 　 　安置所では改めて数え切れないほどの棺桶を見た。地下はウイルスに汚染されておりマスクなしではすぐにやられてしまう。人同士争っている場合ではないがワクチンがない以上人々の恐怖と怒りは収まらない。私はディビジョンの一員として断固戦う。ジェシカにワクチンを絶対に作らせるのだ。 　 　ジェシカがアマーストのアパートから早く資料を取ってきてほしいと顔を合わせたら言ってくる。ポールといいジェシカといい、ホント勝手なことばかり言う。だが彼らは仕事をしているのだ。 　 　隊長のベニデスはいい人だ。頼りになる。しかし戦力が圧倒的に足りない。少しでも兵員を動かせばエリアの防衛がスキだらけになる。ベニデスに言わせるとコマ落ちのチェスをやっている気分なんだそうな。私はクイーンで、だからついアテにしすぎるらしい。気をつけたいとのこと。私はチェスは苦手だが… 　 　お母さん　愛してる。 　 　… 　 　今はレベル１１なのでぼちぼちアマーストのアパートに取り組んでみようと思います。レベルの差３でどうなるでしょうか？　初めて取り組んだときは火炎放射器に何度も焼かれて難儀しました。 　 　ここのところ雨が多いです。どういうわけかGPSがうまく機能しません。衛星を一つも捉えられないのです。だからナビの性能もいまいち。この間晴れていたときは１４基くらいの衛星をキャッチしていましたから０というのも極端です。これが今のモバイルデバイスの限界でしょうか？　GPSは雨のときこそしっかり機能してほしいのですけどね… 　 　フクシマ原発も汚染水流出を食い止めるための凍土壁がどうやら失敗したようです。科学で夢を語っている間はいいですが問題が起きたときの頼りなさは本当に困ったものです。ところで作業用ロボットのアイデア公募の件はどうなっているのでしょうか。今の科学力では鉄腕アトムどころか芋虫のようなロボットでさえ満足に動かすことはできないのです。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年10月05日

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  ゲーム「ディビジョン」　“ケイティ”の日記４日目。「カエルの楽園」の傲慢？

  　１月６日 　 　リンカーントンネル検問所。やつら水門を爆破して街を“浄化”しようとしていた。やつらの視野の狭さ、傲慢さには怒りを覚える。死ななきゃ治らないのか？　ベニデス隊長率いる部隊は追い詰められていたが私達の奇襲で救い出すことができた。 　 　戦闘ではできるだけ高所から狙撃するように心がけた。視界が開け狙いやすい。また背後に回り込まれにくくヘッドショットも狙いやすい。敵の爆薬班を排除したあとは近くのトラックの上に乗って戦闘を続けた。波状攻撃を完全に防ぐことができた。スナイパーのフィンチの腕はやばかった。私の足が少しでも遅ければ頭を撃ち抜かれていただろう。 　 　ベニデスは部下の信頼も厚く統率力がある。しかし、彼ですらなすすべはない。戦力が圧倒的に不足しているのだ。目下の目的はジェシカのウイルス開発のための時間を稼ぐこと、それと情報。 　 　 　 　フェイラウは怪我の痛みによく耐えて戦死ししたチャン中佐の跡を引き継いでいる。ニューヨークにいるはずの妹のことが心配らしい。連絡が通じないとか。それよりも目下の急務は技術棟の立ち上げだと言っていた。そのためにはポール・ローズを救出しないといけない。彼はガーメントにある地下の死体安置所に行ったきり連絡が途絶えている。生きているといいが… 　 　お母さん　愛してる。 　 　… 　 　今あの百田尚樹氏の寓話「カエルの楽園」が静かなブームだとか。サイン会が「爆破してやる」の脅しで中止されたとか。日本の平和主義や護憲を皮肉り最後にはみんな食われてしまって楽園は失われます。 　 　どうも百田尚樹氏は平和は軍事力でなければ守ることはできないという先入観があるようです。確かに目の前の相手がこちらを殺す気で銃をぶっ放してきたら丸腰では助かりにくいでしょう。ましてうちは無抵抗だからと声高に叫んでも冷笑を浴びて殺されるだけです。しかし百田尚樹氏ら右翼的な人々は勘違いしています。軍事力は相打ち覚悟の最終手段なのです。 　 　殺せば必ず相手の復讐に備えなければなりません。それはまさに血を吐きながらのマラソン状態になります。それをやり切ってきたのが欧米列強の帝国主義でした。相手を屈服させるまで殺しまくったわけです。で、今の対テロ戦争の状況を生み出しています。決して平和にはなっていないのです。 　 　かえるの楽園は日本（Japan)をひっくり返したナパージュ。ちょっと品のない皮肉が散りばめられていてやっぱりというか最後はウシガエルにくわれておしまいとなります。人を馬鹿にした傲慢の香りがプンプン漂います。でも売れているそうです。うらやましい。 　 　日本が戦争に巻き込まれなかったのはやはり平和主義、憲法があったからです。それを歴代の自民党政権が活用したからです。今は安倍政権でその流れは変わりました。勝利戦略なき安保法制で日本を危機に陥れています。今彼らに必要なのは英雄的に死んだ自衛隊員の日章旗に包まれた棺桶です。これで恐怖と怒りを演出して明治憲法下の日本を目指すわけです。 　 　でもうまくいかないでしょう。どれだけ百田尚樹氏が「かえるの楽園」で平和主義をけなしても、どこの国もやはり日本を軍事的に攻めるつもりはないからです。そんなことを望んでいるのは日本の右翼的な人々だけなのです。 　 　中国は中国なりの恐怖心に苛まれています。そりゃあ帝国主義にあれだけ国土を蹂躙され、その後も同胞同士で延々と共食いを繰り広げて殺し合いを続けていたのです。未だ国土統一を成し遂げていない。チベットやウイグルの支配も出口が見えません。だからこそ経済が復活したらまずその恐怖心をなんとかしたいと思うのでしょう。もちろんうまくはいきません。新たな共食いを周りの国々を巻き込んで発生させてしまいます。赦しなき統治は必ず裏切りを発生させます。歴史が証明している。 　 　中国はいずれは緩やかな分裂を繰り返すと思います。びっくりするくらいの親日国家となるでしょう。あわててこちらから嫌われ者の軍事国家になる必要などありません。これが本当の勝利戦略です。天皇陛下はちゃんとお見通しされているようです。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年10月04日

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  ゲーム「ディビジョン」　“ケイティ”の日記３日目。

  　１月５日 　 　 　コジンスキーの火炎放射は強力だった。あれで何人の感染者を焼き殺したことだろう。ジェシカ（ドクター）はウイルス駆除は焼くのが一番効果的だと言っていた。だがまだ命ある人を一方的に焼き殺すのは間違っている。彼らに説得は通じない。ならば排除するしかない。しかし、本当にこれでいいのだろうか？ 　 　ジェシカはワクチンさえできれば争う必要はないと言っていた。そのために私は戦っている。アマーストのアパートにその鍵が隠されている。だが焦りは禁物。今の状況ではレベルアップをしてからでないと死ぬだけだ。 　 　あ、緊急コールが鳴った。 　 　リンカーン・トンネル検問所で敵の動きがあったらしい。JTF指揮官のロイ・ベニテス隊長が包囲されて動きが取れないらしい。水門が爆破されたらおしまいだそうだ。生きて帰れたら続きを書く。 　 　お母さん愛してる。神のご加護を。 　 　… 　 　東京オリンピック最強の呪いと私が勝手に感じている小池百合子東京都知事。３兆円以上のコストがかかるとの報告に大喜び、さっそく大なたを振るい始めました。会場の幾つかを東京から追放しようというのです。驚いたのが犬猿の仲の森元首相。 　 　特にボート競技の会場が宮城県登米市というのは驚きです。東京から直線距離で３５０キロ離れています。私の住む大阪からなら富士山に到達しようとする距離です。もう大阪ではありません。 　 　こんな調子で大丈夫でしょうか？ 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年09月30日

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  ゲーム「ディビジョン」　“ケイティ”の日記。２日目。死にかけた…

  １月３日 　ブロードウエイの商業施設は喉がカラカラになったけどやり遂げた。あちらこちらにやつらに焼き殺された死体の山々。ムカつく光景だ。クールに任務を達成することをモットーとするディビジョン５１の私でも憎しみが湧く。いくら感染者だからといって小さな子供まで焼き殺すなんて許せない、それも生きたまま… 　　 　帰り道、暴徒を発見、無力化しようとトラックの屋根に乗って攻撃を開始したときだった。突然後ろから火炎放射を浴びた。あっという間に体力を奪われ屋根から飛び降りた。必死に逃げる。主導権を奪われたのだ。救急キットを３つも立て続けに使う羽目に。挟み撃ちにされて死を覚悟した。しかも弾切れ。相手もリロードをしたのでかろうじて倒せた。その後、私に炎を浴びせたクリーナーズを蜂の巣にしてやった。 　冷や汗をかいた。死体の山を見て冷静さを失っていたのかもしれない。あとでレコーダーを確かめたらセンサーは後ろから接近する影を捉えていた。冷静だったら気がついたはず。油断した。 　 　ドクターからはアマーストのアパートからウイルス関連の資料を回収するように急かされている。だがミッション・レベルが高い。2,3日前に別のエージェントが潜入したが殺されたらしい。強力な敵が配置されているに違いない。 　 … 　 　いやあ、うっかりセンサーの見落としで後ろから攻撃され瀕死状態に。死にかけました。攻撃する瞬間は危険です。ターゲットしか見ていないからです。常に背後を気にかけておくというのは「永遠の０」でもそうであったように格闘戦の基本ですね。 　 　ところでアマーストのアパートをリボーン縛りの例外として挑戦しました。つまり戦闘シミュレーションとして行ったことにしました。死んでもそれは仮想であるとしたわけです。入口付近で相当数倒しましたがわずかな被弾にほぼ一撃でやられました。撃ちまくることになるのでこちらの弾もすぐになくなります。相手の頭に表示されるレベルマークはドクロになっています。レベル９と１４ですから勝てなくて当たり前なのですが、どんな感じになるのか試してみました。やってやれないことはありません。ですがリボーン縛りの死んだら即終わりにするのはきついですね。 　 　ただし手軽にチャレンジャブルなミッションに挑戦できるのでどこまでチェックポイントを進めるかで賭けるのもいいかもしれません。チェックポイントに到達する度に掛け金が倍になるわけです。戦死したらすべて没収です。もちろんクリアすれば大儲けです。あ、ホントにお金なんか賭けてはいけませんよ、賭博になりますからね、念のため。 　 　大量殺人の相模原の障害者施設、そして終末治療専門の病院での無差別殺人。ディビジョンではドルインフルの感染者焼殺。共通するのは弱者排除の思想です。恐怖の裏返しによる怒りが原因です。 　 　偏見の強い人が実は小心者だったなんてことはよくあります。思い浮かぶのはあの石○慎○郎元知事です。過激な発言で人気があります。相模原の事件でも犯人の心情がわからないでもないと発言して物議をかもしていました。知事在任中、国士気取りで尖閣諸島の購入を宣言、性急な解決を図り事態をややこしくしています。が、息子さんたちの話では普段はかなり気が小さいらしい。だからすぐ怒りだすのですね。その点ではトランプ氏も同類かもしれません。そういう人が今はリーダーに担ぎ上げられています。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年09月29日

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  ゲーム「ディビジョン」“ケイティ”の日記。

  　１月２日 　 　ドクターからハドソン難民キャンプで生きたサンプル、すなわち患者を救出する要請が来た。ワクチン作成のための情報を得るためだ。火炎放射器で情け無用に焼き殺すクリーナーズたちがいる。先のJTFとの戦闘で弱体化しているらしいが裏口から潜入して奇襲することにした。生きて帰れたら続きを書く。 　 　 　 　ただいま。奇襲は成功、敵を殲滅、彼らの狂気の浄化作戦は阻止できた。ドクターは貴重なデータを回収できて喜んでいた。ただし、ワクチン作成には相当な困難を伴うこともわかったらしい。私が戦っている間、感染源となったブロードウエイの商業施設にもJTFが行ったが激闘の末追い返された。ただし相当な損害を与えたらしいので私の出番になりそうだ。神のご加護を。 　 　… 　 　日記風に記録をつけてみました。“ケイティ”が戦死するまで続けてみます。レベル７推奨にレベル６で挑戦しましたが危なげなくクリアできました。初めてのときは何度も戦死して大変でしたから経験を積み上げた故の進歩を感じます。 　 　ところでアメリカではクリントン氏とトランプ氏がテレビ討論を繰り広げました。もうほとんど罵り合いで品格も何もあったものではありませんでした。ああいう戦いに勝ち残ってリーダーになるためには鋼（はがね）のような心臓が必要です。でもそれで失うものも多そうです。一応クリントン氏が優勢だったらしい。でもわかりません、今回の選挙だけは。アメリカの共食いは本当に深刻だと思います。いずれディビジョンのゲームの世界が現出するかもしれません。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年09月28日

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  ゲーム「ディビジョン」と対テロ戦争。恐怖心との戦い。

  　このゲームでは天然痘の遺伝子組み換えで作られた強力な殺人ウイルスによるテロ攻撃がきっかけで都市機能が麻痺したニューヨークが舞台となります。まだ電気や水道などのインフラの一部は機能していますが経済活動はストップしています。ほとんどの人が死んでしまったからです。 　 　ひたすら銃をぶっ放し駆け回るゲームですが、そもそもなんで戦っているのか肝心なところが見えなくなっています。これが将棋やチェスなら玉やキングを追い詰めればいいですが、ディビジョンにはそれがないのです。エンドレスに戦いは続きます。大数の法則から言ってゲーマーの私は必ず戦死します。戦死の確率が０でない限り戦い続ければいつかそのバッドカードを引き当ててしまうからです。 　 　がん細胞がもとは正常な細胞だったようにテロリストももとは普通の市民です。それが欲望や偏見によって変質してしまったのです。社会を変えない限り対テロ戦争は続きます。 　 　社会の変革を妨げる最大の感情は恐怖です。人類はその歴史の中でいかに恐怖を克服するかをテーマに文明を発展させてきました。その文明がまたさらなる恐怖を生み出すジレンマに陥っています。 　 　ディビジョンは最後の切り札なだけに同時に危険な存在です。最初に投入された第一派は戦線が崩壊、多くが裏切りました。ゲーマーが所属している第二派も端から指揮官を失いまともな支援もなく孤立しています。おそらくいずれは戦力が枯渇、裏切り者が出るでしょう。それがいわゆるダークゾーンにおけるローグ戦です。私もいきなり背中から撃たれて持ち物を盗られてしまいました。 　 　ディビジョンは希望の星と同時に恐怖の闇でもあるのです。どちらに転ぶかはわかりません。ゲームではそこはエンドレスに到達できません。現実にはプレーヤーはそのゴールを見届けることなく戦死してしまうことになるでしょう。 　 　私は安保法制には反対です。駈け付け警護もいたずらに自衛隊員の戦死者を積み上げるだけでしょう。そして恨みだけが残ります。それが恐怖を支えます。何度も言いますが安保法制は日本の平和にも世界の平和にも貢献しません。玉のない将棋を指しているようなものなので負けるまで指し続ける羽目になります。勝利戦略なき戦いを強いられているのです。 　 　今右翼の人は北朝鮮や中国を利用して恐怖を煽っています。もちろん北朝鮮や中国の側にだって同じような恐怖があるはずです。しかし右翼は相手の立場に立って彼らが感じている恐怖などお構いなしなのです。これが危険なことです。話し合いは無駄だと感じさせてしまうからです。これってまさにテロリストの論理でしょう？　つまりミイラ取りがミイラになる、いつの間にか対テロを戦っているはずが自分たちがテロリストに変貌してしまうのです。 　 　ディビジョンの組織もいずれギャングや暴力団と変わらなくなってしまうのです。まさに癌化です。 　 　駆け回って銃をぶっ放すだけのゲームですがふと吹雪の中に佇んでいると自分はどうなるのだろうとゲームの世界にいながら寂寥感と恐怖を感じることがあります。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年09月26日

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  ゲーム「ディビジョン」作業ゲー顛末。

  　レベル３０まで達しストーリーを終えたらあとは日々のミッションをひたすらこなして武装・装備をレベルアップしていことになります。もはや完全な作業ゲーです。これに少々私もハマってしまいました。今は１８０から１９７の辺りをウロチョロしています。 　 　私はPSNが切れてオフ専なのでダークゾーンも入りません。だからもっぱら重要ターゲット狙いです。担当オフィサーからターゲットの指定を受けて始末しに行くのです。エリア制圧に時間制限があるので焦らされます。ターゲットは大抵相撲取みたいな重装備のやつなので動きは鈍いのですが攻撃力と体力が半端ありません。凄いです。できるだけ接近戦は避けたいのですがそうもいってられません。車両の周りをぐるぐる回りながら徐々に体力を削ぎ落とします。ところがそんな時に限って全く別のところからザコキャラが背後に現れることがあって混乱します。ただしミッションが成功すればそれなりの武器や装備のいいやつを手に入れやすいので挑戦しがいはあります。今は弾薬が武器の持ち替えで瞬時に装填できる装備セットを手に入れることができました。戦闘力は飛躍的に跳ね上がりました。でも敵の勢力が衰える気配はありません。 　 　終わりの見えない消耗戦です。今の私の装備にはレベル２１４のがありますからそこまではレベルアップできそうですが、獲得できるやつは１６０から１８０で高止まりしている感じです。作戦そのものは３０分もしないうちに終わらせることができるので気楽ですが硬すぎるやつだと何回も殺されて本部の郵便局に“送り返されて”しまいます。 　 　ディビジョン５１第二派にいつ平和の日々が訪れるのかまったく見当もつきません。ゲームだからと言ってしまえばそうですが、現実の軍事組織もそんな雰囲気なのかもしれません。正規軍が消えた非正規戦には勝利の日は来ないのでしょう。終わりなき戦闘の日々が続く生き地獄です。ゲーム「ディビジョン」はそれをはからずもよく再現しています。 　 　アメリカはもちろんですが敵対するイスラム国もタリバンもアルカイダもあきらかに戦い疲れています。それでも戦い続けざるを得ない。なんだかこれこそ本当の神罰のような感じもしないではありません。 　 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他　オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！ マジックミラー それから。 うさぎとかめ　それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和（サチナゴム）forkN

  2016年09月23日

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  東アジア大戦　ノート　温暖化？　それがどうしたというのでしょう？

  ↑小説を書くのは面白いです。感謝しつつがんばります！坂の上の雲と戦争ゲーム今日のノート G8、洞爺湖サミットが始まりました。温暖化対策が大きなテーマの一つになっています。CO2削減を本気で約束しあえるかどうかが重要な鍵です。もしこのまま温暖化が進めば食糧不足という最悪の状況が生じ、確実に世界大戦レベルの争いが起きます。人類にとって深刻な温暖化でも地球にとってはどうなんでしょう？　私はふと自分の体のことを地球にたとえて考えることがあります。私の体には60兆の細胞があるらしいです。さらに数え切れないほどの体内細菌が駆けめぐっています。まさに宇宙です。人体の細胞は7年ほどで総入れ替えされると聞いたことがあります。7年前の私の体と今の私の体は別物ともいえます。つまり7年前まで生きていた細胞たちは今は死んでいるということです。30代の時少し走っただけで膝ががくがくと痛んだことがありましたが40代の今の方が楽に走れます。しかし、おなか周りは確実にメタボ状態です。でも、私は年を取っただけでそんな大きな変化を感じてはいません。酒を飲めば胃の細胞が死んでしまいます。運動不足だと腸の動きが鈍り悪玉菌が増殖します。善玉菌を増やそうとヨーグルトなんかを取っていますが役に立っているでしょうか？つまり私自身自分の体の調子を細胞一つ一つに至るまで把握していないのです。もしかしたら私の体の中は糖分・脂肪の取りすぎで“温暖化状態”かもしれません。が、そんなの関係ないのです。血の巡りがいいと気分がよくなることは確かですから。そんなわけで地球にとって温暖化は単なる新陳代謝の一ステップに過ぎないのではないかと思います。マヤ文明は人口が増えすぎたために滅亡したといわれています。そのとき致命傷になったのが巨大な神殿を造るために使ったとされる漆喰の大量生産です。そのために森林を大量の伐採してしまったのです。これで食料生産のバランスを崩し食糧不足に陥りました。資源を巡る戦争がたえなくなり文明は消滅してしまいました。何となく今の世界の状況と似ているでしょう。だが、現在のマヤ文明の跡には森林が青々と茂っています。何事もなかったかのように、です。地球にとって人類の火遊びでできた傷など簡単に修復してしまうのです。温暖化は地球にとっては単なるマッサージ程度のものかもしれないのです。「人類は地球を守る」って偉そうにしている場合ではありません。ビフィズス菌は私たちに向かって人体を守っているなんていわないでしょう？　自分たちの好きなように腸内で活動しているだけです。それでいいのです。変に頑張りすぎるやつは結局癌細胞を育てその増殖を助けるだけですから。

  2008年07月07日

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  東アジア大戦　ノート

  ↑小説を書くのは面白いです。感謝しつつがんばります！今日のノート少し片付けがたまっていたので頑張りました。部屋は少し居心地の良さを取り戻したのでブログを続けたいと思います。これからしばらく不定期で一昨年２００６年１１月から３１１日も書き続けた「東アジア大戦」について自分の考えた事や反省点などを挙げていくつもりです。新しい小説も構想中です。今度は毎日連続ではなく例えば毎週金曜日に更新といった感じでカテゴリーに追加します。もう少しブログらしく日々の思いも書き込んでいきます。さて、今日のノートです。この小説は私の戦争ゲーム好きが高じて始めたものです。戦争ゲームについて考えた事をここに表しています。東アジア大戦はアメリカが没落した後の話です。なんといっても東アジアでのポイントは共産党中国です。日本とは歴史認識問題の他に尖閣諸島の領土問題があります。資源が埋蔵されているとわかったとたんに領有権を主張するわかりやすい国です。今はチベット問題で揺れています。北京オリンピックの聖火リレーがいきなりドラマチックになってしまいました。私はアメリカと中国は似ているところが多いと感じています。アメリカはイラクを占領しました。中国もチベットを占領しています。どちらも大義名分があります。が、どちらもうまくいっていません。アメリカの場合はあるはずのフセインの大量破壊兵器が見つからなかった。そしてなかなか収まらないイラクの内戦状態。中国の場合はチベット人のすさまじい反発とノーベル平和賞のダマイ・ラマ１４世の存在感。大国ならではの誤算に苦しめられています。そしてどちらも環境破壊国家なのです。最初は中国とアメリカが戦争する話をと思いましたが、さすがにそれはないなと思いました。大国同士ですからね。それよりも日本と中国が戦争するとどうなるかを考えました。そのときひらめいたのがアメリカの没落です。もしあの飛びきり明るいけど図々しいアメリカが「インディペンデンス・デー」「宇宙戦争」「ゴジラ」のような感じで大災害に見舞われ鎖国状態になれば中国は絶対豹変するぞ、と思ったのです。想像力が湧きあふれる思いでした。

  2008年04月17日

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  東アジア大戦。その３１１。　最終回　日没

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第３１１話です。潜水艦「神秘」は普段絶対人の目に触れない腹を見せながら浮かんでいる。それはある種の恐怖をもたらす光景だった。想像してみればいい。例えば人がそこにふわっと浮かんでいれば大抵は幽霊である。いてはいけないところにそれがいる、これこそが恐怖の源泉なのだ。水中にいるはずの潜水艦が空中に浮かんでいる事自体が恐怖だった。しかもキャンベラの高度なイージスシステムは強い磁気の影響でダウンしてしまい、攻撃することはできない。手も足も出ないのだ。まるで金縛りである。「その磁気の力が問題なんだ」　と、ハリス大佐はいう。「いいか、この文明は磁気の力を使う。飛行石の結晶には雄と雌がありその反応の加減によって自在に物理エネルギーを操作するのだ。だから重い潜水艦でもあっさり空に浮かぶ。ところがここに落とし穴がある。結晶は地球の磁性体バランスを崩すんだ。つまり飛行石の結晶による磁気エネルギーの発散によってある日、北極と南極が逆転し、宇宙線などのきつい放射線が地上を襲う」「生き物は全滅するのか？」「大きなダメージを遺伝子レベルで食らう。突然変異の嵐になるだろう。化け物のような生き物も生まれるかもしれん。結局は結晶をマグマに放り込むことで解決される。それから化石燃料にまいもどりまた温暖化に苦しめられるというわけだ。繰り返しだよ。但し、結晶による文明は今の化石燃料による文明とは比較にならないくらいのエネルギーをもたらす。だからその分進歩が速いし……」「審判の日、アルマゲドンも早く来るわけか」「いわゆる世界中に伝わる伝説や神話の神々もどうやらあの潜水艦を浮かばした連中と同じテクノロジーをもった古代の人類だったらしい。つまりだ、私の言いたいことは……」「我々がこの文明を乗っ取るということか」　と、スチワート大佐がにやりとした。ハリス大佐がうなずく。スチワート大佐は葉巻をくわえた。加藤は元工作員の女性と「神秘」艦底の窓のある部屋で眼下に見えるイージス艦「キャンベラ」をながめていた。「で、私がアメリカに行くのですか？」「そうです」　と、女性はいった。「あなたの指導で“サトヤマ”システムを普及させ自然環境を再生させます」「だが、アメリカ人が住んでいるでしょう、彼らはどうします？」　と、加藤がたずねた。「インディアンの再生です」「インディアン？」　と、加藤は首を傾げた。女性はにっこりして、「“サトヤマ”システムはデリケートなシステムです。まずはあなたと数人のメンバーで事を起こします。アメリカ大陸は広大です。目立たず始めることができるでしょう。あなたの名総理としての手腕を期待します」　といった。「元工作員らしい発想ですな、潜入するのがお好きなのですね」　と、加藤は皮肉をいった。「ここに地図があります」　と、女性は構わず続けた。加藤は女性が示した地図を眺めた。いくつかの印が入っている。東の端から矢印がいくつも伸びている。「ワシントン州から入ります」　と、女性が説明を続けた。そして、「私も同行します」　といってにっこり微笑んだ。キムジョンナムは士官食堂でキム“教授”と二人で空中都市の計画を立てていた。「……ここが役所、ここに公会堂、この道の先に役人の住宅街」　キムジョンナムは無邪気に建物の模型を並べている。キム“教授”は横でパソコンに向かっていた。「日本のアニメを思い出します」　そういいながら、キムジョンナムのたわ言を具体的なデータにくみ上げる。プリンターからは建築物のペーパークラフトが印刷されてきた。それを数人の乗組員たちがわいわいいいながら組み立てていく。「それで２つの結晶はこの中央の王の間と妃の間にそれぞれ置くのですね」　と、キム“教授”が確かめた。「そうだ」　と、キムジョンナムがうなずいた。「原始的な天秤の原理を使って反応を制御する。空中都市ラピュタの再現だよ」　そういってキムジョンナムは笑った。かつて世界から孤立し嫌われ者の役割を押し付けられてきた小さな独裁国家の末裔が新しい強力な空中都市の責任者になろうとしていた。天皇はキャンベラの見張りデッキで橘一郎と話をしていた。「で、兄さんはどう思う？」　と、天皇は橘一郎にきいた。「予定通りだ」　と、天皇から兄さんと呼ばれた橘一郎は答えた。「今までもそうだったが、これからも我が一族が世界を牛耳る。何回目かの飛行石文明だ。しかし今回は実にうまいキャスティングだった。我ながらうまくやれたよ。役者は揃った。これで地球の人類に対する怒りも鎮まるだろう。お前にはこれからも看板役者として一踏ん張りしてもらう」　天皇はゆっくりうなずいた。風がやや強く吹いている。日が傾いてきた。空と海が同じように紅に染まっていく。橘一郎と天皇はじっと水平線を眺めていた。東アジア大戦　完

  2008年04月11日

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  東アジア大戦。その３１０。　潜水艦「神秘」　その５９

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第３１０話です。青白く光る玉の正体は潜水ポッドだった。まるで空飛ぶ円盤、いわゆるUFOのようである。潜水ポッドはブリッジの見張りデッキのすぐ横まで降りてきた。上部のハッチが開いてそこから人が出てきた。そして縄梯子がデッキの上にはらりと垂らされた。張中尉がさっと姿勢を正した。降りてきたのは元日本の天皇だった。「はじめまして」　と、天皇は端正な敬礼をした。スチワート大佐も答礼する。それまでのふてぶてしい態度は一変していた。横に控えていた悪役プロレスラーのような海兵隊の指揮官も呆然と立ち尽くしている。潜水ポッドの放つ青白い光が天皇を背中から照らしている。まるで後光が射したようだった。神が出現したようにも見える。後から橘一郎やハリス大佐が降りてきた。「艦長！」　と、ブリッジの中にいた当直士官がデッキに飛び出してきた。「艦の装置が作動しません」　潜水艦が真上に来た直後からキャンベラの装置類が次々と動かなくなっていた。「磁場エネルギーの相互作用のせいでしょう」　と、天皇が静かにいった。ハリス大佐が進みでて、「ジョン」　と、スチワート大佐に呼びかけた。「武力でアメリカの復活は無理だ。それより彼らと手を組み、新しいステージの文明に乗り込むべきだと思う」「洗脳されたか？」　と、スチワート大佐は軽蔑のまなざしをハリス大佐に送った。ハリス大佐は天皇に目配せをするとスチワート大佐とともにブリッジの中に入った。二人きりで話をするためだった。「やつらの思想はわれわれとは根本的に違う」　と、ハリス大佐が話を始めた。「だが、今武力で争っていても勝ち目はない。それに文明の根本が違う。やつらは飛行石の結晶とやらで磁力を自在に扱うパワーを手に入れている。飛行石は連中が産軍複合体を壊滅に追いやったメガ・ストームなどの超自然兵器と同系列だ。今の我々の力では無駄死にするだけだ。だから、我々も力を蓄えるためにマキャベリズムに撤すべきだと思う」ハリス大佐の説得にスチワート大佐もうつむいた。だが、あんな黄色人種の風下にたつことが我慢ならないのだ。だから戦ってきた。その思いが彼の目の色に現れている。それをハリス大佐は敏感に感じ取った。そして、「君の気持ちはよく分かる。どこまでも生意気でいけ好かん奴らだ。私の父親も日本製の車のせいで職を失っている。中国製品の大量安売りにもうんざりしてきた。だがな。ジョン……」　と、ポケットから葉巻を二本取り出し一本をスチワート大佐に渡した。ブリッジは禁煙だから火をつけることはできなかった。ハリス大佐は葉巻をくわえながら、「彼らは人の命を何とも思っていない。消耗品だと思っている。死んでも生まれ変われると思っているのだ。人は自然の奴隷になるべきだそうだ。そうなってこそ地球で生き延び、幸せになれるそうだ」といった。「貴様はそれでいいのか」　と、スチワート大佐が絞り出すような声できいた。葉巻をぐっと握りしめている。「おいおい」　と、ハリス大佐が笑った。「それなりに上等なやつだ、後でゆっくり吸おう」　と、いうと少し目に涙を浮かべた。「これこそ神が我々に下されし試練だと思うのだ。われわれ白人の特長はしつこさだ。決して諦めない。このしつこさこそ神に選ばれし証拠だ。こんな降伏の一度や二度でくじけたり、すぐ腹を切ったりような根性なしじゃあない。それからな……」　と、ハリス大佐は声を落とした。「この文明の寿命は余り長くないそうだ」「何だって？」　ハリス大佐のことばにスチワート大佐の目が光った。続く。

  2008年04月10日

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  東アジア大戦。その３０８。　潜水艦「神秘」　その５７

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第３０８話です。「あなたからは強烈なオーラを感じますよ」　と、張中尉がいった。「ですがあなたのいうようなアメリカの復活は当分おあずけです」張中尉の言葉にスチワート大佐はあからさまに嫌な顔をした。「君が自爆すれば全てが終わるからな。そちらは君一人だが我々はノーチラスとキャンベラ合わせて４４５名が犠牲になる。日本発のカミカゼ戦法もずいぶん進化したようだ。残念ながら主導権は君にある」スチワート大佐は強気のまま降伏した。張中尉はイージス艦「キャンベラ」の艦橋に案内された。途中何人もの乗組員とすれ違った。みな降伏したとの知らせに茫然自失して突っ立ったままだ。張中尉はスチワート大佐から司令官の座る椅子をすすめられた。だが断った。「司令官はあくまでもあなたでしょう」　張中尉は水中無線の準備を要請した。用意されたヘッドセットを頭に付けると二言三言何かいった。「君の仲間かね」　と、スチワート大佐がたずねた。張中尉はうなずいた。「左舷、１０時の方向！」　と、見張り員が突然叫んだ。その方向を見ると海面が泡立っている。「潜水艦が浮上してくる」　と、スチワート大佐がつぶやくようにいった。白く泡立った海面から黒い物体が姿を現した。潜水艦「自由の海」である。だが、潜水艦はそのままゆっくりと浮き上がっていく。喫水線以下の赤い部分が見えてきた。「潜水艦が空を飛んでいる」　スチワート大佐はそういって口をぽかんと開けた。続く。

  2008年04月08日

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  東アジア大戦。その３０７。　潜水艦「神秘」　その５６

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第３０７話です。スチワート大佐は、「アメリカ合衆国が復活してこそ世界は再び輝きを取り戻すのだ」　といった。張中尉はうなずく。「その障害になるものは全て排除する。東アジア連邦もアメリカ復活には邪魔な存在なのだ」張中尉はわずかに微笑みながら黙っている。それが白人のスチワート大佐の気に障った。「気味悪い奴らだ」　と、大佐は口汚くののしった。そして張中尉の顔の正面に中指を突っ立てた。「貴様ら東洋人はいつもそのように不気味に黙っている。私は貴様らを殺す、といっているんだぞ。にやついている場合ではないだろう」だが、大佐はすぐに落ち着いて張中尉の肩を抱いた。「だが、われわれもホロコーストを望んでいる訳じゃあない。アメリカ復活に力を貸してくれるのなら大歓迎だ」「もちろん、そのつもりです」　と、張中尉がいった。「アメリカの大陸は広大です。うまく開発すればすさまじく豊かになるでしょう。それは我々にとってもいいことです」「ふん、“サトヤマ”システムか」　と、スチワート大佐は吐き捨てるようにいった。「あんなものではアメリカは復活しない。アメリカは正義と希望とパワーの国なのだ。今の東アジアやヨーロッパの一部で広まった“サトヤマ”システムは、土地や水の浄化にかこつけた全体主義にすぎん。あれでは文明や文化は古代・中世の暗黒時代に逆戻りだ。民主主義には相容れないものだ」張中尉は素直にうなずいた。大佐の指摘はそんなに間違っていないからだ。「私もアメリカは好きでした」　と、張中尉がいった。「ロサンゼルス大学に留学したことがあります。私の人生の中でも輝いています」「なるほど、それで君の英語には東洋人らしからぬ訛りがあるのか」　と、スチワート大佐が笑った。「中国人はアメリカ人よりよほどしっかりと勉強する。だがね……」　と、大佐は空を見上げた。「君たちにはなぜか想像力が足りんのだ。発想の飛躍がない。だから虫の大群のようにただうるさいだけの存在になっている。資源を浪費するだけのな。アメリカ人のように豊かに人生を楽しむという感覚に乏しいような気がする」「だから目障りだ、殲滅する、という訳ですか？」　と、張中尉がたずねた。大佐は大きくうなずいた。「そうだ、東アジア連邦が世界を牛耳るようなことになれば人類は虫と同じかそれ以下の下等生物になる。人生のおいしい部分が丸ごと失われる。私は神の子である人間としてそれががまんならんのだ」続く。

  2008年04月07日

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  東アジア大戦。その３０６。　潜水艦「神秘」　その５５

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第３０６話です。潜水艦に乗り込んできた武装兵の指揮官は、手短に状況をイージス艦の艦長に説明した。「……ということはその男に何かあれば潜水艦は破壊され君たちも道連れにされるわけだな」　と、艦長のジョン・スチワート大佐がいった。「そうであります。男は名乗ろうとはせず艦の責任者、つまり艦長殿と交渉がしたいと申しております」　と、指揮官がいった。そして、「おそらく痛めつけても時間の無駄でしょう。それに万が一のこと、彼のバイタルが乱れればメルトダウンの危険があります」　と、交渉を促すニュアンスを漂わせた。「交渉するかどうかは私が判断する」　と、スチワート大佐はぴしゃりといった。「失礼しました」　と、指揮官はすぐにわびた。だが、ふてぶてしい態度は変わらない。「よし、交渉の段取りをしてくれ」　と、スチワート大佐はすぐに決断した。イージス艦は潜水艦のすぐ近くにやってきた。男が潜水艦を離れて電波が途切れたらメルトダウンのプログラムが作動するおそれがあるためだった。男は指揮官に連れられてイージス艦の前甲板で待たされた。３人の士官がやってきた。真ん中の初老の男が軽く敬礼をした。「おお、縛られたままかね」　と、その初老の男は指揮官に目配せした。指揮官は男のワイヤーの手錠を外した。「ありがとうございます」　と、男は軽く頭を下げ、それから姿勢を正してピシリと敬礼をした。それを見た指揮官の顔色が微妙に変わった。「さて」　と、初老の男がいった。「君をなんと呼べばいいかね？」「はい、自分は上海海軍所属の張中尉であります。認識番号は……」　と、男は初めて自己紹介した。「そうか、張中尉。私は自由アメリカ海軍大佐、ジョン・スチワートだ」　と、スチワート大佐も改めて自己紹介し、「で、君の要求はなんだね？」　と、たずねた。「はい、その前に確かめたいことがあります」　と、その男、張中尉がいった。スチワート大佐が手を差し伸べて先を促した。「なぜ、自由アメリカ軍は我が上海海軍の艦艇を攻撃したのか、その理由を伺いたい」　と、張中尉がたずねた。「我々の目的は……」　と、スチワート大佐がいった。「アメリカ合衆国の復活だ。それが我々の行動原理の根本である」張中尉は慇懃に深くうなずいた。続く。

  2008年04月03日

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  東アジア大戦。その３０５。　潜水艦「神秘」　その５４

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第３０５話です。ヘリコプターの両サイドから潜水艦の甲板にロープが１本ずつおろされた。次に１２名の武装した兵士たちがするすると甲板に降りてきた。よく訓練されている。よどみない動きだった。男はその様子を見ると艦橋の中のはしごを下りた。ロバートも後を追った。そのときヘリコプターの機銃がぴたりと自分を照準しているのを見た。背筋の凍る思いがした。男はいったんコントロールルームに戻ると艦橋後方にあるハッチを開けた。武装兵が銃を突きつけている。直後、彼らは口々に「ひざまづけ」と叫びながら艦内に突入してきた。男もロバートも武装兵に背中を突き押されて床に伏せた。その後、手を後ろ手にロープのようなもので縛り上げられた。残りの乗組員たちも全員同じようにされてしまった。これが制圧なのだ。敵味方関係なく縛り上げる。こうして安全を確保するのである。士官室に閉じ込められていた士官たちが解放された。彼らはずっと閉じ込められていたので事情を余り知らなかった。「で、この潜水艦にいる上海海軍のねずみは一匹だけか」　と、武装兵の指揮官がたずねた。頭に包帯を巻いた男がうなずいた。「たった一人にやられっぱなしだったのか」　と、指揮官は蔑むようにいった。包帯の男はうなだれている。指揮官はロバートの横で後ろ手に縛られている男のところへやってきた。「貴様が上海海軍の犬か」　と、指揮官はそう言いながらマスクをとった。アメリカのコミックで悪役そのものといった感じのいかめしい顔が現れた。男は、にやりとした。その顔に指揮官はパンチを食らわした。男から鼻血が出る。「待ってください」　と、叫んだのはロバートだった。指揮官がじろりと睨んだ。「なんだ、曹長。この男と知り合いか」　指揮官にすごまれてロバートは気後れした。だが、すぐ気を取り直した。「この男を余り痛めつけると艦の原子炉がメルトダウンするようになっています。私自身も確かめました。体にバイオセンサーが埋め込まれていて、異常があると信号が出るのです」　指揮官はもう一度男を見た。「つまり俺たちの方が貴様の捕虜というわけか」　と、いった。物わかりの早い人物のようだった。「君たちの艦長と交渉したい。交渉を希望する」　と、男は鼻血をなめながらいった。指揮官は肩に装着している通信機のスイッチを操作した。「こちらレッド・リーダー、ゴルフワンどうぞ」　指揮官がイージス艦を呼び出した。続く。

  2008年04月02日

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  東アジア大戦。その３０４。　潜水艦「神秘」　その５３

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第３０４話です。「自由の海」は浮上した。ロバート曹長は文字通り地獄から浮き上がった気がしていた。助かったのである。男ははしごを登って艦橋に上がっていく。ロバートもついていった。「あれか」　と、男は双眼鏡を目に当てた。イージス艦が遠くに見える。停止しているようだ。「これからどうするんだ？」　と、ロバートがたずねた。「交渉してできれば降伏させる」　と、男がいったからロバートは驚いた。「降伏させるってどうやるんだ？」「真実をいえばそれでいい」　そういって、男は双眼鏡から目を離した。「この潜水艦には君たちの仲間が１２０名拘束されている。そしてこの潜水艦はパスワードなどの運用に関するセキュリティシステムは全て我々が掌握している。最後に強力なハープーンミサイルがあの艦に照準を合わせていて私のこの端末でいつでも発射可能であるということだ」艦橋にある電話が鳴った。イージス艦からの通話だった。もともと同じ国の海軍の軍艦だ。互いの通話は簡単に行なえる。右手に持っていた端末を左手に持ち替えて男が受話器を取った。「私はジョン・スチワート大佐だ。キャンベラの艦長である。そちらの責任者は誰か？」　受話器から明瞭な声が響いている。「この艦は現在、上海海軍所属の自由の海として運用されています」　と、男がいった。「自由の海？　君は誰かね、上海海軍とはいったいどういうことだ」　と、スチワート大佐がきいた。「簡単にいえばノーチラス号を乗っ取りました」　と、男が答えた。「ならば直ちに降伏したまえ。本艦は艦砲、及びミサイルをそちらに照準を合わせている。そちらはすでに浮上しているのだ。反撃のチャンスはない」　と、スチワート大佐がいった。「わかりました、降伏します」　と、男がいったからまたまたロバートは目を白黒させた。まったく訳の分からないことをいう。相手を降伏させるどころかあっさり自ら降伏を申し出たのだ。だが、これでロバートたちは助かったはずだ。男は受話器を置いた。あまりにも落ち着いている男の仕草にロバートは多少不安になった。「何か罠でも仕掛けたのか」　と、ロバートがきいた。充分あり得ることだ。「罠というほどの罠ではない」　そういって、男は平然としている。やがてイージス艦からヘリコプターが１機飛んできた。「君たちアメリカは強さを誇示し敵を圧倒することで平和を維持しようとした。だが我々東洋人は違う」　と、男が話し出した。「あれだけのふねを破壊するのはおしいだろう？　それに人命はもっと貴重だ。どちらが降伏するかが問題ではない。空間を共有する出会いこそが大切なのだ。縁の問題だ」　相変わらず分けのわからないことを男はいいつづけた。ヘリコプターは潜水艦の艦橋の真上にやってきた。続く。

  2008年04月01日

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  東アジア大戦。その３０３。　潜水艦「神秘」　その５２

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第３０３話です。ロバートはまったくしゃべるべき言葉を失ってしまった。自分たちの潜水艦だったのに今はたった一人の男に乗っ取られて手も足も出ない。そして３０秒で味方の連中が放ったアスロックの魚雷によって粉々に吹っ飛ばされてしまうのだ。「衝突まで１０秒、９、８……」　男がカウントし始めた。ロバートは軍人として覚悟を決めなければならないと、次に起こるであろう衝撃と苦痛に対して息を止めながら待った。カウントの声をかき消すようスクリュー音が響いてくる。「衝突！」　と、男がいった。ロバートは思わず目をつぶった。スクリュー音は潜水艦の上の方を通り過ぎていく。その後は静寂に包まれた。爆発は起きなかった。「不発……だったのか」　と、ロバートがつぶやいた。「だと思いましたよ」　と、男がいう。「いきなり撃ってきたからね、あれでは照準は不正確だろう。こちらの出方を見るために撃ったんだ、撃沈が目的ではない」　男の説明にロバートは自分がただのエンジニアでしかないことを痛感した。そのような駆け引きを想像するゆとりなどかけらもない。自由アメリカ海軍の潜水艦だった「ノーチラス」は上海海軍の大胆不敵な特殊作戦によって完全に乗っ取られ、電子データ上は消失している。だが、スクリューの音紋データそのものは「ノーチラス」なのである。自由アメリカ海軍のイージス艦にも迷いはある。だからいきなりアスロックを撃ち込んで様子を見たのだ。「ノーチラス」は避けることも反撃することもしなかった。取りあえずイージス艦「キャンベラ」にとって直ちに危険な存在ではない、ということは伝わった。モニターに表示されたデータではイージス艦は停止している。「次はどうする？」　と、ロバートは男に対するある種の尊敬と信頼の念を感じながらたずねた。「君の提案通りだ」　と、男がいうと、「浮上、浮上。メインタンク、ブロー」　と、号令をかけた。警報が鳴り、床がぐぐっと傾いた。続く。

  2008年03月31日

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  東アジア大戦。その３０２。　潜水艦「神秘」　その５１

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第３０２話です。自由アメリカ海軍のイージス艦「キャンベラ」がいきなりアスロックミサイルを撃ってきた。このままではやられてしまう。だが男は落ち着いている。東洋人の不気味さである。「回避行動をとるべきだ」　と、ロバートは叫ぶようにいった。やはりこのまま死ぬのはどうにも納得がいかなかった。喉がからからである。そのときどんという衝撃音が聞こえた。「ミサイルが着水したな」　と、男がいった。そのままじっとモニターを見つめている。回避行動をとる様子は全くなかった。「おい」　と、ロバートが呼びかけた。このままでは味方のミサイルで１２０人の仲間とともに海の藻くずである。「回避行動をとるべきだ、そして緊急浮上して降伏するか交渉するべきだ」　と、ロバートは思いついたままにいった。自分でそういってから気がついた。そうだ、降伏すればいいじゃないか、既に先手を取られている、緊急浮上して降伏すればみんな助かるのだ。「いや」　と、男はいった。「現状維持、深度もコースもこのままでいきましょう」　ロバートは驚いて「自殺行為だ」　と、叫んだ。かまわずに男はキーボードの横にある指紋認証器に指を置いて、「これで自動操縦は外れません、このまま静かにアスロックを受けましょう」　と、いった。ロバートは血の気を失った。死の恐怖が彼の五臓六腑を押しつぶさんとしていた。アスロックから分離した魚雷が１本、鮮やかなスピードで「自由の海」に迫ってくる。「衝突まで後３０秒ですな」　男はどこまでも落ち着いていた。続く。

  2008年03月28日

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  東アジア大戦。その３０１。　潜水艦「神秘」　その５０

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第３０１話です。「君たちを追ってきたようだな」　と、男はいった。その態度はまったく落ち着き払ったものだった。この男は死ぬのが怖くないのか、とロバート曹長はあきれた。「このイージス艦はキャンベラらしい」　と、男がいった。センサーから得られた音のパターンをこの潜水艦のデータバンクと照合したのだ。「よく見つけられたもんだ」　と、男は人ごとのように感心している。ロバートは下士官だから実際の戦闘行動はよく分からない。艦長や当直士官からの指示に従ってエンジンをコントロールするのが仕事だった。だが、この場合やることははっきりしていると思った。この潜水艦を自ら沈め、味方のイージス艦を守ることである。目の前のこの男を殺すか傷付けるかすればこの潜水艦はメルトダウンを起こす。そして沈む。男はそんなロバートの気持ちを知っているのかどうかはわからないが近くのキーボードから何かを打ち込んでいる。ロバートはのどの渇きを覚えながら、「いったい何をしている？　キャンベラを撃沈するつもりか」　と、たずねた。そして男の隙がないか用心深く探った。男は熱心にキーボードでデータを打ち込んでいる。今ならいけるかもしれない、ロバートは胸のポケットに入れてあったドライバーを肩をもむような仕草にまぎれて手に握った。「やめとけ」　と、そのとき男がいった。ロバートは一瞬血が逆流する思いがした。見抜かれている。「別に我々は自由アメリカ海軍と戦争をしたいわけじゃあない」　と、男はいった。「ただ、我々の任務を全うしたいだけだ。今からキャンベラにノーチラスの健在を示す嘘のデータを送る、それで時間を稼ぎ、キャンベラをできるだけ神秘から遠ざける、それだけだ」そのとき警報が鳴った。「キャンベラからアスロックが撃たれた」　と、男がいった。「だます時間もくれなかったな」　と、男は笑った。「さてと……」　男は初めてロバート曹長に向き合った。そして、「このまま１２０人の仲間と心中するかね」　と、いった。「その後はどうなる？」　と、ロバートはきいた。「おそらく」　と、男はにやりとして、「神秘がキャンベラを攻撃する。敵対行動が明確だからね、多分神秘の方が有利だ」　と、いった。実は「自由の海」はわざとエンジンの音を大きくして囮になっていたのだ。相手に「神秘」の存在に気付くのを遅らせるためである。ロバートは決断を迫られた。続く。

  2008年03月27日

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  東アジア大戦。その３００。　潜水艦「神秘」　その４９

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第３００話です。元自由アメリカ海軍潜水艦「ノーチラス」現在は「自由の海」は、天皇の潜水艦「神秘」の右後方８００メートルの位置に付けている。もし、この艦から今魚雷を発射すれば「神秘」を撃沈できることは間違いなかった。たった一人の中国人に制圧されているこの状況はいったいどう考えたらいいのだろう。１２０人の屈強なアメリカ軍人たちはどうすることもできなかった。「なあ」　と、ロバート曹長は男に声をかけた。男はモニターを眺めながらうなずいた。ロバートは、「どうしてあんた一人だけがこの艦に残っている？　なぜ仲間がいない？」　と、疑問に思っていることをずばりたずねた。「一人で十分だからだ」　と、男は答えた。「二人ではなくてか？」　と、ロバートが重ねてたずねた。「そうだ、艦のコントロールに必要なパスワードなどのデータはこちらが全て奪った。君たちが束になっても、この状態から艦を取り戻すことはできない。また私を脅したところでどうしようもない。私が死ねばこの艦は自動的に自沈する、君の知っている通りだ。しかも一人だと私は仲間を守るための気を一切使う必要がない」　と、男がいうとロバートはあっと声を上げた。そうか、人質を取られないためにたった一人でこの艦に残っているのだ。ロバートは改めて東洋人の不気味さに背筋の凍る思いがした。「この艦の任務は何だかわかるか」　と、男が反対に質問した。「さあ、天皇陛下の護衛か」　と、ロバートが思い付きで答えた。「そうだ、この艦は盾だよ、弾除けだ。見たまえ」　と、男はモニターをあごで指した。ロバートはいわれるままにモニターを確かめた。ソナーからの情報が映っている。「水上に何かいるな」　と、ロバートがいった。「そうだ、自由アメリカ海軍のイージス艦だよ」　と、男がいった。続く。

  2008年03月26日

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  東アジア大戦。その２９９。　潜水艦「神秘」　その４８

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第２９９話です。潜水艦「神秘」の特殊部隊に乗っ取られた元自由アメリカ海軍「ノーチラス」は上海海軍の「自由の海」として運行されている。「ほとんどが自動運行だ」　と、トーマス・ロバート曹長は食堂にいる仲間たちにいった。ロバート曹長はロサンゼルス出身の黒人エンジニアである。特殊部隊のリーダーに目の前でメルトダウン寸前の原子炉を見せつけられた。パスワードが全て失われ、コントロールし放題になったからだった。今は一人の特殊部隊の隊員がコントロールルームに２、３人のアメリカ人の乗組員とともに操艦している。「上海海軍のやつはたった一人しかいないのだろう？」　と、別の下士官がたずねた。１２０人相手に、どうしてたった一人でこの潜水艦を掌握できるのだろうと皆が思っている。上海海軍の男はきちんと食事はとるし就寝もする。隙だらけなのだ。いつでも１２０人が力を合わせれば簡単に潜水艦を取り戻せるはずであった。「そいつがやっかいだ。やつの体には生命モニターが仕込まれていて、万が一それが異常を知らせれば、この潜水艦は原子炉がメルトダウンするようにセットされている」　と、ロバート曹長がいった。「じゃあ、その男が急病になったり怪我をしたりしたらどうなる？　万一ってこともあるだろう」　と、誰かがたずねた。「当然、同じくメルトダウンだ。だから死にたくなければ俺たちが奴の様子をしっかり見守ってやらなければいかん。大胆不敵な制圧方法だ」　とロバートがいった。そして、「パスワードや声紋認識のデータは全て変えられている。仮にうまく制圧できても俺たちだけでこの潜水艦を元に戻すことは難しい。今は大人しく従うよりほかない」　と、付け加えた。ロバートは時計を見た。自分がコントロールルームに行く時刻だった。ロバートが入室すると、「おはよう、ミスターロバート」　と、特殊部隊の男が挨拶した。ロバートは愛想笑いをすると、海図台の横に立っている乗組員と交代の引き継ぎをした。「これは？」　と、ロバートは海図をみて声をあげた。特殊部隊の男がうなずきながら、「そう、日本海溝だ。後２週間ほど付近を遊弋することになった」　と、いった。続く。

  2008年03月25日

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  東アジア大戦。その２９８。　潜水艦「神秘」　その４７

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第２９８話です。「ほう！」　と、ハリス大佐は大げさに反応した。「過ちは繰り返される、というわけですな」「まあ、そういうことです」　と、天皇は穏やかにいった。「いったいどういうことですか、飛行石が環境破壊に繋がるとというのは？」　と、加藤がたずねた。そのとき、橘一郎が元工作員の女性ともに食堂に入ってきた。「成功です」　と、橘が開口一番にいった。天皇が満足そうにうなずく。「つまり結晶ができたということか」　と、キムジョンナムもうれしそうにいった。「新たな過ちの歴史の始まりというわけだな」　と、ハリス大佐が相変わらず皮肉たっぷりににやにやしていった。「およそ１０キロの結晶が確認できました」　と、女性がいった。「１０キロというのはどういったらいいのか、すごいことなのかな」　と、キム“教授”は持っている箸でくるくる円を描きながらたずねた。「そうですね、取りあえずこの潜水艦を空中に浮かばせることはできるでしょう」　と、橘が答えた。「わお！」　と、ハリス大佐が声を上げた。「たった１０キロの結晶で潜水艦を持ち上げるとは大した石じゃあないか」「回収は？」　と、天皇がたずねた。「今から１０日後です」　と、女性がこたえた。「この付近のどこかで海底噴火が起こります。その噴出物とともに吹き出してくると思われます」「１０日後に人類史が再び大きく動くわけだ。でもな……」　と、ハリス大佐が不敵な笑みを浮かべながらいった。「潜水艦が空中を飛んでもしょうがないだろう。潜ってこその潜水艦だ」「そりゃそうですな」　と、天皇も愉快そうに笑った。「進歩もすぎればかえって不便になるということですよ」続く。

  2008年03月24日

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  東アジア大戦。その２９７。　潜水艦「神秘」　その４６

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第２９７話です。「進歩を否定するのは不自然だ」　と、ハリス大佐は納得していない。「日本がアメリカとの戦争に敗れて一面焼け野原の状態で占領され、そこから立ち上がり世界第２位の経済大国になった。その最大の原因は日本人が素直にアメリカの開拓精神に学んだからだろう。その豊かさの裏打ちがあればこそ、進歩は悪だなどというお遊びの議論も可能になる。進歩を否定するなんて貧困に苦しむ人々が聞いたらさぞかし呆れ怒り出すだろう」「そもそもアメリカに負けてしまうような戦争をしてしまったこと自体が問題なのです」　と、天皇がいいかえした。「一部の軍人と官僚たちによって私物化された帝国日本は、その欲望に引きずられて中国で泥沼の戦争を行ない、自ら首を絞めるような形で太平洋戦争に突入した。しかも国際社会からは孤立し、長い目で見て勝ち目がないことは明らかでした。それは北朝鮮以上に深刻でした。北朝鮮はとにかく国連から脱退することはなかったが、日本は脱退した。一部のものの自由が突出した結果です。つまりはわがままだ。そのために、多くの人々の幸福が犠牲になった。誰かが自由を求めると必ずこのような大きな不幸に結びつく。しかし……」　と、天皇は話の調子を変えた。「地球にとって人類が死のうが生きようが関係ない。戦争で共食いをすることは別に構わないのです。戦争は多くの人々を不幸にします。そして人はその不幸を克服するために進歩を望む、結局それが新しい不幸を生み出します。でも人類の愚行も地球にとっては自らの生命活動の一部でしかない。地球は人類を利用している。つまり文明維持のための資源の浪費癖を利用して自らの生命活動を調節する。人類は地球にとってはダイエットなんかで使う健康食品のようなものなのです。いらなくなれば、消え去るのみです。かつての恐竜のようにです。だから人類が本当に幸せに生きるためには地球という生命体の活動を根本から理解し受け入れる必要がある」「それはよくわかる」　と、今度はキムジョンナムが口を開いた。「アメリカの自由と民主主義は欠点だらけだったのにもかかわらず、国際社会の理想とされ、“自由”という凶器は文明の進歩を加速させた。そして、文明は資源の浪費を拡大し環境破壊をもたらした。その失敗をごまかすためにわが祖国が犠牲の一つになった。だが、それが地球にとっては人類という薬の作用として当然のことだったわけだ。別に人類がここで絶滅しても新しい種がその地位にとってかわるだけのこと、ならば我々も地球の命の一部として生き続けることを最大のテーマとするべきだ。それは進歩を見直すことだ」ハリス大佐は声を上げて笑った。「だが、今度は飛行石を使うのだろう。空を飛ぶことのできる石は文明の進歩の極みだろう。自由を正しく理解することが真の進歩を生み出す、この基本原則は変わらない」「あなたは飛行石による文明が進歩だと思いますか」　と、天皇がいった。そして、「飛行石による文明もいずれ地球環境を破壊するのですよ」　と、話を続けた。続く。

  2008年03月21日

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  東アジア大戦。その２９６。　潜水艦「神秘」　その４５

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第２９６話です。「あなたは本当に生まれ変わったのだ」　と、天皇がいった。「いつもの天皇家の秘術とやらですか？」　と、加藤がからかうようにいった。「いやいや……」　天皇はにこにこしながら首を振った。そして、「あなたはどうも我が天皇家の伝統的な知恵を魔法かなにかのように思っておられるようだ」　と、いって声を上げて笑った。その場にいた他のものもつられて笑った。「いっておきますが」　と、天皇は人差し指を立てた。「天皇家はいわば地球の召使いです。地球の言葉なき言葉をきき、その意思を汲み取って行動します。決して人間の意思とか理想とかを実現させようとしているのではありません。その点ではアメリカとは真逆の立場です」「真逆？」　と、ハリス大佐がすかさず応じた。「アメリカの真逆とは、つまり、チャレンジ精神とか開拓精神とかを否定するわけですかな」「まあ、そうです。開拓する必要などない、と言うのが天皇家の考えです。地球から今ある恵みを少し分けてもらうだけで人は充分幸せに生きていける、それだけのことです。例えば……」　と、天皇は立ち上がるとキム“教授”の後に立って両肩に手を置いた。「……彼がもっていた悩みです。実は悩みと言うのは本人の磁性体の一つのパターンにすぎません。悩もうが悩むまいが地球にとってそんなことはどうでもいい、それよりも悩みを克服するというか、悩みを解決しようとして努力する方が地球にとっては迷惑なことが多いのです」「ほう！」　と、ハリス大佐が笑った。「悩むのは人類が高等生物だからだ。進歩が地球にとって迷惑だったというのはわかるが、知恵がつくにつれその迷惑も克服できるに違いない」「それそれ」　と、天皇がハリス大佐をからかうように見つめた。「進歩が正しいと思うことがアメリカの最大の欠点なのです。進歩は単に悩みの裏返しです。悩みそのものを解決したわけではない。むしろ悩みを育ててしまう、もっと大きく複雑なものにする、それが進歩をよしとする文明の正体です。いいですか、我々は霊体験を通じて地球の磁性体エネルギーを利用できます。その結果、悩みによって蓄積された老廃物の全てを体の外に出すことができる、それがあのときのキム“教授”から放たれたひどい臭いの正体です。ある意味死んでいるのです。本当の悩みを解決するには死ぬこと以外ありません。だから、悩みに耐えきれなくなって、自殺するのはある意味正解です、悩みの解決としてはね」「だから日本人はカミカゼのような自殺的戦闘行為を平気でできるんだ」　と、ハリス大佐がいった。「問題は」　と、天皇がいった。「悩みのレベルなのです。文明社会における自殺の原因は実にとるに足らない、死ななくていいものばかりだ、借金だとかいじめだとか失業とか病気とか。本人にとっては深刻でも宇宙全体から見れば実に悩みのレベルは低い。なのに人は自殺する。なぜか？　これは文明によって死が隠されているためです。死が日常的に見えないために自分の悩みのレベルが分からなくなっているのです。だから簡単に死にたくなる。ハリス大佐のいったカミカゼ攻撃ですがあれは自殺とは違う」「どう違う？　生還率ゼロを目指すのが自殺でなくてなんだ？」　ハリス大佐がかみつくようにいった。「カミカゼに従事した彼らの多くは死にたいから死んだのではない、生きたいから死んだのだ」　と、天皇が答えた。「屁理屈だ。生きたいのならあのような任務は断固拒否するべきだ」　と、ハリス大佐も負けじという。が、天皇は全く落ち着いている。「あれは自殺じゃあない、抗議です。文明に対する抗議なのです。文明に立ち向かうために彼らは自らの命を捧げました。このことを理解できるかどうかが、次の飛行石による文明の形を作る上で重要になってくるのです」続く。

  2008年03月19日

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  東アジア大戦。その２９５。　潜水艦「神秘」　その４４

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第２９５話です。キム“教授”が“復活”した。あの霊体験でかつての愛人に取り憑かれた彼はミイラのようにからからになってしまった。でも死んだわけではない。仮死状態のまま体から異臭を放ち、ほとんど死体のようになったまま一週間死体安置室に置かれていた。７日目の朝、それまで毎日様子を診ていた医者が聴診器を当てた途端、キム“教授”は墓場から甦るかのようにかっと目を見開いたのである。ドラキュラ伝説のもとにでもなったかのような情景だった。すぐに彼は医務室に運ばれた。そこに連絡を受けた天皇と加藤らが駆けつける。診察台に横たわるキム“教授”は相変わらずのひからびた状態ではあったが、上を向いている目には生気が蘇り、医者から血行を良くする薬を注射されるとみるみる肌に赤みが差してきた。彼は自分からゆっくり起き上がると診察台に腰かけるようにして、「お腹が空きました」　と、笑いながらいった。そして、彼は医者に抱きかかえられるようにして士官食堂に連れていかれた。天皇たちと食事をとることになった。「一体私はどうなっていました？」　キム“教授”は出された料理を夢中でむさぼりながら横にいた加藤にたずねた。「まあ、ほとんど死んでいましたね」　と、加藤がいった。「見た目も死体そのものだったよ」　と、キムジョンナムもいう。「そうですか……」　と、キム“教授”はうなずきながらも箸を動かす手を休めようとはしない。「不思議ですね、今の私は生まれ変わったように元気だし機嫌もいい。何が起きたのでしょうか」「それはこっちが聞きたいくらいだ」　と、ハリス大佐がいった。そして、「君はまるでゾンビだ、まさか食事が終った後、我々を襲うことなんてないだろうね」　と、からかった。そのとき、突然キム“教授”の手が止まった。そして、箸をからりと落とした。それからハリス大佐の方を向き直るとゆっくり立ち上がった。「おいおい」　と、ハリス大佐が笑おうとしたが、その笑みが消えた。キム“教授”は両手を力なく伸ばしながら大佐にのそりのそりと近づいてくる。そして突然大佐につかみかかった。「わっ」　と、ハリス大佐が思わず声を上げた。すると、キム“教授”が低い声で笑い、ついで大きな口を開けて上機嫌ではははと笑い声を上げながら、「冗談ですよ、全く自分は元気です。本当に何か生まれ変わったようだ」　と、いった。「確かにあなたは生まれ変わりました」　と、そのとき天皇が口を開いた。続く。

  2008年03月18日

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  東アジア大戦。その２９４。　潜水艦「神秘」　その４３

  ↑ちょっと気合いが入ってきました。がんばります！大国アメリカが没落した後の世界を想像しています……その御伽噺第２９４話です。「投下開始」　橘一郎は自分で号令をかけると左手に握っていたレバーを手前に引いた。火口の真上にあったマジックハンドから一升瓶の大きさほどある容器が落とされた。容器の中には日本海で採取された飛行石の原石が納められている。容器はすうっと火口の中に消えていった。地球という溶鉱炉に落とされたのだ。潜水ポッドは高熱を避けるために火口から離れ火口近くの周りの海底に３本ほどセンサーを差し込んだ。地震を計測するためである。センサーにはケーブルがついており潜水艦にデータを高速で送信することができた。地震のパターンで噴火をある程度予測する。溶鉱炉の中で高熱と高圧によって原石は結晶化される。そして、その結晶は火山の噴火とともに海中に放出されるのである。まるでお産である。それを根気よく待つのだ。飛行石の結晶は水晶と呼ばれる石英と同じ圧電効果を持っている。つまり力が加わると電気を発生するのだ。その力の中で磁力が加わると生命体のもつ磁界に働きかけ、共振作用で大きなエネルギーを生み出す。人体はもちろん巨大な岩石も空中に浮かばせることができるのだ。飛行石の結晶を自在に作ることができれば、文明の様相はがらりと変わる。潜水艦「神秘」はその結晶を作る技術を確立させるためにじっと潜航を続けていた。続く。

  2008年03月17日

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