命のバトンが繋がりました。
従弟の息子に子供が生まれたと知らせがありました。名前は「想空 (そら)」君 と名付けたのだそうです。天国の父親に届け・・と思いつけたそうです。私は幼い頃、祖父母に育てられました。祖父母の家と伯母の家は隣接していて、同い年の従妹と1つ下の従弟とは朝から晩まで一日中一緒にいましたので、従妹弟というより姉妹・姉弟のような存在でした。特に従弟と私は仲が良く、大人になっても本当に大切な存在でした。そんな従弟が海の事故で亡くなったのは、彼がまだ38歳の時。8歳と4歳の二人の幼い子供を残して、逝ってしまいました。当時4歳だった従弟の息子は、優しく子煩悩だった父親の記憶はほとんどないでしょうが、彼の外見は父親そっくりで、優しい性格もそっくりに成長しました。その彼が父親になったと知らされて、私の胸は温かいものでいっぱいになりました。従弟の遺伝子が、次に繋がっていったのだ・・・と嬉しくて・・嬉しくて・・・今の大変な時代に、よくぞ無事に生まれてきてくれました。ありがとう。ありがとう。どうかこれからも健康に気を付けて、元気で明るく幸せな人生を歩んでいってほしいな・・・と心から願いました。