祖母が嬉しそうでした。
東京に居る双子の甥っ子。お兄ちゃんが大学の授業で外国へホームステイすることになったそうです。受け入れ先がどこの国になるかは自分では決められないそうで、不安だったようですが、今日オーストラリアに決まったと電話で連絡がありました。比較的治安は良い国だと思うので、私もホッとしました。さっそく祖母に知らせなきゃ・・・と思いました。私 「婆ちゃん。東京の〇〇君ね、今度外国に行くんだって・・」祖母 「外国? 可哀そうなの~・・」と哀しい顔をして言いました。私 「あ・・違う違う。 戦争に行くんじゃないんよ。 外国に勉強しに行くんよ」祖母 「ほ~か 偉いの~」私 「そうよ~ 婆ちゃんがあの子たちが生まれてからずっと積み立ててくれた学資保険があるからあの子らは今いっぱい勉強ができるんよ。外国に行ってまで勉強できるんじゃけ、みんな婆ちゃんのおかげよ。ありがとね」祖母 「ほ~か えかったの~ 」祖母は嬉しそうに笑顔で言いました。