RF−2900:SWが受信できないラジオで3SK114−Yを実験しました
先ほど実施したDR29での結果を受けて、短波帯が聞こえない片肺飛行状態のRF−2900でちょっと実験してみました。要するに1.RF−2900,DR29,DR28,RF−2800などは、FM−RFアンプ用FETのゲートが直流的に接地されている。2.RF入力配線をカットして、0.01μFのセラミックコンデンサで繋ぐ。3.2.の処置でFETのゲートの直流接地が解除されるので、可変抵抗を使って3SK114−Yのゲート1にDCバイアスを掛ける。4.G2のバイアス電圧=RFアンプ回路の電源電圧と同じにする。文章で書くと解りにくいなぁ😅 下の画像は上記2.の箇所に相当します。パターンを切ってしまえば導通はなくなるので、接地が解除されます。そして0.01μFを取り付けたら、ゲート2の配線を繋ぎます。下の画像ではフェライトビーズを通じて可変抵抗器の中点がG1と繋がっています。この状態で可変抵抗器を調整すれば、G1のバイアス電圧を調整できるわけです。これで調整したところ、だいぶゲインが出るようになりました😄 バンド上下端での感度バランスはまだ取れていませんので、また改めて実施します。プリント基板に不足した穴は、リューターに1φのドリルをつけて開けました。きれいに開きましたよ。