知られていない平戸の隠れスポット…(5/11)
水族館風呂 ゴルフの予定をキャンセルしていたのに、今日するべきことを前日のうちに済ませてしまったので、今日のスケジュールがぽっかり空いてしまいました。すると、ガーデンテーブルでコーヒーを飲んでいるところにバイク仲間から電話が…。 「今からちょっと出かけませんか」と、あまりにも唐突な電話です。しかし、「わかった。じゃ11時に…」と、落ち会う場所を決めて電話を切りました。 私は「ほぼ毎日が日曜日」という状態なので、この唐突な誘いはOKなのです。バイク仲間のほうは「貴重な休日の好天気を無駄にしてなるものか」という気合いが入っています。 待ち合わせ場所の公園で四つ葉のクローバーを見つけました。ちょっといい気分で、心地よい海風を受けながら松浦半島沿いに平戸方面に2台のバイクを走らせていきます。 小一時間走って平戸大橋を渡り平戸島に着きました。今日の第1目的地は、2011年に復原されたオランダ商館です。「右はオランダ商館、左の背景は平戸城」(今から400年ほど前の江戸初期、この地でオランダ人が南蛮貿易を行っていました) そのあと、オランダ商館の数百m先に見えている海辺のホテルの日帰り温泉に入ることにしました。かなり昔に泊まったとき、浴槽の壁に水槽があって魚が泳いでいたはずです。「水族館風呂」(なんとまだありました。あまり知られていない平戸の隠れスポットです) フロントの年配のスタッフの方に尋ねたら、「水族館風呂が出来たのは37,8年前でしょう」と言っていました。その出来たての頃に、このホテルに泊まって水族館風呂に入ったことがあります。今も、水族館風呂が健在だったのには驚きでした。湯に浸かりながら、海の魚たちが回遊しているさまを見るのはまた格別です。竜宮城に行った気分になります。 水槽越しに女子風呂が見えるかと思いましたが当然見えず、ちょっと残念。 ということは、この回遊水槽は男女の風呂に別々に作ってあるということなのです。お金がかかったでしょうね。「浦島太郎気分で」(海を眺めることができる露天風呂もあります(写真右)。露天風呂は7,8年前に出来たそうです) 水槽のガラスの手入れも出来ていないようで曇っています。泳いでいる魚も少なめで、ちょっと元気がありません。ホテル全体も古くなっています。日曜日というのに入浴客もまばらでした。経営状態は素人目にも不安がいっぱいのようです。 ということで、行くなら今のうちです。「平戸海上ホテル」の水族館風呂はお薦めです。