再喫 ダン・タバコ「ザモルトハウス」(50g缶)
前回に引き続き、ダン・タバコ(DTM)から50g丸缶入りとして出た本来パウチ入りの銘柄「ザモルトハウス」を吸い始めました。この煙草も、やはり丸缶は今回入荷分だけの限定品だそうです。 この煙草の初レポートは2012年8月で、以来、何度か吸って記事にしています。で、その度にかなり高い評価をしていて、缶物に匹敵する内容がある煙草だと書いて来ましたが、この度、遂に50g丸缶として発売されました。前回吸った「No.13」以上に缶入りが似合う煙草だと思います。 思えば、私がパイプ煙草を吸い始めた頃というのは、50gパウチ入りが1,200円前後で、そこから上が50g丸缶の価格帯という感じだったのですが、今では50gパウチで1,500円前後から2,000円手前、50g丸缶では一番安くて2,000円程度という感じにまでなってきました。ですから私の感覚では、今のパウチ入りの銘柄は全て缶入りになっていても全く抵抗を感じない価格です。 パウチ入りから缶入りへの変更という動きは、もしかすると他の銘柄でも今後起きるかも知れません。むしろ、こういう価格帯だと、缶入りにしないと逆に違和感が出てしまいそうです。 また、昔の50gパウチ入りの価格帯で売られているのは、今では40gパウチ入りの銘柄ですから、もしパウチ入りらしい低価格イメージ(ただし重量単価は同じ)で売りたいなら、50g入りから40g入りに変更するという流れもあり得るのではないでしょうか。実際、例えばJTのパイプ煙草では、以前は50gパウチ入りだったのが現在では40gパウチ入りになっているという銘柄もあります。値上がりで一人当たりの喫煙量も減って来ているでしょうから、1パックの小容量化も動きとしては当然です。小容量化は手巻きや紙巻の世界では随分前から起きています。 開封後の保管を考えると、パウチよりも缶の方が有利です。値上げで喫煙量が減って来るなら、1パックの消費により多くの日数を要するようになります。ですから、パウチ入りから缶入りに変更されるのは、歓迎されるべき事でしょう。 今後のメーカー側の動きに注目です。[注目の煙草ブログは此方 Click!]