チクタクのカタログから
先日送られてきたチクタクのカタログの中で、私が最初にチェックしたのはストーヴァのページでした。 ストーヴァはシャウアー・ブランドの下位ラインという位置付けになるかと思うのですが、私が見た事がある実物の範囲では、値段の割りにモノの出来はなかなかです。ですから、汎用ムーブメントであることに目を瞑れば、私の購入候補にいつも挙がってくるブランドです。 ですから、同じくシャウアーさんが所有するムーブメント・ブランドであるDuroweの復活第一号ムーブメントであるDurowe7440を搭載したストーヴァは、かなり有力な購入候補になる訳です。 Durowe7440は、汎用の量産ムーブメントであるユニタス6498の改造ムーブメントでしかありませんが、一個人が始めた時計ブランドの製造能力の事を考えると、かなり頑張っていると評価できるものではないでしょうか。 現行のストーヴァには、このDurowe7440を搭載した時計が一つあり、デザイン的にも私の好みの時計なので、イイなぁと私は思っているのです。 ただ、まぁ、それはある意味ストーヴァらしからぬ価格にはなってますが・・・。(笑) それと、今回のカタログを見て「嗚呼、やっぱり・・・。(;_;)」と思ったのは、記載されている価格についてです。それは、どう見ても昨今の超円高を反映してはいないようです。1ユーロが160円くらいだった頃の価格と同じような気がします。 もちろん、為替レートなんてものは常に変動するので、一時的な円高に合わせて定価設定を下げることはし難いとは思います。でもそれならば、1ユーロ=160円の時のような一時的な円安の際にも値上げをして欲しくないものです。 こういう価格設定だと、ネットを通じた個人輸入で直接海外から購入した方が確実に安上がりです。例えば、このカタログ上で税込94,500円の値付けがされている時計は、現地ではVAT込み490ユーロだったりします。この差はかなり大きいです。 ・・・あぁ、いかんいかん。また愚痴っぽくなってしまった。(笑) まぁ、輸入品に絡んだ趣味を持ってしまうと、何かとありますよねぇ。[色々な時計ブログならコチラ Click!]