パワリザ付きユニタス
昨年発表になったティソの懐中時計の一つに、ユニタス6498に11時位置パワリザを付加したモデルがあるのですが、当初私はその定価設定に大変驚いたものです。なんぼ何でも高過ぎると。 さて、昨日、地元の某並行輸入時計店に行ってみましたら、ファッションブランド「ハンティングワールド」の新しい時計コレクションが入荷していました。 この中に、あのティソの懐中時計と同じ構成(ユニタス6498+11時パワリザ)の腕時計がありました。で、値段を見て・・・。う~む・・・。 もしかしたら、この構成のムーブメントは、本来的にこういう値段なのかもしれません。そもそも、ティソはそんなに不条理な価格設定をするようなメーカーでもないと思いますし、ハンティングワールドの同じ構成の腕時計も、同ブランドの他の時計に比べて飛び抜けて高価格で、ティソの定価と同じ位になってますし。 で、このハンティングワールドの「Maricopa」という時計ですが、裏スケから見える素の5振動ユニタス6498には、ストライプ装飾が施してあり、ネジも青く着色され、なかなか魅力的に作ってあります。デザインもオーソドックスで落ち着いた雰囲気なので、割りと好感が持てる時計なのではないかと。 文字盤の6時位置下には「スイス・メイド」ではなく「スイス・ムーブ」とあるので、スイス組立ではないようで、店員さんのお話では、イタリア組立だそうです。(ちょっと信じ難いですが。) ファッションブランドの俄か時計にしては、意外に良い時計のような気がします。[人気時計ブログならココ。Click!]