電波時計は狂う!
時間が狂わない事で人気がある電波時計ですが、場合によってはとんでもない狂い方をする事があります。上の写真の薄汚い二つの時計は、どちらも我が家の電波時計なのですが、二つの時計が示している時間が全く異なっているのがお分かりになりますでしょうか。これ、私がわざとこうした訳ではありません。 大抵の電波時計は、1日に1回ほど標準電波を受信し、表示時刻の補正を行います。この際に電波の受信状況が悪いと、正常な補正が出来ず、いきなりメチャクチャな時刻表示をしたりします。 その結果が上の写真という訳です。 我が家は鉄筋コンクリート造りになっており、窓の小さな部屋の奥とかでは、標準電波を時計が受信し切れない事が良くあります。ですから、そういう場所に設置する時計は、電波時計だとむしろ危険だったりします。正常な時刻補正が出来なかった電波時計は、5分10分どころか、数時間の単位で狂いが生じるからです。それも、何の予告もなく、突然にです。 下手に電波目覚まし時計一本で朝起きようとすると、ある日突然発生する時計の狂いで、痛い目に会います。 まぁ、そういう経験を積んできた私は、今では電波目覚まし時計だけではなく、普通のクォーツによるタイマーをラジオに仕掛け、それも使って起きるようにしています。ただ、このタイマーもACから電源を取っているので、夜中に瞬間停電とかあると、タイマーがクリアされ、朝方に機能しなくなるのですが・・・。(笑) あー、今のところ、電波目覚まし時計の狂いと瞬間停電によるタイマーのクリアが一晩の内に同時に起こった事はないので、何とか正常な起床ができています。 皆さんも、電波時計を過信し過ぎないように、お気を付け下さい。[正常な時計ブログは此方 Click!]