あなたの理想のセルフイメージを描いてみましょう。
ある喫茶店のオーナーは、小さな店だけれど洗練された都会的な、それでいてくつろげる店にしたいと思っていました。店はまだ小さいので、正社員は雇えません。バイト7,8名に時間をずらしながら働いてもらいます。バイトとして採用するときも、もちろん彼のポリシーにあうような人を採用しますが、なかなか彼が希望するような人は来てくれません。そこで、彼は採用したバイトの方に、こう訊ねるようにしました。「あなたにとって洗練された人って、どんなイメージ?」「都会的な人って、どんなしぐさ、態度、言葉遣いをすると思う?」「お客様ってどんな店だとくつろぐと思う?」採用するときも、採用したあとも沢山問いかけました。バイトの方たちは、洗練されていて都会的な自分はどんな言葉遣いをして、どんな姿勢で、どんな態度でお客様に接するだろうと常に考えるようになりました。お客様にくつろいでいただくために自分たちにできることは何だろう?と常に考え続けました。喫茶店のオーナーは、従業員自身の洗練された都会的なイメージにより近づいたなと感じたら時給を少し上げることにしました。しばらくして、またより近づいたと感じたらさらに時給を上げます。やがて、店はオーナーの思ったとおりの洗練された都会的なくつろげる店になり、常に満席の喫茶店になりました。このお話、いかがでしたか?実は、これは私の創作です。あるとき、何となくそんな感じのする喫茶店に入りました。働いている方は、皆さん若くて、学生のバイトかなと思わせる若さです。けれど、洗練された言葉遣い、接客態度でした。それでふと、上記に書いたような物語が浮かんできたのです。これは架空の話ですが、実際にいつも従業員が「洗練された都会的な言葉遣い、態度、しぐさ」を意識していれば、本当にそうなるのではないかと思います。セルフイメージは大切です。あなたの理想の人はどんな人ですか?どんな言葉遣いをして、どんな態度をとりますか?具体的にイメージできたら、すでに自分自身がそうなっていると思ってみてください。そして、そのイメージの状態で話し、行動してみてください。形から入ってみましょう。すると、あとから内面のセルフイメージがどんどん変化してきます。その人は、優しい暖かい感じですか?凛とした強さがあり、さわやかな感じですか?ユーモアがあって人間としてのかわいさのある感じですか?どんな言葉遣いをして、どんな態度を取る人が自分の理想の人なのか想像してみてください。あなたの理想の人物像をはっきり描けば描くほど、少しずつあなたはその人に近づいていきます。ブログランキングに参加しています。あなたのクリックを!!ありがとうございます。 ベストライフ・コーチングのホームページ に、どうぞお越しくださいませ。