本当のコミットメントまで掘り下げる
ある時は、私は、自分のコーチへ「こんなことがしたい。あんなことがしたい。」と自分が望んでいることを話していました。話しているつもりでした。ところが、「どうもあなたが本心から、望んでいるように聞こえないわ。」とコーチが言います。え?望んでいるように聞こえない?そんなはずは!?私は確かに望んでいることを口にしているはずだし、けれど、・・・望んでいないのかしら~?とわからなくなりながら、「実は、他にも考えていることがあって、それは、・・・・」と,あることを話し始めました。 すると、「それよ、あなたの本当に望んでいることは。さっきの声とトーンが全く違うわ。」と元気のいいコーチの声。 人から言われて初めて気がつく、というのはよくあることですが、この時は、その典型的な例です。コーチに言われて初めて、自分の本当にやりたいことがわかった、というような感じがしました。最初に話していたのは、確かに望んでいたことでもあるし、嘘はないのですが、どこか、~すべき的な望みだったのかもしれません。なぜなら、声のトーンが全く違っていたのですから。本当のコミットメントが明確になっていると、それは人生をシンプルにして、人生を推進してくれます。しかし、本当のコミットメントは表面にある「やらなければならないこと」「人に認めてもらいたい」「すべきだと思い込みを持っていること」などの奥に潜んでいることが多く、表面には出ていないことが多々あります。コーチは、話している言葉の裏の裏にある本当の気持ちは何だろう?という視点を持っている必要があります。表面の「~したい、~しようと思っている」という言葉が、本物かどうかを聴きわけることが鍵なんですね。さて、さっき書いた「実は、他にも・・・・・」と言ってコーチからそれが本物だ、と言われた内容は、何だと思います?講演会の開催の話だったんです。コーチのフィードバックを受けて、やっぱり講演会が開けたらいいなと心から思っていると気づいて、それから望月俊孝さんに初めてお願いしました。本当のコミットメントにはエネルギーがあるので、すぐに行動にもつながったんですね。ブログランキング参加しています。クリック!!してくれると嬉しいです。人気blogランキングへありがとうございます。