変えられるものと、変えられないものを知る
私は、知能指数IQ,感情知能指数EQ,スピリチュアル知能指数SQのバランスを見るSIQ検査をやっていますが、私自身も、また被験者の多くに共通して見られるのが、柔軟性の低さです。本当に不思議なくらい、私も含めて、多くの人に、柔軟性の値が低い傾向があります。あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!!柔軟性が低いと、自分と考えの違う人の言動に会うと、「え?そんなことってあり?信じられない。」「なぜそんなこと言うんだろう?」等と感じて、その人のことが認められなかったり、Aさんはこうあるべきだ!なんて、頭の中でいろいろ考えてしまったり、結果として無駄にエネルギーを使ってしまうことになります。柔軟性が高ければ、何かあっても、いちいちそれに対してエネルギーを使わなくてすむようになり、相手とぎくしゃくすることも少なくなります。では、どうしたら柔軟性を高めていけるのだろう?私自身も、いろんなことを考えて、いろいろ試してきましたが、最近、やってみて、とても効果があるのが、下記の方法です。頭の中で、Aさんはこうあるべき、Bは絶対~でないといけない、と「べき論」や、「何かに対する執着」を感じられた時に、ニーバーの次の言葉を思い浮かべます。「変えらるものを変える勇気と 変えられないものを受け入れる心の平安と 変えられるものと変えられないものを識別する英知を授けたまえ。」すると、頭が切り替わってきます。変えられないと割り切った瞬間、もうそのことを考えなくなり、結果、とても楽になります。柔軟性ってこういうことなんだと体感しているところです。人は、相手を自分の望む状態にコントロールしようとして悶々としますが、その相手は自分の思い通りになるのでしょうか。自分が人から変えられようとしたら、抵抗するだけだなと多くの人が思うのではないかと思います。人が本当に変わるのは、愛が与えられた時。誰かの考えを押し付けられたときではありません。愛を感じることができると、頑なになっていた心が柔らかくなり、自分のことを客観的に見れるようになり、そして、自分で気づいて変わろうとします。「変えられるものと、変えられないものを知る」ニーバの言葉は、大きな力を与えてくれます。ベストライフコーチング