修理レポート その11
さて、フジイでの1000キロ点検作業メニューは1,バルブクリアランス調整。バルブシートが新品になっているので1000キロ走行後詰まっていることが予想される。2,キャブレター調整。エンジン回転全域での燃調調整はシャーシダイナモ上で全域全負荷テストを行う。3,エンジンオイルとオイルフィルタの交換。重要なのは2,であろうことが予想される。馴らしを終えたエンジンは全回転域で正常な燃焼が行われるべく、バルブクリアランス調整と共にキャブレターの燃調調整が行われ最後にオイルが交換され完成する。作業自体はそんなに時間がかかるものではないと思われた。ただ、気になる音が一つ。エンジンが完全に暖まると出てくる音がある。キュルキュルという音で、どうもブローバイガスの通路にあるバルブの音のようである。アイドリング時だけ聞こえる。静かなBMWにふさわしくないのでこれの対策もお願いしておいた。東京-岡山間の長時間運転に備え、2-3用意しなければならない物がある。まず、アクセル操作である。長時間アクセルを開けることは右手手首をずっとひねっておくこと、これが疲れるのである。そこでアクセルグリップに取り付けて手のひらで押すようにアクセルを開けておくことができるものを探した。以前どこかで見たことがあった。岡山の南海部品で探したら、あった、あった。アクセレーターアシスタントマットと何だか長い名前の商品。1000円程だった。次に反射材。以前岡山市内で夜、バイクを運転していた女性がトラックに追突されて亡くなるという事故があった。テールランプが小さく、赤い光がトラックから見づらかったのかもしれない。実は90/6も小さいのである。この頃の年式のバイクはどれも小さかった。そこでオレンジ色の夜光テープを買ってきて、サイドバックの後方と、ヘルメットのうしろに貼り付けた。これで夜間、後方からの認識度が上がるだろう。ついでに肩から斜めに襷状にかける反射材も買ってきた。(走っている姿を想像すると何だかおかしい!?)さらに、退屈さを紛らわし、眠気覚ましに音楽でも聴きながら走りたいと、ズボラ+一石二鳥を考え買ったものがある。何だか長い名前のアクセレーターアシスタントマット、手のひらで押すようにアクセルグリップを回すことができる