リアウインカーブラケットの修理
TLM220Rのリア左ウインカーを取り付けるプラの台座が壊れていたので、前オーナーがウインカーをタイラップで留めていたのだが座りが悪いので常に下を向いている。中古部品で購入した当初から直したかったが、プラ部品の加工は難しいので、そのままになっていた。時々はヤフオクを覗いてはいたのだが、程度が良くて安い物がなかなか出て来ないと思っていたら、殆ど新品に近いテールアッセンの上物が出て来た。出品者は何のテール回りか分からないようで、TLR200のカテゴリーにも出品していた。3,000円程度で手に入れば有り難いと思いながら様子を見ていた。が、1日前で既に4,000円を超えてきたのを見届けると、参加気力が失せてしまって酒を飲んで寝てしまった。それならばと翌日修理して見ることにした。ウインカーを取り付ける台座の部分は千切れて欠損状態なので、台座を作るところから始めなければならない。経験上プラ部品を作って接着するよりは、ポリエステル樹脂で型を取る方が丈夫であるので、今回もこの方法で行う事にした。台座の割れた部分に食いつきを良くするために、小さなビスをぶち込んで、油粘土でポリエステル樹脂を流す型を作る。ポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜて粘土の型に流し込む。1日置けばポリエステル樹脂は完全に硬化するので、後は慎重にグラインダーに取り付けた砥石で削って形を整える。ウインカーの配線と取り付け用の穴をドリルで2箇所開ければ完成である。今回はポリエステル樹脂に2箇所の穴を開けたので、強度的に不安があるが、壊れたら次の手を考えよう。ビスをネジ込んだ千切れたウインカーの台座油粘土の型にポリエステル樹脂を流して固めるグラインダーで整形したポリエステル樹脂右側の台座を見ながら同じように削るビスで留めされたウインカーお辞儀が直った左側のウインカー