ファームステイ
今回は、友達の家族が経営するファームを訪ねた時の出来事です。ファームはオーストラリアの経済を支えている産業のひとつであり、環境問題にも深く関わりを持っている。例えば、塩化土壌、地下水汚染などなど。そして、殆どのオーストラリアのファームは家族経営が多く、非常に暖かい雰囲気をかもし出していて、ゆっくりとした時間が流れている。こちらは、ファームの一風景。大きさは忘れてしまったが、とんでもなくデカイ敷地を所有している。彼女の名前は”ジュリー”。乗馬はもちろんの事、バイオリンも弾きこなす魅力的な方であります。この町の小さな教会で毎週日曜日バイオリンを弾いている。絵になってると思いません?馬の名前は”チャーム”。彼女はこのコンビで乗馬の大会で優勝したこともあるんですよ。そして、脇腹を馬に蹴られた事もある頑丈な方である。羊毛は大切な収入源となる(食用としない事が彼らのポリシーである)。この子供たちはは生まれて週数間しか経っていない。すべての羊には番号が付いていて、それですべてを管理している。悲しい気もするが、彼らは何時も番号で呼ばれる。”345は元気が無い” こんな感じである。何やら向こうからやって来る。羊たちである。彼らは毛を刈られた後である。そしてこの移動は、土地の状態を適切に管理するために行われる。彼の名は ”マット”。ジュリーの彼氏のお友達である。彼はイタリアの血を受け継いでいてとても楽しい方だ。彼は動物、特に蜘蛛が大好きだ。特に、毒蜘蛛には以上な興味を示す。こちらは、ボブテイル と呼ばれているトカゲである。そして、隣は”ケン”。僕の尊敬する先輩の一人である。これが、”ケン”である。マットは動物を捕まえるのが得意である。羊さえも難なく捕まえてしまう。この時は、おそらく300m位は走って捕まえた。そして僕らはそれを、車で追いかけた。お疲れ様である。羊を捕まえたのは理由がある。彼は、ジュリーのお父さん。これは、商品として羊の毛を刈っているのではなく、羊の健康管理の為である。羊は殆どの時間を土壌と接して過ごしている。そして、原因は沢山あるが、簡単に説明すると肌にばい菌が付着してしまい化膿するのだ。放っておくと羊は死んでしまう。だから、毛を刈り取って消毒してやる。開放された喜びを噛み締めたのか、処理してくれた事にかは分からないが、うれしそうに去っていった!?。彼の名は”グワン”。韓国人である。そして、後ろにあるのが、クーラー付きの最新型コンバインダーである。これが無かったら、刈入れ作業は永遠に終わらないだろう。こちらは、飛べない鳥エミュー。彼はカッコいい。まずは、睨みつけてくる。そして、斜めから、さらに、キメのポーズで来る。彼女は”クランチ”。僕らが湖でボートに乗って釣りをしていたら、待ちくたびれたのか、彼女が泳いでボートにやって来た時の様子である。招かざる客であった。僕は濡れたくなかった。ファームでは様々な事を自然の中で経験できる。他には、ジェットスキー後ろは、ジュリーの彼氏”スチュアート”である。彼らは、今年の10月に挙式を向かえる。そして写真は無いが、ウォータースキー。僕はまだ立つことはできない。彼女はドイツから来たインテリアデザイナー”ミッキー”。パワフルな方である。夜になるとこんな事も経験させて貰った。オーストラリアは移入種による、固有動物への影響が懸念されていて、これはヨーロッパから持ち込まれた狐を狩りに行った時である。狐の被害は深刻で、ここオーストラリアでは毒を詰めた肉を(1080と呼ばれている)特定の場所に仕掛けている。特定の場所と言うのは、他の動物への影響が無いと判断された地域であり、また基準は多々ある。とは言え、他の影響は否定できない。このファームで飼われていた犬はそれで命を落とした。これは、難しい問題である。