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鯨

久し振りの書き込みであります。パソコンのトラブルと忙しさの為、更新が滞っておりましたが本日より再開させて頂きます。またよろしくお願いします。今日は、”Sunday　Times”に投稿されていた記事からピックアップしたいと思います。内容は、日本の捕鯨等に関する物であり、鯨肉に含まれているであろう重金属（水銀等）について書かれていました。この投稿によれば、日本の市場で売られている鯨肉（特にイルカ）の水銀汚染レベルは、厚生労働省による基準の２９倍であると述べられています。投稿者は専門家では無いと思われる為、数字の信憑性には欠ける部分があると思われますが、海産物（魚介類、鯨類）の重金属による影響は事実であり、慎重に検討していかなければならない問題であると思われます。特に、”FOOD　WEB”のトップに置かれている鯨類の重金属汚染は深刻であると思われ、透明性を重視した、早急な研究結果を政府から社会への公表が必要なのではないでしょうか。（日本生協連のホームページに”魚介類・鯨類の水銀について”があります。あいまいな表現が使われている為、一つの情報として読まれる事をお勧めします。）話は戻りますが、この投稿で僕が印象に残っているのは、鯨肉が、学校の給食に提供されていると言う事です。ご存知のように、重金属の影響は生態系の中に蓄積していくのが特徴であり、エネルギーとして最終的に取り入れた生物が、最も影響を受けると言われています。水俣病を引き起こした時のような高濃度ではない場合は、短期間での影響は少ないと思われますが、濃度は蓄積していきます。そして、給食で出されている鯨肉がどの程度水銀を含んでいるかは判りませんが、その子供達が、汚染されているであろう鯨肉を食べ続けていけば、何世代か経てば何かしら影響が出てくるのではないでしょうか。さらに、海洋生物の汚染濃度が年々上昇していくにつれ、鯨肉からの人体への影響は大きくなっていくのではないでしょうか。理解の範囲が限られている子供たちの為にも、親や他の大人達が、子供達を守っていかなければならない時が来ていると思われます。外国から日本へ輸入されてくる食料の安全性はもちろんの事、日本国内の食料の安全性（この場合、加工品よりも原材料）を高めて行かなければ、食糧自給率にも影響を与えるのではないでしょうか？食の安全と安心の経済学やさしい食の安全食の安全を守る規制と貿易

2007年10月21日

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Dwarf Bearded Dragon

オーストラリア大陸には、数多くの爬虫類が存在し、”Bushlands”（森林/雑木林）を歩いていると高い確率で遭遇する事ができる。今回は、”Dwarf Bearded Dragon ”(Pogona minor)を見つけた。これは、オーストラリアの固有種であり、あごに下にあるヒゲ（棘状突起）が特徴である。名前の由来もこのヒゲから来ている。体長はおよそ１１５から１６３ｍｍとなり、亜種によってサイズに違いが現れる。生息域は広範囲（西オーストラリア南西部から北西部、ナラボー平原）であり、普通によく見られる種である。日向ぼっこしている所をお邪魔させて頂きました。けっこうのんびりしている性格のようで、近づいても逃げる事はありませんでした。Dwarf Bearded Dragon は、（”Dragons”（Family Agamidae））アガマ科の仲間である。”Dragonｓ”は有鱗目、トカゲ亜目の”科”では大きな部類にはいり、オーストラリアでは７０種が確認されている。過去に日本で流行った”エリマキトカゲも”Dragons"の仲間である。Scientific classification Kingdom: Animalia Phylum: Chordata Class: Reptilia Order: Squamata Suborder: Sauria Family: Agamidae Subfamily: Agaminae Genus: Pogona Species: P.minor (few sub species are identified)

2007年09月02日

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Wireless Hill Park

西オーストラリア州の州都パースより車で３０分ぐらいの所に公園がある。この公園は”Wireless Hill Park”と言い、この名の通り丘の頂上に、１９１２年に建てられたパースで最初のラジオ無線アンテナ局がある。とは言え、この施設は現在、過去のように使われておらず、テレコミュニケーション・ミュージアムとして、土日の１４時から１７時だけ開放されている。無線アンテナが設置された当初は、土地の荒廃がひどく雑草で生い茂っていた。しかし、１９８５年から始まった植樹によって土地の景観は見違えるほど回復していて、現在では２０，０００－３０，０００の植物が確認されている。この公園もお気に入りの一つであり、最近はほぼ毎週訪れている。過去の状況を見た事がないのでイメージするのは難しい所だが、現在の景観からは、土地が荒廃していた面影を感じる事はできない。あたりには沢山の植物が花を咲かせており、素晴しい公園である。自然再生を実行し、ここまで回復させたのは脱帽である。そして、BBQの施設なども整っているので週末のピクニックにはベストである。近いうちに植物の写真アップさせて頂きます。

2007年08月28日

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レインボー

西オーストラリア州のパースでよく見かけるカラフルな鳥、この鳥の名前は”Rainbow lorikeet”、オウムの仲間である。体長はおよそ３０ｃｍ、熱帯雨林、ユーカリなどの森林地帯を棲家としている。本来、生息地はオーストラリア大陸の東側一帯であるが、１９６０年代ごろにパースや香港などへ持ち込まれ繁殖している。ここパースでは、ペスト（害鳥）として取り扱われていて、駆除対策が少なからず動き始めている。ここ数年、西オーストラリア州では外来種を防ぐ為の検疫がさらに厳しくなってきており、固有種を保護する動きが活発化してきている。この背景により、去年ぐらいに”Rainbow lorikeet”が害鳥に指定された。本来の生息地ではないが為、駆除対象となってしまったこの鳥、人間とは、身勝手な生物である。これから始まる繁殖期に備え、巣選びをしている彼ら、交互に確認を繰り返していた。人間と彼らの生存を掛けた戦いは始まったばかりである。。。。。Scientific classification Kingdom: Animalia Phylum: Chordata Class: Aves Order: Psittaciformes Family: Psittacidae Subfamily: Loriinae Genus: Trichoglossus Species: T. haematodus

2007年08月25日

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鳥に注意！

西オーストラリア州の都市”パース”で、頻繁に目にする光景がある。これは、”Red　Wattlebird”と言う鳥が、他の鳥を追い掛け回している光景である。この鳥は、体長３５ｃｍ程の中型で、ミツスイ科（Honey-eater)の仲間であり、非常に攻撃的で、縄張意識が強い。人間でさえ、油断してこの鳥の巣の近くを通ろうものなら、攻撃されてしまうほどアグレッシブな鳥である。写真では見えないが、この鳥の特徴は、首の下部にある左右対称の赤い肉垂（にくすい）であり、生息地はオーストラリア大陸の南部地方一帯となる。７月から１２月が繁殖シーズンであり、ますます攻撃的になるであろう。刺激しないのが一番の防御策であるが、間違って刺激してしまい攻撃された時の対策は、走って逃げる事である。しかし、この鳥はしつこい性格を持っているので、結構な距離を走る事となろう。Scientific classification Kingdom: Animalia Phylum: Chordata Class: Aves Order: Passeriformes Family: Meliphagidae Genus: Anthochaera Species: A. carunculata

2007年08月24日

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爬虫類

オーストラリア大陸には多くのそして様々な動物が暮している。動物の中でも爬虫類の数は飛びぬけているのではないだろうか。爬虫類の種は８３６種が確認されていて、まだ確認されていない種も存在する。この数は北アメリカの２８０種の３倍程である。オーストラリアの爬虫類の多様性は、様々な気候、地質や地形条件によって培われた物だろう。そして、これらの条件に対応してきた彼らの姿は特徴的である。king's Skink (Egernia kingii)体長２４４ｍｍになり、この属（Egernia)ではかなり大きなサイズに入る。西オーストラリア（WA)の南西地方に生息し、ロットネスト・アイランドやペンギン・アイランドでよく見られる。海岸沿いの草木の茂った岩の隙間やペンギンやミズナギドリの巣穴等を寝床とし、時々、海鳥の卵を狙う事もある。Scientific classification Kingdom: Animalia Phylum: Chordata Class: Reptilia (paraphyletic)(unranked) Sauria Order: Squamata (paraphyletic) Infraorder: Scincomorpha Family: Scincidae Subfamily: Lygosominae Genus: Egernia Species: E. kingii

2007年08月13日

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爬虫類

西オーストラリア州の爬虫類は４３９種が確認されていて、１８７種は西オーストラリア州の固有種である。オーストラリアを旅していると、よく見かけるのがトカゲ類である。アウトバック（未開拓の奥地）の道路沿いや、ビーチなどで普通に見られる。特にボブテイル(Tliqua rugosa)と呼ばれているトカゲを目にする機会は多いだろう。このトカゲの呼び名は多数ある。Ｂｏｂｔａｉｌ　ｓｋｉｎｋ，Ｓｌｅｅｐｙ　ｌｉｚａｒｄ，Ｂｌｕｅ－ｔｏｎｑｕｅ、Ｓｔｕｍｐｙ　ｔａｉｌ　ｌｉｚａｒｄ，　Ｓｉｎｇｌｅｂａｃｋ　ｌｉｚａｒｄ，Ｐｉｎｅ　ｃｏｎｅ　ｌｉｚａｒｄ，などである。結構かわいらしいスタイルであるが、威嚇してくる時は強烈であり、一瞬たじろいでしまう。

2007年08月09日

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臭いにつられ、

西オーストラリアの州都パースには数多くの湿地が存在する。そして、これらの湿地は多くの野生生物の生存を支え、生態系と大気・水循環システムの平衡を保っている。しかし、１８００年代から始まった開拓によって、５０～８０％の湿地が失われたと言われている。さらに、州の中心にあるパース市は、埋め立てられた湿地の上に建っている。ある日、湿地を囲んでいる雑木林に入った時の事、少し変な臭いがしたので奥に入っていった。さらに進んでいく、ペール缶を発見、そして何かが付いている。そして、缶の周りに何か異様な物が見える。近づいて見ると、なんと、ミツバチがペール缶に巣を作っていました。変な臭いの正体は、蜂の巣（蜂蜜）が放っていたのでした。蜂蜜がダダで頂けると考えたのですが、この缶の正体が分からないので断念しました。この経験以来、この臭いに敏感になってしまった。この臭いに気づくたび、蜂蜜たっぷりのトーストを思い浮かべております。現在、ミツバチは、およそ２０，０００種が確認され、さらに、地域固有の種が多数地球上に生存している。そしてミツバチは、植物の受粉に非常に重要な存在であり、生態系維持に欠かせない存在である。ここオーストラリアでは、固有のミツバチが危険に瀕していると言われている。この原因は、移入ミツバチ（主に中国や台湾産）によってもたらされるダニである。このダニ（Varroa jacobsoni）は移入ミツバチに寄生しており、オーストラリア固有種が対応できないダニである。これにより、オーストラリアの蜂蜜生産農家の懸念が広がっており、政府と研究機関が対策を模索している所である。

2007年08月07日

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ドラゴン

”ドラゴン”日本語に訳すと”龍”。この言葉の持つイメージとは何であろうか？”炎”、”恐怖”、”熱烈”、”千里眼”、”明晰”、”興奮”、”誠実”等等、様々なイメージを我々に与えているのではなかろうか。中国の伝統的伝説によれば、ドラゴンは人間に化身し存在していると言う。そして、世の中にはドラゴンと呼ばれる者たちが存在する。さらに彼らは、胴体を隠す能力に素晴しく優れている。さて、彼を見つける事ができただろうか？彼の名は、Long-nosed Dragon　（ロングノーズド　ドラゴン）生息地は西オーストラリアの西北あたりである。これと似たショートノーズド　ドラゴンも存在する。生物と言うのは不思議である。同じ生態的地位の動物は同じ場所（時空間）で共生する事ができない。なぜなら、競争又は捕食が起きてしまうからである。この競争や捕食に勝つため、又は避けるために動物は様々な技や特徴を持っている。擬態、カムフラージュもそのひとつである。彼らは、この様な技や特徴を得るために長い年月を掛けて進化してきた。それを、見抜き発見する事も人生の楽しみ方ではないだろうか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2007年06月19日

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毛深い

この画像を友達に見せた時その子が言った言葉を思い出す”このウシ毛深いね”今日、確かにそうかもしれないなと思った彼女とは、仲良く関係を続けて行きたいと思う

2007年06月14日

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未確認生物飛来

今日、家のガーデンにクカバラが来ました。この写真は餌を探している最中です。餌（ミミズ、トカゲ）を見つけるとこの状態から急降下して捕獲します。少しこの鳥について説明します。Laughing Kookaburra (Dacelo Novaeguineae)体長４５ｃｍにもなる鳥で、カワセミの仲間になります。主にパース、シドニー、ブリスベンあたりでは普通に見られます。鳴声が笑っているように聞こえる事からＬａｕｇｈｉｎｇと名づけられました。本当に独特な鳴声です。お聞かせ出来ないのが残念です。始めてみて、カワセミの仲間だと聞かされたときは驚きました。僕の知っていたカワセミのサイズとはかけ離れていたから。。。これぞオーストラリアと言う感じですかね。

2007年06月13日

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