スペ-ス・ジャム再び
その昔、入学前の甥っ子太郎はマイケル・ジョーダンの熱烈なファン。シカゴ・ブルズ、背番号23のユニフォ-ムを着て、連日バスケに励んでいた。ジョーダン主演の「Space Jam」のビデオは英語版だったにもかかわらず我が家で何十回・・・どころではない、百回以上は観ただろう。(自宅では日本語版の「スペ-ス・ジャム」を同様にリピ-ト)あれほどに心血を注いで追い続けた彼のヒ-ロ-を、中学生になった太郎はすっかり忘れていた。小学校入学と同時にサッカ-少年と化したのにもびっくりしたが、あれほどバスケが好きだった事実を、綺麗に忘却していたのにも驚いた。当時使っていたバスケットボ-ルに書かれたジョ-ダンのサイン(当時知り合いだったカナダの知人に書いてもらった)を見て刺激されたのか、「スペ-ス・ジャム」のビデオが見たい、という。ごそごそと探して発見!甥っ子次郎も一緒になってみんなで観賞。なんと二人とも真剣に面白がって見ている。私も6・7年ぶりで見たが、内容も楽しいけど歌が豪華なのにあらためてビックリ。子ども向けのアニメと実写の混合版なのに聞き応えのあるナンバ-揃い。1. フライ・ライク・アン・イーグル(シール) 2. ザ・ウィナー(クーリオ) 3. スペース・ジャム(クアド・シティ・DJ’s) 4. アイ・ビリーヴ・アイ・キャン・フライ(R.ケリー) 5. ヒット・エム・ハイ(モンスターズ・アンセム)(B.リアル,バスタ・ライムズ,クーリオ,L.L.クールJ&メソッド・マン) 6. アイ・ファウンド・マイ・スマイル・アゲイン(ディアンジェロ) 7. フォー・ユー・アイ・ウィル(モニカ) 8. アップサイド・ダウン(ソルト・ン・ペパ) 9. ギヴィング・ユー・オール・アイヴ・ガット(ロビン・S) 10. バスケットボール・ジョーンズ(バリー・ホワイト&クリス・ロック) 11. アイ・ターン・トゥ・ユー(オール・フォー・ワン) 12. オール・オブ・マイ・デイズ(R.ケリー・フィーチャリング・チェンジング・フェイシス&ジェイ-Z) 13. ザッツ・ザ・ウェイ(スプン・ドクターズ・フィーチャリング・ビズ・マーキー) 14. バギン(バックス・バニー) 主題歌「I BELIEVE I CAN FLY」はグラミ-賞3部門を獲得してたんだ。知らなかったなあ、あの頃は。 余波は思いがけないところに。甥っ子次郎は現在熱血野球少年。雨の日も風の日も練習を欠かさない。ために私もこの三連休、雨の中でキャッチボ-ル、家の中でバッティング練習の相手を延々と務めたのだが、連休最終日はバスケをやりたいと言い出した。被害を最小限にとどめるため、小さいゴムのバスケットボ-ル(かつての太郎の愛用品)を使い、洗濯かごをゴ-ルに見立てて室内遊戯。・・・・子育ては体力、やはり若いうち・・・・としみじみ痛感。