ひらけ玉手箱

[花] カテゴリの記事

全33件 (33件中 1-33件目)

1

• 

  お茶の尾川園の帰りに桜並木に出合う

  和菓子をいただくならコーヒーか抹茶がベストだと思う。自己流でもいいから抹茶と一緒にいただきたい。以前一揃いそろえた基本の一式は……どこを探してもない！茶筅だけでもなんとかせねば。お茶の尾川園に寄ってみた。茶筅は安いもので1,200円。う～ん。100円ショップの300円コーナーで売っているらしい80本の茶筅で私なんかは十分かも。道具としては決して高くないのだけど、最近お菓子に散財しているのでおかしな所で財布の紐が固くなってしまう。そしていつもの事ながら初心を忘れて目移りしてしまう。ごちそうになったのは、「ひだまり茶」…名前が素敵です。ほうじ茶とコーヒーのブレンドティーで、お店（私が訪れたのは酒田中町店）の方のお話では評価は人によるのだそう。コーヒーはちょっときついかな、という時に飲むには喜ばれるけれど、コーヒー好きでよく飲む方には物足りないという方もいるそうな。いただきます。……私は後者でした。体調によりコーヒーは飲めないけれど、香りは楽しみたいなぁという時にはよさそうです。帰り道。近道しようとしたあげく道を間違え、いつも通る道とは紙一重に違う道に出てしまった。なんて嬉しい誤算。満開の桜に出合えた。うわぁ。ここってこの時期に通るとこんなに桜に歓迎される道だったのか。街中の公園の側。町のど真ん中で、桜をこんなに楽しめるとは。

  2013.04.30

  コメント(0)

• 

  リベンジ！玉川寺の桜

  先日は蕾も膨らんでいなかった玉川寺の枝垂れ桜。今度はいいかな？うん。ご近所の羽黒の大鳥居の桜はもはや盛りを過ぎた気配。この分なら枝垂れ桜はちょうどよさそう。田んぼ道を過ぎてお寺に向かう。あぁ、もう春色。目当ての桜は？え？これは想定外！枝垂れ桜も葉桜になりつつある。今年の桜は焦らしながら遅れて咲いて、一斉に満開になりましたねぇ。花の命は短い。淡いピンクが儚げながらも凛とした強さを感じる桜。綺麗な桜の花をみていると そのひとすじの気持ちにうたれると歌ったのは八木重吉だったか。名物のクリンソウも葉を伸ばしてきた。今年の開花は少し遅れて５月下旬になるだろうか。水芭蕉も先日より大きくなって白さが増したように見える。数が多いので今日はどの抹茶碗でいただけるのかも楽しみの一つ。今日の茶碗も綺麗だなぁ。和菓子は前回と同じ。月替わりなのでしょうね。美味。それにしても気になるのはコレ。なんの卵なんでしょう。

  2013.04.29

  コメント(0)

• 

  月光川尻引橋の桜

  遊佐の桜はさらにグレードアップ。橋を渡ろうと車を進めたら、見事な桜が。足元の水仙と競演。春らしい色合いで心も和む。橋の色も、赤と青が男女ペアのようで可愛いですね。う～ん。いい風情。ちなみにここは…の……なぜだか仮名文字でも標記されてました。尻が引かれるくらい眺めのよい橋という意味でしょうか。それともその昔この橋を渡ってきた嫁は旦那を尻に…なんてわけないか。赤い方の橋はなんて名前なんだろう。桜のトンネル、なんだかもう無条件に嬉しい。

  2013.04.28

  コメント(0)

• 

  山王神社の桜

  週半ばには満開になってしまった桜。週末までもつかと心配していました。ぎりぎりセーフかな？「山王様」（山王通りの日枝神社「お山王はん」と呼ばれているそうですが、同世代の口からは聞いたことがないような…）の桜は枝垂れ桜がまだ残っていました。赤い橋を見ると無条件でわくわくするのは私だけでしょうか。（前世は牛か？）艶めいた桃色を帯びて…いいではないか、いいではないか（って悪代官じゃあるまいし）。先日訪れたチャペピーが近い。風はまだまだ寒いのでちょっと暖まりましょう。う～ん。コーヒーと思ったけどスープも美味しそう。よしっ。チャペピースープセットを注文。シェフスープは人参＆パプリカで。うわ。スープがまったりと美味しい。色合いといいまったり感といい大滝にんじんのポタージュを思い出してしまう。ほっかほかのチャペピー。皮も餡もお店で手作りしているそうです。柔らかいのにもちもちしている皮が好き。餡はもう少しジューシーな方が私は好きかな。脇役ですが、甘めのコールスローサラダ。この味が好きなんです。どんぴしゃ。

  2013.04.27

  コメント(0)

• 

  玉川寺の開花情報

  毎年桜の時期に訪れている花の寺「玉川寺」。鶴岡公園や日和山公園で開花宣言され、この週末は大賑わいのはず。人混みが苦手な私は、まだ早いだろうなぁと思いながらも、蕾がほころびはじめたかもしれない…と微かな希望を胸に玉川寺へ。曇り空でも山はくっきりと青い。羽黒山に上る大鳥居の手前で右に折れる。桜の時期はこの鳥居もピンクに包まれるのだけど。久しぶりの訪問。名物のクリンソウはまだ小さな葉っぱをつけている。お庭はどうでしょう。う～ん、残念。やはり桜はまだ。でも遠く彼方の（画像左上）山桜がどうやら開花してほんのり染まっている。お目当ての枝垂れ桜はまだ蕾がやっと色づいてきたところ。満開になるのは５月になりそうな気配です。恐竜の背のような残雪がまだこんなに。今日はダウンコートを着こんでやってきたのにそれでもまだ寒い！でも水芭蕉はちらほらと開花していました。ここの水芭蕉はミニサイズです。松ガ岡の方に群生地があるはずですが、方向音痴の悲しさ、何度か友人に連れて行ってもらったのに方角がわかりません。さて。今日私が時期が早いと知りつつ玉川寺に向かったのは、実は和菓子を食べたからなんです。そのお話はまたこの次に…。

  2013.04.20

  コメント(0)

• 

  お正月の花を飾ろう～2012

  数年前に花屋さんで買った竹の器が今回も活躍。新春を寿ぐ青竹……のイメージからはやや老け込んだ感があるものの、まだまだ！イケてる！花材を買ってきて正月くらいは、と習わぬ生け花に挑戦していたけれど、慌しさに負けていつもの花屋さんに置く場所やサイズを添え書きして、お願いしてみた。税込み2,100円なり。（器は持参）なかなかいいですよね。変わり咲きのピンクのカーネーションが愛らしくて。残った花材でミニアレンジ（主にトイレ用）を楽しめないのは残念ですが、無駄なく使おうとするとそれはそれで時間がかかる未熟者でして。このミニアレンジ、実は昨日紹介したリースに使うためのもの。蘭と梅を挿したミニ試験管上のプラスチック容器を、緑の葉っぱで巻いて隠し、針金でリースにとめる、という手順だったのに、集中力が切れてしまい、あえなくミニ飾りとなりました。でもこれはこれでいいような。どうかな…。こちらは12月から飾ってある黄菊と苔状に詰めた枝物。実はこちら、花に通じている友人から、材料とアイディアをいただいて飾ってみたものなんです。ミニ水仙が主役で、こんな感じにできました。すらりと伸びた水仙が百済観音のような趣きだったのですけど。年越しサバイバルはさすがに華奢な御仁には無理だったようで二年越しで玄関を飾ってくれたのはベース部分でありました。なかなかまめに飾ってあげられない花たちだけど、今年も細々と（ブログのように）頑張ろう。

  2012.01.02

  コメント(2)

• 

  百花繚乱

  クイズ　この花の名前はなんでしょう？答えは「ピンクッション」でしたなぁるほどって感じですよね。さて本日私が訪れているのは、ＮＨＫホールでも植物館でもなく、鶴岡市アートフォーラムで行われている第48回 各流派合同いけばな展。お二人で活けこみされている作品もありました。花の形を全景で写そうと思うとどうしても遠くなり、お花の表情まではわからないのが残念。少し寄ってみました。いかがでしょう。小原流の展示場にありました。季節に奥行きがありますね。こちらは龍生派の展示場で見つけたピンクッションを使った作品。（ん？くの一が暗躍している現場写真？！）いろんな流派を見られるのが合同花展のいいところですね。Ｍｙブーム（？）のダリアも流派を超えて使われていました。近づいてみましょう。後で聞いてみたら、友人宅の花も活けこまれていたのだとか。花展に出すようなお花って、お店から買うものだとばかり思い込んでいたので、ちょっと意外で身近な感じがしました。こちらはピンクの大輪。なんとご自宅の畑でとれたお花だそうです。母上の力作雨にあてると傷むので…と語っていらしたところをみると、ビニールハウス入り娘（長っ）のダリアでしょうか。当日はお花ともですが、長く会っていなかった知人友人と次々再会し、嬉しくも慌しい鑑賞になってしまいました。でもやっぱりお花はいいな～

  2011.10.15

  コメント(4)

• 

  ダリアかダリヤか～いずれ菖蒲か杜若？

  友人にダリアをもらった。庭に咲いた天然のダリアなので奔放な茎の延び方にしばし悩む。ダリアなのかダリヤなのか。【「ダリヤ園」を「ダリア園」に変更　川西町検討、観光客に分かりやすく】という記事には、明治時代前後に「ダリヤ」と呼ばれるようになり、昭和に入るとスペル通りの「ダリア」という表記が浸透した、とあるが……。どんな名で呼ばれようが、花自身は気にもかけていないようだけれど。右往左往する人間をクスリと笑ってみているような。腕前が一歩も二歩も及ばず、うまく飾れないのが口惜しい。花瓶はフローリストご推薦の逸品なのに。う～ん。撮影も難しい！あぁ、水が…。…クスリと笑っていらっしゃる方がここにも一人。

  2011.09.29

  コメント(6)

• 

  SpringFlavor（スプリングフレイヴァー）のフラワーたち

  先日訪れたSpringFlavor（スプリングフレイヴァー）は秋の花盛りでした。大好きなシュウメイギクも勢いよく大輪の花を咲かせていました。お花の寺、玉川寺でも今頃風に揺れているだろうか。なぜか我が家では根付いてくれないので残念。後は名前を知らない花々たち。どなたか知っていたら教えてくださいませ。これはキツネノカミソリだったかな……と思ったら全然違いました！キツネノボタンだったかな。ケキツネノボタン（毛狐の牡丹）とどう違うかようわからないけれど……。秋の薔薇は夏の生命力に溢れた艶やかさはない。でもその分儚げでいて芯の強い、しなやかさを感じさせていいと思う。昨日見た河瀬直美監督作品『玄牝 -げんぴん-』にも春の薔薇のような人、夏の薔薇のような人、そして秋の薔薇のような人がいた。笑顔が素敵な作品。涙が沁みる作品。まだ言葉にまとめられなくてもどかしい。1週間の期間限定作品なので、金曜日には終了してしまう。赤ん坊を産む人も産みたくない人も、老いも若きも、男も女も観て欲しい。あ、でも正直男の人に見せるのはもったいないような。観て欲しいような。複雑な気分だなぁ。

  2011.09.28

  コメント(2)

• 

  玉川寺の春の庭模様

  もう桜は散ってしまっただろうな…。玉川寺へ車を走らせたい、でもこの曇り空では…。ため息をつきながら、パソコンを開いてメールチェック。昨日、玉川寺の大山桜が満開でした。なんですと！あぁ…でも天気が……ん？あれ？晴れてる？！いつの間にやら初夏の陽気にも似た力強い陽射しがさしている。これこそ天の啓示。家事を片付けていざ出発。緑が濃い。空気がおいしい。心まで穏やかになる不思議。はるか上方に見えているのが教えてくれた大山桜（オオヤマザクラ）ですね。薄紅色がのどかに華やぐ。残念ながら毎年楽しみにしている枝垂れ桜は、時が過ぎて葉桜になってしまっている。蛙もまったり。うんうん。時間の流れがゆるやかでいいなぁ。（はて。この蛙、もしや年齢は私より上であろうか。）お寺の名物、クリンソウは、やっと開いた頃合い。今年は桜もクリンソウも開花が遅い。春先に冷えたせいだろうか。庭をそぞろ歩くと、それでも花々が語りかけてくる。今年はもう見逃してしまったと諦めていた水芭蕉も一輪、名残の姿をとどめていてくれた。トカゲや蛇が大歓迎してちょこちょこ姿を現してくれるので、自然と足元には注意深くなる。菫はうつむき加減が絶品。上目遣いでなく、あくまで少し伏目がちなところがいい。手水鉢のあたりにもいい風情で咲いていた。足をとめて茶菓子をいただく。庭を眺めながら、緋毛氈の上、至福の一服。お茶碗の中はいまだ春爛漫。抹茶の色が葉桜の緑のようにも見える。それとも庭の緑を映しているのか。季節の和菓子、練り餡が紫。ううん。これはどんな植物を模したものなんだろう。一緒に訪れた友人の茶碗は季節を先取りしていた。次は菖蒲の咲く頃に。奥の階段を上ったところにある石塔は、隣の木とまるで競うように空に向かってのびていた。

  2011.05.15

  コメント(6)

• 

  桜小町に一目惚れ

  紫の花が好きだった母の仏壇に供えたくて、花屋を訪れた。一番に目に付いたのは紫のフリージア。色も香りも申し分ない。主役はこれ、と即決定。脇に控える御付の者を何にしようか…と迷っている私の目に飛び込んできたのが淡いピンクの優しいぼんぼり。その名もゆかしく、サクラコマチ （桜小町）というそうな。一気にキュンと胸が鳴る。今日はこの組み合わせで参ろう。花言葉を調べてみたら 「淡い期待」。哀しすぎるので、勝手にイメージした「初恋」や「淡い想い」はないのかとさらに検索を重ねたが探せない。気落ちのあまり、ブログをＵＰする前に閉じてしまったのでそれまでの書き込みが消えてしまった！今日は改めてまして、一筆啓上仕ります。無事更新されますように。

  2011.04.24

  コメント(4)

• 

  お正月の花を飾ろう

  昨年は、できるだけ新鮮な花をお正月用に、と思って大晦日に花屋さんへ走ったもののすでに千両万両や松など、お正月用の花材は売り切れ今年は少し早めに、とお店に向かったのに、何度か足を運んでもお客様がいっぱいで、こちらの希望を伝えてみつくろってもらう、なんて悠長な時間はなさそうなので引き返した。閉店前に最後のトライ！と駆け込む。「今年は金柑が流行りなんですよ」　　　　　　ほうほう。なるほど色も形も可愛い正月明けに花を買いたいと思っていたのでいつ頃から入荷するのか聞いてみたら意外な答えが帰ってきた。「花はもう（この時点では12月末）新しいのは入ってこないんです。農家の方がお休みをとって出さないので市場に出てこないから…。初荷は６日かな。でも最初の花は休んですぐなので、正直あまり質のいいものは　出てこないかも。だからお花は今買っても三が日明けに買っても、市場で買ったのは同じ時のものなんです。今お店になる２倍以上の花がストックされてるんですよ。お正月でもお葬式があればかなりの量が必要になりますからね。倉庫で品質管理されているので、今買って家庭で管理するより必要な時に買ってもいいと思いますけど、　新しい花が入ってこないので、日がたつと人気のある花から売れて在庫がなくなるかもしれませんね。」う～ん。なるほど。お店の方とお話しするのは勉強になります。

  2011.01.04

  コメント(0)

• 

  「花（桜）のあと」は…

  昨日･今日は休日出勤。仕事とはいえお天気のいいドライブ日和なので、道々桜の花を眺めながらの道中は楽しかったが、強風が続き、さすがに今日はもはや葉桜の風情。仕事は３時で切り上げ、夕食まで余裕をもっての帰り道。短編一つも読めない時間だが、コーヒータイムを楽しむ。昨日までは午後になると一時的に曇ったり雨が降ったり夕暮れには冷え込んだりと、天候不順な一日だったが、今日は終日あたたかくていいお天気。まっすぐ家に帰るのももったいない気がして回り道をして１０分くらい寄り道。テーマは菜の花のある風景。水路に咲いている菜の花と、なんだか目的がよくわからない道具。菜の花の黄に映える緑の小さな橋。そう言えば先日「花のあと」を見終えた後、帰りがけに花見ツアーをした時も菜の花のある風景を撮ったのだっけ。桜をメインテーマにしたので、惜しくも番外になっていた。待たせたね。今こそ出番

  2010.05.03

  コメント(4)

• 

  桜さく鶴岡公園を歩く

  仕事は山積み。家事は放置状態。でも今日は、花見日和のいい天気。さあさあ！どうする私。答え行こう花見へそこに花があるなら。お天道様といいたくなる気持ちがわかる。晴れているというだけで、どうしてこう気も晴れるのだろう。うらうらと射し込む陽の中、お濠では白鳥も幸福そうに泳いでいく。満開の桜、久しぶりの好天、という条件が重なり、屋台が並んでいる効果もあって、人波が続く。本来人混みが苦手な私だが、今日はなんだか行きかう人たちの顔も和やかでパワースポットにいる気分になる。花盗人は許されそうだが、花喰う鳥はいかがなものか。これはヒヨドリかな？「花　食べる　鳥」で検索したらヒヨドリとメジロがヒット。その他にはニュウナイスズメも。そう言えばこの日はスズメも見かけたのだった。子ども時代にはどこでも見かけたスズメ。最近は見かけることがなくなったなぁ、と思っていたらちょんちょんと飛び跳ねているのを見つけて喜んでいたのだけど、花見ならぬ花喰い鳥だったのだろうか。午後のまったりした光が作る陰影。手触りのよさそうな光景。公園内にはいくつかのお宮がある。本殿は初詣以外見たこともない人の列ができていたので断念。こちらはひっそりと隅にあるお社。白に赤い屋根がレトロに素敵な大宝館。桜がよく似合う。こちらは近くにある国指定史跡、庄内藩校 致道館。実はまだ中に入ったことがない。最近は藤沢周平作品が数多く映画化されて、海坂藩のモデルになった庄内藩のこの建物も、観光の目玉になっているようなのだが。封切されて長くなったのにまだ足を運べない映画「花のあと」。その撮影地に来たからには、早く観なければ。

  2010.04.25

  コメント(6)

• 

  さくらさいたか　さかぬかさくら

  昨日４月13日の午前11時40分、山形県内のトップを切って、鶴岡公園に開花宣言が出されました。さすが「花のあと」のロケ地と言えましょう。庄内地方の桜の名所やお花見スポットとして鶴岡公園に並ぶ有名どころ、酒田の日和山公園の桜はいかに。夕方近くなので、色が暗いのが残念。まだまだ色づき始めた段階かな。もっとも今日は、コート無しは無謀だったと思える寒さなので散策して花を愛でながらカメラに収める……などという芸当はできませんでした。ぶるるっ。おおさむこさむ【大寒小寒】影が長くなってきました。それでもせっかく訪れたのだから少しは歩きたい「展望台」の表示に魅かれてたどってきてみました。桜の眺めは展望できなかったのですが、白い灯台、そしてすぐ向こうの港に横たわる日本海が見えましたもう少し暖かくなってから、夕焼けの時間帯に来てみたいスポット。何度も来ていたのに、ここにはあまり足を運ばなかったので新鮮。歩いてきた道と違う方向に降りてみました。さすが港町。お社を背に鳥居から海が見える！大事にされている神社らしく神の使いの狛犬たちも身支度を整えられている。お社に詣でて木の階段を数段降りると、水仙が咲いていました。桜の代わりに満開。この時期に黄色の花は、見ているだけでほっこりしそうな温かさ。導かれるように帰り道をたどる。気の早い女子高生たちと屋台のおじさんの歓声を後ろに桜に心を残しつつ、帰った夕暮れでした。

  2010.04.15

  コメント(6)

• 

  「花」と「清め」

  招待券をいただいて、小原流の花展を訪れました。ご紹介したい大作も数々ありましたが、私ごときの写真の枠には収まりきれない壮大さ。その場の空間を表現できないまま、二次元に詰め込むのはあまりにももったいない。そんな言い訳を添えて画像なし。ご了承ください。全体の形を捉えることはできなくても、百花繚乱の華やかさは伝えたい。そんな想いで撮った一枚。先日お念仏を習いに行った先で、お若い和尚様がこんなふうに説明してくれました。（お彼岸が近かったので、お供えのお話をしてくださいました。）「仏様にお供えするものは、基本的に３つです。　ものを食べることができないのでお水、そして香り＝お線香。それからお花ですね」「お供えする時は、仏様に向けておあげします。　お菓子の袋や箱に字が書いてあれば、それを仏様から見えるように置きます。　ただ、花だけはこちらを向けますよね。　花は、仏様に手を合わせる私たちを清めてくれるからなんです」「法要の際お供えするお膳は、２つです。　ご先祖様の霊に一膳。法要される方に一膳（複数いればその数）。　食べ物は仏様に差し上げて、お下がりをいただきます。　ものを粗末にしない事はもちろんですが、一緒にいただくのが供養にもなりますから。　それでうちの住職は、法要の際食べ切れなくて捨ててしまうよりは、数にこだわらず一膳なら一膳でもよいので、皆さんで召し上がってください、とお話しているようです」いつもそうですが、わかりやすいお話です。これから花見の季節。そう言えば花見のそもそもの起源の１つに、花の下に立ち花の精気を身に受けるため、という説がありました。今日の花展で、忙しさに縮こまりそうな心が少しは清められて元気になれたかも。 

  2010.04.10

  コメント(4)

• 

  合同花展　お花もいろいろ♪

  ずいぶんと激しい雨が降ってきた。いやでも今日を逃せば見にいけない…行くぞ！合同花展。会場の鶴岡アートフォーラム周辺は、木々が色づき秋の気配が漂っている。会場付近は別のイベントもあり駐車場がどこも満員御礼。車を停められずにうろうろしている間に時間は過ぎてしまい、慌てて展示を見ることに。お花はもっと余裕を持って眺めたいものなのに…。そんな中、久しぶりに仕事でお世話になったお姉さまに再会。作品を出していらっしゃるというので、拝見させてもらった。この花器は「鶴首（つるくび）」というのだそうで、なるほど上の方が鶴の頭のような形。それで枝を優雅に羽ばたいているようなあしらいにしてあるのだとか。解説があると鑑賞も奥深くなる。知人友人の作品を許可を得て撮影する以外は、基本的に撮影禁止なのだろうと思い込んでいたら、「全然。いくら撮ってもいいのよ」とのお言葉をいただいたので何枚か撮らせていただいた。花道を志している人には実に失礼な、型にこだわらないアップである。自然の色はもっと綺麗で深みがあるのだが、どうもそのままの色合いが再現できないのが口惜しい。一つひとつの作品には、目に見えない添え書きがあるのだと思うが今日は駆け足の鑑賞につき、じっくり向かい合えず「花との対話」にならなかったことを詫びよう。申し訳ない。この後「ヴィヨンの妻」に駆け込み、太宰ワールドに触れて午後のＭｙイベントは終了したのだった。

  2009.10.18

  コメント(4)

• 

  コルチカム観察日記 　part4

  甥っ子チームの襲来（何時間次郎の卓球相手を勤めただろう…）で観察を継続できず。休日明けの出勤とともに朝のご機嫌伺いもできず。情けない…週末の朝、今日こそ朝の挨拶。素晴らしいっ。見事に開花。親はなくとも子は育つ…そんなフレーズが頭をよぎる。ふがいない養い親を許してくれよ、コルチカム。縁の下の力持ちで頑張ってくれた球根よ、ありがとう。来年のために花を楽しんだら地植えするからね。この夏訪れた山形で見かけた土田義晴さんのウォールペイント。こんな門で迎えられたら登校が楽しくなるだろうな。ぴんぽ～ん♪御用聞きに出かけるのも楽しそう。あれは夏真っ盛りだったのに、今はもう読書の季節だなぁ。

  2009.09.26

  コメント(2)

• 

  コルチカム観察日記　part2

  今朝は起きてすぐコルチカムのご機嫌伺い。「おはよう」と声をかける前に、驚きで目が点になる。ええっ？！蕾が増えてる！根元から新しい花芽が誕生。お水も肥料もやっていないのに、なんていじらしい奮闘ぶり。球根は花の勢いに反比例してしぼんできている。鶴の恩返しみたいになってきたなぁ。嬉しいような切ないような。君の献身は確かに見届けるからね。最後まで頑張れ。６月のある日、神々しく思えて撮った写真を捧げます。花の色は室内に置いたままだと白いままで、陽のあたる場所に出すと「本来の色」になるそうだから、今日は日光浴させてみよう。

  2009.09.21

  コメント(6)

• 

  シュウメイギク咲く玉川寺に遊ぶ

  爽やかな秋風の気配を感じながら、玉川寺へ。赤い橋を渡れば山門。手前の竹林が風に揺れて風雅なざわめき。いつもはすぐにお寺の門をくぐる私だが、今日は一人の気ままさもあり、手前の水路を少し上ってみた。シュウメイギクの花が青く流れる用水に映えて美しい。短い散歩が、思った以上に感動を与えてくれた。境内でも、やはり盛りのシュウメイギクでほの明るい。我が家にもあったのに絶えてしまったこの花。玉川寺に来ると再会できるのも、この時期の楽しみのひとつ。夏に訪れることが少ないので、今まで見る事のなかった風景。団扇が卓上に。見た目にも涼しげ。おもてなしの心意気に感謝。お茶をいただこう。茶菓子には桔梗が１つ。縁側で茶碗を拝見する。そう、この日。本を１冊携えて行ったのだっけ。図書館から借りた「しゃばけ」シリーズの最新刊だったかしら。文庫本だったようでもあり……。いずれにしても、読書よりぼーっとする事に専念してしまった午後のひと時だったことを告白してしまおう。

  2009.08.30

  コメント(2)

• 

  第18回ふじの花まつり

  ああもうダメかな、と思いつつ玉川寺の帰りに車を走らせたのは日曜日。去年も見たから今年も見たい･････と思い込んでいたけれど日記を見直したら一昨年の第16回ふじの花まつりでした。甘い香りに包まれながら藤の鉢の間を縫って歩く。ゴージャスな藤。すらりと繊細な藤。愛らしい藤。同じ藤でも風情が随分と違うのに驚く。会場では呈茶会も行われていた。一昨年、やはりこの会場で、晴れ着姿の子どもたちが必死に運んでくれる足取りは見ていて微笑ましかった。今年は天地人人気にあやかってか兜柄。抹茶碗としてはなかなか珍しい柄だと思ったが、考えてみれば利休が武家に広めたのだから武士と茶の結びつきは深い。今回もいづみやの藤上用まんじゅう。上下が逆かな、と一瞬思ったものの、藤の花だから下向きで正解なのだった。これは八重咲きだろうか。紫のさくらんぼのような可愛らしい造形。こちらは純情可憐な乙女の雰囲気。最後に屋外で藤棚を下から眺める。藤の香りに浸りながら鑑賞。なかなか乙である。　追記　レイモンド0911さんのブログで話題にされていたキングサリ会場にもあったんですよ。紹介しますね。こんな藤の花です。 

  2009.05.12

  コメント(4)

• 

  玉川寺の昼の庭編

   ５月９日闇に浮かぶ庭を背景に行われたコンサートの翌日、再び会場となった玉川寺を訪れた。昼の顔も見たくて。この季節は寺の名物でもあるクリンソウが満開。上から眺めると五重塔などの頂上にある柱の飾り「九輪」のように見えるのでこの名前があるとか。･･････見える？どうかな･･････。立ち姿はこちら。花に気をとられていると緑の中になにやら気配が！思わずのけぞるが蛇だって花見がしたい気分の時もあろう。クリンソウは水辺に多いので、湿地を好む花なのかも知れない。色もほんのり桜色から濃い紅までグラデーションが綺麗だ。ちょうど花の時期に訪れるのは難しいので今年は本当に幸運だった。昨夜のコンサートでも自然な灯篭の灯りでライトアップされた庭にクリンソウの姿が浮かんでいた。こちらは牡丹。俗に言う、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」。芍薬は茎が草なので枝分かれせずまっすぐに立って花をつけ牡丹は茎が枝なので枝分かれしやすく横に落ち着いた形になる、そんな違いから来ているようだ。藤棚には華奢ながらすらりと藤の花。足元にクリンソウの群生がある。こちらは一般的な桜草。名物のクリンソウに押されがちだがこれはこれで愛らしい。昨日は音楽に、今日は花と緑に癒された。昼と夜、それぞれの魅力に大満足。６月下旬には馬頭琴のコンサートと蛍茶会が催されるそう。

  2009.05.11

  コメント(2)

• 

  春爛漫の花の宴

  玉川寺の春は桜だけじゃない。道々月山を眺めに車を降りればあたたかい色のタンポポが真っ盛り。門をくぐり、受付にまわれば入り口前の小川に水芭蕉が並ぶ。花の白さって同じようでなぜこうも質感が違うのだろう。生きている躍動感のあるしなやかな白。まぶしい。小道具が趣味の住職さんの趣味で、そこかしこに心引かれる品が置いてある。今回初お目見えだった、これは達磨さん？後ろの額の文字、「安心」と合わせてなんだかいい感じである。庭へ。風に揺れる枝垂れ桜に四苦八苦しながら照準を合わせパチリ。その桜を移す水面を見渡すと、頭隠して尻隠さずの鯉がゆらり。池を渡り庭を歩く。小さな筍のように勢いよく顔を出した、これは何だろう。隣のこの花はショウジョウバカマだったろうか。下ばかり見ていた目を上にやれば、高い軒にかかる枝垂れ桜の影。明るい春にも影はある。ぬくもりを感じる影がまた心地よくて和む。

  2009.04.21

  コメント(6)

• 

  さくら　さくら　花盛り♪

  月山に向かって一直線。目指すは玉川寺。羽黒の鳥居に花を添える桜。足元に煙る薄紅色が柔らかい。右手に淡く浮かぶのは鳥海山。玉川寺に到着。藤沢周平原作の映画「花のあと」のロケはここでも行われたのだろうか。『隠し剣 鬼の爪』のロケ地でもあるこの花の寺は、昨年公開された『山桜』の冒頭のシーンでも登場する。名物の枝垂れ桜を前に、茶菓子と抹茶をいただく。住職さんは茶道具や小道具にも関心の深い方。抹茶碗を眺めるだけでも楽しめる。友人の茶碗は、内側で桜が舞っていた。よい風情。奥の緋毛氈は、枝垂れ桜を眺めながら腰掛けられる台。抹茶をいただいた後はこの台で思い切り首を仰向けた。空が青い。桜は淡く、高いせいか溶けて色はよく見えない。時折吹く風に揺れる桜。水面はまわりの樹木を映して緑に沈黙している。いつもながら気持ちが開かれてゆったりできる。昨日が自然に出ていく花見なら、今日は限りなく自然に近い人工空間での花見。金子みすゞ風に言うなら、両方あって両方いい。

  2009.04.19

  コメント(6)

• 

  千両なくても値千金

  大晦日。正月用の花を買いに出かけた私は大慌て。花屋では千両がすべて「売り切れ」の貼紙。仕方なく量販店巡りもしてみたが、みな今にもしおれそうに元気が無い。よし、元旦に買おう、と意気込んでいたのだが、量販店からは花が姿を消し、花屋は休み。２日、甥っ子軍団を迎える朝、やっとお店が開いているのを見つけた。･･････が、千両はなし。お店の方の話だと市場は10日過ぎまで動かないのだそう。でも「千両がなくてもそれらしいアレンジはできますよ」と相談に乗ってくれた。まずはストレチア（極楽鳥花）。なんといっても華やか。風格があるので慶弔に使える万能選手。次に決めたのがこの植物。名前は知らない。新春の若やぐ緑をイメージして選んでみた。何を添えるかで迷ったが、緑基調に華やぎもある薔薇を２種類選んでグランデーションをつけてみる。お正月らしさを小物でプラス。子どもっぽいものは使いたくないし、と選んだのは鞠。銀の枝を二本刺してきゅっと曲げ固定。全体的には下のように仕上がりました我ながら満足。千両に菊に松、という定番を越えた達成感。来年もこれでいこうかな。「いろいろとアドバイス、ありがとうございました」とお店を出ようとしたら嬉しいおまけつき。「初売りのサービスです」淡いピンクのスイートピーと赤いミニバラをいただいたこちらはトイレを華やかに彩ってくれました。

  2009.01.02

  コメント(8)

• 

  桜恋記　その２

  冬は雪で閉ざされてしまうお気に入りの禅寺、玉川寺へ今年初めて訪れてみた。緑の勢いが増して、よく晴れた今日は山も綺麗に空へ映える。名物の枝垂れ桜は先週末に満開だったようだが･････。山門からのぞく桜色に期待を寄せる。ずいぶんと淡くなってきてはいるがやはり桜は散り際。本堂前に咲く遅い桜がたわわに咲いて揺れる。強い風に柔らかくしなう。手水鉢に桜の花びら。手水鉢の底に花びらの影。庭に回ると、残念ながら枝垂れ桜（左下）はもはや葉桜。山側（右上）に見えるのは山桜だろう。紅梅のように赤く色づいているのは小さな葉の紅葉。「出猩猩（でしょうじょう）」という種類らしい。春と秋を同時に堪能しているような贅沢。帰り道本堂前にまわり、まだ咲き匂う桜の花を観賞。いい色だなあ。清楚な色気。『観百花の会』の会員期間が今月いっぱいで切れるのを思い出し更新。年間1,000円の会費で何度でも庭園を拝観できる。期限が切れないうちに更新するとお抹茶券（菓子付で４００円）もいただける。花の時期に３回訪問できるなら（更新時の特典も考えると）絶対お得。お寺の駐車場を抜け、あえて田んぼ道を行く。もうすぐ田植えを迎えるせいか、畦の脇を流れる水に勢いがある。振り返って月山を仰ぐ。私の住む町では山といえば鳥海山。校歌にも必ず登場する。同じくらい登場するが、親しみ方では水をあけられている月山が、鶴岡まで来ると大きく綺麗に見える。親しみ度も逆転するのだろうな。

  2008.04.28

  コメント(4)

• 

  桜恋記

  生憎と曇り空だが、花を足元に従えて雪を頂く鳥海山の姿が神々しい。図書館に通う道をちょっとそれてみた。こんなところに桜の巨木があったのか。手前にかかった橋の名をよくよく見れば「はなみばし（花見橋）」。昔から土地の人たちが桜を愛でた場所だったんだろうな。意識的に道に迷ってみるのもいいものだ。（意識しなくてもしょっちゅう迷っているのだが）いつもの図書館のいつものロビーでコーヒーをいただく。図書館で見つけた「今日はなぞなぞの日」。去年旅先で見つけて迷いに迷って買ってこなかった本。やはりご縁があったらしい。無事の再会をコーヒーで乾杯。

  2008.04.15

  コメント(4)

• 

  木瓜の花満開　

  「木瓜の花、今から開いでしまて、盆栽展示会さ間に合わねー（木瓜の花が今から開いてしまって、盆栽展示会に間に合わない）」と嘆く親父のために紙上？公開。父は決して手先が器用ではないが、器用な友人が多い。父と仲良くやってくださる奇特なボランティア精神の皆様。家族としては（特に父親としては）なかなかしんどい事もあるけど「隣のおじいちゃん」だったら、好々爺だったろう、と娘の私も思うけど。その父に雰囲気もぴったりな木瓜。木瓜だけの展示会もあるようだ。盆栽としては初心者にも育てやすいのかな。

  2008.03.23

  コメント(8)

• 

  花の名は・・・・・

  行きつけの美容院のオ－ナ－は園芸好き。いつもいろんな花を咲かせている。先日お邪魔したときに見つけた花がとても元気一杯の綺麗な花だったので撮らせていただいた。「ピアスっていうな（言うの）」「丸い蕾がふくらんで花が咲くと下にぶらさがって。　まるでピアスみでだんでろ？（みたいでしょ？）」なるほどなるほど。と納得して帰り今日ご紹介の運びと相成ったわけだが。全然ヒットしないぞ！「ピアス」で検索しても。「ピアス 花」に変えても。くじけず「ピアス 園芸」「ピアスの育て方」と手を変え品を変え検索を続ける。あった－！正式名称はアスクレピアスこうなると、名前の由来があやしいわけだが････。親切に外に出て解説してくれたお姉さんの言葉を信じよう。なんといっても可愛い由来だし。私を納得させるだけの説得力は少なくともあるわけだし。

  2007.10.03

  コメント(4)

• 

  クリンソウの季節に玉川寺を訪ねる～アイタタ編

  遅かりし由良之介････ならぬ私！玉川寺名物のクリンソウに対面するはずが、花の時期を過ぎていた。緑一色のこの姿も爽やかで味があるけれど、やはり鮮やかな桃色と緑の対比を見たい。こんなこともあろうかと････思っていたわけではないが、実は５月に親類宅を訪ねたらあっさりとクリンソウが庭で咲き誇っているのを発見。撮影しておいた。クリンソウの名の由来がわかりやすいのは上から見た図だろうか。まめな叔父は種から栽培して大きくしたらしい。まだまだたくさんある、と苗を見せてくれた。我が家にもあげよう、と有り難い申し出があったのだが、過去を振り返れば「ゴンベが種まきゃカラスがほじくる」でもあるまいに「もらって帰れば花がドライ化」の繰り返しなのだ、うちの場合････。賢明な私は先が見えているのでいつも丁寧に断るのだが反省を知らない父が何度も悲劇を招くので、花にも叔父にも申し訳ない。今回、もしまた父が「せっかくだから」なんぞと言い出したら断固阻止！花の苗を守れ！ってな意気込みで展開を見守っていたら、気概が伝わったのかノ－コメント。よかった。････で、玉川寺の満開にあわせて出かけよう、と心に決めていたのだ。････が、保険として撮影しておいてよかった！緑の濃い玉川寺。現在のクリンソウの姿を再び。

  2007.06.27

  コメント(8)

• 

  紫陽花の季節に土門拳記念館を訪ねる～本編

  紫陽花といえば青、が私のイメ－ジ。もちろん日によって変化する色の移ろいも魅力。土門拳記念館の紫陽花は種類が多いので一気に咲きそろうのを見届けるのは至難の業。それでもタイミングに恵まれた今回は紫陽花のフルコ－スに近い。眼福。眼福。幸せだなあ。紫陽花越しに見える土門拳記念館。落ちてきた陽の反射がまぶしくなってきた。風は心地よく吹いてくれるが忘れていた暑さが散策で蘇る。のどが渇いた。美味しいアイスコ－ヒ－を飲みたい気分。････だったのにあっさりパルフェを注文してしまった。中に入っているコ－ヒ－ゼリ－が美味しくて感激。さすがコ－ヒ－屋さんのコ－ヒ－ゼリ－。次回こそ原点に帰ってアイスコ－ヒ－･･･かコ－ヒ－ゼリ－にしよう。☆　ぽえむ 　　　（清水屋４Ｆ･･･だったかな）　　0234-24-6846 　山形県酒田市中町2丁目5-1

  2007.06.26

  コメント(6)

• 

  見参！ちび軍団

  昨日の白いちびチュ－リップははぐれものかと思ったら周囲にぽろぽろ仲間がいた！葉っぱだけのもあれば蕾を色づかせて間もなく開きそうなものも。ちび軍団ここにあり。やがて大輪の花となれ。春色の夕暮れ空も応援してるぞ。

  2007.04.27

  コメント(2)

• 

  雨に濡れても

  せっかくの桜が雨に打たれてずいぶんと散ってしまった。花に嵐、の例えもあるとはいえちょっと淋しい。もっとも桜の花は散るまで楽しめるのがいい。散る桜のイメ－ジで浮かぶ、好きな詩。甃（いし）のうへあはれ花びらながれをみなごに花びらながれをみなごしめやかに語らひあゆみうららかの跫音空にながれをりふしに瞳をあげて翳りなきみ寺の春をすぎゆくなりみ寺の甍みどりにうるほひ廂々に風鐸のすがたしづかなればひとりなるわが身の影をあゆまする甃（いし）のうへ 　　　～　三好達治　『測量船』より　～ああ。春のみ寺をそぞろ歩きしたい。

  2007.04.25

  コメント(5)

全33件 (33件中 1-33件目)

1