ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 NATIONAL TREASURE: BOOK OF SECRETS監督: ジョン・タートルトーブ 脚本: コーマック&マリアンヌ・ウィバーリー ニコラス・ケイジ as ベン・ゲイツう~ん。タイプじゃないのに(どっちかと言えば捨てられた子犬を装った女好き、なイメ-ジ)なんとなく観てしまうなあ。そこが魅力?ダイアン・クルーガー asアビゲイルワシントンの国立公文書館の責任者。第二作目にありがちな展開で、ベンとは疎遠になっている。家具分割制度が適用されたってことは彼らは結婚してたのかな。さて。彼女がご執心のテ-ブルの行方は?ジョン・ヴォイト asパトリック・ゲイツ暗号解析の第一人者。しかし今回一人では解読できず二度と会いたくない天敵を訪れることに。怯え方が可笑しい。エド・ハリス asウィルキンソン 軍服に映えるブル-アイが素敵な彼も、今回はずいぶんと老けた印象。花の色はうつりにけりな。ヘレン・ミレン as エミリー・アップルトン博士ベンの母親。姓が違うということは別居じゃなくて離婚だったんだろうなあ。息子には甘いが元夫には手厳しい。テキ-ラの罪深さを嘆くこと数回。少数民族や古代言語が専門。ジャスティン・バーサ asライリー・プールレギュラ-なのに地味な役どころ。「ボクが残るよ」の場面では実際不憫なくらい哀れ。 今回は宝探しのミステリ-より人間関係が中心なんだろうか。彼女と別居するようになったって何があったんだ?とジャスティンに聞かれて答えるベン。「話す時に、“じゃあ(So, )”ばっかりつくようになった」「“じゃあ(So, )”あなたは私の事はどうでもいいのね」「“じゃあ(So, )”あなたは私がどう思っていようと構わないのね」とか。(注:完全な文章を思い出せないのであくまでも例文)ラストシ-ン。彼女はベンに嬉しい提案をする。しかし目を伏せて首を振るベンは・・・・・・。「最初に“じゃあ(So, )”がつくのは怒っている時の口癖だ」「そういう時もあるし、そうじゃない時もあるわ」 「暗号の解読と同じよ」「あなたは得意でしょう。“じゃあ”見分けられるわね」エド・ハリスへの思い入れのせいか、どうも中途半端な役どころだったように思えて不満。ク-ルな悪役をきりりとこなす彼を起用しながらどういう脚本だ?悪役が悪役として機能してこそ全体が面白くなるんじゃないかあっ。今年の一本目だというのに。どうしてくれよう・・・・・・さあ、二本目だ! 蛇足:今回紹介したかった画像『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』はアフィリエットになかったので、1つ前の旧作の画像。商業用のブログでなければHPで見つけた画像を自由に楽しめるようにならないかなあ。約束事と言われればそれまでだけど、Webで情報収集するのも個人の楽しみの1つ。せっかくの利点が生かせないのはやはり残念。