大人の休日
土日休みの勤め人の貴方、平日に休みが取れたらどう過ごしたいですか?来週月曜から転職先での勤務が始まる友人と、まじめにこのお題に取り組み、二人で出した回答が、「築地市場で寿司」でした。私はかれこれ10年以上前、職場が築地市場の近くの人と一緒に仕事をする機会があり、平日の午前中に一緒に仕事をサボって連れて行ってもらったおぼろな記憶がありました。空く時間帯を見計らったということで午前10時過ぎに入り、場内ですごく旨い寿司を食べて支払いは三千円ちょっとだった、ということしか覚えておらず、店名すら覚えていません。とりあえず友人とは10時過ぎに待ち合わせ、まずは市場の正門へ行ってみたのですが、ここは正門というよりも、業者車両専用出入り口、とするべき場所だと思います。とても入れる雰囲気ではなかったので、ちょっと戻って市場橋門から入りました。ただしここも、フォークリフトなどの作業場にしか見えないだいぶ殺風景なところでした。いちばん入りやすいのは、目の前が場外市場になっている海幸門でしょうか。大江戸線の築地市場駅から、水神社を通り過ぎて波除神社を目指せば、すぐ右手が入り口です。素人が買い物しやすく、場内の寿司屋などが集まる魚河岸横丁(関連事業者棟)が目的地なら、ここが一番近い入り口です。下の「どうなってるの、『築地市場』?」をご参照ください。で、問題が店選び。下の「築地市場を食べつくせ!」を読む限りでは、場内といえど、どこでもいいというわけではなさそうなので、とりあえずここの「築地・お寿司屋ギャラリー」で取り上げられているお店を候補として、実際に入ったのが右上の店。おまかせコース3,675円を堪能してきましたが、ネタが新鮮で美味しくて、とにかく幸せでした。写真でもアップしたかったですが、残念ながら撮影禁止。食事を堪能した後は、魚河岸横丁を一通り歩いて、梅干を干すざると旨い塩を購入、さらに場外も歩いて、天然塩鮭の切り身と明太子の切れ子を買って帰宅。購買意欲を抑えるのがとても大変でした。買い物するなら、発泡スチロールなどの保冷箱あるいは保冷バックと、できれば保冷剤の持参がお勧めです。ああ、財布が許すものならば、本物の鰹節と鰹節削りや、ぴかぴかの干した小魚や、干し椎茸や昆布に加えて、いい油に食器に包丁に鮮魚が買いたかったです・・・。ただし、高い店安い店、ものもいろいろ、と玉石混合なので、普段使っていて購買価格がわかっているもの以外は、事前に買い物リストを作ってだいたいの相場をチェックすることをお勧めします。場内の塩などを売っているお店で、いちばんおいしい塩は、と聞いて勧められたのがこれ。味見もさせてくれたのですが、やっぱり精製塩とはぜんぜん違います。500円。やはり場内の店。欲しい陶器がいくつもあって、決して値段は高くないと思いました。復職してから、絶対もう一度行きます。[参考] ○ 築地市場公式HP ※ 2007年(平成19年)休開市日カレンダー ※ 築地のタイムスケジュール ○ 築地ネット ○ どうなってるの、『築地市場』? ○ 築地市場を食べつくせ! ※ 築地・お寿司屋ギャラリー ○ 鮨文