いづもが岩国基地に寄港
会場自衛隊の護衛艦いづもが岩国基地に寄港したというニュースを見て、「もしかしてライブで見られるんちがうか?」と。 停泊するなら基地南側の可能性が高いので、ちょっと見に行ってみた。 これがそのときに撮ったもの。 さすがにかなり距離があって、スマホしか持っていなかったので、目一杯ズームしてこれ。 建物の上に甲板が見えることから、やっぱり大きいよねえ。 右側に見える飛行機は米軍機かな? ちょうど離陸前だったみたいだ。 いづもは今回、F35Bの着艦テストのために来ていたもの。 まだ自衛隊にはF35Bを保有していないので、米海兵隊岩国基地所属の機体を使ってのテストだそうな。 実際に着艦試験を行うのは太平洋上ということだから、高知沖あたりでやるのかな? いづもは確か、横須賀基地所属だったかと思うのだが、呉には「かが」が所属しており、そちらに停泊することもできたと思うのだけど、おそらくは試験のためのすり合わせなど、最終的な打ち合わせのために岩国基地に寄港したんだろうなあ、と。 しかし、今回の件はけっこう物議をかもしそうなものだ。 というのも、いづもクラスが停泊できることが明らかになったわけで、そうなると、米海軍のブルーリッジあたりも停泊できるということだ。 さすがに空母となると二回りくらい大きくなるのでどうかは分からんけど。 ただねえ、空母を瀬戸内海に入れる意味は全くないと言わねばなるまい。 空母を運用するには瀬戸内海は狭すぎる。 川といったら極端かもしれんけど、地中海みたいなイメージではない。 護衛艦が瀬戸内海を通過するのは呉に基地があるからだ。 内海にある基地って呉ぐらいではないかな? しかも呉基地は海軍時代からけっこう重要な基地だからなあ。 以前、岩国港にいせが展示で停泊したことがあって、見に行ってみたのだがやはり近くで見るとかなり大きかったものな。 いづもはいせよりも一回り大きいわけで、サイズ的には実は戦艦大和と長さで20mくらいしか違わないわけだ。 大和がその昔、岩国沖に停泊していたという事実もあるので、いづもクラスなら瀬戸内海を航行するのは問題ないんだろう。 テストには豊後水道を通って太平洋に抜けるという、かつての連合艦隊も通った道を行くんだよなあ。 今回はいづもが単艦で行くんだろうけどね。 いづもは今後空母としての機能を持つ護衛艦になり、能力もより強化されることになるけれども、できることなら「抜かずの剣」で実戦を経験することなく退役できることを祈りたいよなあ。