救急法
コロナの影響でこの3年ばかし総会が開催されてなかったのだが、久しぶりに開催された。 同じ地区の人ともしばらく顔を合わせていなかったので、記憶の隅から引っ張り出さないと思い出せなかったり。 同時に研修会も行われて、手当の方法について再確認を行ってみたり。 搬送法なんてここ2年くらい救急員養成講習に参加してなかったので、かなり曖昧になってたなあ。 包帯とな固定なんかも再確認したわけだが、細かいところがやはり適当になってたりしたのを実感。 別にね、きれいにやらないといけないとかではないんだけど、指導のときはそれなりに見栄えも要求されたりするので、そこは指導員としてはきちんとやっておきたいところ。 手順が合っていればいいじゃないとはいえ、デモをやったときにぐちゃぐちゃだと受講生も「何これ」なんてのではちょっと困るからな。 救急法をやってて、気を付けないといけないのは「医療行為には踏み込まないこと」だ。 救急法はあくまでも医療機関に引き継ぐまでの応急的な手当てということを意識しておかないといけない。 救急法の基本は「現状維持を目指したもの」で、止血であるとか、固定であるとか、医薬品を用いないもので、当然のことだが、診断もしない。 これをしっかりと守っておかないといけないわけだ。 包帯巻いたりだとか、固定をしてたりするとなんか医療行為に見えなくもないんだが、そこの線引きは必要で、必要なら病院に行ってもらうのだ。 ただ、救急法に関わってから、テーピングにはけっこう興味が出てきたのも事実。 自分がときどきひねったりとかなんだとかのときにテープで固定したりするんだが、やはり適当にテープを貼ったのでは意味がないわけで、その貼り方をいろいろと勉強してみたり。 これをやると、骨だったり筋肉だったりにも踏み込んでいかなくてはならなくて、けっこうおもしろいのだ。 そんなこんなで研修も終わったが、コロナの規制も緩和されてきたので、これから講習に参加する機会も増えていくだろうな。