小坂志川に行って来た
Tシャツでも暑い陽気になったかと思えば冷たい雨が降り続いてなかなか天候が安定しませんね。そんななか友人と久々に山に行こうという話になったので天候に関係なく出発です。私も友人も山に関しては相当のブランクがあるので目指したのは以下のようなところ1,前夜のたき火飲み会に適した広場が登山口にある。2,人があまりこない3,東京からほどほど近い4,初心者向け半日コースの沢登りルートがある5,帰りに温泉に寄れる以上の条件を満たすルートとしてやはり東京のおひざもと、秋川と決定した。前夜はひどい雨が降っていたが我々はかまわず山に突撃である。雨のなかでどうやって飲むかって?大丈夫奥多摩に造詣の深い私は雨でも飲めるポイントをいくつか知っているのだ。第一候補として秋川の矢川林道に向かった。ここは林道途中に素敵な小屋があって、雨でもお構いなしなのだ。我々は雨のそぼ降る前夜の秋川に車を走らせた。しかし、雨の林道に突撃した我々の行く手には「この先崩落のため進入禁止」との立て札だ。しかたない。方向転換と言いつつもどこに行こう?鋸山林道の頂点の小屋は解体されてしまったし。海沢林道途中のあずまやはテントを張るにはちと狭い。鳩ノ巣に最近できたあずまやは車からちょっと歩くのがいやだ。奥多摩周遊道路脇あずまやは治安上の問題がある。いろいろ考えるのも面倒なので、ちょうど雨も小降りになってきたことだしお隣の小坂志川林道の途中の広場にテントを張って、とりあえず時計をしまって、終わることのない宴へと入っていく我々であった。さて翌日は朝から快晴!ここまで来たし目の前の小坂志川を遡ることにした。この沢は11年前に登っておりなかなか素敵な沢だったと記憶している。沢は大体こんな感じ・・・ 小さな滝が時折現れるが難しい所はなく気持ちよく越えて行けまさに我々初心者向けの沢であった。源流部の二股で右に行くと沢は北向きに流れを変える。2~3滝を越えたところで適当に右手に藪をこいでいくと林道に飛び出た。11年前情報ではここで稜線に出て、登山道を少し下り、車に戻るために湯場の沢を下ったものであるが、どうやら11年の間に林道は山の頂稜部までのびていたらしい。地図にない林道に多少迷いながらも、わずか40分で車に戻り着いてしまった。帰りは帰りで林道から大通りに出るところで道路工事のため出るに出られず、工事終了まで桜の木の下で時間をつぶすおちがあった。最近仕事に育児になんだかんだと追われている自分には最高の気分転換ができたかなあ・・・